忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今日は東京の小学生諸君にとって夏休み最後の日だと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。個人的には、海で泳いだとかプールで泳いだとか、そういった記憶はありませんが、よく走りよく汗を流した夏だったと思います。気温だけ見れば今も夏ですけどね。

 そんな非常に暑い夏をすごした私。昨日はちょっと涼しいところに行ってきました。八幡平市の山の上から流れる松川渓流のほとりです。ここの川は水温がとても低いので、川のそばまで行くだけで思いっきり涼しいのです。

 目にも涼しく、少し手を水に浸すなどして身体的にも涼しくなったところで、同市内にある本屋にちょっと寄り道。本を探すためでした。


 私が探している本と言うのは、『その時、ラジオだけが聴こえていた』というものです。これは震災直後から108時間に渡り災害特別番組としてリアルタイムに情報を発信し続けた岩手放送のドキュメントです。実際、停電の中で私もラジオから流れてくる情報だけが頼りであり、同時に希望でした。ラジオを積極的に聴くようになった遠因であるかもしれません。 

 特集コーナーで山積み平積みにされていたうちの一冊を手に取り、ついでだからとばかりにうろうろと歩いていると、また別なところに特集コーナーを組まれていた『ハヤチネ!』というマンガが。岩手県民にとってはハヤチネといえば早池峰でありアテルイII世であることは言うまでもありませんが(?)、果たしてこれは何なんでしょう。

 立ち読みができないようビニールでパッケージされていましたが、まあせっかく岩手を題材に取り上げてくれているのなら、読んでみようかなと思い、黙って一冊を手に取りました。

 さらに店内をうろつくと、今度は今年の正月からず~っと探していたアランの『幸福論』が。おおっ、これぞまさに幸福! 当然ながらパッと手に取りました。表紙が若干モエモエ美少女くさい絵柄なのが少々気になりますが、まあ中身は大丈夫だろう。そう思って都合3冊をレジにドサッと放り投げ、勘定をしてもらいました。予定の2倍ほどの出費になってしまいましたが……まあ、せっかく出会ったのだし、これも何かの縁ですよ。あまり行くことのない本屋さんだし、たまにはこういうのもいいかな。

 あとはこれらをいつ読むかと言うことなんですが……こないだ上野駅で買った本もあるし……いや、参りましたね。ちょっと楽しみな『参りました』ですけどね。


 


拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック