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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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 とあるスーパーで、千円札を小銭にするために買ったDVD『ブルース・リー物語』を見ました。この理由もすごいですよね。

 出演は「ブルース・リィ」という俳優で、パッケージの裏を見ると、ブルース・リーのそっくりさん業界ではNo.1の人気と実力を誇るそうです。確かにそういう業界、そういうブームが70年代にはあったようですが、No.1そっくりさんといえば私の中ではタン・ロン(『死亡遊戯』など)でしたからね。「まあ、そこまで言うなら……」という気持ちで再生ボタンを押しました。

 結果的には、なかなか面白かったです。単純にカンフー映画としてもそうですし、ブルース・リー幻想を膨らませることも出来ましたし、結構満足です。


 女優ベティ・ティンペイの家でいきなり意識不明状態になっているブルース・リー。すぐに駆けつけた救急車によって病院に運ばれますが、そのままお墓の映像になってしまいます。そして、これはブルース・リーとその志を継ぐものに捧げる映画である、というナレーションのあと、物語が始まります。

 渡米前に行ったイップ・マン師匠との組み手の後は……「街でザコをやっつける」→「そのザコがボスに告げ口」→「怒ったボスが弟子を引き連れて再戦」→「複数人で襲ってくるものの、全員撃退」というパターンが、時代と場面を変えて繰り返されます。

 その合間に俳優ブルース・リーとしての苦難が描かれるという感じです。アメリカで『グリーン・ホーネット』の役をもらい、それなりに活躍するものの、無名の東洋人俳優では映画デビューできないといわれ、香港に戻って自分の主演映画を作り……という流れです。

 このあたり、予備知識がないと、ちょっと難しいかもしれませんが、とりあえず私は楽しめました。


 この映画の特徴的なシーンといえば、科学的? トレーニング。日本の特撮映画みたいなヘンテコな機械を利用して、身体に電気を流したり、穴にパンチを打ち込んだりと、具体的にどういった効果があるのかよくわからないトレーニングをするシーンがありました。

 前者はアイソメトリックの一種のようですが……こういうのは、やってなかったんじゃないのかなあ、と思うのです。

 まあ、そんな疑問を抱きつつも、物語は終盤――すなわちベティ・ティンペイ宅に戻ります。頭が痛いと訴えて、薬をもらって服用、そのままベッドに横たわり……冒頭のシーンに戻る、というわけです。

 当時は死因について色々な噂が流れていたようですが、この映画のすごいところはそれをわざわざ再現しているということ。すなわち『暴漢に襲われた説』『ベティ・ティンペイとイイコトをしている時に死亡説』……そして『10年後に復活する説』。

 最後の生存説は、当時東南アジアで流れていた話だそうです。このままじゃ早死にするといわれたブルース・リーが生き延びるために、10年間、家族も財産も捨てて他人として生きることを決意したという話です。そして10年後の1983年に再び帰ってくる、という、10年どころか40年近く経ってしまった現在では、なんともいえない感慨に浸ってしまう伝説です。

 でも、ひとりジャングルの中に消えていくブルース・リーを見送るエンドは、先ほども申し上げたように『ブルース・リー幻想』を膨らませる最高の演出でした。もし生きていたら……なんてね。まあ義経ジンギスカン伝説みたいなもんですけどね。


 そういうわけで、なかなか面白い映画でした。

 ただ、翻訳の字幕がおかしいんですよね。

 『グリーン・ホーネット』が『グリーン・オーネスト』になっているのは、まだいいです(商品としては明らかに間違いだと思いますが)。映画の中で何度か口にする『ジェット・クーン』って! 他の人のサイトで『ジークンドー』のことだって言われなきゃ、私ずっと勘違いしたままでしたよ! 「ジェット・リーみたいなもんか」「なるほど、リーは自分のカンフーのことを、ジェット・クーンと呼んで広めようとしていたんだな」とかって!

 ……でも、この言葉はこの言葉でなんかかっこいいから、ここから色々と幻想を膨らませるのも、面白いかも?

 「おれのジェット・クーンを見せてやる!」

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 先日感想を書いた『爆笑問題の日本原論 世界激動編』と同じタイミングで買った、もう一冊の本です。

 すでに何度も書いているように、犬神は高校生~大学生の頃、爆笑問題が大好きでした。『私が総理になったら』とかは政治色が強くてあまり好きではありませんでしたが、時事ネタを漫才師という立場から面白おかしく切り込んでいくのはすごく面白いと思うのです。

 この本は深夜に放送されていた『号外!爆笑大問題』シリーズの名物コーナー『太田コラム』の傑作を収録したものです。このコーナーは太田光さんひとりにスポットライトを当て、何かしらのテーマについて語るという内容です。相方の田中裕二さんが後ろから適宜ツッコミを入れるものの、基本的には太田光さんひとりで語るので、ネタを考えるのも大変だし、ツッコミを入れるタイミングを計るのも大変だったようです。

 そういった苦労のうえで練り上げられたコラムばかりなので、どれもかなり面白いんですよね。ダジャレを多用した回もあれば、割と真面目な内容が多い回もあり。

 犬神がこれに受けた影響というのは少なくなく、そう見えるかどうかはともかく、誰かに読ませる文章を書く時は「ああいう風に、わかりやすくてちょっと面白い文章を書きたいな」と思っているのです。

 もっとも、以前テレビで見たコラムを真似して「6月の花嫁は幸せになるといいますが、6月の花婿は地獄に落ちるといわれています」と言ったら本気にされて非常に困ってしまった、ということもありますからね。ボケ加減もほどほどにしないと、とは思います。


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 昨日は八幡平市にある「松川温泉」というところに行ってきました。

 ただでさえ曲がりくねった急勾配の山道を登った先にあるその温泉、この時期には路面も雪と氷に覆われ、そこにたどり着くまでが大変です。

 それでもあえて行ってみようと思ったのは、やはり通常よりもハードな日々を過ごしてきたから、ちょっと強力なところに行ってみようと思ったので。前に行ったのはもう年単位で過去のことになるので、最近はどうなっているかな、というのを見てみたい、という気持ちもありました。


 温泉があることがわかったのが今からざっと1000年前、商業施設としてオープンしたのが八大将軍吉宗の時代で、270年くらいの歴史を誇る松川温泉『松楓荘』は、昭和の面影を強く残す湯治場といった趣の場所です。

 温泉の効能は単純硫黄泉。一言で言えばメチャクチャ強力なにおいと熱さの温泉です。

 内風呂は誰かが水で加減してくれていたからよかったのですが、誰も入っていない露天風呂のほうは、流行の言葉で言うところの激熱というやつです。入っていれば慣れるとか、そういうレベルではなく、上がったあともヒリヒリするような、そんな温度なのです。熱湯風呂みたいな感じです。

 思いっきり水を入れて加減することで何とか入れるようにはなったものの、やはりまだ少し熱い。時々立ち上がり冷気を受けて身体を冷ますのですが、風だけではなく雪もいっしょに舞うので、今度は寒くてたまらない。熱い、寒い、熱い、寒い。

 そんな感じでした。やはり自然のままの温泉というのは、とても強力です。最近はあまりそういった本格的な温泉に足を運ぶことがなかったので、その強力さにすっかりやっつけられてきた感じがします。

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 今日はようやく休みの日。一日だけですけどね。

 あまり忙しいとか、そういうことは言いたくないのですが、実績として5日間で6日分働いた犬神。ただでさえ仕事量が多いのにその内容もやや面倒くさいものが積み重なって、かなり気持ちがウンザリしてしまいました。

