おはようございます。
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです。
昨日今日と休みなので、今は実家に帰ってきています。
この写真は昨日帰ってくる途中に撮影しました。これは岩手県と秋田県の県境近くの町にある建物です。建物それ自体は明治40年に建てられたものですが、中身は現役の機械が設置され、今も稼動中です。もちろん私は立ち入り禁止のフェンス越しに眺めてみたに過ぎませんが、中は無人であんまり見るべきものはないようです。
だからこそ三菱マテリアル社でも、一応ちょっとした解説くらいは書いていますが、特に見学受付とかはしていないみたいですね。多分こんなものに興味を持つのも私ぐらいでしょう。もちろん手にはペンタックスSP。ふとファインダー内にゴミが入っているのに気づき、少々「どうしたものか」という気になっていますが・・・まあいいや。ゴミがあれば、それを取り除くしかないですから。
今日はあんまり、書くことがないので、もう少し埋め草記事を書きましょうか。
今回このブログに写真をアップロードしました。これは私のスマートフォンに搭載されたカメラを使ったものですが、横向きの写真をアップロードしようとすると、なぜかいつも上下反転しているんですよね。だからそれをパソコンの画像編集ソフトとかでいちいち修正してやらなければいけない。
「何でいつもひっくり返ってるんだよ」
そのたびにいちいちハラを立てていたのですが、先日あることに気づきました。
そう、左利きである私はいつも画面のシャッターボタンを「左手で」押していたんです。だから上下反転した画像がデータとして保存されていたのです。逆にパソコンのほうで、その辺を察してくれていたのかもしれませんね。特に違和感ない向きで、いつも表示してくれていたので。
そして冷静に考えてみれば、100年前からカメラのシャッターと言うのは右手で切るものですよね。ライカM3だろうとEOS 5Dだろうと、それは同じはず。右利きだろうと左利きだろうと、それがデフォルトなんだから・・・と。
まあ、ちょっとしたことでありますが、今日もカメラとともに出かけてこようと思います。ペンタックスSPはASA100のフィルムを搭載して昼間戦闘機として。そしてα-7はASA400の全天候戦闘機として。
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです。
昨日今日と休みなので、今は実家に帰ってきています。
この写真は昨日帰ってくる途中に撮影しました。これは岩手県と秋田県の県境近くの町にある建物です。建物それ自体は明治40年に建てられたものですが、中身は現役の機械が設置され、今も稼動中です。もちろん私は立ち入り禁止のフェンス越しに眺めてみたに過ぎませんが、中は無人であんまり見るべきものはないようです。
だからこそ三菱マテリアル社でも、一応ちょっとした解説くらいは書いていますが、特に見学受付とかはしていないみたいですね。多分こんなものに興味を持つのも私ぐらいでしょう。もちろん手にはペンタックスSP。ふとファインダー内にゴミが入っているのに気づき、少々「どうしたものか」という気になっていますが・・・まあいいや。ゴミがあれば、それを取り除くしかないですから。
今日はあんまり、書くことがないので、もう少し埋め草記事を書きましょうか。
今回このブログに写真をアップロードしました。これは私のスマートフォンに搭載されたカメラを使ったものですが、横向きの写真をアップロードしようとすると、なぜかいつも上下反転しているんですよね。だからそれをパソコンの画像編集ソフトとかでいちいち修正してやらなければいけない。
「何でいつもひっくり返ってるんだよ」
そのたびにいちいちハラを立てていたのですが、先日あることに気づきました。
そう、左利きである私はいつも画面のシャッターボタンを「左手で」押していたんです。だから上下反転した画像がデータとして保存されていたのです。逆にパソコンのほうで、その辺を察してくれていたのかもしれませんね。特に違和感ない向きで、いつも表示してくれていたので。
そして冷静に考えてみれば、100年前からカメラのシャッターと言うのは右手で切るものですよね。ライカM3だろうとEOS 5Dだろうと、それは同じはず。右利きだろうと左利きだろうと、それがデフォルトなんだから・・・と。
まあ、ちょっとしたことでありますが、今日もカメラとともに出かけてこようと思います。ペンタックスSPはASA100のフィルムを搭載して昼間戦闘機として。そしてα-7はASA400の全天候戦闘機として。
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こんばんは。
今日、嬉しいことがありました
『森のキュイジーヌ」兼『森のバー』管理人のいぬがみです。
というのは、今日フロント担当の方から、
「アンケートに、お前のことが書かれていたよ」
と言われまして。実際に見てみると私がバーに立った日に来てくれたお客さんが、「バーテンダーがよかった」ってコメントをしてくれていたのですね。
それに加えて、事前にバー行きますと言っていたお客さんにフロントの人が感想を聞いたら、楽しかったよと言っていた……と。
もうね、本当に、感極まって大変でした。ホテルマンとして仕事を初めて2年半、社会人生活13年あまり……毎日毎日失敗して怒られて自分はどこまでもポンコツな人間なんだと半ばあきらめて来た私が、こうやってお客さんから褒められて……。
もし、目頭にたまった涙が沸騰して死ぬ秘孔があるとしたら、間違いなく即死していたでしょう。拷問じゃねーかよ!
まあ、それはともかく(現在ハイペースでビール飲用中)。
仕事をして、それが誰かに褒められることなんて、今までの人生であまりなかったのでね。素直にうれしいし、手ごたえがあったというか、ある程度「自分のやっていることも、大まかな方向性としては、間違っていないのかな」という確証が得られた気がします。
作れるカクテルもそれほど多くないし、その分を適当なトークでごまかすインチキバーテンダーと自嘲気味に言ってはいますが……ひとつだけ、絶対に信じられることがあります。
それは、
「努力すれば、夢はかなう」
ということ。
ちょうど今「嵐にしやがれ」で松岡修造さんがゲストとして出演しいつも通りの超熱血アピールを繰り広げているのですが、結構リアルにそういう感じなんだと思います。自分は筋肉少女帯を聞いて思春期を生きてきたので「努力してもかなわない夢はたくさんある」と信じて疑わず、努力すること自体を辞めてしまったために人並み以下のポンコツ社会人に成り下がってしまいました。
大学を卒業しても正社員になれず、適当に入った会社で3か月更新の派遣社員として、適当に楽しければいいじゃんと生きてきた私。どうせいつまで経っても正社員にはなれないんだからと努力を怠り、そのくせ正社員になれる仕事を探すことをせず、ポンと10年あまり。いきなり会社から契約終了の通知を出され、年齢不相応のスキルしか持たないままフリーランスの身になって……。
それでも、「遅すぎる」ということはないのかもしれません。私も34歳でいきなり全然違う今の業界に転職し、そこから人生が大きく変わりました。まさに私の今の気持ちは、『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の登場人物、ブチャラティのセリフのようです。
「ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は。生き返ったんだ……おまえのおかげでな…………幸福というのはこういうことだ…………これでいい」
気にするな……みんなに、よろしくと言っておいてくれ……。
今日、嬉しいことがありました
『森のキュイジーヌ」兼『森のバー』管理人のいぬがみです。
というのは、今日フロント担当の方から、
「アンケートに、お前のことが書かれていたよ」
と言われまして。実際に見てみると私がバーに立った日に来てくれたお客さんが、「バーテンダーがよかった」ってコメントをしてくれていたのですね。
それに加えて、事前にバー行きますと言っていたお客さんにフロントの人が感想を聞いたら、楽しかったよと言っていた……と。
もうね、本当に、感極まって大変でした。ホテルマンとして仕事を初めて2年半、社会人生活13年あまり……毎日毎日失敗して怒られて自分はどこまでもポンコツな人間なんだと半ばあきらめて来た私が、こうやってお客さんから褒められて……。
もし、目頭にたまった涙が沸騰して死ぬ秘孔があるとしたら、間違いなく即死していたでしょう。拷問じゃねーかよ!
まあ、それはともかく(現在ハイペースでビール飲用中)。
仕事をして、それが誰かに褒められることなんて、今までの人生であまりなかったのでね。素直にうれしいし、手ごたえがあったというか、ある程度「自分のやっていることも、大まかな方向性としては、間違っていないのかな」という確証が得られた気がします。
作れるカクテルもそれほど多くないし、その分を適当なトークでごまかすインチキバーテンダーと自嘲気味に言ってはいますが……ひとつだけ、絶対に信じられることがあります。
それは、
「努力すれば、夢はかなう」
ということ。
ちょうど今「嵐にしやがれ」で松岡修造さんがゲストとして出演しいつも通りの超熱血アピールを繰り広げているのですが、結構リアルにそういう感じなんだと思います。自分は筋肉少女帯を聞いて思春期を生きてきたので「努力してもかなわない夢はたくさんある」と信じて疑わず、努力すること自体を辞めてしまったために人並み以下のポンコツ社会人に成り下がってしまいました。
大学を卒業しても正社員になれず、適当に入った会社で3か月更新の派遣社員として、適当に楽しければいいじゃんと生きてきた私。どうせいつまで経っても正社員にはなれないんだからと努力を怠り、そのくせ正社員になれる仕事を探すことをせず、ポンと10年あまり。いきなり会社から契約終了の通知を出され、年齢不相応のスキルしか持たないままフリーランスの身になって……。
それでも、「遅すぎる」ということはないのかもしれません。私も34歳でいきなり全然違う今の業界に転職し、そこから人生が大きく変わりました。まさに私の今の気持ちは、『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の登場人物、ブチャラティのセリフのようです。
「ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は。生き返ったんだ……おまえのおかげでな…………幸福というのはこういうことだ…………これでいい」
気にするな……みんなに、よろしくと言っておいてくれ……。
おはようございます。
森のキュイジーヌ兼森のバー管理人のいぬがみです(必然的に夜型になりつつある)。
しばらく更新が滞ってしまったのは、この2月から本格的にバーテンダーとしてカウンターに立つようになったから。朝食、ランチ、ディナー、そしてバー。ホテルの料飲課担当としては全部門制覇です。グランドスラムです。
最初のうちは、講習を15分しか受けていませんから、かなりの部分、イメージで接客をしていました。まさに七転八倒。それでも面壁九年で駑馬十駕です。なお「めんぺきくねん」と「どばじゅうが」という四字熟語は、この文章を書くためにわざわざ検索しました。
最初のお客さんは……三沢基地の軍人さんでした。おそらく戦闘機乗りでしょう。あまり詳しい話を聞いたわけではないので、想像の範疇を出ませんが。
そのあとは、まあこの3週間ほどで、それなりに数をこなしてきました。ろくにシェイカーも振れないインチキバーテンダーではあるものの、映画『カクテル』のトム・クルーズも最初はそんな感じだったし。確実においしいかどうかは保証できませんが、その分口八丁で何とか切り抜けている……そんな感じです。
いわゆる「話術」って、こうやって磨かれていくのかな、と思っています。
そんなわけで、今はレストランのことよりもバーのことを一所懸命に考えています。情報発信のために、いわゆるフェイスブックというやつを立ち上げたらいいのかな? とか、そんなことも思っています。このブログはもう10年以上プライベートブログとして書き続けてきた歴史があるので、これを商用にシフトするのは少々難しいでしょうが……。
森のキュイジーヌ兼森のバー管理人のいぬがみです(必然的に夜型になりつつある)。
しばらく更新が滞ってしまったのは、この2月から本格的にバーテンダーとしてカウンターに立つようになったから。朝食、ランチ、ディナー、そしてバー。ホテルの料飲課担当としては全部門制覇です。グランドスラムです。
最初のうちは、講習を15分しか受けていませんから、かなりの部分、イメージで接客をしていました。まさに七転八倒。それでも面壁九年で駑馬十駕です。なお「めんぺきくねん」と「どばじゅうが」という四字熟語は、この文章を書くためにわざわざ検索しました。
最初のお客さんは……三沢基地の軍人さんでした。おそらく戦闘機乗りでしょう。あまり詳しい話を聞いたわけではないので、想像の範疇を出ませんが。
そのあとは、まあこの3週間ほどで、それなりに数をこなしてきました。ろくにシェイカーも振れないインチキバーテンダーではあるものの、映画『カクテル』のトム・クルーズも最初はそんな感じだったし。確実においしいかどうかは保証できませんが、その分口八丁で何とか切り抜けている……そんな感じです。
いわゆる「話術」って、こうやって磨かれていくのかな、と思っています。
そんなわけで、今はレストランのことよりもバーのことを一所懸命に考えています。情報発信のために、いわゆるフェイスブックというやつを立ち上げたらいいのかな? とか、そんなことも思っています。このブログはもう10年以上プライベートブログとして書き続けてきた歴史があるので、これを商用にシフトするのは少々難しいでしょうが……。
こんにちは。
昨日は25時に勤務終了
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は12時出勤)。
昨日は、ようやくバーでの初仕事でした。いつものネクタイを蝶ネクタイに変えて、カウンターに入り、照明BGMもOK。さてbar de la forêt開店です!

