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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨晩、車を運転しながら聞いたラジオのリクエスト番組。

 JFNとかJ-WAVEとか、そんなのじゃありませんよ。昨日は地元のAM局であるIBCのリクエスト番組を聴いていました。パーソナリティも英語の発音がやたら流暢なバイリン男性・女性ではなく、ゆっくりした語り口の局アナで、流れる曲も比較的渋めのものが多かったです。

 そんな中、羞恥心をリクエストした女の子のメッセージが読み上げられた時、ちょっと切ない気持ちになってしまいました。なんか、ひどく落ち込んでいるみたいで、「生まれてこなければよかったのかな……と思っています」ってメッセージを送ってきたんですね。

 おいおい、そんな切ないこと言いなさんなよ。そんな風に思ってしまいました。リクエストした羞恥心の音楽で元気になってくれればいいのですが。


 その一方で、今日聴いた音楽番組では怒髪天の「YO・SHI・I・KU・ZO」が流れました。英語で言えばOK, let's goです。恐ろしく元気な歌です。
 
 私なんかは、こっちのほうがよっぽど元気になれるんですよね。もちろんそれは私がおっさん道に入門したからなのですが(※)。

 ま、色々と悩んだり落ち込んだりしても、こうして30年生きて来れたんだし。きっと大丈夫だよ。顔も声も知らない子に思いをはせた雨の日の夜でした。すいません、こんなことくらいしか書くことがありません。


 (※ ボーカルの増子さんいわく、30歳で入門、40歳で黒帯だそうです。だから私は十級白帯といったところです)

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 昨日はらしくもないまじめな内容だったので、今日はできるだけくだけた内容で行きたいと思います。そんな今日のテーマは『AKB48』。くだけすぎです。タイトルもどちらかというと伝説のアイドルゲームっぽいし。

 最近はようやく顔と名前が一致し始めたところですが、それでも48人? 全員の名前を言えるわけではないし、たとえば全員の集合写真の中から「あ、○○がここにいる!」とかと見分けるのはきわめて困難なことです。そこまでではないのです。

 そうやって顔と名前が一致するようになってくると、なるほど、ひいきの女の子とそうでない女の子、出てきます。「ああ、この子が○○っていう名前の子だったんだ。……あんまり好きじゃねえなあ」とかって感想を持てるようになってきたのです。

 好きな女の子は板野友美(理由:クールな雰囲気がAKBっぽくないから)と渡辺麻友(理由:ツインテールだから)そして仲谷明香(理由:後述)。反対にそうでもない子は○○○○○(理由:なんか「人工的な美女」っていう印象がするから)と○○○○○(理由:顔に生気がない、テンションが下がるから)など。

 ま、こうやって自分のひいきの女の子を見つけて、それを後押しするのがAKB48というアイドルの楽しみ方なんですよね。CDを買ったりするほどではありませんが、テレビで見かけたときに少しは感情を動かされるようになったのかな。そう思いました。


 そんな中、「東北出身」を武器にAKB48のメンバーとして頑張る仲谷明香。昨日はそんな仲谷の単独番組『なかやん通信』の日でした。

 まあ内容は、アイドルらしく? しょーもないものでしたが、それがまたいいんですよね。仕事が終わって気持ちが疲れている時だったから、それがまたいいのです。

 それに、犬神は結構、仲谷のことを評価しています。そのきっかけになったのは、最近出版した『非選抜アイドル』という本。ソロCDを出したの出さないのと芸能ニュースで取り上げられるメンバーがいる一方、仲谷は非選抜、日陰者ということを武器に出版業界に切り込んできたのです。

 まあ、中身は読んでないんですが。ギャフン!

 Amazonの紹介文とユーザーレビューを読んでいたら、なんか、おおよその内容がわかってしまったんですよね。幼少期のこと? AKB48としての活動の舞台裏? あんまりそういうのは知りたいと思わないので、これからも手に取ることはないと思います。

 ただ、仲谷は声優になることが夢であり、AKB48での活動さえも野望のためのステップに過ぎない、と。そういうことなんですよね。

 前にも言いましたけど、やるじゃないですか、仲谷。総選挙でセンター取ったとかライバルと抗争したとか、そんなのは小さなこと。大局的な野望を持って不遇の日々を生き抜く仲谷明香(AKB48)を犬神は強力に支持します。戦え、仲谷明香(AKB48)! 負けるな、僕らの仲谷明香(AKB48)!


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 というわけで、昨日予告したとおりデンドロビウムの鉢植えを購入、これをプレゼントしました。ただし、「母の日だから」とは言えず、

 「はいコレ」
 「そういう日だから」

 という、なんだかよくわからないコメントをもって渡しました。まあ、とりあえずこれで気持ちは伝わったかな。

 よし、何とかやったぞ! さあ、皆様はどうですか?

 *

 会社の同僚のプライベートにはあまり積極的に首を突っ込まない主義なので、あくまでも周りの人が話していたのを横から聞いた。そういうことですが、ちょうど今日という日にふさわしい話を聞いたので少し。

 以前同じフロアで働いていて、今は他部署に行ってしまった女性がいるのですが、その人が今、妊娠9ヶ月目だというんですね。まあ、おめでたいことです。

 ところが、そのあとの話を聞いていると、「ああ、やはり男性と女性は違うのだな」と思いました。それは、出産時の痛みについて話が及んだからです。

 昨日話をしていた女性2人のうち、ひとりは大学生のお嬢がいる方。その時はどうだったこうだったという話をしていました。やっぱり痛いみたいです。

 その痛みがどれほどのものなのか……と、考えてみたものの、男に生まれた以上、絶対に経験することのできないものですからね。そのうち私は考えるのをやめました。そして女性の強さ、女性の特別さというものを妙にシリアスに感じたのでした。

 そういうわけで、繰り返しになりますが、今日は母の日。息子や娘がいない人はいても親がいない人はいません。やはり何かしらの気持ちを伝えるべきです。そして、もしも何らかの理由によりそれができない人も、自分を産んだ親のことを考えてみてはいかがでしょうか。

 ……って、何でこんなにシリアスに語っているんだろう私は。ちょっと硬い話になってしまいましたね。まあ「1年に1度のことだから、力みすぎてしまったんだな……」と一笑に付していただければ結構です。

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 今度の日曜日は何の日か……まあ、私があえて言わなくても皆様ご存知ですよね。そう、こうして言葉に出すのも恥ずかしいのですが『母の日』というやつです。

 その起源は今から100年ほど前のアメリカまでさかのぼります。当時のとある女性が提唱し、自分の母親が好きだったカーネーションをその思想に賛同した人に送ったので、いまだに母の日といえばカーネーションというイメージが一般的であるようです。……というのは、こないだラジオで聴いた話(そしてWikipediaで確認した)。

 ちなみにその話をしていたのは、岩手大学の放送研究部の子でした。コミュニティFM(ラヂオもりおか)とはいえ、大学のサークルが30分番組を持ってるんですよ。しかもこれがまた、そこそこ面白くて……やるものです。

