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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ワールドカップでも新日本プロレスでもなく、なぜか今日は『龍馬伝』の感想を。

 昨日のお昼に再放送があって、それで見たのですが。

 ……前にも書いたように、これは土佐の坂本龍馬の物語なので、龍馬本人とその近親者がいい人で、それに対する幕府側の人間はものすごい極悪人として描かれています。特に近藤局長(原田泰造)率いる新撰組なんかは、問答無用の極悪人斬り集団みたいな描写で、なんとも複雑な気分です。……少なくとも今のところは。


 物語は例の池田屋事件の直後。私はあまりよく知りませんでしたが、このときに龍馬の幼なじみの望月亀弥太というのが死んでいたのですね。……ゲームの『風雲幕末伝』でも、序盤で一緒に戦ったり道場で手合わせをしたことがあったので、名前は知っていましたが、そう言うつながりだとは知りませんでした。

 あくまでこれは倒幕派の人たちの物語なので、さも池田屋事件はキリングマシーン集団・新撰組の凶行であるという描写でしたが、そもそも京に火を放ちそのドサクサで天子様をかっさらおうという、その行為の方がよほど平和を乱すテロ行為じゃないの? と思っていた犬神。

 まあ、そんなことを言っていても話が進まないので、それはよろしい。ともかくこれで龍馬が新撰組を恨む理由ができたと言うことですね。


 一方で土佐では、土佐勤王党の武市半平太が吉田東洋殺しのカドで『その日』を待っているような状況。史実通り野上リョウタロウ……じゃなくて岡田以蔵(佐藤健)は後藤象二郎? に厳しい拷問を受けていますが、なかなか口を割りません。この人とか岩崎弥太郎? とかって、あんまり感情移入できないんですよね。やっぱりドラマ以外の部分であんまり馴染みがないから。

 平田先生の『人斬り』から古本屋で立ち読みした幕末の雑学書まで、色々な角度からこのあたりの経緯を読んだのですが、いずれにしても史実では岡田以蔵の自白により事件は発覚、斬首&切腹のとがめを受けております。

 中途ハッパなゲームソフトとかじゃないですから、当然ふたりが助命されるということはありえないでしょう(公式ホームページにも人物紹介を見てもやはりそう思いました)。そうすると、どういった形で『その時』がやってくるのか。ともかく今夜の本放送も見逃せません。

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