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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 通信環境がおかげさまで改善しました。というか、本当に「たまたま電波を拾えなかっただけ」だったみたいです。別に機器故障じゃなくて。なぜそう思ったかといえば、家から駅まで歩いて行くうちにまた電波を拾って正常に通信できるようになっていたからです。これがクラウドWi-Fiというものか。

 榴岡図書館で借りた『漂流郵便局』という本を読みました。Xで書いた文章を転載するのも手抜きのようで恐縮なんですが、結構ちゃんと自分が感じたことをまとめられたので、このまま読んだ本の感想としてまとめておいてもいいかなと思ったので転載します。
 
 返事を無くとも、ただ私の気持ちが相手に伝わればいいと言い聞かせて手紙を出したことが何度かあります。このブログでは何度も書いているから、あえて繰り返すことはしませんが、Xで書く時は「お迎えしたアート作品や読んで感動した物語の作者だったり」とボカして書きました。
 自分の感想をモノローグ的にまとめることも必要ですが、そこから一歩踏み出して「伝える」為に文章を書くことも大事だと感じました。
 手紙を受け取った方がどう思ったのかはわかりません。ただ、私の中ではしっかり気持ちを作り上げて言葉にして私の手を離れてしまえば、それ以上のことはどうしようもありません。
ただ、「私が感じたことが正確に伝われば嬉しいなあ」それだけを祈っています。手紙ってそういうものですよね。
 今も粟島にこの郵便局はあるのか。手紙は届き続けているのか。それを仕分けする人はいるのか。
あえてここに手紙を出してみようとは思いませんが、私の手紙趣味が少し加速しそうな手応えがありました。良い本との出会いでした。 榴岡図書館で借りられます。
 あとは、読んだ後急速にこの本と漂流郵便局に対する興味が薄れてしまったこともあるでしょう。まあ確かに面白い試みだと思うのですが、私はそういうのいいかなって気がします。
 だって私はもう、そんなところに手紙を出さなくても気持ちが伝わることを知っているから。伝える相手がない手紙なら、自分でどうやって処理すればいいか知っているから。わざわざそんなところに出さなくても、イマジナリーな郵便局を知っているから。私はそれでいいです。

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