 話を戻します。そういうわけで5月の第2日曜日が母の日と制定されたのですが、これが犬神はとても苦手です。なんとなれば、私は日本人ですから、面と向かって感謝の気持ちを伝えるなんて恥ずかしい! からです。

 普段は何も言わなくても、感謝の気持ちを持って接していればいいだろう。そう思って、母の日以外の364日の間、随時自分なりにさりげなくアクションを起こしてきたのですが、やっぱりちゃんと伝わっていないみたいで。

 結局、そういうのって今の時代には流行らないんですよ。ちゃんとしかるべき日にしかるべき形でいわないと、伝わらない。伝わらなければ、どんなに思っていても意味がない。……それがいいのかそうでないのか、ではなく、たぶんそういうものなんです。

 まあ、30年以上も生きてきたんだし、たまにはそういったことをやってもいいだろう。そういう風に思いました。

 *


 昨日は祖母(ばーちゃん)の趣味であるガーデニングで植える苗を買うために、ホームセンターなどに行きました。

 そこでもひそかに『何かプレゼントできそうな花はないか』とリサーチしてきた私。そうしたところ、デンドロビュウムとかいう花がありました。蘭の一種ですね。

 ガンダム原理主義の弟者なんかは別なデンドロビュウムを想像することでしょうが、それはさておいて。蘭というとびっくりするくらい高いイメージがあったのですが、これはそこそこの値段でした。

 どうやって育てるのかとか、色々と思うところはありますが、これでもプレゼントしてやればいいか。そう思いました。まあ今日は遅番なので、出かけるときに立ち寄って買っていけばいいのかな、と。

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 昨日は、ここ最近いつもそうですけど、少々不安定な天候で。いつ雨が降るのかわからないので、休みでしたが走ることはせず、傘を持参して御所湖畔を散策することにしました。

 ただ歩くだけといえばそうなのですが、こういうのが結構好きな私。歩きながら色々なことを考えたり、景色を眺めながら何かしら感じたり。昨日なんかは遅れて咲いた桜の花がまだ残っていたりしたので、最後のお花見? というオマケもつきました。最後の花見ってなんか深刻な響きだな。もちろん「今シーズンは」って意味ですけど。

 あと、水芭蕉も残念ながら時期は過ぎていました。……ただ、桜の花が見られたのと、スミレの花が見られたので、よかったかな。ちなみにスミレにもたくさん種類があるみたいですが、このスミレがどの種類のスミレかというと、え~と……写真もあるのにアレなんですけど、ちょっと自信がないので、明言は避けることにしましょう。

 どのくらい好きかっていうと、20年ほど前でしょうか、私がまだ小学生だったころに遠足で出かけた山で一目ぼれし、ゴミ入れ用のビニール袋に周辺の土ごと放り込んで持ち帰ったくらい好きだったんです。さすがにこの年になれば、そこまで珍しい花ではないとわかりますが、その時はもう夢中でした。そんなちょっとした思い出のある? 花なのです。


 そのあと、さらに歩き続けた私は、御所湖を突っ切る巨大な橋『御所大橋』を渡り、前々から気になっていた『シオン』像を見ることにしました(冒頭画像参照)。

 リニューアル前の盛岡駅の地下道に写真が飾ってあったことなどから、そこに像があることは知っていましたが、果たしてこれが何者でどうしてシオンという名前なのか。そういった詳しいプロフィールを地元民でありながらぜんぜん知らなかったもので。今回こうして徒歩で来たので、しっかり確認して行こうと思ったのです。

 そうしたところ、これは岩手の彫刻家・舟越保武先生によって製作されたものだそうです。田沢湖にある『たつこ姫』と違って特に伝承などはなく、名前の由来はこのあたりに咲く『紫苑菊』という花の名前からとられたそうです。どこかの賢者ではないのです。


 それを確かめて、再び帰途についた私。往復で5キロか6キロくらいは歩いたのかな。

 結局、雨は降らなかったので、それならもう少しペースをあげて走ればよかったかなと思いましたが、今日は体育会系ではなく文化系の日。ラジオを聴きながら思索? にふけり、新しい知識を得て、心身ともにリラックス。そういう日も大事です。こうして長々とブログの記事を書くこともできたわけだし。

 ちなみにそのあとは、某ショッピングモールで開催されている三陸鉄道写真パネル展に3度目の来訪。どれだけ好きなのか! ええ、とにかく好きなんです! そしてどうして久慈ありすの写真ばかりなのか! それもやっぱり、とにかく好きだからなんです!!

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 以前にも書いていると思ったら書いていなかったっぽいこの話題。

 元々あまりギャンブルが好きではない犬神、当然ながら競馬なんていうのは一度もやったことがないし、あまり興味もないのですが、『きみはジョッキー』『バロンドリロンド』といった、競馬をモチーフにした小説や漫画は好きでした。そして、それがこうじて我が岩手競馬で唯一の女性騎手・皆川麻由美騎手に関心を持ったことがありました。

 『きみはジョッキー』は、廃止寸前の地方競馬で騎手として奮闘する女の子と厩務員として頑張るヤングボーイとの青春物語なのですが、岩手競馬もあまり経営が順調ではないそうです。何せ、存続させるために知事が県議会で土下座をしたこともありました。そのくらいしないと持たないようなのです。

 普段競馬をやらない犬神にとっては、まあなくなっても大して困らない……と思っていたのですが、「皆川騎手が頑張ってるから、何とか続いてほしい」と方針転換。機会があれば実際に見てみたいと思っていたのですが、今年の1月にいきなり引退を表明、そのシーズンでセレモニーを経て引退していたのでした。

 それを知ったのがつい昨日、たまたま名前を検索した時だからたまらない。ファンといってもその程度か、ということが露呈してしまいました。これに関しては言い訳しません。皆川騎手はすごく好きでしたが、やはり競馬それ自体にあまり興味がもてなかったのが原因でしょう。

 まあ、本人はもっと乗りたい気持ちがあったようですが、やむにやまれぬ家庭の事情での引退ということですからね。仕方がないことでしょう。ネットで調べたこと以上に接点はもてませんでしたが、第二の人生が充実したものになることを祈っております。なんつったって、家業を継ぎつつご結婚もされたようですからね。

 一方で、いよいよ岩手競馬とのつながりが切れてしまいました。またしばらくは『きみはジョッキー』などのフィクション競馬世界に思いをはせることになるでしょう。私が再びつながりを持つためには、やはり皆川騎手のような、目を引く何かがないと無理ですよ。


 参考:赤見千尋のRed View

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 昨日、何があったっけ? と振り返ると、まあ仕事でこれといって特別なネタがなく、どんな話題を書けばいいかな? と考えてみました。

 ようやく読んだ『ラジオ番組表』に載っていた、福島の放送局のアナウンサーさんの言葉? 深夜に放送しているROCKETMAN SHOWについてWikipediaで調べた情報に対する感想? どうも、いずれにしてもこのブログに似つかわしくない硬い話になりそうで嫌ですね。色々と思うことはありますが、それをこの場で語るのはふさわしくないと思うのです。