と思いきや、主な仕事は宴会で来たお客様に出す夜食のそばをゆでることでした。何でシェイカーではなく湯切りのかごを振らなければいけないのか。せっかくのバーテンダーデビューの日に。ラーメン修行とかしてないんですけど!
この画像がさかさまに表示されているのを直そうとして思いのほか時間がかかり、間もなく出勤の準備をしなければいけないので今日は短めに切り上げます。だけど、大事なことだけを言います。
こんな状況ではあるものの、3名くらいはカウンターに座ってくれました。お酒は飲んでくれませんでしたが(2次会上でシコタマ飲んでいるので)、多少話をしてくれました。やっぱりこういう雰囲気の場所で色々と話をするのは、きっとお客さんにとっても楽しいのでしょう。そう考えれば今日こうしてバーカウンターに立っていてよかったと思うし、これからもこうして経験を積んでいきたいなと思いました。
今日もどれだけお客さんが来るかわかりませんが、私はバーカウンターに立つつもりです。まだカクテルは作ったことないですけど。
昨日は25時に勤務終了
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は12時出勤)。
昨日は、ようやくバーでの初仕事でした。いつものネクタイを蝶ネクタイに変えて、カウンターに入り、照明BGMもOK。さてbar de la forêt開店です!
と思いきや、主な仕事は宴会で来たお客様に出す夜食のそばをゆでることでした。何でシェイカーではなく湯切りのかごを振らなければいけないのか。せっかくのバーテンダーデビューの日に。ラーメン修行とかしてないんですけど!
この画像がさかさまに表示されているのを直そうとして思いのほか時間がかかり、間もなく出勤の準備をしなければいけないので今日は短めに切り上げます。だけど、大事なことだけを言います。
こんな状況ではあるものの、3名くらいはカウンターに座ってくれました。お酒は飲んでくれませんでしたが(2次会上でシコタマ飲んでいるので)、多少話をしてくれました。やっぱりこういう雰囲気の場所で色々と話をするのは、きっとお客さんにとっても楽しいのでしょう。そう考えれば今日こうしてバーカウンターに立っていてよかったと思うし、これからもこうして経験を積んでいきたいなと思いました。
今日もどれだけお客さんが来るかわかりませんが、私はバーカウンターに立つつもりです。まだカクテルは作ったことないですけど。
おはようございます。
昨日はあまりお酒を飲みませんでした
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は11時出勤)。
元々それほど飲まなくても平気な気質ではあったんですけどね。こちらに来てからはお付き合い半分、そして人並みよりも少しばかり酒好きな要素が半分……そんなわけで、ワインを空けたら一人で一本空けてしまうまで飲み続けたりしていたのですが、このところはそうでもありません。
まあ夕食にバイキング形式のレストランに行き、そこで思いっきり食事をしておなかいっぱいになったから、ということもあるかもしれませんが、別にお酒が飲めなくなったからと言って、健康に支障がでるわけじゃなかろうし。まあいいのかな、と思っている今日この頃です。
さて、そんなわけで昨日は何となくNHKニュースウォッチ9を見ていたのですが、そのあとがよかったですね。
民放はあんまり内容がないようなバラエティ番組の特番だったり、ドラマだったり、そんなのばかりなので「とりあえず」NHKニュースをつけていたのですが、そのあとクローズアップ現代+で特集されたのが『この世界の片隅に』だったからたまりません。私が見に行った時は、まだこんなに激しいうねりが起こる前だったのですが、キネマ旬報ベストテンで1位を取っちゃったんですね。
これに関しては私も以前にブログで書きましたし、この映画やそれで主演声優を演じた「のん」以外の外圧の影響を受けないNHKやSNS上で詳しい分析や解説などが氾濫しているので、改めて繰り返すことはありません。
ただ、昔よしりんこと小林よしのり先生が『戦争論』の中で言っていた、戦争は悲劇ばかりを生み出すものではない――という言葉を実証するというか、そういうことを自然体で教えてくれる映画だったのかなと。自然体だから、戦争を知らない私たちにも受け入れられる。受け入れた心の奥にじわじわと広がっていく。それは今までになかった、新しい形の物語なのかもしれません。
そのあとも結局「アメトーーク」が始まるまで、ずっとNHKでした。LIFE! を見て、SONGSを見て。
今回のSONGSは、私が大好きなアーティストであるスティングでした。まあ大好きといってもポリスのグレーテストヒッツ以外には、English man in New YorkをYoutubeで見たくらいなんですが(でもグレーテストヒッツは、大学時代からもう100回以上聞き直してる)。
今回は日本でこの番組のために行われたライブの模様を、歌詞+その和訳で聞いたのですが、Message in a bottleって、こういう歌だったんですね。まあこれは、「孤独だ」という内容のボトルメールを流したら、何百万もの「自分も孤独だ」というボトルメールが届いた、という歌なんですが、それを私は「みんなそういう状況で頑張ってるんだから泣き言を言ってるんじゃないよ」とスティングが言っているもの、と受け止めていたのですね。
でも本当はそうじゃなくて、助けを求めれば必ず誰かが助けてくれるんだよ、みたいな。そういう温かみのあるメッセージソングだったんだなと。今回、私はスティングのインタビューと合わせてそういう風に解釈しました。
こうやって色々な出会いがあるから、やっぱりテレビって面白い。
昨日はあまりお酒を飲みませんでした
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は11時出勤)。
元々それほど飲まなくても平気な気質ではあったんですけどね。こちらに来てからはお付き合い半分、そして人並みよりも少しばかり酒好きな要素が半分……そんなわけで、ワインを空けたら一人で一本空けてしまうまで飲み続けたりしていたのですが、このところはそうでもありません。
まあ夕食にバイキング形式のレストランに行き、そこで思いっきり食事をしておなかいっぱいになったから、ということもあるかもしれませんが、別にお酒が飲めなくなったからと言って、健康に支障がでるわけじゃなかろうし。まあいいのかな、と思っている今日この頃です。
さて、そんなわけで昨日は何となくNHKニュースウォッチ9を見ていたのですが、そのあとがよかったですね。
民放はあんまり内容がないようなバラエティ番組の特番だったり、ドラマだったり、そんなのばかりなので「とりあえず」NHKニュースをつけていたのですが、そのあとクローズアップ現代+で特集されたのが『この世界の片隅に』だったからたまりません。私が見に行った時は、まだこんなに激しいうねりが起こる前だったのですが、キネマ旬報ベストテンで1位を取っちゃったんですね。
これに関しては私も以前にブログで書きましたし、この映画やそれで主演声優を演じた「のん」以外の外圧の影響を受けないNHKやSNS上で詳しい分析や解説などが氾濫しているので、改めて繰り返すことはありません。
ただ、昔よしりんこと小林よしのり先生が『戦争論』の中で言っていた、戦争は悲劇ばかりを生み出すものではない――という言葉を実証するというか、そういうことを自然体で教えてくれる映画だったのかなと。自然体だから、戦争を知らない私たちにも受け入れられる。受け入れた心の奥にじわじわと広がっていく。それは今までになかった、新しい形の物語なのかもしれません。
そのあとも結局「アメトーーク」が始まるまで、ずっとNHKでした。LIFE! を見て、SONGSを見て。
今回のSONGSは、私が大好きなアーティストであるスティングでした。まあ大好きといってもポリスのグレーテストヒッツ以外には、English man in New YorkをYoutubeで見たくらいなんですが(でもグレーテストヒッツは、大学時代からもう100回以上聞き直してる)。
今回は日本でこの番組のために行われたライブの模様を、歌詞+その和訳で聞いたのですが、Message in a bottleって、こういう歌だったんですね。まあこれは、「孤独だ」という内容のボトルメールを流したら、何百万もの「自分も孤独だ」というボトルメールが届いた、という歌なんですが、それを私は「みんなそういう状況で頑張ってるんだから泣き言を言ってるんじゃないよ」とスティングが言っているもの、と受け止めていたのですね。
でも本当はそうじゃなくて、助けを求めれば必ず誰かが助けてくれるんだよ、みたいな。そういう温かみのあるメッセージソングだったんだなと。今回、私はスティングのインタビューと合わせてそういう風に解釈しました。
こうやって色々な出会いがあるから、やっぱりテレビって面白い。
こんばんは。
今日は近所のスナックで泥酔
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(明日は休み)。
う~ん、本来はこうあるべきではなかったのですが・・・指先はおぼつかないものの、かろうじてある程度理性はあるので、酔った勢いでブログを書かせていただきます。
明日は公休なので、特に仕事に支障はないんですけどね。本来であれば、あさってから本格的にバーテンダーとしての仕事をするので、その下準備を兼ねてウチのマネージャーに色々と話を聞こうと思っていたのですが、そのマネージャーが今日公休でけっこーな量のお酒を飲んでいて、あまり詳しく話を聞けるような状況ではなかったのでね。
だからといって私もそのマネージャーらとともに近所のスナックに一緒に付き合わされ、そこで多く酒を飲む理由もないような気がしますが、まあ成り行きなので仕方がありません。結果として、随分と大好きなビールを頂いてしまったので、文句は言えません。
そんな中で今日書くブログは4コママンガ「にじいろミュージアム」について。いや「みずいろミュージアム」でした。あえて書き直しません。酔っぱらい加減をアピールするために、間違っているとわかっていて、あえてそれをそのままに訂正します。そしてそのまま書き続けます。
これは確か、「まんがホーム」にゲスト出演したのをきっかけに知りました。そしてその後、浅虫水族館に行って、水族館の何たるかに感動した後、勢いで買いました。
新人飼育員「岩井サカナ(本当は漢字)」ちゃんが先輩方にいろいろと教えてもらいつつ水族館の仕事について教わるという内容です。
自分はもう35歳ですし、今の職場も新人っていうほどのキャリアおよび立場でもありません。だからサカナちゃんの初々しさ、一生懸命さが少々くすぐったい気がします。でも、それってすごく素敵なことだと思うのでね。だからちょっとくすぐったくて、恥ずかしくって、顔をそむけたくなっちゃうんだけど、ちゃんと正面から「よし頑張れ!」と言いたくなるような。そして「うん、おれも頑張るから!」と言いたくなるような。そんな感じです。
実際、最近のほかの4コマ漫画でもそうですけど、かわいい女の子(属性:ドジっ子)がひたむきに仕事に取り組み、失敗して笑ってしまうようなこともありつつ、時々まじめな話が1~2話挿入されて、全体を引き締める……というのがありますからね。同じ社会人として、もしも自分のところにこんな新人が来たとしても、ちゃんと指導して一人前の職員にさせられるようならなくては……と気持ちを引き締める次第です。