 しかしながら、そんなグダグダな私の気持ちに私自身で活を入れ(「喝!」じゃないですよ)、4日目5日目(昨日)は何とかいつも以上のクオリティで仕事をした気がします。

 一言で言えば「何をこの」という気持ちです。面倒くさい、やめたい、ほっぽり出したい。そんな気持ちに流れそうな時に、「何をこの」という気持ちでぐっと踏ん張り、それで乗り越える。そういうことなのです。


  *


 『湾岸MIDNIGHT』の37巻、38巻を読んでいる時、「0から起こした1」という話を読みました。本当はそういうブログではないのですが、上手にエッセンスを抽出することが出来ないので、とりあえず原文をほぼそのまま書き出します。楠先生ゴメンナサイ。


 「0から1と1から2は違う

  それが平凡で当たり前のことでも

  自分で見つけた1は特別なんだ」


 「適当になぞり それらしくあわせれば

  割と人生は面倒くさく流れていく

  でも なぞるような人の言葉じゃすまないときがある

  その時 自分の1を持っているやつは強い」


 「模倣じたいは悪くない とりあえずまねることで人は考える

  問題はそこから先だ

  人の1を見て お前はどうするか だ」


 この言葉、ヤンマガの連載を読んでいた頃は、あんまりよくわかっていなかったような気がします。そのころは、「それらしくあわせ」て生きていたから。

 でも、仕事が複雑化してくるにつれて、それらしく、じゃダメになってきたんですよね。それまでのようなあいまいなやり方じゃ通用しなくて、何度も痛い目を見て。自分の仕事振りがまったく信頼できなくなってしまいました。

 でも、そうやって自分を否定したり自分を嫌いになったりしても、みんな自分のことで忙しくて、誰もフォローしてくれないですからね。だったらダメなところを何とか修正して、自信を取り戻すしかない。

 そこでようやく、私の1を……先述した「何をこの」という強さを見つけられたような気がします。これは誰かの言葉じゃなく、私自身がしんどい思いをして、その中で見つけたオリジナル。上記の言葉はあくまでも後付けと言うか、「ああ、そういうことなのかな」と確認した。それが今までとちょっと違うところです。

 客観的に見ればたいしたことないかもしれませんが、そう思ってグイッと前に進めたことは、非常に大きなことである、と思うのです。ただし、ここまでくるのに30年もかかったことは、ちょっとアレですけど……。


 と、まあ、久々に長い文章を書いてしまいました。

 こんなことを書いておいてなんですが、やっぱり休みの日はラックリしたいですよ。いやそれは長州力だ、ユックリしたいですよ。休みは1日だけですけど、ちゃんと休息して、また次につなげていきたいと思います。

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 実は犬神、爆笑問題が結構好きなんです。特に、深夜に放送していた『号外!爆笑大問題』とかが大好きでした。アレを見た時というのは、「淡々と大真面目に思いっきりヘンなことを言うのが面白いんだ」ということに気づかされた瞬間だったのです。

 そんなお二人が時事ネタを漫才形式で面白おかしく解説したのが『日本原論』シリーズ。第一弾第二弾とそれぞれ持っていますが、今回、初版から10年以上経過した2012年に購入、読んでみました(古本屋で買ってきたのです)。


 連載当初は新鮮な時事ネタでしたが、今こうして読んでみると、それはそれで面白い。「ああ、こんなことがあったっけ」なんて、一時タイムスリップしてしまうのです。

 ライフスペース、バスジャック、雪印食中毒、そして9.11……。

 政治の世界では小渕総理が倒れ、森総理が失言を乱発し、小泉内閣が狂熱の旋風を巻き起こしていました。芸能界関係ではアイコラというものが問題になり、田代まさしやいしだ壱成が逮捕されました。そしてシドニーオリンピックが開催され、それとまったく関係ないところで、田中裕二さんが金を取りました。

 やっぱりいつの時代も色々あるのです。ちなみにこの本で最初に取り上げられた時事ネタはJCOの臨界事故でした。


 一通り読んでみて、「やっぱり面白いなあ」と思いました。

 そういうのって『不謹慎』だという人もいるかもしれません。というか、それがきっと正常な感覚だと思います。

 でも、それだけじゃダメだな、とも思うのです。

 あとがきで触れていましたが、同時多発テロの直後、それをジョークにしたコメディアンが『不謹慎だ』といわれ、そのテレビ番組が打ち切りになったそうです。さらに報復の機運が高まった頃は、ジョン・レノンの『イマジン』を放送することを、これまた『不謹慎だ』ということで、自粛したそうです。

 それでもこういう『不謹慎』なことをやってのける爆笑問題。やっぱりプロはすごいと思ったのです。

 同時に、やっぱりこのくらいのスタンスがちょうどいいなと思ったのです。適度な距離のある『他人事』感覚。無関心はいけませんが、とりあえず、当時どういうことがあったのかというのを冷静に眺める手引きとなるのではないでしょうか。……あるいは、そこまで難しく考えず、「あ~そうそう、そんなことあったよねアハハ」と笑って読み捨てればいいのかもしれませんが(まさかの急展開)。



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 『湾岸ミッドナイト』37巻、38巻を読みました。

 いわゆるユウジ編と呼ばれるあたりで、走る車はホンダ・S2000という車です。


 このシリーズの主人公である岸田ユウジという人は、元々車が好きで……というわけではないんですよね。でも、あることがきっかけで腹違いの兄と出会い、車で走ることを通じて生き方そのものを考えるという展開です。

 毎週ヤンマガを読んでいた時代ならいざ知らず、もう何年も前にそういう世界から降りてしまった犬神ではありますが、改めてこうして読んでみると、やっぱりその言葉に感じるところは多いのです。


 深夜の首都高を法定速度の2~3倍程度で走る反社会的な行為。それがいいのか悪いのかというのは、あんまり関心がありません。ただ、8年間、実際に車を運転する中で変わってしまったこともあります。速く走ることとか、速い車に乗りたいとか、そういう気持ちがすっかり薄れてしまったのです。

 でも、マンガの登場人物の言葉は、やっぱり心に響くんですよね。同じ世界に生きることは出来ないけど、本を読むことで言葉を受け入れる。


 「会話だろ……本とか そういうの

  おまえの書いたモノ読んでオレとお前は ずっと会話してきたわけだ

  楽しいよ、城島――

  これからもまた、お前と会話したいよ」

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 このところ我が県では非常に寒い日が続いております。昨日なんかはマイナス10度とか、そのくらいまで外気温が下がりました。寒い寒い寒い。

 加えて仕事の方も多忙を極め、気持ちもちょっと神経質に。心身ともに調子が上がらず、ともすれば風邪気味になったり気持ちが重かったり。

 そんなことじゃいけない。そう思って気合を入れるのですが、それがちゃんと感情に結びつかない。上手に気持ちを上向きに持っていけないのです。

 それに焦って、かえってよくない状況になりそうで。まあ、そういった微妙なところです。

 そんなこんなで今日は大したこともかけません。すみません。

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 次にどういう展開になるのか、大体覚えているのについつい読んでしまう『黒豹シリーズ』。誰かが漫画的な、と言っていましたが、たぶんそういう感じなのでしょう。30分ほどで7割方読んでしまいました。まあ、この記事を書くために振り返ったので、斜め読みもいいところなのですが。