 じゃあ、どんな話題があるのかな。そう思って何とか頑張って考えた結果、昨日久々にテレビ中継で見た相撲の話をしたいと思います。


 この犬神、実は結構、相撲が好きです。いつごろから好きかといわれれば、KONISHIKIさんがまだ小錦関だったころからなので、まあ20年くらいは経つのかな。

 当時はやっぱり千代の富士が大好きでした。いわゆる力士のイメージとは少し違って、非常に引き締まった肉体でエイヤッと投げ飛ばす姿は力強くて、非常にかっこよかったです。

 その後はトリッキーな力士が好きになりました。舞の海とか旭鷲山とかですね。特に旭鷲山なんかは、毎回聞いたことのない技で勝利を収めるものだから、見ていてまったく退屈しませんでした。私が初めて「モンゴル相撲ってすげえなあ」と思った人でした。


 数年前には、久々に岩手出身の幕内力士・栃の花も出ました。私がテレビで相撲を見るのは16時からの休憩時なので、中入り後となるのですが、その時間帯に地元出身の力士の取り組みを見ることができるのは、本当に楽しかったです。

 その栃の花も引退して親方になり、高見盛も幕下転落(?)、知っている選手があまりいなくなってしまいましたが、それでもやっぱり相撲は見ていて面白いです。

 それにしても、大関ばかりが6人もいるのですね。まあ、それなりの強さがあるから大関になったのでしょうし、それはいいと思いますが、一方でやはり「もうひとつ上」に飛び出す人が誰もいないのはちょっとさびしいかな。白鵬の一人横綱時代がずいぶんと続いているので、それを脅かすような強力な力士が出てこないとね。

 と、まあ、何とか形になったところで今日は締めましょう。

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 あまり異常気象という言葉を簡単に使いたくはないのですが、昨日の天候はさすがの私も異常気象と言わざるを得ません。

 直前まで割りといい天気だったのに、ほんの1時間ほどで急速に曇り空になり、何度も稲光が空中を飛び交う様子はかなり怖かったです。

 そして、関東ではそれどころではない状況であることを知ったのは、夜7時のニュースを見た兄者からの電話で、でした。

 正直なところ、日本であれほど大きな竜巻が発生するとは思いませんでした。電柱が折れて家ごと吹き飛ばされるような威力の竜巻。アメリカのテキサス州とか、そのあたりの話だと思っていましたが、現実としてそういうものがやってきたことには、ただただ戦慄することしかできません。

 地震もそうですけど、自然災害というのは、人間にはどうしようもないというか……とにかく逃げるしかないというのを、改めて思い知らされました。

 しかしながら、地震ならわかりますが竜巻は……。まさか家ごと持っていかれるほどの威力とは思わないですからね。私もむしろ「家の中にいるほうが安全」と思って、そのままとどまっていたかもしれません。

 連休明けの寝ぼけた気持ちに浸る暇もなく訪れた今回の災害。つくづく恐ろしいものであると思いました。

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 八幡平から数十キロ離れた一戸町は御所野縄文公園に行った私たち。ここで行われるイベントに参加するためでした(ただ単にお客さんとして見に行くだけ)。

 ひとりで1度、兄者らをつれてもう1度、というわけで三度目になった今回の来訪。戦国時代とかならいざ知らず、縄文時代にそれほど興味がなかった私ではありますが、広い集落跡に再現された竪穴式住居群や、さまざまな趣向を凝らした博物館の構成などがすっかり気に入り、同時に縄文時代ファンになってしまったという場所なのです。

 「とりあえず何かイベントがあるみたいだから行こう」

 その程度の気持ちで来てみたのですが、やはり来てみるものです。ここで私、大きな出会いを果たすことができました。

 ちょうどこのイベントで、Underpath!さんのライブが行われたのです。


 私のブログでも初めて名前を出すので一応書きますが、Underpath!さんは男女2人組のユニットで、ジャンルはR&Bなのかな。よくわかりませんが、MASAHIROさん(男性)がギターを弾き、MIKAさん(女性)がタンバリンとかでリズムを取る、というのが演奏のスタイルです。

 恥ずかしながらこの犬神、今までCDジャケットを見る機会は何度もあったのですが、実際にその音楽を聴くことは一度もありませんでした。youtubeとかでちゃちゃっと検索すれば出てくるはずなのに、それさえしませんでした。岩手出身の地元密着型アーティストなんだから一度くらい聴く機会があってもいいはずなのに、なぜかそういうこともなく。

 好きになれるかどうか、とにかく一度聴いてみないとね。そう思っていたところで、今回のライブですからね。渡りに舟とはまさにこのこと。私以上に予備知識がなかった兄者を何とか説得して、「雰囲気だけ」といいながら引っ張っていきました。


 およそ30分後、その場で販売されたCDを買っている私がいました。

 来場記念とか、そういうのじゃないですよ。音楽を聴いて、その音楽に心を動かされて、その上で買ったんですからね。しっかりそこはおことわりしておきますよ。

 数曲がライブで披露されて、もちろんそのどれもがいい曲ではありましたが、決定的だったのは、三陸鉄道応援ソング。駅の名前を歌の中に無理やり詰め込んで……いや! えっと、うまいことちりばめた楽曲です。三鉄LOVERの犬神にとっては、とても元気が出る曲です。

 そんなお二人と私たち観客のグルーヴ感が天に通じたのか、今にも雨が降り出しそうな空模様がにわかに回復。分厚い雲の隙間から日差しが差し込む一時がありました。いや本当にそうだったんです。すごく劇的なシーンでした。


 そんなこんなで、もっと、おふたりの音楽を聴いてみたい。そう思ってCDを買いました。ただし5月4日に発売された1stアルバムではなく、2007年に発売された1st「ミニ」アルバムの方ですが(1stアルバムの方は兄者が買ったので)。

 購入時、歌詞カードの裏表紙にサインを入れていただき、さらに握手もしていただきました。それも含めて、犬神はUnderpath!のお二人を全力応援していきます! でもって皆様もぜひ聴いてみてください!