全2巻。今はもう連載終了してしまったようですが、いずれ2巻目も買い入れようと思います。それにしても、こういう4コマ漫画っていうのは、大体1~2巻分の連載でいったん終わってしまうものなんでしょうか。『おとぼけ課長』とか『らいか・デイズ』のように、ひとつの作品が10巻も20巻も続くのは、例外中の例外なんでしょう。
今日は近所のスナックで泥酔
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(明日は休み)。
う~ん、本来はこうあるべきではなかったのですが・・・指先はおぼつかないものの、かろうじてある程度理性はあるので、酔った勢いでブログを書かせていただきます。
明日は公休なので、特に仕事に支障はないんですけどね。本来であれば、あさってから本格的にバーテンダーとしての仕事をするので、その下準備を兼ねてウチのマネージャーに色々と話を聞こうと思っていたのですが、そのマネージャーが今日公休でけっこーな量のお酒を飲んでいて、あまり詳しく話を聞けるような状況ではなかったのでね。
だからといって私もそのマネージャーらとともに近所のスナックに一緒に付き合わされ、そこで多く酒を飲む理由もないような気がしますが、まあ成り行きなので仕方がありません。結果として、随分と大好きなビールを頂いてしまったので、文句は言えません。
そんな中で今日書くブログは4コママンガ「にじいろミュージアム」について。いや「みずいろミュージアム」でした。あえて書き直しません。酔っぱらい加減をアピールするために、間違っているとわかっていて、あえてそれをそのままに訂正します。そしてそのまま書き続けます。
これは確か、「まんがホーム」にゲスト出演したのをきっかけに知りました。そしてその後、浅虫水族館に行って、水族館の何たるかに感動した後、勢いで買いました。
新人飼育員「岩井サカナ(本当は漢字)」ちゃんが先輩方にいろいろと教えてもらいつつ水族館の仕事について教わるという内容です。
自分はもう35歳ですし、今の職場も新人っていうほどのキャリアおよび立場でもありません。だからサカナちゃんの初々しさ、一生懸命さが少々くすぐったい気がします。でも、それってすごく素敵なことだと思うのでね。だからちょっとくすぐったくて、恥ずかしくって、顔をそむけたくなっちゃうんだけど、ちゃんと正面から「よし頑張れ!」と言いたくなるような。そして「うん、おれも頑張るから!」と言いたくなるような。そんな感じです。
実際、最近のほかの4コマ漫画でもそうですけど、かわいい女の子(属性:ドジっ子)がひたむきに仕事に取り組み、失敗して笑ってしまうようなこともありつつ、時々まじめな話が1~2話挿入されて、全体を引き締める……というのがありますからね。同じ社会人として、もしも自分のところにこんな新人が来たとしても、ちゃんと指導して一人前の職員にさせられるようならなくては……と気持ちを引き締める次第です。
全2巻。今はもう連載終了してしまったようですが、いずれ2巻目も買い入れようと思います。それにしても、こういう4コマ漫画っていうのは、大体1~2巻分の連載でいったん終わってしまうものなんでしょうか。『おとぼけ課長』とか『らいか・デイズ』のように、ひとつの作品が10巻も20巻も続くのは、例外中の例外なんでしょう。
こんばんは。
今日は「森のバー」管理人のいぬがみです(幻の第1回)。
普段であればウチのホテルのバーは、ウチのレストランのマネージャーがやっているのですが、そのマネージャーが夜不在であるため、いよいよ私にお鉢が回ってきたのです。明日早番なのに。朝6時出勤なのに。お客さんがいる限り夜遅くまで仕事をしなければいけないということになったのです。ああ…。
…まあ結果的には、来るかもしれないと思われたお客さんが来なかったために、バーテンダーデビューはまたの機会に…ということになったのですが。
いや、しかしですね。口ではこうは言っていますが、本当はバーテンダー、やってみたかったんです。だから、こうしてキャンセルになってしまったことは、すごく残念なんです。早く休んで明日に備えることができるのはありがたいですが…でも、ね。
やっぱりこの仕事が好きになっちゃったから。料飲課のナンバー2としても、やはりある程度何でもこなせるようになりたいし、ならなければいけないから。現場の取り回しから各種イベントの企画立案から、やれるようにならなければいけません。バーテンダーもそうです。
もちろん「やらなければいけない」だけでは、レベルアップは非常に苦しいものがあります。そう、私はむしろ自分から「やりたい」と思っていたんです。なぜか。
…格好いいじゃないですか。単純に。
嵐の相葉ちゃんこと相葉雅紀さん主演でテレビドラマにもなった『バーテンダー』もそうですけど、やはりバーテンダー、格好いいと思うのです。キザでハードボイルドな、それでいてキザさがちっとも鼻につかない色男(探偵・神宮寺三郎さんみたいな感じ)を引き立てる寡黙な存在…そんな感じでしょうか。
そう、それはドラマでも言っていたのですが、バーテンダーというのはお客さんの色々な悩みとか思いを全部背負い込む仕事らしいのです。私はまだデビュー前なので、そんなことは言えませんが、何となくドラマではそういう感じですよね。会社では気丈にふるまっているキャリアウーマンが、カウンターで酔っぱらって泣き言をいう……それを、黙ってグラスを拭きながら聞いている……そんなイメージ。いわゆるENEOSの吉田羊さんですね。私にだって、知らないことぐらいありますよ…。
まあ、とりあえず超基礎的な講習は受けたのでね。あとはデビューの日を待つばかりです。いやもう自分からガンガン行けばいいのかな。必要ないかもしれないけど、やらせてくださいって。
今日は「森のバー」管理人のいぬがみです(幻の第1回)。
普段であればウチのホテルのバーは、ウチのレストランのマネージャーがやっているのですが、そのマネージャーが夜不在であるため、いよいよ私にお鉢が回ってきたのです。明日早番なのに。朝6時出勤なのに。お客さんがいる限り夜遅くまで仕事をしなければいけないということになったのです。ああ…。
…まあ結果的には、来るかもしれないと思われたお客さんが来なかったために、バーテンダーデビューはまたの機会に…ということになったのですが。
いや、しかしですね。口ではこうは言っていますが、本当はバーテンダー、やってみたかったんです。だから、こうしてキャンセルになってしまったことは、すごく残念なんです。早く休んで明日に備えることができるのはありがたいですが…でも、ね。
やっぱりこの仕事が好きになっちゃったから。料飲課のナンバー2としても、やはりある程度何でもこなせるようになりたいし、ならなければいけないから。現場の取り回しから各種イベントの企画立案から、やれるようにならなければいけません。バーテンダーもそうです。
もちろん「やらなければいけない」だけでは、レベルアップは非常に苦しいものがあります。そう、私はむしろ自分から「やりたい」と思っていたんです。なぜか。
…格好いいじゃないですか。単純に。
嵐の相葉ちゃんこと相葉雅紀さん主演でテレビドラマにもなった『バーテンダー』もそうですけど、やはりバーテンダー、格好いいと思うのです。キザでハードボイルドな、それでいてキザさがちっとも鼻につかない色男(探偵・神宮寺三郎さんみたいな感じ)を引き立てる寡黙な存在…そんな感じでしょうか。
そう、それはドラマでも言っていたのですが、バーテンダーというのはお客さんの色々な悩みとか思いを全部背負い込む仕事らしいのです。私はまだデビュー前なので、そんなことは言えませんが、何となくドラマではそういう感じですよね。会社では気丈にふるまっているキャリアウーマンが、カウンターで酔っぱらって泣き言をいう……それを、黙ってグラスを拭きながら聞いている……そんなイメージ。いわゆるENEOSの吉田羊さんですね。私にだって、知らないことぐらいありますよ…。
まあ、とりあえず超基礎的な講習は受けたのでね。あとはデビューの日を待つばかりです。いやもう自分からガンガン行けばいいのかな。必要ないかもしれないけど、やらせてくださいって。
こんばんは。
今日の1杯は、私が世界一好きな銘柄「サッポロクラシック」
森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(ただし購入場所は岩手)
明日は早番であるものの、今日は今日で早い時間に終わったのでね。早い時間に飲み始めて早く寝ればいいだろう、ということでまず1杯飲んでいます。まだ350ml缶に手を付けたばかりなので、それほど酔っぱらっていません。
たまたまお正月のイベントで売られていたのか何なのか、盛岡市の老舗百貨店「川徳」の地下で販売されていた「サッポロクラシック」を購入。1日1本! とユンケルか何かのようなフレーズを掲げ少しずつ味わっていこうと思っている次第です。
もちろんこういう時代ですから、その気になればサッポロクラシックもそうだし、昨年新潟空港のラウンジで初めて飲み、その爽快さに驚愕した新潟限定ビール『風味爽快ニシテ』なんかも通販で買い求めることはできるのでしょうが、やっぱりそんな味気ないことをしてはいけません。せめて、こうして北海道フェアとか初売りセールとか、ちょっと特別なイベントの時であればともかく、地域限定はその地域で味わうのが本来でしょう。
さて、ブログを書きながらリアルタイムで飲酒が進んでいるところでありますが(明日は6時出勤)、最近ふと昔を懐かしみ、旧友に連絡を取ってみたりしたのは、おそらくUSENで90年代J-POPをよく聞いているからでしょう。
むろんお客様がいる時間帯は別なチャンネルを選択しています。朝食昼食夕食と、それぞれ時間帯と雰囲気にマッチしたBGMを流しているのですが、その合間、準備時間中は好きな音楽を聴きながら作業していいことになっているのでね。私はあえて90年代特集をチョイスしています。
90年代。やはり多く流れるのはTKこと小室哲哉さんのプロデュースした音楽です。globeであり安室奈美恵(当時)であり浜ちゃんこと浜田雅功さんであり。そしてそれは私がもっとも多感な時期である中学高校時代に合致します。
そんな音楽を毎日聴いているから、その頃のことを色々思い出して、なんか懐かしい気持ちになってしまうのでしょう。そして自分が過去をきちんと受け入れることなく切り捨ててきたことに気付き、慌てて取り戻そうとしているのでしょう。
今更旧交を温めようとしているのもそうです。前しか向かねぇと言って走り続けてきた代償を、今こそ払う時だと思っています。昔を懐かしみ、昔を受け入れ、そのうえで今を生きる。ずっとそういう作業をしてきました。
あの頃望んで手に入らなかったものは、すべて手に入りました。彼女いない歴イコール年齢だった私も、まさかの外国人ですが配偶者を迎えることができました。だから今の私にコンプレックスはありません。すべてを受け入れ、すべてを肯定する。そういうことができるはずです。
人生を背負って大はしゃぎ。大人は最高です。
今日の1杯は、私が世界一好きな銘柄「サッポロクラシック」
森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(ただし購入場所は岩手)