 今回の悪の組織は手が込んでいる……というのかなんなのかわかりませんが、とにかくこの組織のおかげで日本政府は大ピンチに陥ります。通信網が完全に支配下に置かれていて、イギリス政府に送った何気ない親善メッセージが相手国を著しく挑発するメッセージに置き換えられて国交断絶を言い渡されたりするのです(その割に沙霧がアメリカから送った資料はちゃんと届くのですが。黒木いわく『奇跡』)。

 国家レベルの危機なので、当然ながら法務大臣・倉脇早善の命令を受けて黒豹が動きますが、そこに襲ってくるのはDNAシンセサイザーによって生み出された超人類。身体能力がとても高いのは当然ですが、恐ろしいのはその生命力。黒木の『ダイナマイトパンチ』(と地の文で門田先生が書いている)を喰らって下顎を吹っ飛ばされ、蹴りで即頭部を陥没させられたにもかかわらず、しばらくすると立ち上がるんですよね。なんか、『ハウスオブザデッド』みたいな光景を想像してしまいます。

 そして物語の中盤、タイトル通り黒豹は一時的に消えます。冒頭で民間の旅客機がそうされたように、謎の電波に誘導されて、乗っていたヘリが墜落してしまったのです。その時は地の文ではっきりと「黒豹が死んだ! 世界最強の男が……」と書いているのですね。

 他の小説では、地の文でここまで感情的に書いているのはあまり見たことがないのですが、なんだか門田先生までもが無念をかみ締めているような、そんな感じの描写に犬神は激しく心を打たれたのでした。


 その後は別行動を取っていた秘書・高浜沙霧が異国の地で孤軍奮闘。襲い来る敵にも黒豹直伝の拳法で「きなさい!」と一喝して戦う姿はさすがカッコイイのです。やっぱり沙霧が、黒豹人気の大きな要因なのかな。

 ただし、やはり沙霧といえど何人もの敵を相手には不利な戦いを余儀なくされます。もはやこれまでか、というところまで追い詰められた時、後ろにスッと現れる男の影……。

 衝撃の『黒豹が死んだ!』から何十ページも経たないうちに、想像どおりの展開が起こったのです。このあとはいつも通りの大立ち回りが繰り広げられます。


 結局、本作で一番好きなシーンが『黒豹が死んだ!』のところになってしまう犬神。SFドラマには興味も関心もない、と地の文で言ってはいるものの、後の『スペースコンバット』のように(トンデモ)SFドラマになってしまう黒豹シリーズの兆しが現れている? 怪作であります。

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 ちょっと前に予告していた中川翔子画集は、昨日買いに行ったら売り切れていました。ギャフン!

 やはりアレは夢だったのか。まあ夢じゃなかったにしても、こうして現実に手に入らなかったので、夢だったと思うことにしましょう。あるいは、まだそのタイミングじゃないのかな。いずれ、また機会があったら、ということにしましょう。


 そういうわけで、代わりに……というわけではないのですが、『めざましテレビ』で見て欲しいと思った『ATM型貯金箱』というのを買ってみました。


 公式ホームページ


 テレビでやっていたのは、上の方にあるタッチパネル式だったかもしれませんが、そうなると貯金箱を買うために貯金をしなければいけないので、ちょっと安い方を買いました。

 ローソンで『けいおん!』の缶入り菓子(食べ終えると貯金箱になる)を買ったことこそあれ、貯金するための貯金箱を買ったのは何年振りでしょう。小学生の頃は多分に漏れず、中に入れるお金もろくにないくせに貯金箱というのが好きで、何種類か買ってみたことがあったのですが、これを買おうと思った最大の理由は『紙幣が入れられる』ということ。

 小銭をコツコツためていくのもいいかなと思ったんですが、たとえばそれが数万円規模になった時、それをどうしたらいいのかな? と思ったんですよね。それをそのまま24時間テレビとかラジソンに持っていくならいいんですけど。

 そこに来て、このATMバンクですよ。紙幣の種類の識別は出来ないようですが(手入力)、一箇所にまとめてなおかつ合計金額もわかるのだから、これはいい! と思い30にして久々に買ってしまいました。トイザらスで2999円でした。


 まだ電源を入れていませんが、後ほどやってみようと思います。

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 何のことについて書こうか考えてみたのですが、自分自身のことであまり面白いことがなかったので、先日行われたブル中野選手の引退興行について書きたいと思います。

 以前もほんの少しだけ触れたことのある「女帝」ブル中野選手。当時小学生だった犬神にとって、女子プロレスのヒールというのはあまりにも怖くて好きになれませんでした。まあ、それでこそヒールレスラーなのかもしれませんが。

 その後アメリカに渡り、プロゴルファーを目指して大幅なダイエットにも成功したということで、本も出しておられました。確かその時は本名の『中野恵子』名義だったように思います。


 その後、再び日本に帰ってきて、結婚。さらに自分のお店を持って再び日本のメディアにも出るようになりましたが、正式な引退セレモニーをしていないということで、さる8日に興行が打たれたのですね。

 このためにわざわざ体重を100キロまで戻し、さらに当日は青く染めた髪を逆立てる『当時の』スタイルで登場。ビジョンを組み合わせながら引退試合を3試合もこなしたというからたまりません。ちゃんとそこまでやった上で、最後は完全に中野恵子さんに戻ってエンド。私はスポーツナビでその経緯を読んだだけですが、完璧な引退興行である、と思うのです。

 最近、引退興行中に引退撤回という前代未聞の横紙破りをやってのけた女子レスラーがいましたが、それと比べて、引退という言葉がいかに重く、ドラマティックであるか。そして、そのためにどれだけのことをするか。中野さんのプロ根性がバッチリ現れた興行だったと思います。


 *


 プロレス界における『引退』という言葉については、先だっての引退撤回騒動が起きた頃、プロレス系ブログの運営者の皆々様も賛否両論、アレコレと意見を出していました。ちなみに犬神は『否』に一票かな。なんか、そういうのって、あんまりよくない気がするのです。

 もちろん、いったん引退してまた復帰して、それで現役当時と同じかそれ以上の存在感を見せ付けているレスラーもいますし、そう言った人たちを見て「やっぱりスゲエなあ」と思うところはありますが、そんなことがまかり通るようになっては、それこそ『引退』の言葉が軽くなってしまいます。

 やっぱり、引退って言葉は重いし、そうあるべき。つくづくそう思います。ちなみにハヤブサさんは2001年から『長期欠場中』です。職業は『シンガーソングレスラー』です。リッキー・フジさんとか矢郷良明さんみたいなものです。矢郷さんはさらに幅広い兼業がありますが(空手道場経営、ジム経営、漫画家、論説委員長……など)。

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 今朝はとにかく寒くて、そのせいで道路が凍ってズルズルになっていました。そんな一日でした。

 私が一番運転しづらくて嫌いな路面状況は「溶け残った雪が固まって、そこにトラックやバスのチェーンで刻み付けられた跡が残ったようなところ」で、それと比べればまだ走りやすいのですが、恐ろしいほどに曲がらないし、止まらない。直進路でギュッとブレーキを踏めば、ズシャー。交差点を曲がろうとすれば、ズシャー。

 ズシャー、ズシャー、ズシャーーーー。

 しかしながら、毎年毎年危ない目に一度以上は遭っている犬神。さすがに8回目9回目ともなれば、多少はどうすればいいのか想像もつきます。そのためシフトダウンによるエンジンブレーキを活用し、滑りながらも安全を第一に考えて、そうやって走りきったのでした。


