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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 9月だと言うのに今日の日中の予想最高気温が30度越えという厳しい状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて今日は『防災の日』。かつて多くの人が犠牲になり、帝都・東京が灰燼に帰した関東大震災が起こったのを教訓に、防災についての意識を高めるために設定された日です。……たぶん。

 小学生のころはこの日、必ず避難訓練をやっていました(ほかにも何度かありましたが)。この時は集団で昇降口からドタドタと出てくるのですが、何で折りたたみ式の滑り台を使わないのだろう? といつも思っていました。……あれは本当に最後の手段なんでしょうね。ちゃんと自分の足で昇降口まで下りられるのなら、その方がいいに決まってます。今なら、何となく想像もつきます。


 さて、昨日の「めざましテレビ」でも様々な防災用品が紹介されておりました。なんか、ずいぶんとハイテクというか、不思議なグッズもたくさんありました。特に何もなくても使って見たいなあ、と思うような。

 当家には特にそういった特別なアイテムは何もありませんが、「これがあったからよかった」というものもありました。そう、去年の3月11日のことです。

 
 1.懐中電灯

 これは言うまでもありません。停電で真っ暗な状態でしたからね。とりあえず大型のものを上向きにしてひとつ置き、トイレなどに行く時は別なものを手持ちにして行きました。やはり人間、明かりがないと何もできません。特にみんなで同じ部屋にいる時なんかは、広範囲に光が届くようなものがあると安心です。

 2.ラジオ

 これも当然です。停電状態で、今外で何が起こっているのかまったくわからない状況にあって、唯一の情報源はラジオでした。やはり取り回しがいいというか、情報が早いのはラジオです。そして情報というだけでなく、気持ちを支え、前に進む元気を与えてくれたのもラジオでした。これは後に『その時、ラジオだけが聴こえていた』を読んだ後にまた書くと思いますが、ラジオのよさを30年間でもっとも味わった数日間でした。

 3.卓上コンロ

 これなんかは、柘植久慶氏の『サバイバル・バイブル』でも取り上げられていましたが、かなり役に立ちました。3月のまだ寒い時期ですからね。それ単体で暖かい食べ物を食べられるので、本当に助かりました。もちろんこれは電気が止まっただけで、水道が無事だったからというのもありますが。ガスボンベの予備さえあればかなり有効です。災害時だけでなく、日常でも使えますしね。


 とりあえず、この3つでしょうか。

 私の家は内陸中の内陸にあるので、今回の震災ではそれほど大きな被害はなく、停電が復旧すれば大体元通りの生活になりました。そのため、あくまでもこれは当家に限ったケースではありますが、とりあえずね。

 昨晩もフィリピンで大地震があり、一時的に日本沿岸全域へ津波注意報が発令されました。災害はいつ来るかわからないですから、常に物心両方を備えておきましょう。ほら、備えあればうれしいなと言うじゃありませんか(まさかの岸和田博士オチ)。

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