 Underpath!公式サイト

 岩手復興応援ソング「One」 PV


 さんてつのうた

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 昨日は、兄者のリクエストにお答えして家族全員で八幡平へ行ってきました。

 標高1000m以上の高さを誇る名峰なのですが、それゆえ春が来るのがとても遅く、冬の通行止めが解除されたのもつい先月の20日でした。

 そして通行止めが解除されたとはいえ、雪が完全に溶けたわけではありません。道路の両側に数メートルの「雪の回廊」と呼ばれる積雪があり、その間を駆け抜けるという、この時期しか味わえない光景があるのです。

 それは確かに私も見てみたいと思っていましたし、家族そろって出かけるのも悪い気はしません。そんなこんなで愛車・ファミリアに乗って出かけたのですが……これがなかなか、困難を伴う旅でした。


 まず、八幡平山頂への道のりのひとつ「アスピーテライン」の急斜面。私のファミリアをもってしても5人乗車ゆえかそもそもの車重ゆえか、アクセルを床まで踏み抜いてもなかなか速度が上がらず、40キロほどが精一杯という状況でした。回転数は3千回転(理論上もっともトルクが出るところ)だったので、まあこれが限界なのでしょう。

 抜かれるたびに悔しい思いがこみ上げてきましたが、まあいいです。こんな非日常的な場所をらくらく走るための車ではないのですから。

 それに、仮にもっとスピードが出せるような車に乗っていたとしても、私自身の判断でアクセルを踏むことをためらうような天候でした。

 数メートル先の見通しが利かない濃霧に、降りつける雨。雪こそ降りませんでしたが、気温は確実に1ケタ台だったでしょう。そして風がメチャクチャ強かったので、体感的には冬同然の気候でした。念のために持っていった冬物のコートがあって、本当によかったです。


 そんな悪天候にもかかわらず、山頂のレストハウスにはたくさんの観光客がいました。これはちょっと意外です。

 そんな人たちにまじって、私も恒例となったポストカードを数枚買いました。

 あとは、非常に珍しい飲み物として「白樺の樹液」というのがあったので、これを飲んでみました。200mlあたり250円でしたが、そもそも樹液を飲む機会なんて今までになかったので、これが高いのか安いのかはわかりません。そしておいしかったかどうかというと、まあ、グルメ番組のリポーターみたいなリアクションを取れるようなものではありませんでした。

 「これが、樹液の味か」

 そういう印象です。……メープルシロップがあんなに甘いし、カブトムシの樹液とかもなんだか甘そうな色をしているので(実際に甘いかどうかは不明)、そういう味を想像していましたが、意外とそうではないのですね。思ったよりも淡白な味なのです。


 さて、そんな八幡平を後にして、次に私たちが向かったのは一戸町。ここでは午前中とはまったく違ったドラマが待ち受けていました。

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 ゴールデンウィーク後半戦、皆様いかがお過ごしでしょうか。……あんまり、よくはないかもしれませんね。何せこの天気ですからね。

 私が久慈市に行った日も天候はかなり悪く、市内には暴風警報が発令、突然吹き付ける風によって傘が壊れてしまいました。それでも安定して走行してくれるファミリアちゃんはさすがでありますが。

 そんな雨降り状態ってだけでも気分下々↓↓なのに、道路の冠水や建物の床上浸水はたまた土砂崩れなどで実際的な被害が出ているのだからたまりません。我が県でも仮設住宅の裏のがけが崩れたの道路の一部が崩れたのというニュースが飛び込んできました。

 何とか大雨のピークは通り過ぎたものの、今もあんまりすっきりしない天気で残念気味です。まあ、今日は今日として、どこかに出かける予定なのですが。


 *


 他県域に比べて少々遅れてやってきた桜も、さすがに昨日は9:1くらいで葉桜状態になっていました。通ぶって葉桜に何かしら風情を感じられれば、一年の大半を楽しむことができると思うのですが、葉桜は毛虫がいますからね。やや離れたところから見なければ。

 あと、ソメイヨシノは散ってしまったもののシダレザクラはまだまだピンク色の花をつけていて、なかなかきれいな状態を保っています。昨晩も観光ツアーの人たちがバスを横付けして見に来ていました。やっぱり、ああしてよそから来た人が珍しがって楽しんでくれれば、地元民としてはとてもうれしいですね。

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 昨日は、今シーズン2回目の花見を敢行しました。昨日の場合は会社の人たちで行うものでした。

 さすがに桜は散り始めており、見上げれば葉っぱの方が目立つような状態ではありましたが、咲き誇る花は散るからこそに美しいとはよく言ったもので。風が吹くとパーッと空間に桜の花びらが飛び、ある種幻想的な風景でありました。

 そんな中で食べて飲んで騒いで。昨晩の場合はアルコールも入って、酒燃料爆進曲(by怒髪天)状態に。まあ朝焼けが目にしみる時間まで飲んでいたわけではありませんが、それでも久々の午前様。帰ってきたのは午前2時近い時間でした。もはや昨日ではなく今日です。

 ま、とりあえず毎年やっていることを、今年もやることができた。それだけで十分に意義のあるイベントでした。


 それにしても、今日はせっかく休みだというのに、あいにくの天候です。まあ自然現象に逆らうことはできませんから、仕方がないのですが。

 それに、天気が悪ければ悪いなりに、楽しめるスポットもあります。屋内施設もそうですし、車に乗って景色を眺めるのもよいでしょう。また楽しからずやの精神で、何かを見つけてきたいと思っております。

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 先日、道路交通情報センターの堀江さんの話をしましたが、それ以来朝の道路交通情報が妙に楽しみになってしまった犬神です。もう、違う人が来た時なんか「あれ、今日は堀江さんじゃないんだ……」と一日中沈んだ気持ちで過ごしてしまうほどです(それほどではない)。
どうかしてるぜ!?


 ところで昨晩、家に帰ってみるとテーブルの上に見慣れない機械がありました。

 手のひらに収まる程度のサイズで、黒いプラスチックの箱にはツマミが3つ、針金アンテナ、金色の音叉のようなものが出ています。

 新手のラジオか何かかな。そう思って眺めてみると、これは「テルミン」という楽器だそうです。

 おおっ、テ、テルミン! 名前しか聞いたことがなかった伝説の楽器が、唐突に我が目の前に! と、少なからず衝撃を受けた私。早速スイッチを入れてみました。


 ……なんだかよくわかりませんでした。

 え~っと、アンテナに手を近づけたり遠ざけたりすれば音の高さが変わるっぽい? というのはわかりましたが、それも「理解した」というレベルではなく、小学生が理科の実験で「こうしたら、こうなった」という結果を得られた。そういう程度のものです。これで音楽を演奏するなんて、とてもとても、といった感じです。

 ただ、非常に興味深い、不思議な機械だな、とは思います。それに私にとっては不思議な箱に過ぎませんが、きちんとした理論があるのでしょう。そういったものを深く追求すれば、きっと私も何かしらの音楽を演奏することができるでしょう。今のところそれを追及する予定はありませんが、ともかくこうして手に取ることができる機会があっただけでもヨシとしましょう。

 誰がどうやって、なんのために開発したのか。まだまだ私とテルミン、始まったばかりです。

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 昨日は1日だけ休みだったので、両親ともども花見を敢行しました。こうして家族全員で外出する機会というのはめったにないので、非常にいい日であったといえます。もっと積極的に誘えばいいのでしょうが……。

 まあ、それはともかくとして。関東の方からしてみれば「今、花見なの!?」と驚かれることでしょうが、そうなんです、我が県ではこのゴールデンウィーク期間が満開(または8分咲き)状態なんです。特に盛岡市の中心にある「盛岡城址公園」なんかは、老若男女さまざまな人たちがシートを広げて大賑わいといった状況でありました。東京で言えば上野公園並みのレベルです。