 こうしてみると、やはり四駆は必須である、と思いました。前輪駆動の車は発進時など、ほぼ例外なくスリップしていました。曲がる時や止まる時は四駆もニ駆もいっしょでしょうが、それでも走る時のトラクションはやはり四駆に分があります。

 そして、止まる時ブレーキしか頼りにならない? オートマチックよりも、任意の幅で減速して、その速度域をキープできるマニュアル車のほうがいいなあ、とおもいました。マニュアルで四駆、やはりインプレッサとかランエボとか、そういう車しかないのか!? でも280馬力も要らないし……。

 
 どちらかをあきらめるとしたら、やはりマニュアルということでしょうか。いくらマニュアルでも、前輪駆動ではちょっと怖いですからね。多少オートマでの走り方も研究しなければいけないかもしれません。

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 本作は『帝王コブラ』の続編……ではありません。前作に出てきた登場人物とかは、いつものレギュラーメンバー以外は誰も出てきません。共通するのはキーワードが『コブラ』ということだけです。

 ただ、面白さとしてはこっちの方が上だと思います。いわゆる『黒豹スタイル』の小説となっているのです。

 いま「いわゆる」と言いましたが、たった今思いついた言葉なので、たぶん一般的には流通していません。要するに「秘伝の拳法で相手を惨殺」「超兵器で相手を爆殺」「猛る肉体で沙霧を失神させる」「子どもには非常に優しい」といった黒豹四大要素をたっぷり盛り込んだ内容だということです。


 ストーリィとしては、一応、国内で極秘開発中の攻撃ヘリの入札をめぐる日米仏の三つ巴企業間戦争になぜか特命武装検事が首を突っ込むという感じです。

 世界中にその名が響き渡り恐れられている黒豹だけに、道を歩いているだけで次々と色々な人が襲ってきます(ボクシングの元ヘビー級チャンピオンや身長2m60!? の大巨人など)。さらに新型ヘリの飛行テストをしていればMi-24に襲われ、車を運転していればマシンガンで襲われ……と、山本弘さんも言っていたように彼の行くところには死体の山が出来上がるのです。

 そして今回もクライマックスで活躍するのは愛銃ベレッタM92です。激しく飛び回るドッグファイト中のヘリから、同じように飛び回る敵機のコクピットに撃ち込むのです。こんなのゴルゴ13でも出来ない(やらない、またはそういう状況にならない)神業です。後にICBMやUFOも撃ち落とし、1発で2人の相手を倒す技を身につける黒木検事ですが、この頃はまだ「もしかしたら?」と思えるような、そうでもないような、そんな感じの戦いぶりでした。

 この次に世に出たのが、あの『黒豹伝説』。私の地元である岩手県盛岡市が舞台なのはいいんですが、岩手県を日本列島から切り離すのはちょっと待ってほしいと思うのです。

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 読んだ本の感想を書く『読書百冊』カテゴリの前身『黒豹シリーズ』。今回はその黒豹シリーズの『帝王コブラ』を読みました。

 とにかくたくさん出ているので、果たしてこれが何番目か? と思って調べてみると3作目でした。まだまだ初期の方ですね。そのせいなのか、あまりムチャクチャな描写はありません。もちろん射撃も格闘も超一流レベルであることは、ちゃんと書かれていますが。

 あと、あれっ? と思ったのは、シリーズの最重要人物のひとりである秘書『高浜沙霧』が出てこないんですよね。現在読んでいる『帝王コブラ2』には出てきているのでその中間にある『黒豹叛撃』か何かで初登場というところでしょうか。まあ、毎回毎回容姿とか住まいとか、そういうのを地の文で書いてくれているので、どこから読んでも安心の仕様となっています。


 大まかなストーリィとしては、極秘開発中の新型戦闘機の開発に携わる技術者が次々と謎の死を遂げ、それを不審に思った法務大臣・倉脇早善が特命武装検事・黒木豹介に調査を命じるという、地元警察にとって見れば横やりもいいところといった展開で話が進みます。

 先ほども申し上げたように、あまりトンデモナイ描写はないので、『黒豹伝説』とか『黒豹スペースコンバット』のような展開を期待していると、ちょっと物足りない感じを受けるかもしれません。その代わり、背後に見え隠れする凶悪組織に家族を殺され苦悩する未亡人やその娘の描写が印象的でした。なんと、黒豹なのにそういったところに胸をいためてしまうのです。

 
 激しさはやや控えめながら、その代わり黒豹の女子供に対するやさしさが見える本作は、一番のお気に入りとは言いませんが、なかなかよかったです。ちなみに続編? の『帝王コブラ2』では、序盤でいきなりボクシングの元ヘビー級チャンピオンを素手で惨殺しています。

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 というわけで、遠路はるばる八戸市まで車を走らせ、『文化人・芸能人の多才な美術展』を見てきました。

 芸能界から政財界まで、とにかく幅広い世界の人から作品を集め展示しているこの企画展。鳩山元総理とか谷垣総裁とかといった政治家の人たちと、松村邦洋さんや清水圭さんといったタレントの人たちの作品が同じフロアに並ぶという、こういうイベントでもなければまず実現しないであろう取り合わせ。頑張って行った甲斐があったというものです。

 お目当ての中邑選手の展示物は、母校の小学校の生徒たちといっしょに作り上げた『みんなのパンチ』と、この美術展のために新たに製作した『FLY』という2点でした。どんな絵なのかは新日本プロレスの公式サイトを参照していただければと思います。


 『みんなのパンチ』の方は、以前に製作経緯とかを見ていたので、そういう予備知識の上で見ました。絵のサイズ自体がとても大きいこともあるのですが、その内容がやはり賑やかで……細かいところをじっくり見ては、製作時の雰囲気とかを創造していました。

 もうひとつの『FLY』は……う~む、絵画の評論というか感想を書くのはすごく苦手なので、パッと思ったことを書きます。赤い背景がすごく強烈な印象でした。そういう強烈な印象の下地があったので、白い鳥のところに目が行き、ふっと気持ちがゆるみました。

 
 こういったやり方でも、見る人にインパクトを与えることが出来る中邑選手。キャンバスの上なのかリングの上なのかという違いこそあれ、やはりどちらも人に見せる試合ですからね。プロレスラーとしての活動については、わかりづらいなと思った時もありますが、色々と知ることにより、「わかりたい」という風になってきました。

 そして今回。「それが作者の意図しないところだとしても、とにかく何かしらの感想を持って帰りたい」そう思って向き合い、こうして実際に持ち帰ってきました。とすると、まずは成功といっていいでしょう。2012年はこういったところも含めて、中邑選手のいっそうの活躍を期待したいと思います。ちなみにこうしてこの記事を書いている現在、1.4東京ドーム戦の試合結果はまだ見ていません。


  *


 余談1:今回は図録は買いませんでしたが、『Mr.ポストカード』の異名を持つ私、展示物のポストカードを5枚買ってきました。内訳は中邑選手のもの2枚、奥山佳恵さんの作品、八代亜紀さんの作品、吉田照美さんの作品です。それぞれ現物をパッと見た時に「あ、いいなあ」と思ったもの上位5点を買ってきました。