明日は早番であるものの、今日は今日で早い時間に終わったのでね。早い時間に飲み始めて早く寝ればいいだろう、ということでまず1杯飲んでいます。まだ350ml缶に手を付けたばかりなので、それほど酔っぱらっていません。
たまたまお正月のイベントで売られていたのか何なのか、盛岡市の老舗百貨店「川徳」の地下で販売されていた「サッポロクラシック」を購入。1日1本! とユンケルか何かのようなフレーズを掲げ少しずつ味わっていこうと思っている次第です。
もちろんこういう時代ですから、その気になればサッポロクラシックもそうだし、昨年新潟空港のラウンジで初めて飲み、その爽快さに驚愕した新潟限定ビール『風味爽快ニシテ』なんかも通販で買い求めることはできるのでしょうが、やっぱりそんな味気ないことをしてはいけません。せめて、こうして北海道フェアとか初売りセールとか、ちょっと特別なイベントの時であればともかく、地域限定はその地域で味わうのが本来でしょう。
さて、ブログを書きながらリアルタイムで飲酒が進んでいるところでありますが(明日は6時出勤)、最近ふと昔を懐かしみ、旧友に連絡を取ってみたりしたのは、おそらくUSENで90年代J-POPをよく聞いているからでしょう。
むろんお客様がいる時間帯は別なチャンネルを選択しています。朝食昼食夕食と、それぞれ時間帯と雰囲気にマッチしたBGMを流しているのですが、その合間、準備時間中は好きな音楽を聴きながら作業していいことになっているのでね。私はあえて90年代特集をチョイスしています。
90年代。やはり多く流れるのはTKこと小室哲哉さんのプロデュースした音楽です。globeであり安室奈美恵(当時)であり浜ちゃんこと浜田雅功さんであり。そしてそれは私がもっとも多感な時期である中学高校時代に合致します。
そんな音楽を毎日聴いているから、その頃のことを色々思い出して、なんか懐かしい気持ちになってしまうのでしょう。そして自分が過去をきちんと受け入れることなく切り捨ててきたことに気付き、慌てて取り戻そうとしているのでしょう。
今更旧交を温めようとしているのもそうです。前しか向かねぇと言って走り続けてきた代償を、今こそ払う時だと思っています。昔を懐かしみ、昔を受け入れ、そのうえで今を生きる。ずっとそういう作業をしてきました。
あの頃望んで手に入らなかったものは、すべて手に入りました。彼女いない歴イコール年齢だった私も、まさかの外国人ですが配偶者を迎えることができました。だから今の私にコンプレックスはありません。すべてを受け入れ、すべてを肯定する。そういうことができるはずです。
人生を背負って大はしゃぎ。大人は最高です。
おはようございます。
皆様お正月をエンジョイしていますか。
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(今日は私も休み)。
3が日のうちに休むことができるのは、私にとっては奇跡に近いこと。函館から来ている弟者、宇都宮から来ている兄者と、それぞれのエリアで活動している3兄弟が勢ぞろいする『龍が如く5』のごとき時間を過ごすことができています。まあ弟者は今日にも帰ってしまうし、私も明日は仕事なので、それほど時間は多くありませんが・・・でも、一緒にニンテンドークラシックミニを遊ぶことができてよかったです(初売りで近所のゲオに1台だけ入荷したものを、めでたく買い入れることができたらしい)。
今年は職場で新年を迎え、職場で初日の出を見た私ですが、下手にゴロゴロして新春ヒットパレードを見るような例年の正月よりはず~っとエンジョイしています。
そういった空気の中、中学時代からの友人に1年ぶりにLINEを送り、お互いの近況を短く報告しあいました。
過去を切り捨て切り捨て制圧前進あるのみといった人生を送ってきた私にとって、彼は最も古い時代の友人です。学生時代はよく一緒に遊んだ仲でありますが、彼が一足先に家庭を持ったことで当時独身実家暮らしの私は少し遠慮をしてしまい、以来ずっと会うことがありませんでした。
それ以来少々疎遠になってしまいましたが、まあこちらから働きかければすぐに元通りになります。今は岩手県花巻市の工場で働いているそうですから、いずれ機会があれば会うこともできるでしょう。
あとは、もうひとり・・・。
過去に私は『自分の人生には必要の無い存在だから』という理由で関係を切ってしまった人がいます。随分と身勝手な理由であると気づいたのは、それから何年も経過した、30代になってからでした。ふと気がつくと自分には何も残っていないことに気づき、そこで初めて人間関係の大切さを知りました。
携帯番号も何もわからないし、住所も今ひとつハッキリしないので、手がかりがあるとすれば『年賀状』。もしも過去のそれを捨てずにとっておいたのが見つかれば・・・。
今日はそんな感じで、旧交を温めるための足がかりを見つけたいと思います。
皆様お正月をエンジョイしていますか。
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(今日は私も休み)。
3が日のうちに休むことができるのは、私にとっては奇跡に近いこと。函館から来ている弟者、宇都宮から来ている兄者と、それぞれのエリアで活動している3兄弟が勢ぞろいする『龍が如く5』のごとき時間を過ごすことができています。まあ弟者は今日にも帰ってしまうし、私も明日は仕事なので、それほど時間は多くありませんが・・・でも、一緒にニンテンドークラシックミニを遊ぶことができてよかったです(初売りで近所のゲオに1台だけ入荷したものを、めでたく買い入れることができたらしい)。
今年は職場で新年を迎え、職場で初日の出を見た私ですが、下手にゴロゴロして新春ヒットパレードを見るような例年の正月よりはず~っとエンジョイしています。
そういった空気の中、中学時代からの友人に1年ぶりにLINEを送り、お互いの近況を短く報告しあいました。
過去を切り捨て切り捨て制圧前進あるのみといった人生を送ってきた私にとって、彼は最も古い時代の友人です。学生時代はよく一緒に遊んだ仲でありますが、彼が一足先に家庭を持ったことで当時独身実家暮らしの私は少し遠慮をしてしまい、以来ずっと会うことがありませんでした。
それ以来少々疎遠になってしまいましたが、まあこちらから働きかければすぐに元通りになります。今は岩手県花巻市の工場で働いているそうですから、いずれ機会があれば会うこともできるでしょう。
あとは、もうひとり・・・。
過去に私は『自分の人生には必要の無い存在だから』という理由で関係を切ってしまった人がいます。随分と身勝手な理由であると気づいたのは、それから何年も経過した、30代になってからでした。ふと気がつくと自分には何も残っていないことに気づき、そこで初めて人間関係の大切さを知りました。
携帯番号も何もわからないし、住所も今ひとつハッキリしないので、手がかりがあるとすれば『年賀状』。もしも過去のそれを捨てずにとっておいたのが見つかれば・・・。
今日はそんな感じで、旧交を温めるための足がかりを見つけたいと思います。
こんばんは。
万年筆と付き合い続けて4年が経ちました
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(職場は正月モードで営業中)。
明日は朝早くから仕事なので簡単にまとめますが、要するにまた文房具の話です。
こないだとある沿岸の街に日帰り旅行に行ったのですが、ふと愛用の手帳等々が入ったかばんを忘れてきてしまったことに出先で気づいた私。そこで筆記具を求めて数件の文房具店を歩き、ごくありふれたメモ帳といかにもお土産品的なペンを買ったのですが、そのほかにレジ横にあるサンプルを見て衝動買いしてしまったものがありました。
それは「大人の鉛筆」。
たぶんめざましテレビとか、そんなので紹介されたのを見たんじゃないかな。東京下町の鉛筆工場で、このご時世に合わせたアイディア商品を発売したらびっくりするぐらい売れたとか、そんな感じの話。本当に筆記具がほしかったというのもあるんですが、そのきわめてアナログ的な響き、というか「鉛筆」それ自体に対する思いを抑えることができず、いったんレジを打ってもらった後に追加した次第です。
詳しいことはちょっと調べれば出てくるのですが、一応私の口から説明させていただくと、これは鉛筆とシャープペンシルのハイブリッドです。外枠は昔ながらの木の多角形なんですが、芯の部分はシャープペンシルのようにノックして押し出す方式となっています。ただシャープペンシルと違うのは、芯が1本だということです。だって鉛筆ですから。
基本は鉛筆なんだけど、芯だけを削るから短くならない。2mmの太さがあるので簡単には折れない。そして替え芯があるから半永久的に使える。まさに5年10年と使い続けることを前提にした、大人の鉛筆です。
おそらく――これが私が、鉛筆を買った最大の動機ですが――梶井基次郎が丸善でこんなものを見つけたら、きっと買っていたことでしょう。そう「一等いい鉛筆を一本買うという贅沢」です。私も梶井基次郎の『檸檬』が大好きなクチなので、自分が坊主頭で和服を着て椅子に腰かけカメラ目線から斜め45度くらいを向いた奇怪な悪漢になった想像を熱心に追求しながらお店を後にしたのです。
画集をバタバタと積み上げたり、その上にレモンを載せたり、ましてやそれを中心に爆弾テロをしたりするよりはよほどかわいいものでしょう。お店の売り上げにも貢献したし。
まあ現実問題として、私にはずっとずっと愛用し続け、非常になめらかな書き味になってきた万年筆があるので、この大人の鉛筆はいつどこで使おうか? 少々考えあぐねているところなのですが、それでもね。試しに走り書きをしてみたところ、実に気持ちの良い書き心地なんです。今年のアナログ日記、交代で書こうかな。でもやっぱり日記は万年筆かな……じゃあ、どこか出掛ける時に使うか? いや携帯用のペンは、これはこれで細字のボールペンがあるしな……。
そんな私は、まさに文具嗜好症。きっと、何だかんだ理由をつけているものの、本当は文具それ自体が好きで好きで仕方がないのかもしれません。まいったねどうもね。
万年筆と付き合い続けて4年が経ちました
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(職場は正月モードで営業中)。
明日は朝早くから仕事なので簡単にまとめますが、要するにまた文房具の話です。
こないだとある沿岸の街に日帰り旅行に行ったのですが、ふと愛用の手帳等々が入ったかばんを忘れてきてしまったことに出先で気づいた私。そこで筆記具を求めて数件の文房具店を歩き、ごくありふれたメモ帳といかにもお土産品的なペンを買ったのですが、そのほかにレジ横にあるサンプルを見て衝動買いしてしまったものがありました。
それは「大人の鉛筆」。
たぶんめざましテレビとか、そんなので紹介されたのを見たんじゃないかな。東京下町の鉛筆工場で、このご時世に合わせたアイディア商品を発売したらびっくりするぐらい売れたとか、そんな感じの話。本当に筆記具がほしかったというのもあるんですが、そのきわめてアナログ的な響き、というか「鉛筆」それ自体に対する思いを抑えることができず、いったんレジを打ってもらった後に追加した次第です。
詳しいことはちょっと調べれば出てくるのですが、一応私の口から説明させていただくと、これは鉛筆とシャープペンシルのハイブリッドです。外枠は昔ながらの木の多角形なんですが、芯の部分はシャープペンシルのようにノックして押し出す方式となっています。ただシャープペンシルと違うのは、芯が1本だということです。だって鉛筆ですから。
