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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 今日から5月ですね。
 世の中は大型連休の合間で、有休を連続取得して10連チャンとかっていう方もいらっしゃるかと存じますが、私も今日は公休です。そして、先月27日で歯周病治療がひと段落……3週間後に経過観察はあるものの、今日は特に予定のない「純粋休日」です。いや、あえて言えば家の中のことをしようかという日です。色々取っ散らかって、気持ちの休まる場所がないですから。そう、家にいても回復量が鈍いから、そういうところを改善するためにも、掃除とか冬物のシーツやお洋服を入れ替えるとか、そういうことをしようと思っています。
 加えて、一応月末月初ですから、4月のことを振り返って少し記事をまとめてみたいと思います。総集編みたいなものですから、気軽にお付き合いください。

 <花見>



 何といっても花見でしょう。4月は桜の時期ですからね。
 これまで桜とかお花見というと、それを楽しんでもらうためにもてなす側だったので、自分でこうして全力で楽しむことができたのは幸せでした。まずはホームグラウンドである仙台市内の「榴岡公園」「西公園」「錦町公園」を攻略(?)。そこからさらに南船北馬……南は一目千本桜(大河原町~柴田町)、北は長沼フートピアに涌谷城址(登米市~涌谷町)と、あちこちの桜を見て回りました。さらにSNS上で良くしてもらっている方たちにご挨拶もできたし。そういうことも含めて、念願をかなえることができた。そんな感じです。
 あと、誰もが訪れる「桜の名所」ではなく、神社仏閣や特徴的な建物などと一緒に桜の写真を撮る「仙台花見」という企画をやってみました。これはブログを振り返ってみて思い出しt顔となんですが、そう、「綺麗な花の写真はもっと上手な人が(高級一眼レフで)撮影するだろうから、私は私にしか撮れない写真を撮ろう」と思って、仙台市内の色んなところで撮影したのでした。

 #仙台花見2024 | 4月9日の日記  

 これは私にとっては非常に良い経験になりました。単純に桜の花のアップを撮るのではなく、一緒に写したいものと、どのように組み合わせて撮るのか。また、どこにピントを合わせてクッキリ見せたいのか。いわゆる「構図」とか「被写体深度」とかっていう……それまであまり意識しなかったことをきちんと考えて撮る練習になったのですね。その結果、時々、後で自分で観返しても「これは結構いいんじゃないかな」と思えるような写真が撮れたりして……別にコンテストで高い評価をもらえたとかInstagramで10万いいねをもらえたとか、そういうわけじゃありませんが、そういうセンスが花開いたという意味で、繰り返しになりますが、非常に良い経験をしました。今後も「何かとの組合わせ」によって写真を撮るということを意識してみたいと思います。

 <アート的なもの>

 大きなイベントとしては「まるデザ」こと「仙台まるごとデザインマーケット」に行ってきたことでしょうか。


 「まるデザ」感想

 こちらのイベントでも、1年前にイラストパネルをお迎えしサインを入れてもらった「はせがわじゅん」さんを初め、SNS上で何度かやり取りをしていた方と出会い、お話をして……特にはせがわじゅんサンについては1年前のことを覚えてくださっていて、非常に感激した……ということなんですが、やはり行ってみて良かったです。

 もうひとつ印象的だったのは、「ゆきみせと」さんの個展ですね。こちらは大手町のギャラリーターンアラウンドで開催されたものでした。



ゆきみせと個展『身の周りのものたちの、安住と不定形』感想

 それから、花京院のオブホテルのカフェスペースで開催されていた、あきみさんの「のせるおんな」展も素敵な内容でした。ゆきみせとさんの個展と同じ日に見たんですけどね。

 何もなくても何かあると信じて

 この日の日記にも書いている通り、正直4月後半はちょっとスタミナ切れ気味だったのかなあ。あんまり「よし今日は〇〇に行くぞ!」という意気込みもなく……かといって家に引きこもっていられるほど穏やかでもなく……全くもってどうしようもないテンションだったのですが……歩いて良かったな。そういうことは確信しています。他にもNoaさんのライブとかアベココアさんのライブとかも行ってみたのですが、うん、やっぱり良かったかな。
 別に、元気じゃなくてもいいんですよ。いや体は元気なんですけどね。こう、毎日心が躍っているような状態じゃなくてもいいんです。ちょっと落ち着いているのがきっと普通だから。それを、無理してテンションを上げようとすると、その反動で普段よりも深く落ち込んじゃって、その状態が嫌だからまた、より高い強度で無理をしてテンションを引き上げ……。
 そんなことを繰り返して来たから、心のバランスが崩れてしまったのでしょう。かつての私はそれがひどくて、心療内科に通うほどのレベルでした。今の私は大体自分で何とかなっています。こうして良い体験を沢山することもあるし、ちょっと落ち着いていることを自覚してそれなりに立ち回ることができるようになりましたから。
 5月病って、こういうことなのかもしれませんね。私自身は別に病だとは思っていませんが、世間的にはこういうことを5月病というのかもしれません。
 でも私はわかっています。
 頑張り過ぎたら反動もきついし。晴れの日も曇りの日も、その振り幅があまり大きくならないようにコントロールしながら、日々を丁寧に生きていきたいと思います。

 その辺の「我慢する強さ」っていうのは、最近読み終えたこの本『樅ノ木は残った』から会得したというのも、あるかもしれません。死んでもいいからと言って勇ましく白刃を振りかざすのではなく、我慢に我慢を重ねて、最期の時まで「生きているうちにしかできないこと」をなそうとする生き方が何よりも大切なのだ……ってね。

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