 そして以前の美術展で発売されたものも割引価格で販売していたので、そちらも何かないかな~と思って眺めていると、明らかに異彩を放つものが。もの自体はメタル製の名刺入れなのですが、その天板にプリントされている絵のモチーフは知る人ぞ知るアンジェラ・マオの『女活殺拳』。一般的には『燃えよドラゴン』でドラゴンの妹役を演じた女優といえばいいでしょうか。

 そんなアンジェラ・マオがとっても濃い、昔の少女マンガか何かのようなタッチで描かれている、インパクト絶大のグッズが目にとまり、すぐに購入しました。家に帰ってからよく見てみると、しょこたんこと中川翔子さんの作品でした。

 数日前に中古雑貨店でしょこたんの画集をパラパラと眺めて激しく衝撃を受け、「もしかするとこの人を好きになってしまうかもしれない」と思ったところでしたからね。そこに来て今回の『女活殺拳』。もうね、KO寸前ですよ。参った! と言いたい気分ですよ。まあそれに関しては、近日中に画集を買って来て、それを一通り読み終えたあとに言おうと思いますが……そういった拾い物もありました。


 余談2:今回、企画展が行われた『チーノ八戸』は、八戸市の中心部にある商業ビルです。せっかくなので、つって見終わったあとに街中をフラフラしてみたのですが、いや~なんか都会ですね。だってデパートが3つも4つもあるんだもの。

 都会だし、街全体の地力があるのかな。盛岡市は郊外に某巨大企業のショッピングモールが2つも3つもあって、そっちにお客を取られて中心街は厳しい状況になっていますが、こっちはそういうわけでもない。確かに閉店してしまったビルもありましたが、それでも3つ4つと元気に営業しているところがあるのだから、大したものですよ。

 同行した兄者もいたく気に入ったようですし、ちょっとした旅行になってしまいますからしょっちゅう、というわけにはいきませんが、来ようと思えばいつでも来られる場所なのかな。そんな風に思いました。

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 というわけで、昨日おとといと初売り支援。2日3日と買い物をされる一般客の皆様を迎え撃つ立場で頑張ってきた犬神です。

 毎年、『去年はどうだったっけ』と話を振られると、全然記憶にないながら「いや~忙しかったんじゃなかったですか」とあいまいに話を取り繕う私ですが、まあ今年も忙しかった! のです。

 ひたすらパソコンの画面に向かい、書き物をし、電話で喋りまくりました。車でいうと、普段は40~50キロ程度で走っていたところを、いきなり120キロか130キロくらいのペースで走ったような、そんな感じです。

 そのため、やりきれなかった仕事を残しつつ今日一日だけの休日を迎えたわけですが、それでも、「やれるだけやった」という自負があります。ほとんど休みなしで頑張って残った仕事ですから、もう、これ以上はどうにもならんだろう。そういうことにしてきました。


 そういうわけで、2日朝まではかなり低いテンションでしたが、終わってみれば「まあこんなものか」という気分です。「仕事でよかった」とは決して! 言いませんが、逆に「休みだけど何もすることがなくて、家でテレビを見てずっと過ごした」とか、そういうのよりは……という気持ちがあります。

 そして今日は1月4日。東京ドームで新日本プロレスの大会が開かれる日ですが、私は八戸に行って来ます。「画家としての」中邑真輔選手とシングルマッチの予定です。現在開催中の『文化人・芸能人の多才な美術展』を見に行くってことね。

 プロレスラーとしてはかなり難しい部類に入るため、まだ見慣れていなかった頃はうまく理解できなくて、あまり好きではありませんでしたが……最近はどうかな。最近は、相変わらず難しいし辛らつなところはありますが、絶賛侵略中の鈴木(みのる)さんのような、それが刺激的で面白いように見えてきたのです。

 私はあくまで一ファン、しかも特定の団体や選手に肩入れしていない浮動票みたいなファンですからね。ベビーフェイスだろうとヒールだろうと、刺激的な選手が好きなんです。

 私はまだプロレスの方はライブで観戦したことがないのですが、今日は絵の方をライブで観戦してきます。果たしてどんな刺激を与えてくれるのか、今からすごく楽しみにしています。

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 新春3日目にして、完全にいつも通りの朝を迎えた犬神です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。明日からですか? それとも来週の月曜日からですか? まあ、休める方はたっぷり正月気分を味わえばいいですよ。……って、なんか、すねたような言い方になっちゃったな。いや本当にそう思います。

 一方で私のほうも、まあ、悪くありません。昨日(仕事行く前)までは最悪な気分でしたが、実際に仕事に行ってみれば「ああ、こんなところかな」と。確かにいつもよりもずっと忙しかったですが、まあ何とかなるのかなと。そういう手応えがありました。

 いわゆる、

 「切り結ぶ刃の下こそ地獄なれ、一歩踏み出せばそこは極楽」

 というやつですよ。大山倍達総裁も坂井三郎さんも言っていました。微妙に文言は違うかもしれませんが、いずれにせよ出典は吉川英治の『宮本武蔵』のようです。

 そういうことなのでしょう。案外、こっちから積極的に動いていけば、どうということはないのかもしれません。私という人間はついつい考えてしまうタイプですから、こういった言葉を聞いてもなかなか動けないものですが、それでも気持ちをしっかり持って、頑張っていきたいと思います。というか、結構頑張れました。

 いつもと同じ仕事の日々なら、いつもと同じようにいけるはず。


 *


 それにしても、最近はjohn beltranという人の音楽ばかり聞いていたのですが、やはり犬神にはポップな音楽が必要であると昨日気づきました。ええ、以前に弟者の友人から言われて集めまくったアニメ・ゲームソングをたまたま聞いた時に、そう思ったのです。

 と、すると、昨日は「初音ミクにもすがらず……」と書きましたが、もしかすると近々、和解する機会があるかもしれません。これでも一応project DIVAに参画している人間のひとりですからね(AC版のカードを持っているだけ)。

 まあ、「本当は輪に加わりたいけど、そうすることが出来なくてちょっと意地を張っている」とでも思っていただければいいかと思います。それがいいか悪いかはともかく、たぶん今の感情を説明すると、そういうことになるから。……もっと短い言葉でいうと、『ツンデレ』っていうんですか? でも大辞泉によればこれは女性向けの形容詞だから、違いますよね。

 ついでに前々から気になっていた『中二病』って言葉を調べてみたんですが、これに関しては出てきませんでした。ということで、この言葉に関しては用心深く避けて通ることにします。自分でも使わないようにするし、そういった言葉を見たら、その前後(または全部)の文章を避けて通ります。たぶん理解できないから。

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 「幸福論」は、近所の大型書店に行きましたが、売っていませんでした。だったら何か別な本でも買おうかと思いましたが、それだったらまだ読んでいない本がたくさんあるのだし、文学とかはそれを読んでからにしようと思いとどまる私。

 じゃあ画集はどうだろう。こないだジュンク堂書店に行った時に、色々と魅力的なタイトルが並んでいたっけ。久々にそういったものを見て感覚を磨くのもまた一興。……そう思ったのですが、なんかそのために買うのもちょっと違うような気がする。大体、一度そんな美術的な世界に行ったら帰ってこられなくなるか、帰って来たくなくなるに違いない。そう思って中止しました。

 だったら、もう少し軽めの……たとえば天野こずえ画集とかはどうだろう。そう思ってマンガ系の画集コーナーに移動。まだ持っていない4冊目の画集がありました。ちょっと高いけど、せっかく正月なのだし、ちょっと思い切った買い物をしてみるか……と思ったものの、2冊目3冊目とアニメの方のイラスト集をまだ見ていない私。さらにそれ以外にもいくつかモエモエした画集があるので、これまた「それを見てからにしよう」と思った私。