基本は鉛筆なんだけど、芯だけを削るから短くならない。2mmの太さがあるので簡単には折れない。そして替え芯があるから半永久的に使える。まさに5年10年と使い続けることを前提にした、大人の鉛筆です。
おそらく――これが私が、鉛筆を買った最大の動機ですが――梶井基次郎が丸善でこんなものを見つけたら、きっと買っていたことでしょう。そう「一等いい鉛筆を一本買うという贅沢」です。私も梶井基次郎の『檸檬』が大好きなクチなので、自分が坊主頭で和服を着て椅子に腰かけカメラ目線から斜め45度くらいを向いた奇怪な悪漢になった想像を熱心に追求しながらお店を後にしたのです。
画集をバタバタと積み上げたり、その上にレモンを載せたり、ましてやそれを中心に爆弾テロをしたりするよりはよほどかわいいものでしょう。お店の売り上げにも貢献したし。
まあ現実問題として、私にはずっとずっと愛用し続け、非常になめらかな書き味になってきた万年筆があるので、この大人の鉛筆はいつどこで使おうか? 少々考えあぐねているところなのですが、それでもね。試しに走り書きをしてみたところ、実に気持ちの良い書き心地なんです。今年のアナログ日記、交代で書こうかな。でもやっぱり日記は万年筆かな……じゃあ、どこか出掛ける時に使うか? いや携帯用のペンは、これはこれで細字のボールペンがあるしな……。
そんな私は、まさに文具嗜好症。きっと、何だかんだ理由をつけているものの、本当は文具それ自体が好きで好きで仕方がないのかもしれません。まいったねどうもね。
おはようございます
そして謹賀新年
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(本年も一層のご愛顧を)。
昨晩は22時過ぎに勤務終了。NHKホールを急襲するゴジラをピコ太郎さんが追い払うあたりから紅白歌合戦を見て、その後一瞬だけホテル(職場)に戻り、支配人らと一緒に年越しそばを食べながら新年を迎えました。
そして今日、朝7時から勤務でした。朝食対応ですね。
我がホテルでも正月らしい料理を追加し、さらに普段は厨房にいる調理師の人たちがライブキッチンで料理をふるまうスーパー正月モードで稼働。私も出迎えおよび甘酒のふるまい更に人生初の餅つき(初めて取った杵柄)などに奔走しました。
まあ忙しいことは間違いありません。疲れたか疲れていないかと言われれば疲れています。いや! ここは棚橋弘至さんばりに「疲れていません」と宣言しましょう。生まれてから一度も疲れたことがないんで。
この後もまた夜の仕事が控えているので大変でありますが、一方である意味それを楽しめている部分もあります。ある意味、正月気分を満喫できているし。
こうして人生の大半を占める仕事の時間を楽しめれば、それはとても素晴らしいことなのかなと思います。好きこそものの上手なれと言いますし。
まあ、色々と追いつかない部分、ポンコツな部分には変わりありませんが、ダメっていうわけではないと思うのです。とにかく、うまく言えませんが、何でもかんでもやってみればいいじゃんって。そう思うんです。もうダメなのはわかってるんだから、やってみるしかないじゃんって。
ちなみに今年は年男です。きっといい歳をとれます。今年は一人じゃないし、ね。
そして謹賀新年
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(本年も一層のご愛顧を)。
昨晩は22時過ぎに勤務終了。NHKホールを急襲するゴジラをピコ太郎さんが追い払うあたりから紅白歌合戦を見て、その後一瞬だけホテル(職場)に戻り、支配人らと一緒に年越しそばを食べながら新年を迎えました。
そして今日、朝7時から勤務でした。朝食対応ですね。
我がホテルでも正月らしい料理を追加し、さらに普段は厨房にいる調理師の人たちがライブキッチンで料理をふるまうスーパー正月モードで稼働。私も出迎えおよび甘酒のふるまい更に人生初の餅つき(初めて取った杵柄)などに奔走しました。
まあ忙しいことは間違いありません。疲れたか疲れていないかと言われれば疲れています。いや! ここは棚橋弘至さんばりに「疲れていません」と宣言しましょう。生まれてから一度も疲れたことがないんで。
この後もまた夜の仕事が控えているので大変でありますが、一方である意味それを楽しめている部分もあります。ある意味、正月気分を満喫できているし。
こうして人生の大半を占める仕事の時間を楽しめれば、それはとても素晴らしいことなのかなと思います。好きこそものの上手なれと言いますし。
まあ、色々と追いつかない部分、ポンコツな部分には変わりありませんが、ダメっていうわけではないと思うのです。とにかく、うまく言えませんが、何でもかんでもやってみればいいじゃんって。そう思うんです。もうダメなのはわかってるんだから、やってみるしかないじゃんって。
ちなみに今年は年男です。きっといい歳をとれます。今年は一人じゃないし、ね。
おはようございます。
良いお年を
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(まだ早い)。
今日はこれから出勤です。お客さんがギッシリ入っているので、たぶん夜まで休憩ナシなんじゃないかなとか思っています。まあ、多くの人に来ていただけることは大変ありがたいのでね。年に何度もあるわけじゃないし、頑張ります。
さて、そんな時間がそれほどないこのタイミングで何を書くのかといえば、私のスマートフォンのgoogleアプリで飛び込んできた戸川純さんの35周年インタビューに、全身の血が沸騰するような熱さを覚えたから。
何度かチラチラと書いていましたが、私の青春時代は筋肉少女帯・人間椅子そして戸川純といった、壮絶極まりない音楽とともにありました。内向きのベクトルではありましたが、その内部では激しすぎるエネルギーが渦巻いていました。だから、色々あったけど生きてこられたのかな。時間がないのであまり多くは語りませんが、一言で表せば。
「ツラい思いをたくさんしたけど、その1.2倍くらい、エネルギーをもらっていた」
そういう感じです。
そんな私も少しずつマイルドな音楽を聴くようになり、社会人として上手に生きていくことができるようになり、最近は宇多田ヒカルの最新アルバムを毎日聴いていたりするのですが(これはこれで、なかなかパーソナルな歌詞が良いんですけどね)、久々に引き戻されました。
35周年。私の全人生と重なるキャリアを、音楽や舞台など表現活動にささげてきた戸川純さん。激しいようで冷静な、不安定なようで緻密なお人柄を感じさせる言葉を読んで、今すごく久しぶりに戸川純さんの歌を聞いています。
それは私にとって、求めても求めても手に入らないものばかりだったアオハルの時代を思い出すカギです。その扉を開ければ、社会人としての責任ある生活を求められる今の私には少々もてあますほどの激しい感情が沸き上がっています(現在進行形)。
今となってはそのアオハルこそ、もう絶対に戻れない幸福な思い出の時代です。思い出すほどつらいだけなので、なるだけ思い出さないようにしようとしていたのですが、戸川純さんが今なお精力的に活動し、このたびのCDでは12年ぶりの新曲も発表されたということなので、私も思い出と共存していくことにします。そのために戸川純さんの音楽を、もう一度聞きこむことにします。
2017年のテーマは「過去との共存」。今年もカメラなど、私が今まで生きてきた過去の思い出とリンクするようなものを35歳になった現在と結びつける作業をしてきましたが、来年はそれをさらに推し進めて、過去と現在をしっかりつなげていきたいと思います。
前しか向かねぇとか言っている人たちもいますけど、それだと何も積み上げられないのでね。せっかく長く生きてきたんだし、使えるものは直して使う。3年サイクルの1年目なので、そういった下積みをメインに、暮らしていこうと思います。ちょうど酉年、すなわち私の年ですしね。
それでは皆様改めて、よいお年を。
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみでした。
A happy new year !
良いお年を
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(まだ早い)。
今日はこれから出勤です。お客さんがギッシリ入っているので、たぶん夜まで休憩ナシなんじゃないかなとか思っています。まあ、多くの人に来ていただけることは大変ありがたいのでね。年に何度もあるわけじゃないし、頑張ります。
さて、そんな時間がそれほどないこのタイミングで何を書くのかといえば、私のスマートフォンのgoogleアプリで飛び込んできた戸川純さんの35周年インタビューに、全身の血が沸騰するような熱さを覚えたから。
何度かチラチラと書いていましたが、私の青春時代は筋肉少女帯・人間椅子そして戸川純といった、壮絶極まりない音楽とともにありました。内向きのベクトルではありましたが、その内部では激しすぎるエネルギーが渦巻いていました。だから、色々あったけど生きてこられたのかな。時間がないのであまり多くは語りませんが、一言で表せば。
「ツラい思いをたくさんしたけど、その1.2倍くらい、エネルギーをもらっていた」
そういう感じです。
そんな私も少しずつマイルドな音楽を聴くようになり、社会人として上手に生きていくことができるようになり、最近は宇多田ヒカルの最新アルバムを毎日聴いていたりするのですが(これはこれで、なかなかパーソナルな歌詞が良いんですけどね)、久々に引き戻されました。
35周年。私の全人生と重なるキャリアを、音楽や舞台など表現活動にささげてきた戸川純さん。激しいようで冷静な、不安定なようで緻密なお人柄を感じさせる言葉を読んで、今すごく久しぶりに戸川純さんの歌を聞いています。
それは私にとって、求めても求めても手に入らないものばかりだったアオハルの時代を思い出すカギです。その扉を開ければ、社会人としての責任ある生活を求められる今の私には少々もてあますほどの激しい感情が沸き上がっています(現在進行形)。
今となってはそのアオハルこそ、もう絶対に戻れない幸福な思い出の時代です。思い出すほどつらいだけなので、なるだけ思い出さないようにしようとしていたのですが、戸川純さんが今なお精力的に活動し、このたびのCDでは12年ぶりの新曲も発表されたということなので、私も思い出と共存していくことにします。そのために戸川純さんの音楽を、もう一度聞きこむことにします。
2017年のテーマは「過去との共存」。今年もカメラなど、私が今まで生きてきた過去の思い出とリンクするようなものを35歳になった現在と結びつける作業をしてきましたが、来年はそれをさらに推し進めて、過去と現在をしっかりつなげていきたいと思います。
前しか向かねぇとか言っている人たちもいますけど、それだと何も積み上げられないのでね。せっかく長く生きてきたんだし、使えるものは直して使う。3年サイクルの1年目なので、そういった下積みをメインに、暮らしていこうと思います。ちょうど酉年、すなわち私の年ですしね。
それでは皆様改めて、よいお年を。
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみでした。
A happy new year !
