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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 一度こり始めると一気に転がってしまう性格の犬神。今回は『ラジオ』についてはまっています。

 ラジオ離れなんて言葉がWikipediaに載っていましたが、私の認識もそういったところでした。ラジオどころかテレビからも人々の心が離れ、好きな音楽が聴きたかったらyoutubeなりナントカ動画なりで済ませてしまう現代にあって、ラジオというのはもはやノスタルジーを感じさせるメディアなのです。

 ……というのが、以前の私の認識。

 しかしながら、このところの記事にも書いているように、ラジオの威力あるいは魅力を思い知った私。AKB48の仲谷(なかやん)もドロシーリトルハッピーもラジオで知りました。exloversもラジオで知りました。green dayのminorityも、ラジオで誰かがリクエストしたのが流れて初めてアーティストと曲名を知りました。サンドウィッチマンの1時間番組ではお二人のトークをたっぷり楽しむことができました。


 こうなってくると、車の中だけでなく、どこでもラジオを聴きたい。そう思うようになりました。

 現代であればウォークマンなどのデジタルオーディオ機器にオマケでついてくるFMチューナーなどを利用すればいいのでしょうが、それではあくまでもデジタル音楽が主になってしまいます。IBCラジオ(AM)も聴けません。『なかやん通信』が聴けないのです。

 あとは個人的な苦い思い出(※)もあるので、これはNGです。

 じゃあAM/FMそれぞれが受信できればなんでもいいのかというと、これまたそういうわけでもありません。非常用の情報源や電車通勤・犬の散歩中の暇つぶしではなく趣味としてまじめにラジオを楽しみたいのですから。最低でもFMステレオ放送が受信できなければ。

 さらにいえば、ラジオをすでに過去の遺物と断じる弟者(デジタルオーディオ愛用中の現代っ子・高校3年生)に対抗するため、というのもあります。とすると、ラジオ専用機でありながら高性能でスタイリッシュでなければいけません。

 と、そこに来て私が心引かれたのが、ソニーのライターサイズラジオ『SRF-M98』というものです。

 

 さすがソニー様です。非常にサイバーなデザインです。銀色のボディと反転液晶がかつての大ベストセラー腕時計「アルバ・スプーン」を彷彿とさせます。あのころ中学生でメチャクチャあこがれていた私にとっては、大変かっこよく目に映りました。

 バックライト機能がない? 明るいところでプリセットしておけよ! などと、先に買っている人たちがあげ連ねる不満点をここに撃破しつつ、ギリギリまでどうする? どうする? と検討した結果、買うことにしました。同じくらいの金額を出せば、10000曲くらい音楽を保存できるデジタルオーディオ機器が買えるというのに。

 でも、いいんです。デジタルオーディオは一通り使いこなしたし、ポータブルカセットも十分に満足したから、今度はラジオを突き詰めていきたい。そう思っているわけですから。

 まだまだ私のラジオ道、始まったばかりのようです。


 (※ KENWOODのポータブルオーディオを購入し、それを2週間でなくした事件のこと。何年かが経ち、そろそろいいかなと思ったら中古店で同型のものを見て愕然。再びデジタルオーディオと距離を置こうという気持ちになったのでした)

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