 ……と、こんな感じで最近は過ごしています。何かしようとしても理念が先行し、ゴチャゴチャと考えることばかりして、なかなか前に進めないのです。

 結局、初売りで買ったものは、近くの薬局で売っていたボックスティッシュでした。


 休んでいる時や、遊んでいる時よりも、仕事をしている時間のほうが長いんだから、そのことを気に病んでいたら数年前と同じように、本格的に心の調子を崩してしまう。そんな思いはありますが……きっと、この正月期間が終われば何とかなるでしょう。きっとね、きっと、きっと。

 とりあえず今日、初仕事です。


 そうそう。忘れるところでしたが、一応、初詣には行って来ました。

 ただ、今年は正直なところ神様に何かをお願いしたい気持ちはなかったので、とても形式的な感じになってしまいました(昨日付けの記事は、初詣に行く前に書いたもの)。

 「今年も一年いい年でありますように」そんな漠然な神頼みじゃダメだろうって話でね。だったらもういいや、ということになってしまったのです。

 神様にも初音ミクにもすがらずに(※)、この一年をどう乗り越えていくのか。なんだか2日目にして荒波の予感がします。


 (※ クロームなる「何か」のCMを見て思ったこと。色々な人が楽曲や映像をクリエイトして、それを動画で公開して、そこにコメントを寄せて……といったコミュニティが世界中に広がっている、というアレです。そういうのを眺めて素直にカワイーカワイーと言えればいいのでしょうが……今はこういう心理状況なので、そういうわけにはいかなそうなのです。でも、こうして記事にしたくなるくらい気になってるわけですから、なんとも難しいものです)

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 賀正ーん! と、何年も前の週刊アスキーでスタパ齋藤という人が書いていたコラムの冒頭の言葉を、何かしらの形でやってみないと気がすまない犬神です。ちなみに新春一発目のテレビ番組はNHKの『幸福論』についての講義です(現在時刻5:50)。なんとアカデミックな!

 いつの時代の人なのかよくわかりませんが、宗教書よりもよっぽど実践的で現実的なことを書いていますね。でも、ビジネス書よりも幾分哲学的な味わいもあるので、私でも読めそうです。よし、早速今日の初売りで買って来ようっと。

 ……そう、さっき朝起きて、軽く身体を動かしながら思ったことは、「今年は、能動的にハッピーになろう」ということだったんです。なんだ、やっぱり、そういうことだったんですね。




 年末年始もあまり休まずに仕事仕事で押しつぶされそうな日々。自分を守るためにお正月とか、そういったものを意識しないようにして、損害を大きくしないようとつとめてきましたが、アランの幸福論を少しかじったことでさらに前進。守勢から攻勢に転じ、どんな状況でも何かしら喜びを感じられるようにしたいと思います。

 宗教と違うのは、心のよりどころを自分自身に求めることでしょうか。私も神様仏様バース様ってそれは古過ぎるから! ってバースはともかく神様の世界や仏陀の世界のお話は大好きですし、時々自分の意志ではどうにもならないような要因によるナニガシかも当然あるわけですが、それよりも自分自身で何とかできることの方が多いわけで。

 ただ、別に会社で出世したいとかお金儲けしたいとか、そこまで現実的でなくてもいいんです。もっと大局的に見て、ハッピーに感じられればいいから。だから最新のビジネス論じゃなくて、幸福論。私は椎名林檎の幸福論しか知りませんでしたが、ともかくアランの幸福論を読んで、今年一年を何とか盛り上げていきたいと思います。


  *


 昨年を含めた過去の3年間くらいは、いわゆる『大人の対応』っていうやつに疑問をもち、どちらかというと10代の少年少女向けに作られたアニメやマンガをたくさん読み、できるだけそういった感覚で生きていこうと思っていたような気がします。

 ただ、それに限界が来たのが、たぶん昨年の後半。感情と理性に齟齬(そご)が生じ、ちょっとギクシャクしちゃったのです。

 だから、そろそろいいのかな。そう思いました。

 まあ、それは感情を捨てるのではなく、両方をバランスよく扱うということです。ナマの感情をうまくカバーして、相乗効果でさらなる高みに。2010年に大ジャンプして、2011年にちょっと着地して、ここからまたホップして。

 大人を逃げるな。昔、島本和彦先生もそう言っていましたし、そんな感じで頑張っていこうと思います。


 (心の声:……大上段に構えてみたけど、果たしてこの通りにいくかな。まあ元旦だし、少し高めの目標を掲げておけばいいか。最初から低い目標だと、頑張ってもそれ以下になっちゃうしな)

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 結局のところ2011年-2012年の年末年始というのは、私にとっては『いつもよりも1日多い連休』に過ぎません。普通年末はともかく年始の3が日くらい休めれば、まあ正月気分というのもあるでしょうが、2日3日と仕事ですからね。4日は休みですが、これは正月とか関係のない、シフトパターン上の週休日ですから。もうそんな気分にもなれません。

 そういうここともあって、何となく『一年間ありがとうございました』とか『来年もよろしくお願いします』とか、そういう気分になれないんですよね。会社でもそういう挨拶は自分からはしませんでしたし(そういう挨拶をされたら受け答えはしましたよ。もちろんね)。

 このブログでも、まあ頑張って師走特集とかといってまとめてみましたが、今日もいつもと同じような店(中古ゲーム店、ブックオフ、などなど)をグルグル回って終わってしまいました。そしてテレビを見ながらこの記事をかいています。なんにも大晦日らしい厳かな雰囲気はありません。あと4時間ほどで年を越しますが、カウントダウンも何も関係なく寝ちゃおうかな、とも思っています。


 しかしながら、そうすると来年1年グダグダな年になってしまうような気がするんですよね。去年は大雪で外に出られなくて、そのためにお酒を飲んで激しく酔っ払い、翌朝は体調不良でイマイチな元旦だった、ということがありました。そのせいとはいいませんが、今年はあんまりよくない一年でした。

 だとすると、こんな時だからこそ思い切って何かをして、来年一年をいい年にしたい。そういう気持ちもあります。たとえば今日このあと、八幡平市のスキー場で新年を祝う花火大会が行われるといいます。

 たかが花火、といえばそうですが、「しなくても別にいいや」といえば、来年一年すべてにおいて「しなくても別にいいや」になってしまうかもしれません。そうならないように、何とかしたいという気持ちもありますが……別なことをして、それでもっていい年にしていけばいい、という気もありますし……。


 まあ、いいや。


 さっきはあんなこと書きましたが、やっぱり一年間このブログに付き合ってくださった皆様には、お礼を言いたいです。

 「ありがとうございました」

 そして、来年も相変わらず元気のないことを書いたり、小難しいことを書いたり、なんだかめんどくさいことを書いたりするブログになってしまうかもしれませんが、それでも読んでいければありがたいです。

 「よろしくお願いします」


 それでは、あとわずかですが、よいお年を。

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 昨日、一応、2011年最後の仕事を終えました。

 ただ、正直なところ、あまり実感はありません。どうせ2日から仕事だし、あんまり年末年始って感じがしないのです。まあ、普段よりも1日だけ休みが多いかな。その程度です。