こんばんは。
今年は人生最大に激動の一年でした
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(公私ともに責任ある立場へ)。
気が付けば今年もあと数日。果たして年末特集「コトシノワタシ」の時期がやってまいりました。
今年、私にとって最も大きな出来事と言えば、やはり良き伴侶を得たことでしょう。それにつきます。
人生35年にして、ついに巡り合った女性。しかも外国人。
これはある意味、隠しルートでしょうね。普通の? 人生を送っている人。学生時代にそれなりに恋愛したり男女交際したりした人であれば、自然の流れで日本人女性と付き合い結婚して…ってなるんでしょうが、私の場合全く無縁でしたからね。おまけに異性からもまるっきりモテないし。それであればもはや生涯独身で生きるしかないと思っていたところに、突然舞い込んできたこの話。
果たしてこの先、どういった未来が待ち受けているのか? 私にはよくわかりませんが、ともあれ日本国内に私のことを好きな女性はいなくても、世界レベルで言えばいる。それが実証されたと言えるでしょう。
中には、私がだまされていると言う人もいます。いいように振り回された挙句、あとで手痛いしっぺ返しを受けるだろうと言う人もいます。
しかし、仮に(そんなことを論じるのもナンセンス極まりないことではありますが)そうだったとしても、私はきっと後悔しないでしょう。
自分を愛してくれる人間がいると思うことで、仕事に対するモチベーションが決して尽きなくなったから。仕事に対する意欲があふれているから。現実として私が生きていく目標、生きていくためのスキルを、ものすごい勢いで培っていくエネルギー源になっているから。
私がこの世で生きる理由になっているから。
*
こないだ書いたように、私は普通の人生をあきらめています。隠しシナリオ、裏ルート、超ハードコース。そういった道のりを驀進しています。
それは、それまでの30年以上の人生が、いつも安定志向だったからです。いつも現実を見て、自分の身の丈に合った選択ばかりして。勉強もダメ、運動もダメ、顔もよくないし、何もかも人並み以下。だからいつも下ばかり見て生きてきました。
現状維持をしようと思うと、少しずつ少しずつ高度が下がっていくんですよね。
そんな感じで33年ほど生きてきたものですから、ふと気が付くと、自分は何も積み上げてこなかった。本来であればそこそこの立場になって、後輩やら部下やらを使っている年齢。いやいや、ちょっとやる気のある人なら自分で会社を興して社長になっている年齢。それなのに自分には、これといって誇れるものが何もない。
何をして生きていけばいいのか。そういうレベルだったんです。
今の私は、とにかく頑張って「失われた10年」を取り戻そうとしています。私が苦手とするクリエイティブな仕事(企画立案とか看板のデザインとか)も、苦手なりにひねり出しています。それはとても苦しい一方、充実感もあります。まあ結果を出さなければ話にならないのは当然ですが、それでもね。
とにかく、強く生を実感しています。
2016年の私は、大飛躍の年であったと思います。ちょうど3年目、すなわちホップステップジャンプの「ジャンプ」の年ですからね。
だから来年は、次のジャンプに向けた基礎作り。しっかり足場を固めて、現状の「名ばかりリーダー」から実のあるリーダーになりたいと思います。
うん、なんか、2006年にこのブログを開設して以来もっとも前向きな記事になったんじゃないでしょうか?
さて、あと何度か更新できるかな? よくわかりませんが、とりあえず皆様、よいお年を。
今年は人生最大に激動の一年でした
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(公私ともに責任ある立場へ)。
気が付けば今年もあと数日。果たして年末特集「コトシノワタシ」の時期がやってまいりました。
今年、私にとって最も大きな出来事と言えば、やはり良き伴侶を得たことでしょう。それにつきます。
人生35年にして、ついに巡り合った女性。しかも外国人。
これはある意味、隠しルートでしょうね。普通の? 人生を送っている人。学生時代にそれなりに恋愛したり男女交際したりした人であれば、自然の流れで日本人女性と付き合い結婚して…ってなるんでしょうが、私の場合全く無縁でしたからね。おまけに異性からもまるっきりモテないし。それであればもはや生涯独身で生きるしかないと思っていたところに、突然舞い込んできたこの話。
果たしてこの先、どういった未来が待ち受けているのか? 私にはよくわかりませんが、ともあれ日本国内に私のことを好きな女性はいなくても、世界レベルで言えばいる。それが実証されたと言えるでしょう。
中には、私がだまされていると言う人もいます。いいように振り回された挙句、あとで手痛いしっぺ返しを受けるだろうと言う人もいます。
しかし、仮に(そんなことを論じるのもナンセンス極まりないことではありますが)そうだったとしても、私はきっと後悔しないでしょう。
自分を愛してくれる人間がいると思うことで、仕事に対するモチベーションが決して尽きなくなったから。仕事に対する意欲があふれているから。現実として私が生きていく目標、生きていくためのスキルを、ものすごい勢いで培っていくエネルギー源になっているから。
私がこの世で生きる理由になっているから。
*
こないだ書いたように、私は普通の人生をあきらめています。隠しシナリオ、裏ルート、超ハードコース。そういった道のりを驀進しています。
それは、それまでの30年以上の人生が、いつも安定志向だったからです。いつも現実を見て、自分の身の丈に合った選択ばかりして。勉強もダメ、運動もダメ、顔もよくないし、何もかも人並み以下。だからいつも下ばかり見て生きてきました。
現状維持をしようと思うと、少しずつ少しずつ高度が下がっていくんですよね。
そんな感じで33年ほど生きてきたものですから、ふと気が付くと、自分は何も積み上げてこなかった。本来であればそこそこの立場になって、後輩やら部下やらを使っている年齢。いやいや、ちょっとやる気のある人なら自分で会社を興して社長になっている年齢。それなのに自分には、これといって誇れるものが何もない。
何をして生きていけばいいのか。そういうレベルだったんです。
今の私は、とにかく頑張って「失われた10年」を取り戻そうとしています。私が苦手とするクリエイティブな仕事(企画立案とか看板のデザインとか)も、苦手なりにひねり出しています。それはとても苦しい一方、充実感もあります。まあ結果を出さなければ話にならないのは当然ですが、それでもね。
とにかく、強く生を実感しています。
2016年の私は、大飛躍の年であったと思います。ちょうど3年目、すなわちホップステップジャンプの「ジャンプ」の年ですからね。
だから来年は、次のジャンプに向けた基礎作り。しっかり足場を固めて、現状の「名ばかりリーダー」から実のあるリーダーになりたいと思います。
うん、なんか、2006年にこのブログを開設して以来もっとも前向きな記事になったんじゃないでしょうか?
さて、あと何度か更新できるかな? よくわかりませんが、とりあえず皆様、よいお年を。
おはようございます
私の一生にも、幸せなクリスマスがあったっていいだろう
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(メリークリスマス)。
1か月に及ぶ出張期間を終えて、再び十和田にいる私。もっとも、私が所属している会社の所在地は花巻市であり、十和田は出向先なんですが。まあ期間限定なので復職ではないんですが、少々ややこしい感じです。
仕事それ自体は嫌だとは感じませんでしたが(作業量が多いのでその分キツいのは事実)、色々とね。私もそれなりにキャリアを積んで、色々と考えるようになったので、花巻ホテルに行った時「こんなやり方が正しいの?」と疑問を持つことが毎日ありました。でも私はしょせんザコ扱い。誰も話を聞いてくれないし、元々いた人たちの気に食わないやり方をすると容赦なく罵声を浴びせられました。
1か月限定だから、我慢できました。これが3か月とか6か月とか1年とか、はたまた復職とかになったら最悪です。おそらくケンカして会社を飛び出すと思います。
私は十和田ホテルで接客サービス業の何たるかを叩きこまれました。そのうえで自分の理想が生まれました。「龍が如く5」のキーワードである『夢』というものを、ようやく自分のものとして持つことができるようになりました。夢っていうのは、自分の目で見なきゃダメなんです(これは品田君が言っていたことですが)。
まあ奥さんと一緒に暮らすことができないのはつらいですが、元々日本海を隔てて大陸間恋愛をしていた間柄なのでね。ほんの130キロほどの距離、どうということはありません。一応クリスマスプレゼントも置いてきたし。
そんなわけで、人生35年、ようやく一人じゃないクリスマスを迎えられました。寄り添いあうことはできないけれど……私は果報者です。古風な言い方をすれば三国一の果報者です。そんな私が申し上げるのは恐縮極まりありませんが、時候の挨拶ですので、申し上げます。
メリークリスマス!
メリークリスマス、ミスターローレンス!(?)
私の一生にも、幸せなクリスマスがあったっていいだろう
『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(メリークリスマス)。
1か月に及ぶ出張期間を終えて、再び十和田にいる私。もっとも、私が所属している会社の所在地は花巻市であり、十和田は出向先なんですが。まあ期間限定なので復職ではないんですが、少々ややこしい感じです。
仕事それ自体は嫌だとは感じませんでしたが(作業量が多いのでその分キツいのは事実)、色々とね。私もそれなりにキャリアを積んで、色々と考えるようになったので、花巻ホテルに行った時「こんなやり方が正しいの?」と疑問を持つことが毎日ありました。でも私はしょせんザコ扱い。誰も話を聞いてくれないし、元々いた人たちの気に食わないやり方をすると容赦なく罵声を浴びせられました。
1か月限定だから、我慢できました。これが3か月とか6か月とか1年とか、はたまた復職とかになったら最悪です。おそらくケンカして会社を飛び出すと思います。
私は十和田ホテルで接客サービス業の何たるかを叩きこまれました。そのうえで自分の理想が生まれました。「龍が如く5」のキーワードである『夢』というものを、ようやく自分のものとして持つことができるようになりました。夢っていうのは、自分の目で見なきゃダメなんです(これは品田君が言っていたことですが)。
まあ奥さんと一緒に暮らすことができないのはつらいですが、元々日本海を隔てて大陸間恋愛をしていた間柄なのでね。ほんの130キロほどの距離、どうということはありません。一応クリスマスプレゼントも置いてきたし。
そんなわけで、人生35年、ようやく一人じゃないクリスマスを迎えられました。寄り添いあうことはできないけれど……私は果報者です。古風な言い方をすれば三国一の果報者です。そんな私が申し上げるのは恐縮極まりありませんが、時候の挨拶ですので、申し上げます。
メリークリスマス!
メリークリスマス、ミスターローレンス!(?)