 そんな中で特に「おっ?」と思ったのは、どこかの女子高のブラスバンド部がライブを繰り広げていたこと。路上ライブというか、花見会場ライブという感じです。場も盛り上がるし、本人たちにとってもいい経験になることでしょう。こういった企画も面白いなあと思いました(この後行った「高松の池」でも、同じような女子高生の群れがいました。別な高校でしたが)

 そんな中で私たちも出店の食い物を次々とがっつき、ビール……は親父と兄者だけで、私はキリンレモンを飲み、満開の桜を楽しんだのでした。


 さらにその後、岩手の象徴的な植物である「石割桜」などを眺めつつ、一行は「高松の池」に移動。これは東京で言えば千鳥ヶ淵に相当します。

 こちらではあまり飲食はせず、池の周りを歩きながら桜を眺める程度にとどめましたが、こちらもかなりの賑わいでした。近くに岩手大学があるので、そこの学生さんが多いのかな。先ほども申し上げたように女子高生の姿も少なくありませんでしたが……って、別に女子高生の姿ばっかり追いかけていたわけじゃないんですよ。どうしたって制服姿の女子高生は目立つから、よく覚えているだけで。

 そんなことも含めて、非常に華やかな1日でした。とりあえずこれで春のイベントは、クリアしたことになるのかな。


 おまけ:今週のファンタジアちゃん

 街でなんだかフワッとした気持ちにさせてくれる格好をした女の子を見かけました。なんていうんですか、ゴシックロリータ……ほどキツくはないですけど、一般的な洋服よりはヒラヒラというかフリフリというか、装飾が丁寧に施された服を着て、月亭可朝師匠みたいな帽子をかぶった黒髪の少女(c 森見登美彦)で。

 なんというか、大学時代に片思いしていた先輩を思い出して、ほんの少しだけ純粋な気持ちになってしまいました。もしかすると、これがうわさの「森ガール」というやつかもしれません。非常にかわいい、いい感じのファッションであると思います。

 まあ、もちろんその子と私が交わることは、地球に小惑星が衝突する確率よりもさらに低いと思いますが、そんなこともあったと最後にメモしておくことにしましょう。

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 先日、「人に見られていることを意識しなければいけない」という趣旨の言葉を書きましたが、そのことを改めて思いました。これといったネタがない時でもそれなりにクオリティを。そのことを改めて肝に銘じ、更新していきたい所存です。モチベーション上がりまくりッス!

 *

 と、それはいいのですが……ここ一週間ほど、自動車に関する嫌なニュースが連続して飛び込んできますね。

 京都で暴走した車が次々と人をはねて死亡させたり、登校中の子どもたちの列に突っ込んだり。さらに昨日はあろうことか、観光バスが巡航速度で防音壁に衝突してたくさんの人が死亡するという事故がありました。

 京都の事故は容疑者が死亡しているので本当の原因はハッキリしませんが、そのあとに起こった事故に関しては「居眠りしていた」「ボーッとしていた」などの不注意運転が原因。そんなことで未来ある子どもが何人も死亡したのでは、まったくやりきれないものがあります。

 これらの事故を起こした運転手たちは、もはや何をどうやっても完全に償いきることは不可能だと思います。一生をかけてもまだまだ足りないとは思いますが、まあそれはさておいて。

 今日、私が書きたいことは「これはもはや他人事ではない」ということ。

 私たちも人間ですからね。楽しい時もあればそうでもない時もあります。ちょっと疲れたな~とか何とかって言って、ちょっとぼんやりした不安、ってそれは芥川龍之介ですが、ぼんやりした状態で運転することもあるでしょう。

 それが危ないのですね。何かを壊したり自分がケガしたりするだけならいざ知らず、今回の事故のように誰かを巻き込んだりした日には、もはや取り返しのつかないことになります。そして、そうなる危険性は、家の前の道路から潜んでいるわけです。

 
 かく言う私も幾度となく、危険な目にあっています。凍結路でスリップして危機一髪! なんていうことは毎シーズンのことです(も、もちろん、そうならないよう慎重に慎重を重ねているのですが……いや本当に)。

 その中でも特に、一番目に危なかったのは……あまり思い出したくないことですが、自戒の意味を込めて告白させていただきます。


 それは叔母の法事で静岡まで行って来た日の帰りのこと。あまりちゃんと眠らずに行って返ってきたので、コンディションはかなり悪い状態でした。

 眠くて眠くて仕方がないものの、同乗者の手前、その様子をできるだけ見せないようにして、できるだけ平静を装って走りました。

 しかしながら皆様ご存知の通り、気合で眠気に逆らうことはきわめて困難なこと。いわゆる「居眠り」をして、気がつくとセンターラインをはみ出していた……ということが数度ありました。もしも対向車が来ていたら、今の私はなかったことでしょう。

 この時点で運転を変わってもらえばよかったのですが、変な意地を張ってそのまま運転し続けたために、決定的なことが起こってしまいました。

 交差点を左折しようと思って、レーンチェンジをしようと左にハンドルを切ったのですが、その時に操作を誤って縁石に接触、ホイールキャップを吹っ飛ばしてしまったのです。

 たまたま周囲に誰もいなかったからよかったものの、もしも周囲に歩行者がいたらケガをしていたのは火を見るより明らか。即座に運転を交代させられたことは言うまでもありません。


 この一件があって以来、私は居眠りに関しては特に気をつけるようになりました。

 「眠い時には、運転しない」

 それが私の運転哲学です。

 そして、長距離移動の途中で疲れや眠気が起こった時はすぐにSA・PAに停車し、とりあえず寝ることにしています。そのために10分か20分ほど時間をロスしたとしても、事故を起こすよりはずっとマシ、という思想です。まあ同乗者はたまったものではないでしょうが。


 *


 そうやって気をつけていても、いきなり飛び出してくる最悪マナーの自転車などにドキッとさせられることもありますが(最近あった実話)、狭い道はあまり運転しないとか、ちょっとした判断でリスクを減らすことはできるはず。昨日のバス事故のように、自分ではどうしようもない時はともかく、自分でハンドルを握るときは……ね。

 楽しいゴールデンウィークの時期は交通量も多く、こう言っては申し訳ないですが運転に不慣れな人もたくさん道路に出ているもの。くれぐれも無理をなさらず、安全運転でお願いします。日本道路交通情報センターの犬神がお伝えしました。って違うから!