 お前それ本気で言ってるのか? いや本気で言ってたら師走特集なんて組んでねえよ。ヘヘヘヘヘ!……はい、そういうわけで師走特集、最終章です。


 夏ぐらいまでは震災の影響で、我が社も特別体制での運営でしたが、それ以降は大体通常運営に戻りました。その反動とは言いませんが、後半期は忙しくて、何となく磨り減ってしまったような気がします。

 やらなきゃいけないことをやる。まず理論ありきです。まあこれは社会人として当然の義務ですから、どうということはありません。私もちゃんと仕事をこなしました。

 しかしながら、やはり感情、モチベーションがちゃんと上がる前に次の仕事をやらなければいけないので、ペースが低下したりミスを誘発したりと、ネガティブな事象がたくさんありました。

 それをどうにかしなくちゃ、挽回しなくちゃと思うものの、積み上げた理論が邪魔をしてなかなか気持ちを盛り上げられない。ネガティブな、非常にネガティブな状況です。あとは大きなところで原発問題とか、政治の混迷や閉塞感とか、色々とよくないニュースやよくない空気も影響しているでしょう。

 そんな具合にねじけてしまった心ですから、一般的なものではなかなか元気になれません。復興ムードは大事にしたいし、なでしこジャパン世界一などのニュースもいいのですが、そう言ったものを見ていると、また理論が横やりを入れてくるのです。なんか、テレビで放送されるコンテンツをそのとおりに受け止めればいいのでしょうけど、そういうわけにはいかないのです。

 たとえば、マルマルモリモリでフィーバーした子役。ソロCDも出て、バラエティにもバンバン出て、ものすごい大活躍ですが、バラエティ番組とかで「かわいい~!」とかって周りで騒ぎ立てる様子には、どうしても違和感というか……なんか怖い気持ちになってしまいました。狂気というか、それに近いものを感じたのです。

 *

 と、そんな感じでネガティブなことばかり書き連ねてしまいましたが、こうして言葉にして整理すれば、どうすればいいか見えてくるというもの。感情を邪魔するのも理屈ですが、感情を正しい方向に導くのもまた理屈なのです。たぶん。きっと。そういうことで話を進めますよ。

 今年の元旦に神社に行ったとき、提示された水星人(九星を参照)の運勢は『変革運』。とかく不安定な運勢の一年であるという予言でしたからね。まあ、そうなったといえば、そうなったということでしょうか。

 08年~10年くらいまでは、とにかく上り調子でガンガン来ていただけに、ここらでちょっと流れがよどんだのかもしれません。そういう時もあるでしょう。問題は、来年どうするかですよ、来年。

 次回、2011年最終回。つづく。

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 世間の大多数の皆様は、28日をもって仕事納め、年末年始休暇へ突入するのでしょうが、そうもいかないのが客商売のつらいところ。私は今日が真の仕事納めです。そして仕事始めは2日です……まあいいです。新春シャイニングシリーズと銘打ち、頑張ることにします。

 さて去年の今ごろを振り返ると、今日が一年を振り返って書く師走特集の最終日。今年の漢字なんかを紹介しながら記事を書いているわけですね。それにならって振り返ってみると、今年の漢字は『絆』。

 ……そういう年でした。


 これまでも、大きな地震、体験したことがありました。記憶にはありませんが、1983年の日本海中部地震の時も、秋田県で危機一髪体験をしたそうです。このブログを書き始めてからも、危機一髪とはいわないまでも、結構大きな地震を体験しました。

 「地震が来たらどうしよう、こうしよう」

 そんなことをよく意識して生活してきました。そうしたら、実際に来ました。

 電気はすべて停止し、何がどうなっているのか、あの時はまったくわかりませんでしたが……帰りの車の中で聴いたラジオによって、沿岸の方で何がどうなっているのかを知りました。

 それはわかりましたが、そんな状況にあって、どうしたらいいのか。

 案外こういう時にできることって、ないんだな。そう思いました。


 自分の身の回りが落ち着いて、色々なことが見えるようになってきてから、大変なことになっている。そんなことをゆっくりと認識しました。

 とりあえず、岩手県民として、身近なところからサポートしていきたい。そう思いました。復興支援と銘打ったグッズを買ったり、直接的に寄付をしたり。そのことの是非をゴチャゴチャいう向きがあるかもしれませんが、私としてはTARU選手(当時)の言っていた、

 『やらない善よりやる偽善』

 そういうスタンスで行きたいと思います。

 ……ちなみに、こないだこの言葉を検索すると、真っ先に「それはおかしい」って言っている人のサイトにぶつかりました。

 「アレッ? そうなのかな?」と一瞬、首を傾げました。だとしたら、もう善でも偽善でも、どっちでもいいです。そんな言葉にアレコレ言う労力があったら、私は少しでも被災した人たちのためになることを考えますよ。

 
 1年や2年では、元通り以上の街にするのは、無理だと思います。その間どうやって生活していけばいいのか。それも難しい問題だと思います。そして私は、そういった人たちの悩みのすべてを解決させることはできません(当然ですが)。

 それでも、仕事として沿岸の人たちのために何とか動きますし、それ以外の部分でもできることをしたいと思います。

 内陸人の私としては、海と、海沿いの街は、とても大好きな場所ですから。

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 今年は年始の買い物で『テレパシー少女蘭』のDVDを全巻買ったことから始まりました。ちなみにこのアニメは『ARIA』と並んで私の最重要アニメとなっているので、まだ見ていません。

 その代わりというわけではありませんが、一年を通して見ていたのが『スイートプリキュア』。これには結構助けられました。キュアミューズは小学3年生ですから、ヘタすると親子ほどの年齢差となります。つ、ついにそんな年齢になってしまったのか私は!

 そういうわけで、単純な……いわゆる『萌え』感情とは違うんですよね。私は独身で妻子をもった経験もないですが、親が子を思う気持ちってこういう感じなのかなって。響とか奏とかと対等な目線ではなく、やや上から目線で、「まあ頑張りたまえ」って感じで眺めながら自分自身も頑張る。そんな気持ちにさせてくれる? アニメですね。

 なんて、難しい理屈をつけてみましたが……そんなの、どうだっていいんです。ただ面白いから面白い。絶望的でどうしようもない状況でも決してあきらめず、ひらめきとガッツで乗り越えるプリキュアたちに元気をもらう。それだけだ!(真壁選手ふうに)


 それから、『ガンダム』とか『マクロス』とか、そういったものに本気で取り組んだ年でもありました。一時期は相当に入れ込んでいましたが、面白すぎると過剰にはまり込んでしまうという悪癖が私にはありまして。そのために今は意識して関わらないようにしています。
 
 それ以外のモエモエしたアニメは、うーん……なんだろう。去年思っていたほど、触れなかったかもしれません。ラノベ原作のアニメにガンガン触れていこうと思っていたのですが、結果的には、あんまりコレっていうのはありませんでした。これは来年への反省点(?)として、あげておきましょう。

 
 ……って、あれ? こんなものしか、振り返ることないの? なんか寂しいなあ。いやいや、でも今日はこのあと、『けいおん!』の映画を見てきます。放課後ティータイムとの最終決戦です。再び(映画館の中が)光に照らされた時、私はどうなっているのか。9:20スタート予定です。という記事を書いている現在はちょうど7:00です。あと2時間少々か。

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 2011年もあと数日となり、今年のことを振り返る師走特集『コトシノワタシ2011』。第2回の今日は、身体的精神的活動について。

