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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。


 では、改めて大河原町~柴田町の「一目千本桜」について、簡単ではありますが触れます。
 私がわざわざ言うまでもありませんが、これは宮城県内でも有数の桜の名所です。白石川沿いに植えられた1200本もの桜の木がいっせいに咲き誇り、それを見るために県内はもとより県外さらには海外から人々がやってきて人目をはばからず三脚を立てたり自撮り棒を振り回したりして写真を撮りまくるのです。
 なんて言ってみたものの、否定的な感情は全くありません。今回初めて行ってみたのですが、これだけ延々と桜並木が続いている様相はもはや「壮観」といってもいいくらいで、大河原駅から船岡駅までのんびり歩きながら楽しみました。
 時々チェックポイント的にマルシェがあったり色とりどりの花が植えられた公園があったり、昭和45年の大河ドラマ『樅ノ木は残った』の主人公原田甲斐ゆかりの地である船岡城址公園もあったり……まあ~存分に楽しみました。写真もたくさん撮りましたが、容量制限がそろそろ厳しい状況なので、特にこれだけを掲載します。



 これは「白石川千桜公園」のあたりの模様です。こんな感じで桜だけじゃなくて、他の色のお花もたくさん混生していていて……その合間にある道を歩くと、目の前の道以外全部花に囲まれたような、きわめて幻想的な雰囲気に浸れるのです。
 そんな中で、どこかから
 「フローラ」
 という言葉が聞こえてきました。
 私の貧弱なリスニング力ですから、たぶん違います。flowerかfleurか……そのあたりだと思うんですが、ある意味フローラでもいいと思うんですよね。ローマ神話における花と春の女神ですから、花の美しさに魅了されて女神がそこにいるような気になり思わず「Flora(がいるわ)!」と言っちゃった……思考の超飛躍、空想の大氾濫ですが、そこまで考えてしまいました。あとは澁澤龍彥さんの著書のタイトル『フローラ逍遥』というのが頭にあったから、そういうのが浮かんだのかな。まあいいです。綺麗なもの、可愛いものを想像すると心が綺麗になりますから。私はそういう風に空想を膨らませた自分の想像力を愛おしいと思うし大切にしたいと思います。
 なお、海外からの観光客の人たち(Tokyoから来たと言っていた)も、桜を見た時はSakura ! と言っていました。一応cherry blossom とかCerisiersといった言葉があるはずですが……日本に咲いている桜の花は特別にSakura というのかしらん。いや、全く面白い体験をたくさんしました。良い旅でした……。
 また折りに触れて書くかもしれませんが、とりあえず今日はここまで。Salut !

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