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 さて世間的には昨日からゴールデンウィークに突入したわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 すでに「祝日関係ない生活」7年目の犬神、ことさらそのことを強調する気持ちもありませんが、やはりこの時期はちょっと特別なもの。仕事は仕事ですけど、世間的な雰囲気が若干はその仕事の内容にも若干影響してくるとか来ないとか。

 まあ、どうあれエンジョイできる人は思いっきりエンジョイしたらいいと思います。いや本当に、心からそう思います。

 と、こんな風に穏やかなことを言うのも、今年のゴールデンウィークはシフト配分の関係でそこそこ人並みに休めるからなんですよね。

 あくまでも2月時点ですでに決まっていた休日パターンではありますが、まずは明日(30日)と5日、6日が休日。さらに今年は会社の都合で3日も休みになりました。きわめてラッキーです。

 おりしも岩手県では、先週中盤くらいから気温がグーンと上がり、突然に桜がパッパッと開花。まったく予期しないうちに満開状態になってしまいました。

 この桜の雰囲気も、私の気持ちを上向かせる要因といえます。別にお酒を飲んだりするわけではありませんが、通勤途中の道すがら咲き誇る桜の花を見ると、やはり楽しい気持ちになってしまいます。まさに花見です。

 そんな感じで、今日も頑張……らないで、春らしく、のんびりやっていこうと思います。

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 自動車を運転する人にとって、ラジオの交通情報というのは大変にありがたいものです。

 リアルタイムで、どのあたりがどのくらい渋滞しているのか。どこか工事中で迂回しなければならないところはあるのか。そういった情報を受けて、状況によってはいつものコースを変えてみたり。その日のドライブの方針を決める重要な手がかりになります。

 まあ、そうでなくても決まった時間に決まった人の声を聞くと、何となく安心するというか。「ああ今日も日本道路交通情報センターの堀江さんが仕事してるなあ、オレもがんばらなきゃいかんなあ」という気になるんですよね。

 って、少々マニアックな趣味というか、ヘンなのかな、と思ってブログの記事にしようとは思わなかったのですが、昨日帰り道でFM岩手を聞いていると……な、なんとその日本道路交通情報センターの堀江ミユキさん(名前の漢字はちょっとわからないので)への突撃インタビューを聞くことができました!


 これというのは、岩手に拠点を置くアーティストさんが交代でパーソナリティを務めるFARMICという番組での企画だったのですが、どうも昨日パーソナリティをやっていたRYUDENさんも堀江さんの声がお気に入りだったみたいで。それで盛岡東警察署内にある(これも今回初めて知った)日本道路交通情報センターに取材に行ったそうなんですね。

 なんというか、犬神にとってはアイドルのラジオ番組並にドキドキしてしまいました。思わず「いつも聴いてます!」と言いたくなるような。事前にわかってたら録音していたのになあ。

 まあ、昨日の夜に流れたのは再放送分でしたからね。録音は永遠にできないのでさっさとあきらめることにして。せめてこうしてブログの記事として内容を残しておこうと思います。


 お話を伺うと、改めてプロの仕事というのは大変なものだ、と思いました。

 RYUDENさんいわく「NASAみたいな」ところで、大きなモニタに表示される渋滞情報を見て限られた時間内でわかりやすく伝える。せいぜい3分程度のものですが、それを精査してわれわれドライバーにお話しするというのは、やはりプロでなければできません。至極当たり前のことですが、改めて「さすがだなあ」と思いました。

 あとは、それを上手に伝える話し方ですね。私なんかはキャリアの割にかなり乱暴でデタラメな話し方をしているものですが、声のトーンとかスピードとかが絶妙で、しっかり頭に残るんですよね。こういった部分も、さすがしゃべる仕事の方だな、と感心しきりでした(私も一応、しゃべるのが仕事ですが……)。

 ちなみに、得意料理はトマト鍋だそうです(唐突にプライベート情報)。

 
 RYUDENさんのライブの告知とか、色々と言わされていた堀江さんですが、やっぱりあの声は落ち着きます。癒し系です(いまどきこんな言い方はしませんか)。たぶんこういったインタビューを聴く機会というのは二度とないと思いますが、とても楽しかったです。こういうことがあるから、やっぱりラジオって素敵。特に地元放送局が独自に作ったコンテンツが最高。

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 こないだとあるバラエティ番組で80年代アイドル・堀ちえみサンと現代アイドル・川島海荷が一緒にゲームに参加しているのを見たのですが、そこで激しく脳を揺らされる言葉を聴きました。

 それは……こうして言葉を打ち込むのも少々恥ずかしいのですが……「バイビー」という言葉。

 今の若い人たちにはわからないかもしれませんが、「さようなら」「バイバイ」という意味を持つ言葉です。私も非常に久々に聞きました。脳を揺らされていまだにちょっとクラクラしています。さすがに2012年現在、この言葉を口にすることは(恥ずかしくて)できませんが、さすが80年代アイドル! と感服してしまったのでした。


 さて、堀ちえみサンといえば『スチュワーデス物語』ですが(またもや古い話で恐縮です)、このドラマのテーマソングといえば「ホワット・ア・フィーリング」 (歌:麻倉未稀)。本来はアメリカの映画『フラッシュダンス』のメインテーマですが、wikipediaによれば日本では『スチュワーデス物語の曲』という認識のほうが強いそうです。

 『フラッシュダンス』、私も見ました。もう3年以上前の話です(当時の記事)。

 楽曲がものすごくよかった一方、肝心のストーリーのほうはどうかというと、「あんまり頭に入ってこなかった」というのが正直なところでした。

 しかしながら、

 「そういう表現もある。そういう表現に惹かれることが出来る。そういったことを感じることが出来たから、とりあえずそれで満足といったところでしょうか」

 という言葉で何とかフォローしています。やっぱりあれだけ大ヒットした映画だから、きっと面白いんだろう、というか面白いと思わなければいけないんだろう。そういう思いから、何とかひねり出した言葉でした。

 そうかと思ったら、さる4月14日にめでたく『ポンコツ映画』に認定されていました。あらら、そうですか。

 まあ、そこらへんの素人が書いた映画レビューではなく、本職の映画ライターさんが書いた文章ですからね。たぶん、そういうことなのでしょう。そして私自身がまず感じた「なんだかなぁ~感」も、あながち間違っていなかったのかな、と思いました。

 以上、80年代的な話題をふたつお送りしました。



……しかし、何度聞いても80年代的なイメージが浮かんでくるなこの曲は。何でだろう。

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 関東のほうはどうだったかわかりませんが、昨日の岩手はなかなかいい天気でした。

 いい天気だったらどうするか。いい天気の日にしかできないことをしたい。そう思うのが人情ですよね。

 そういうわけで、春の御所湖畔を走ってきました。


 昨日走ったのは……ずっと前、まだそれほど慣れていないころにトライして走りきれなかったコース。コースといっても、自分で勝手に区間を決めているだけなので、一般的にはただの歩道に過ぎないのですが。

 実際にどれほどの距離なのか、とか、そういうのはよくわかりません。ただ「昔やってみたけど走れなかった」という事実を解消させるために走ったのでした。

 結果的には、思ったよりもあっさり走りきることができました。やっぱり多少なりとも走り慣れていることもあるのでしょうね。とりあえず、置き忘れていたものを取り戻すことができたという達成感がありました。


 そのあとは、まだ時間もあったし体力もあったので、別なところを走りました。

 土手の下、湖のすぐそばにある桜並木のあたりでは、来るお花見シーズン(岩手はたぶんゴールデンウィークのあたりなのです)に向けて仮設トイレの設置などをしている人たちがいました。

 あとは、花見というわけではないのでしょうが、シートを敷いてワイワイにぎやかにしている人たちもいました。天気もいいし、外で何かを食べたり飲んだり……やっぱりそういうのって、楽しいでしょうね。

