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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 『湾岸ミッドナイト』37巻、38巻を読みました。

 いわゆるユウジ編と呼ばれるあたりで、走る車はホンダ・S2000という車です。


 このシリーズの主人公である岸田ユウジという人は、元々車が好きで……というわけではないんですよね。でも、あることがきっかけで腹違いの兄と出会い、車で走ることを通じて生き方そのものを考えるという展開です。

 毎週ヤンマガを読んでいた時代ならいざ知らず、もう何年も前にそういう世界から降りてしまった犬神ではありますが、改めてこうして読んでみると、やっぱりその言葉に感じるところは多いのです。


 深夜の首都高を法定速度の2~3倍程度で走る反社会的な行為。それがいいのか悪いのかというのは、あんまり関心がありません。ただ、8年間、実際に車を運転する中で変わってしまったこともあります。速く走ることとか、速い車に乗りたいとか、そういう気持ちがすっかり薄れてしまったのです。

 でも、マンガの登場人物の言葉は、やっぱり心に響くんですよね。同じ世界に生きることは出来ないけど、本を読むことで言葉を受け入れる。


 「会話だろ……本とか そういうの

  おまえの書いたモノ読んでオレとお前は ずっと会話してきたわけだ

  楽しいよ、城島――

  これからもまた、お前と会話したいよ」

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