こんばんは。
今の悩みは、あまりビールが飲めなくなったこと
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(やっと十和田に戻ってきた)。
飲めなくなったというのは、時間がないという意味ではなく、体が受け付けなくなったということです。まあ0時過ぎに飲み始めて、今や午前2時を回るか回らないかという時間帯なので、当たり前のことかもしれませんが。
もちろん、酒は百薬の長という言葉こそありますが、別に医者から言われているわけじゃないし。飲みたくて、なおかつ飲めそうだったら飲みます。別に350ml1つだけしか飲めないならそれでもかまいません。お酒は楽しく適量で。そういうことですよ(と言いつつ、現在は350ml1本では足りず、500mlに手を出している)。
今日の酒の肴は「まんがホーム」。いわゆるファミリー系四コマ漫画雑誌です。
初めて読んだのは2015年の4月。たまたま立ち寄った八戸漁港内の名物「漁港ストア」で買ったもの。かつて植田まさし先生の漫画を読みたくて「まんがライフ」を買っていた時代があった犬神がたまたま店頭で見かけ、むんこ先生の代表作「らいか・デイズ」の表紙を見てフッと心を動かされ、
「これも何かの縁だ」
と意味の分からない言い訳を打ち立ててレジへゴー。それ以来、時々休止期間はあるものの、割と読んでいます。
その後、二十数年ぶりに「まんがライフ」を買ったりしたものの、やっぱり雰囲気が変わっていますね。そのせいかあまりピンと来なかったので、結局そちらはさておいて、「まんがホーム」をメインに購読しています。
「主任の一ノ瀬さん」とか、よかったですね。私もサラリーマンだし、主任みたいなポジションにいるから、なんか毎回元気をもらっていたというか。今は連載終了してしまいましたが…。
基本的に「まんがホーム」に限らず、漫画雑誌の類は最初から最後まで、すべての漫画に目を通します。自分が知らない漫画でも、ストーリィの途中でも、それを読んで面白いと感じることがあるかもしれない…と思うからです。常に新しい何かを受け入れる体制だけは、作っておこうと思ているのでね。
「まんがホーム」も、そんなわけで一通り読んではいるのですが、ちょっと困ったことが。これはファンの皆様には申し訳ないんですが、
「誰が誰だかわからない」
そういうことが、よくあるんですよね。それこそ同誌で毎月毎月表紙を飾るむんこ先生の「らいか・デイズ」がそう。来華は小学生ですか? で、みんなのリーダー的な立場なんですか? その来華が好きな人はどういう立場なんですか? と。そういうのがあんまりよくわからない。
ほかの作品についても、結構そういうの、多くあります。毎月読んでるけど、いまいちよくわからない、と。
こういうことを言うと、「最近のテレビに出ている人たちは、みんな同じような顔と格好だから区別がつかない」というオッサン的な雰囲気に受け取られそうですが、事実だから仕方がありません。
でも、それでもなお同誌を読んでいます。それは――ファンの皆様には申し訳ありませんが――登場人物の区別はつかなくても、その言葉とか雰囲気にホッとするから。「なんだかわかんねえけど、まあいいか」そんな気分になれるから。
今も、1か月に渡る研修のレポートをまとめなきゃまとめなきゃとPCに向かっていたものの何も言葉が浮かんでこず、ビールを飲んだりなんだりしていたのですが、せっかく買ったのに袋からも出していなかった「まんがホーム」を半分ほど読んで思いました。「ま、いいか」と。
だからやっぱり、漫画って大事。まんがライフの方で連載している? むんこ先生の『だから美代子です』スペシャルも買ってしまいました。理由は第一には「これも何かの縁だ」。そして、きっと読めば気持ちが穏やかになるから、と。
今の悩みは、あまりビールが飲めなくなったこと
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(やっと十和田に戻ってきた)。
飲めなくなったというのは、時間がないという意味ではなく、体が受け付けなくなったということです。まあ0時過ぎに飲み始めて、今や午前2時を回るか回らないかという時間帯なので、当たり前のことかもしれませんが。
もちろん、酒は百薬の長という言葉こそありますが、別に医者から言われているわけじゃないし。飲みたくて、なおかつ飲めそうだったら飲みます。別に350ml1つだけしか飲めないならそれでもかまいません。お酒は楽しく適量で。そういうことですよ(と言いつつ、現在は350ml1本では足りず、500mlに手を出している)。
今日の酒の肴は「まんがホーム」。いわゆるファミリー系四コマ漫画雑誌です。
初めて読んだのは2015年の4月。たまたま立ち寄った八戸漁港内の名物「漁港ストア」で買ったもの。かつて植田まさし先生の漫画を読みたくて「まんがライフ」を買っていた時代があった犬神がたまたま店頭で見かけ、むんこ先生の代表作「らいか・デイズ」の表紙を見てフッと心を動かされ、
「これも何かの縁だ」
と意味の分からない言い訳を打ち立ててレジへゴー。それ以来、時々休止期間はあるものの、割と読んでいます。
その後、二十数年ぶりに「まんがライフ」を買ったりしたものの、やっぱり雰囲気が変わっていますね。そのせいかあまりピンと来なかったので、結局そちらはさておいて、「まんがホーム」をメインに購読しています。
「主任の一ノ瀬さん」とか、よかったですね。私もサラリーマンだし、主任みたいなポジションにいるから、なんか毎回元気をもらっていたというか。今は連載終了してしまいましたが…。
基本的に「まんがホーム」に限らず、漫画雑誌の類は最初から最後まで、すべての漫画に目を通します。自分が知らない漫画でも、ストーリィの途中でも、それを読んで面白いと感じることがあるかもしれない…と思うからです。常に新しい何かを受け入れる体制だけは、作っておこうと思ているのでね。
「まんがホーム」も、そんなわけで一通り読んではいるのですが、ちょっと困ったことが。これはファンの皆様には申し訳ないんですが、
「誰が誰だかわからない」
そういうことが、よくあるんですよね。それこそ同誌で毎月毎月表紙を飾るむんこ先生の「らいか・デイズ」がそう。来華は小学生ですか? で、みんなのリーダー的な立場なんですか? その来華が好きな人はどういう立場なんですか? と。そういうのがあんまりよくわからない。
ほかの作品についても、結構そういうの、多くあります。毎月読んでるけど、いまいちよくわからない、と。
こういうことを言うと、「最近のテレビに出ている人たちは、みんな同じような顔と格好だから区別がつかない」というオッサン的な雰囲気に受け取られそうですが、事実だから仕方がありません。
でも、それでもなお同誌を読んでいます。それは――ファンの皆様には申し訳ありませんが――登場人物の区別はつかなくても、その言葉とか雰囲気にホッとするから。「なんだかわかんねえけど、まあいいか」そんな気分になれるから。
今も、1か月に渡る研修のレポートをまとめなきゃまとめなきゃとPCに向かっていたものの何も言葉が浮かんでこず、ビールを飲んだりなんだりしていたのですが、せっかく買ったのに袋からも出していなかった「まんがホーム」を半分ほど読んで思いました。「ま、いいか」と。
だからやっぱり、漫画って大事。まんがライフの方で連載している? むんこ先生の『だから美代子です』スペシャルも買ってしまいました。理由は第一には「これも何かの縁だ」。そして、きっと読めば気持ちが穏やかになるから、と。
おはようございます。
最近、深酒ができなくなりました
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は6時に目が覚めた)。
今日は遅番なのでもっとゆっくり眠っていてもいいはずなのですが、そうすることができないので、とりあえずyoutubeで「おはよう日本 この世界の片隅に」特集を見ました。今日このあと、のんがあさイチに出るというので、その予習として(?)。
ああ、さすがスポンサーの顔色を窺って顔を赤くしたり青くしたりする民放テレビとは違います。政治家の顔色を窺ったり会長の顔色を窺ったりする傾向はあるかもしれませんが、とりあえず主演声優として、のんを取り上げてくれていました。よかったよかった。
今日はゲストとしてピースの綾部さんと一緒に出るようだったけど、するってえと全編通して出るのかな? 生放送云々ってブログに書いていたからなあ。色々なニュースにコメントするのか。うむ、とりあえず録画だな(?)。
こうして暇な時間があると、普段なおざりにしていた身近な事柄をひとつひとつ片付けていかなくちゃな、と感じます。とりあえずウチの奥さん、まだ年金も保険も未加入だから、それを何とかしなくちゃな、とか。でも今は私の実家に戸籍があるから、それを移転させるのが先かな、とか。
全然ドラマティックじゃないけど、大事なことです。ちなみにAllaboutの記事とかを読むとウチの奥さんは第3号被保険者になるので会社経由で手続きをしなければいけないそうなんですが、その会社からは書類不備山積みで突っ返されたんですよね。いやはや国際結婚というのは大変だ。……ま、そういった手続きも、普通の人生を歩んでいれば知らないことですからね。
そうです。2014年6月30日をもって、私は普通の人生をあきらめました。あるいは、大学を終わって新卒で正社員になれなかった時点で、もう「普通の人生」のレールを途中下車していたのかな。夢も希望も見ることなく、現実だけを見て派遣社員生活を10年続け、バッサリ切り捨てられた後にもぐりこんだ今の会社。30過ぎていきなり未経験分野に飛び込み、不良社員ゆえ出向を命じられ、その出向先でようやく見出した希望。自分の理想。大きな志。
そして、そんな私のところに舞い込んできた国際結婚というビッグサプライズ。朝ドラ「マッサン」を地で行くような展開です。私自身はもう普通の生活をあきらめているので、行けるところまで行こうと思い誰にも相談せず決定。現在に至ります。
もちろん、後悔はありません。というか立ち止まって悩むこともありません。まあ「この手続きはどうすればいいんだろう」と考えることはしますが、あくまでもわが配偶者を日本で安心して暮らせるようにするため。その先を見据えた「どうしよう」なのでね。
志は大きい方がいいです。夢も希望も抱くのは自由です。ただ、それを実現させるためには現実を見て積み重ねることが必要です。毎日一段ずつ積み木を重ねることができれば、大概の夢や理想はかなうと思います。
余談ですが、「大志」という言葉を検索したら俳優の中川大志さんのことがズラッと出てきて、いやそっちじゃないから! とひとりごちてしまいました。しかしよく見ると、ああ「真田丸」で秀頼公を演じておられた方でしたか。そしてソフトバンクのCMで、あの犬の正体を感じ取る稀有な人間を演じていた方でしたか。これはこれは。
最近、深酒ができなくなりました
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は6時に目が覚めた)。
今日は遅番なのでもっとゆっくり眠っていてもいいはずなのですが、そうすることができないので、とりあえずyoutubeで「おはよう日本 この世界の片隅に」特集を見ました。今日このあと、のんがあさイチに出るというので、その予習として(?)。
ああ、さすがスポンサーの顔色を窺って顔を赤くしたり青くしたりする民放テレビとは違います。政治家の顔色を窺ったり会長の顔色を窺ったりする傾向はあるかもしれませんが、とりあえず主演声優として、のんを取り上げてくれていました。よかったよかった。
今日はゲストとしてピースの綾部さんと一緒に出るようだったけど、するってえと全編通して出るのかな? 生放送云々ってブログに書いていたからなあ。色々なニュースにコメントするのか。うむ、とりあえず録画だな(?)。
こうして暇な時間があると、普段なおざりにしていた身近な事柄をひとつひとつ片付けていかなくちゃな、と感じます。とりあえずウチの奥さん、まだ年金も保険も未加入だから、それを何とかしなくちゃな、とか。でも今は私の実家に戸籍があるから、それを移転させるのが先かな、とか。
全然ドラマティックじゃないけど、大事なことです。ちなみにAllaboutの記事とかを読むとウチの奥さんは第3号被保険者になるので会社経由で手続きをしなければいけないそうなんですが、その会社からは書類不備山積みで突っ返されたんですよね。いやはや国際結婚というのは大変だ。……ま、そういった手続きも、普通の人生を歩んでいれば知らないことですからね。