 そんな景色をわき目に見つつ、ひたすら走りまくって来ました。


 まだまだ、去年の全盛期ほど走ることはできませんが、思っていたより走れるのも事実。完全にゼロになったわけではないようです。

 今日からまた仕事ですが、何とか頑張っていきたいと思います。

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 昨日立ち寄ったスーパーで読んだ『週刊プロレス』内の大人気コラム『鈴木みのるの独り言』で、今回鈴木さんはtwitterについて言及していました。

 私はそれほどtwitterというメディアが好きではないし、何か言いたいことがあったらこの場所やホームページでまとめて公開するので必要ない、というスタンスなのですが……即効性と情報の広がりの度合いは無視できないなと思い始めた今日この頃。ホームページよりもブログよりも手っ取り早く多くの人とコミュニケーションをできるということでしょうね。

 ただ、手軽さのせいなのか、その言葉が不特定多数の人に見られることを理解しているのか? と思うような書き込みが時々見受けられます。たといre-tweetがなくても、多くの人がその言葉を見ているのでしょうからね。芸能人でもそうでなくても、思ったことを推敲せずに言いたい放題という場は、好きではありません。

 「嫌なら見なきゃいい」って? ええ、だから私はあまりtwitterの世界は行かないんです。さらにいえば完全無視を決め込めばいいのかもしれませんが、私自身このことについて考え直すために、今日はこういった話題で書きました。

 *

 仕事上、言葉遣いに気を遣わなければいけない仕事だからというのもありますが、相手を敬う気持ちが感じられない言葉遣いをする人は好きではありません。最近テレビで、敬語を使わないことをウリにしている人がいるようですが、思わずチャンネルを変えたい衝動に駆られてしまいます。いやボビー・オロゴンじゃありませんよ。ボビーの荒っぽい日本語はなぜかそんなに悪い気がしないので。あとマルシアでもありません(古いなあ)。

 感じ方受け止め方は人それぞれだし、どういったオピニオンを持つこともいいと思うのですが、それをどういった言葉で表現するのか。10年以上インターネットの世界で言葉を発信してきましたが、いまだに試行錯誤中です。

 ただ、やっぱり頭の中のフィルターを通して、読みやすい文章に翻訳してから書き出すことは必要だと思います。プロパガンダ、私自身それほど賢くないのでね。軽い気持ちで読んでもらって、「こういう考え方もあるんだな」と、いっとき思ってもらえれば、それでOKです。

 *

 そんな私が最近好きなのは「怒髪天」というバンド。

 以前皆藤愛ちゃんこと皆藤愛子キャスターのコーナー(たぶん愛子の会いたいyouか何かだったと思います)で紹介されて、そのあとスクールナイン(ラジオ)でサンドウィッチマンと話をしているのを聴いて。ああ、これからは私もおっさん道を歩き始めるのだな……ということを自覚して、聴くようになりました。

 まあ10代20代の少年ならバンプオブチキンとかを暗い自室でひとり聴いて涙するのもよいでしょうが、大人はそこまで感傷的になっている暇はありません。それが大人の強さというものなのです(多分)。



 そんな怒髪天の皆様が3月に発売したシングルが、この「歩きつづけるかぎり」。英語で言えばkeep walkingです。若干単語は違いますが、まさに私のブログと同じコンセプト(超・無理やり)。そんなこんなで悩んだり立ち止まったりぶつかったりしながらも、これからも私はブログとホームページで行きたいと思います。

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 何年か前、「明らかにこれは体調が悪いだろう」という時がありました。通常よりも明らかに体温が高く、首から上が熱いのです。

 それでも会社を休むわけには行かなかった……というよりも、「今日は休みます」と連絡するのがすごく嫌だったので、頑張って仕事をしました。それはいいのですが、電話を受けて応対するたびに熱が上がり、電話を切ると少し落ち着く、というのが、いまだに記憶に残っています。

 昨日も、割とそんな感じでした。たぶん、室温以上に私の身体が熱を持っていたような気がします。

 相変わらず仕事を休むのは嫌な性格の私ですからね。何とか頑張って仕事をしてみたものの頭が回らずイマイチな仕事振りを連発。ただでさえデタラメなところに輪をかけてターボをかけてダメダメな日でした。

 ただ、「今日は体調が悪いので……」ということを言い訳にするようではプロ失格です。私があこがれる棚橋弘至(逸材)さんのように「今まで疲れたことは一度もありません」と宣言することはちょっとアレですけど、そのくらい頑張って、なおかつクオリティの高い仕事をしたい! という思いはありました。決定的な破綻がなかったのは、そのおかげだったんじゃないかな。


 そんな私を支えたのが、先日コジマ楽天市場店で注文し、やっと届いた高性能ラジオ。受信可能な周波数は通常のものよりも広く、なんと灯台放送(1670khz)まで聴けちゃうんです。まあ灯台から100キロ以上離れてなおかつ周囲を山に囲まれた我が家では受信できませんので、いずれ海沿いの街に行った時のお楽しみとして、とっておきましょう。

 確かに真の意味での高性能ラジオといえば『ワールドバンドレシーバー』というカテゴリに属する3バンドラジオでしょうが、家にいて各地の放送を聴くためではなく、むしろ私自身があちこちに出かけてその場その場の放送を聴くための機械ですからね。コンセプトが違います。

 まあ、詳細な使用体験記は後ほど書くことにします。『スタパトロニクス』みたいな文章を書ければいいのですが。

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 土曜日の夜8時という時間帯にラジオを聴くことができる時は、基本的に国分太一さんの番組を聴くようにしているのですが(ラヂオもりおか)、昨晩は別な番組を聴いてしまいました。

 浅田次郎の短編を朗読する番組だったのですが、それとは知らずに途中から聴きました。歴史ある写真館における祖父と父の姿を「僕」の視点から眺めた、『霞町物語』というやつだったのですが、元写真部の犬神としては非常に興味深い話でした。

 古風なライカのカメラを愛用する祖父と、ペンタックスの現代的なカメラを活用する父。経営が厳しくなってきても『写真師』という肩書きを下ろさない誇り高き祖父と、そんな祖父を心の中ではバカにしつつハイそうですかと表向きには従順な父。そんな二人が、今年で引退することになった都電の運転士(祖父の古い友人でもある)の晴れ姿を一緒に撮ることになり……。


 私の使っているカメラはライカでもペンタックスでもない一般人向けのミノルタなのですが、とにかくライカというのは憧れというか、古い時代のカメラの代表格というイメージがあります。機能的にはペンタックスのカメラの方が優れているのに(それは作中で祖父も認めている)、ライカを使っているというだけで妙にクラシックな雰囲気を感じてしまいます。このクラシックという言葉には、TAJIRIさんも言っていたように「上質の」とか「格調高い」という意味も含まれます。