 今年達成した大きな成果といえば、やはり5kmという距離を何とか走りきることができるようになった、ということ。

 何せ去年までは、これほどまでに長い距離を走れる日が来るとは思わず、そのためにそもそも走ろうとすることもなかったですからね。一応、運動靴っぽいのは持っていましたが、あくまでも「っぽい」でした。

 ですが今年に入って、アシックスの「本気の」走る靴を買い、少しずつ少しずつ距離を伸ばして、ついに5kmを達成。ロードレース大会で苦杯をなめていた10代の頃のコンプレックスを克服した瞬間でした。

 もっとも、その後はあんまり走れなくなりました。仕事が忙しいとか、その反動で体調を崩したとか、心のバランスを崩したとか、色々な言い訳を……しようと思えば出来ますが、いずれにしても今はちょっとダメダメです。

 でも、出来たんですから。とりあえず5kmくらいなら、走れたんですから。だからきっと、また何とかなる。沿岸の街もそうですし、私もそう。また何とかなるよう2012年も頑張りたいと思います。


 一方で、精神的活動というのは……いうまでもなくアニメとかゲームとか、そういった話です。本当はここで一続きに書こうと思いましたが、やっぱり別項で書くことにします。

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 『てっぱん』の番外編を、今になって見逃したことに気づいた犬神です。再放送の予定もなしとのこと。ギャアアアアー!

 ま、まあいいです。どうせクリスマスは、それどころじゃなかったんだし。もう終わったことだし。今日からはもう1年を振り返る師走特集だし!


 今年も結構、たくさん本を読みました。

 まずは、何よりもヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』ですね。卒論は『アリス』で書きましたが、3年生の頃に講義のテキストとして読み、半年かけて読み込んだ、私にとってはかなり重大な物語だったのでね。これをもう一度読むことで、完全にあの頃のような文学野郎に戻れた。そういう意味で、一番にあげました。

 次は、『獣の奏者』と『守り人シリーズ』を、すべて読み終えたこと(番外編はまだ)。大河のような長編シリーズではありますが、ようやく旅が終わりました。すばらしい物語でした。

 かと思えば、30歳にして初めて読んだ『魔女の宅急便』は、あと5冊ありますからね。ひとつの旅は終わりましたが、また新しい旅が始まったところなのです。

 さらに三島由紀夫も読みました。岩波新書も読みました。『餓狼伝』は……これで何回目だろう、って話ですが、とにかくまたまた読み直しました(ようやく新刊も出たことだし)。


 一方で、昨年末に宣言していたラノベ方面は、あんまり読めなかったかな、というのが反省点でしょうか。せいぜい『ゴシック』と『浜村渚の計算ノート』くらいで。来年こそは? う~む……それはどうでしょう。今年一年を振り返ると、そう宣言する自信がなくなってしまいました。

 まあ、『浜村渚の計算ノート』をラノベと言っていいのかどうかわかりません。人によっては夢枕獏もラノベ扱いするみたいだし。そのあたりがよくわからないので、とりあえずレーベルでラノベかそうじゃないかを分けたいと思います。だからオーケンの『新興宗教オモイデ教』とかも、非ラノベ扱いです。でも『ゴシック』は初出が富士見ファンタジア文庫なのでラノベです。

 そしてラノベというには真面目すぎるし(※)一般文学というにはやや少年少女向け? というジャンルがポプラ文庫ピュアフルとかなんですが、このレーベルの作品がまた面白いんですよね。こう、30歳になった今ではなかなか声に出しづらいピュアピュアな感情がポンポンと出ていて。

 とりあえず1年近く読み差し状態になっている『きみはジョッキー』と、買ったけどずっと読んでいない『レーシング少女』を読み終えたら、こないだ買ってきたやつを読もうと思います。


 残念ながらちょっと時間がなくなってしまったので、いったんここで区切りますが、まあそんな感じで。今年は去年よりもさらにたくさん本を読んだのかな、と思ったのでした。


 (※ いや決してラノベをバカにしているわけではありません。ただ言葉遣いとか物語の展開とかが漫画的というか、なんと言うか。地の文が少ないからなのかな? 全体に軽い感じだからかな? とりあえず『ダロウェイ夫人』とかと比べると、そんな印象を受けたのです)

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 クリスマスイブを挟んだ三連休、皆様はどうお過ごしでしたでしょうか。私はこのブログでも触れていたように、たまたま休みだった23日を除いては、いつものような仕事だらけの日々でした。まあ、誰かが休んでいる時が忙しい時ですからね。それは特に、どうということはないのですが。

 そんな中、なぜか『AKIRA』を読み始めてしまった私。読み始めたらこのくらいで止めようと思っても止まらない。結局最後まで読んでしまいました。

 今さら私がこのマンガについて、どうこうレビューしようとは思いません。国内はもちろん国外でも超絶的な支持を得て、その気になれば1万字だろうが10万字だろうが書ける人がたくさんいるだろうからです。

 だから、私はそういったレビューはしません。ひたすら大きな力の流れに飲み込まれクラクラするのを楽しむだけにしておきます。いや、高校生の頃に初めて読んだのですが、やっぱりこれは面白い。


 レビューは書きませんが、とりあえず金田の明るさと力強さに救われた、というのが30歳になった私の感想です。2~3回くらい壊滅したネオ東京でも、相変わらずの『健康優良不良少年』ぶり。もちろんケイや甲斐など、周りのみんなのサポートがあればこそですが(そうじゃなきゃ、たぶん5回くらい死んでる)、あんまり深刻ぶって考えるよりも、このくらいアバウトな方がいいなあと思ったのです。もっとアバウトな山形ってのもいましたが。超納涼力。

 初めて読んだ時にはなかった感情。見えなかったもの、理解できなかったもの。すべてを理解することは出来ませんが、年月を重ねた分、面白さも3割増4割増で味わえた。そんな気がしました。あ、ヒロイン(ケイ、カオリ)の可愛さも。

 連載完結から四半世紀ほど経とうとしている今日において、すでにネタバレも何もないかとは思いますが、最終巻の終盤で子どもの頃の金田が鉄雄にかけた言葉は、すごくよかったです。それをここで書くのは簡単ですが、それじゃあ面白くないですからね。ぜひ読んでほしいなと思います。


 *


 ちなみにアニオタ……あ、いや、コアなファンの間で何かと話題に上る劇場版は、それほど好きではありません。といっても作品自体にケチをつけるつもりはありません。触れた時期が悪かったのです。

 あの頃の私はまだ小学生で……言ってみれば子どもの頃の金田や鉄雄と同じくらいの年齢。それで理解できるわけはありません。

 「なんだかよくわからない、嫌な感じのするアニメ」

 結局そのイメージで止まっているのです。その数年後に原作を読んで、やっぱり自分はマンガの方がいいや、と思ったので、それ以来ずっと見ていません。たぶん、これからも見ることはないんじゃないかな。

 いわゆる「海外で高く評価される」映画というものを、面白そうと思えない私は、やはりセンスがないのかもしれません。「オレはオレ」と割り切れば楽なのでしょうが、そうすると世界を閉じてしまうようで少々寂しいので、そうは言いません。

 ただ、まずみようと思わない。あらすじとか予告編とかを見ても、「よっしゃ、ちょっと見てみるか」という気になれない。それが正直な感想です。

 「正しいことと、自分がそれをセレクトするかはまた別だろ」

 そういうことなのです。それは両立、共存できるものなのです。

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