 ライカとかニコンとかのマニュアルフォーカス式「機能云々ではなくそれ自体が希少価値」なカメラと、コンピュータを満載して超美麗写真がバシバシ撮れる最新式一眼レフカメラの間にある、そこそこの性能のフィルムカメラ。こんな時代にあって、そんなものをあえて使う理由など、何もないかもしれません。たぶん両方のユーザーからバカにされることでしょう。

 ……って、カメラの話じゃなくて『霞町物語』の話だ。話を戻します。

 うん、非常に面白かったです。声を聴いているだけで情景が浮かび上がってきて。これまで浅田次郎といえば『きんぴか』のイメージが強かったのですが(『壬生義士伝』は読んでいない)、これはとにかく面白かったです。短編の連作なんですか? 後ほど詳しく調べて、ちゃんと本を買って読みたいなあ。

 でもって、そんな出会いのチャンスを与えてくれたFM岩手に改めて感謝を。いよいよもってラジオが面白くなってきました。

 最後に、ライカ関連でこの曲を。みとせのりこさんの『銀色のライカ』です。

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 一度こり始めると一気に転がってしまう性格の犬神。今回は『ラジオ』についてはまっています。

 ラジオ離れなんて言葉がWikipediaに載っていましたが、私の認識もそういったところでした。ラジオどころかテレビからも人々の心が離れ、好きな音楽が聴きたかったらyoutubeなりナントカ動画なりで済ませてしまう現代にあって、ラジオというのはもはやノスタルジーを感じさせるメディアなのです。

 ……というのが、以前の私の認識。

 しかしながら、このところの記事にも書いているように、ラジオの威力あるいは魅力を思い知った私。AKB48の仲谷(なかやん)もドロシーリトルハッピーもラジオで知りました。exloversもラジオで知りました。green dayのminorityも、ラジオで誰かがリクエストしたのが流れて初めてアーティストと曲名を知りました。サンドウィッチマンの1時間番組ではお二人のトークをたっぷり楽しむことができました。


 こうなってくると、車の中だけでなく、どこでもラジオを聴きたい。そう思うようになりました。

 現代であればウォークマンなどのデジタルオーディオ機器にオマケでついてくるFMチューナーなどを利用すればいいのでしょうが、それではあくまでもデジタル音楽が主になってしまいます。IBCラジオ(AM)も聴けません。『なかやん通信』が聴けないのです。

 あとは個人的な苦い思い出(※)もあるので、これはNGです。

 じゃあAM/FMそれぞれが受信できればなんでもいいのかというと、これまたそういうわけでもありません。非常用の情報源や電車通勤・犬の散歩中の暇つぶしではなく趣味としてまじめにラジオを楽しみたいのですから。最低でもFMステレオ放送が受信できなければ。

 さらにいえば、ラジオをすでに過去の遺物と断じる弟者(デジタルオーディオ愛用中の現代っ子・高校3年生)に対抗するため、というのもあります。とすると、ラジオ専用機でありながら高性能でスタイリッシュでなければいけません。

 と、そこに来て私が心引かれたのが、ソニーのライターサイズラジオ『SRF-M98』というものです。

 

 さすがソニー様です。非常にサイバーなデザインです。銀色のボディと反転液晶がかつての大ベストセラー腕時計「アルバ・スプーン」を彷彿とさせます。あのころ中学生でメチャクチャあこがれていた私にとっては、大変かっこよく目に映りました。

 バックライト機能がない? 明るいところでプリセットしておけよ! などと、先に買っている人たちがあげ連ねる不満点をここに撃破しつつ、ギリギリまでどうする? どうする? と検討した結果、買うことにしました。同じくらいの金額を出せば、10000曲くらい音楽を保存できるデジタルオーディオ機器が買えるというのに。

 でも、いいんです。デジタルオーディオは一通り使いこなしたし、ポータブルカセットも十分に満足したから、今度はラジオを突き詰めていきたい。そう思っているわけですから。

 まだまだ私のラジオ道、始まったばかりのようです。


 (※ KENWOODのポータブルオーディオを購入し、それを2週間でなくした事件のこと。何年かが経ち、そろそろいいかなと思ったら中古店で同型のものを見て愕然。再びデジタルオーディオと距離を置こうという気持ちになったのでした)

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 最近は自動車を運転しているとき、CDではなくFMラジオをよく聴いています。

 以前であれば「今日の気分はこのCDだな」とかっつって、いちいち選んでいたのですが、要するにそれが少々面倒くさくなってしまって。今ひとつぴったりな曲が見つからない時に、何となくラジオをつけて、そこから流れてくる音楽を何となく聴いて。

 そうしているうちに、だんだんとラジオが楽しくなってきたんですね。好きだけどまだCDを持ってなかった曲が流れればうれしいし、それまで全然聞いたことがなかったけど流れてきたのを聴いて好きになれることもあったし。ラジオのおかげで私の音楽的な範囲がどんどん広がっている今日この頃です。

 そんなFMラジオで知ったのが、このイギリスのバンド"exlovers"の”Starlight, Starlight”という曲。FM岩手で今月プッシュしていく楽曲だそうです。



 非常にテンポがよくて、ギターの音色が軽くて、まあポップでキャッチーな音楽です。透明感のある女性ヴォーカルの声も素敵です。今も繰り返して聞いています。

 ただ、ちゃんと歌詞の意味を理解しているわけではないんですよね。サビの「♪ スターライト、スターライト」って歌っているあたりはわかりますが、それ以外はぜんぜん。

 歌詞の意味もわからなくて、何が好きだ! という気持ちもありますが、考えてみると私が好きな洋楽で、対訳なしで歌詞の意味を理解している曲って一個もないんですよね。これでいいのか洋楽!?

 ……皆さんは、どうなんでしょうね。やっぱり皆さんも、何となくかっこいいから好きとか、そんな感じなのかな。

 とりあえず、私はそうです。……今はね。

 でも、このあと10回20回と聴いているうちに、よりいっそう深く理解したいと思うでしょう。そうしたら対訳とか、あるいは英語のlyricsとかを辞書と首っ引きで追いかけて、ひとつひとつの言葉の意味を理解していきたいと思っています。

 まずは、私も一押しの"Starlight, Starlight"です。今日は珍しく音楽の話でした。

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 昨日は、そういう流れもあって(?)久々に走ってみました。

 どうしても冬季は走りづらくて、結果的に何ヶ月という単位で間が空いてしまったんですね。

 それじゃいけないなという思いはあったので、タイミングをうかがっていたんですが、休みの日は主にファミリアにかかりきりで、なかなか走るチャンスがなかったのですね。

 で、昨日はとりあえず雨も降らないし、「どれだけ走れるのか、試してみよう」といったくらいの気持ちで軽く走ってみました。

 時々休憩を挟みながらも、まあトータルの距離としては、思っていた以上の数字を出せました。「ああ、思ったより、できるじゃないか」って。


 一夜明けた現在、両足の太ももがパンパンに張っています。いいことです。こういうのを繰り返して、たぶん、レベルアップするのでしょうから。

 でもって精神的にも、「まだまだ自分はやれるんだ」という手ごたえがありましたから。これを離さないようにして、さらに前へ前へと進んでいきたいと思います。

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