そうです。2014年6月30日をもって、私は普通の人生をあきらめました。あるいは、大学を終わって新卒で正社員になれなかった時点で、もう「普通の人生」のレールを途中下車していたのかな。夢も希望も見ることなく、現実だけを見て派遣社員生活を10年続け、バッサリ切り捨てられた後にもぐりこんだ今の会社。30過ぎていきなり未経験分野に飛び込み、不良社員ゆえ出向を命じられ、その出向先でようやく見出した希望。自分の理想。大きな志。
そして、そんな私のところに舞い込んできた国際結婚というビッグサプライズ。朝ドラ「マッサン」を地で行くような展開です。私自身はもう普通の生活をあきらめているので、行けるところまで行こうと思い誰にも相談せず決定。現在に至ります。
もちろん、後悔はありません。というか立ち止まって悩むこともありません。まあ「この手続きはどうすればいいんだろう」と考えることはしますが、あくまでもわが配偶者を日本で安心して暮らせるようにするため。その先を見据えた「どうしよう」なのでね。
志は大きい方がいいです。夢も希望も抱くのは自由です。ただ、それを実現させるためには現実を見て積み重ねることが必要です。毎日一段ずつ積み木を重ねることができれば、大概の夢や理想はかなうと思います。
余談ですが、「大志」という言葉を検索したら俳優の中川大志さんのことがズラッと出てきて、いやそっちじゃないから! とひとりごちてしまいました。しかしよく見ると、ああ「真田丸」で秀頼公を演じておられた方でしたか。そしてソフトバンクのCMで、あの犬の正体を感じ取る稀有な人間を演じていた方でしたか。これはこれは。
おはようございます。
この1か月は色々ありました
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです。
もうすぐ出勤なので手短にブログを書きます。
この1か月(私が2015年4月までいた花巻ホテルへの出張)は私にとって非常に困難な時期でした。物理的に仕事はキツいし、心から人を信じることができないし。共に働く仲間なのに、何でも話せないというのはつらいものがあります。
「自分が目の前の人に話したことは、ほかのすべての人にも伝わる」
そういう前提で言葉を選んでいるので、なかなかあけっぴろげな話ができないんですよね。
一方で、11月から日本に来ているうちの嫁さんと同居できるのはよいことです。生活の便宜上、今は花巻にある伯母夫婦のところに居候しながら日本語の勉強をしているので、十和田ホテルに勤める私とは離れ離れになっていたのですね。それが、毎日一緒にご飯を食べたり話したりすることができるのは、よいことです。ただし12月初旬から今月下旬まで中国に帰省中であり、嫁さんが帰ってくる頃には十和田に戻らなければいけないんですけどね(ガクッ)。
ずっと憧れていた結婚生活というのは、なるほど、なかなか難しいものです。ただ、よい方に考えれば、自堕落の極みのような生活をしていた私にとっては真人間へと更生する機会を与えられたのだと思います。
嘘をつかない。酒を飲みすぎない。身だしなみをきちんとする。部屋を片付ける。当たり前のことばかりです。そういうのを、まあ実家暮らしが長かったこともあり、きちんとできないまま結婚してしまったので、なかなか苦労しています。
ちなみに私が嫁さんについた嘘というのは、「翌日仕事の日はお酒を飲むな」と言われたのにビールを飲みまくったのに、それを「飲んでいない」と言ったことです。えれぇ怒られました。そして、
「あなた、誠実であれ」
といった意味合いのことを言われました。誠実。すなわち誠一文字であり、新選組であり、土方さんです。その言葉を言われた時、私はすごくショックを受けました。堕落しきった私の心に、和泉守兼定をすらりと構えた土方さんの姿がフラッシュバックし、一気に目が覚めた気がしました。
そう思ったとたん、何となく心の中に降り積もっていたモヤモヤが軽くなった気がしました。フワッと一陣のさわやかな風が流れ込んだというか(これはそのまま土方さんの人物評でもあります。証拠は函館奉行所にあります)。
さて、そろそろ出勤時間なので、締めくくります。
職場が変わろうとパートナーができようと、やはり私の目標は土方さんなんです。常にかっこよくありたい。さわやかな風を感じていたい。
「士道に背く間敷事」
道を誤りそうになったら、その言葉を思い出して、今日も生きていきます。
この1か月は色々ありました
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです。
もうすぐ出勤なので手短にブログを書きます。
この1か月(私が2015年4月までいた花巻ホテルへの出張)は私にとって非常に困難な時期でした。物理的に仕事はキツいし、心から人を信じることができないし。共に働く仲間なのに、何でも話せないというのはつらいものがあります。
「自分が目の前の人に話したことは、ほかのすべての人にも伝わる」
そういう前提で言葉を選んでいるので、なかなかあけっぴろげな話ができないんですよね。
一方で、11月から日本に来ているうちの嫁さんと同居できるのはよいことです。生活の便宜上、今は花巻にある伯母夫婦のところに居候しながら日本語の勉強をしているので、十和田ホテルに勤める私とは離れ離れになっていたのですね。それが、毎日一緒にご飯を食べたり話したりすることができるのは、よいことです。ただし12月初旬から今月下旬まで中国に帰省中であり、嫁さんが帰ってくる頃には十和田に戻らなければいけないんですけどね(ガクッ)。
ずっと憧れていた結婚生活というのは、なるほど、なかなか難しいものです。ただ、よい方に考えれば、自堕落の極みのような生活をしていた私にとっては真人間へと更生する機会を与えられたのだと思います。
嘘をつかない。酒を飲みすぎない。身だしなみをきちんとする。部屋を片付ける。当たり前のことばかりです。そういうのを、まあ実家暮らしが長かったこともあり、きちんとできないまま結婚してしまったので、なかなか苦労しています。
ちなみに私が嫁さんについた嘘というのは、「翌日仕事の日はお酒を飲むな」と言われたのにビールを飲みまくったのに、それを「飲んでいない」と言ったことです。えれぇ怒られました。そして、
「あなた、誠実であれ」
といった意味合いのことを言われました。誠実。すなわち誠一文字であり、新選組であり、土方さんです。その言葉を言われた時、私はすごくショックを受けました。堕落しきった私の心に、和泉守兼定をすらりと構えた土方さんの姿がフラッシュバックし、一気に目が覚めた気がしました。
そう思ったとたん、何となく心の中に降り積もっていたモヤモヤが軽くなった気がしました。フワッと一陣のさわやかな風が流れ込んだというか(これはそのまま土方さんの人物評でもあります。証拠は函館奉行所にあります)。
さて、そろそろ出勤時間なので、締めくくります。
職場が変わろうとパートナーができようと、やはり私の目標は土方さんなんです。常にかっこよくありたい。さわやかな風を感じていたい。
「士道に背く間敷事」
道を誤りそうになったら、その言葉を思い出して、今日も生きていきます。
おはようございます。
昨日は25時まで仕事でした
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(もうすぐ出張終了予定)。
どんなに仕事が山積していても、それをひとつずつ片付けていくことで前に進む。「できることをしていれば、必ず道は開ける」きっとそういうことなのでしょう。派手じゃなくてもいい。ごく自然に、ごく日常的に。
2人の会食だろうと200人の宴会だろうと、後片付けは1枚の皿を持ち上げることから始まる。どれほど多くの人間がいようと、結局はその繰り返しなのだ――そんな当たり前のことに、最近になってようやく気付きました。つまり「この世界の片隅に」と『一番電車が走った』を見て。
案外、人の強さって、そういうことかもしれませんね。どんなにつらくて苦しい状況にあっても、精いっぱい自分の生活を守ること。それは特別な能力を必要とするわけではないけれど、それだけにね。私はどちらかというと阿部寛さんが演じた広島電鉄の社員のように、情熱大爆発で動くタイプの人間なので、すずさんや豊子さんのようなタイプの人たちは…違和感…じゃないな。ええと、なんていうんだろう。
変なたとえですが、今までの私は火力調節レバーのついていないガスコンロみたいなものだったんです。いったん火をつければいつでも全開。煮物も焼き物も沸騰ウェルダン。時にはガスどころかナパームはたまた非対称ジメチルヒドラジンを燃料にして突っ走っていたのですが(※)、お二人のおかげで私の心に火力調節レバーがついたようです。おかげで中火弱火も思いのまま。そのくらいの火力でじっくりと物事に取り掛かるのが大事なんだ! と思えるようになりました。
それでも、ついつい先走ってしまうことはありますが、これは私にとって大きな変革のような気がします。
http://ameblo.jp/futures-plan/entry-10831934163.html
0からおこした1って、何だろう。これがそうなのかどうなのかわかりませんが、ともかく私はお二人のおかげで、日常を生きることの難しさ――そして大切さについて、考えるようになりました。
世界平和に花束を。ダスビダーニャスネコバ(またか)。
(ともに某ゲームで火炎放射器の燃料として登場する。特に後者は通常ロケット燃料として使われるものであり、その威力たるや通常の数十倍以上とか。БЕИ!)
昨日は25時まで仕事でした
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(もうすぐ出張終了予定)。
どんなに仕事が山積していても、それをひとつずつ片付けていくことで前に進む。「できることをしていれば、必ず道は開ける」きっとそういうことなのでしょう。派手じゃなくてもいい。ごく自然に、ごく日常的に。
2人の会食だろうと200人の宴会だろうと、後片付けは1枚の皿を持ち上げることから始まる。どれほど多くの人間がいようと、結局はその繰り返しなのだ――そんな当たり前のことに、最近になってようやく気付きました。つまり「この世界の片隅に」と『一番電車が走った』を見て。
案外、人の強さって、そういうことかもしれませんね。どんなにつらくて苦しい状況にあっても、精いっぱい自分の生活を守ること。それは特別な能力を必要とするわけではないけれど、それだけにね。私はどちらかというと阿部寛さんが演じた広島電鉄の社員のように、情熱大爆発で動くタイプの人間なので、すずさんや豊子さんのようなタイプの人たちは…違和感…じゃないな。ええと、なんていうんだろう。
変なたとえですが、今までの私は火力調節レバーのついていないガスコンロみたいなものだったんです。いったん火をつければいつでも全開。煮物も焼き物も沸騰ウェルダン。時にはガスどころかナパームはたまた非対称ジメチルヒドラジンを燃料にして突っ走っていたのですが(※)、お二人のおかげで私の心に火力調節レバーがついたようです。おかげで中火弱火も思いのまま。そのくらいの火力でじっくりと物事に取り掛かるのが大事なんだ! と思えるようになりました。
それでも、ついつい先走ってしまうことはありますが、これは私にとって大きな変革のような気がします。
http://ameblo.jp/futures-plan/entry-10831934163.html
0からおこした1って、何だろう。これがそうなのかどうなのかわかりませんが、ともかく私はお二人のおかげで、日常を生きることの難しさ――そして大切さについて、考えるようになりました。
世界平和に花束を。ダスビダーニャスネコバ(またか)。
(ともに某ゲームで火炎放射器の燃料として登場する。特に後者は通常ロケット燃料として使われるものであり、その威力たるや通常の数十倍以上とか。БЕИ!)
随分前に放送された「一番電車が走った」を、今までずっと録画したまま放っておいたのは、私の悪い癖である「タイミングを計ること」に起因します。特別に思い入れがあるものは、きちんと心の準備をしてから見たいと思う癖が昔からあり、そのためにせっかくソフトを買ったり録画したりしても、このドラマのように1年以上アーカイブしたまま、なんていうことがあります。
正直、今回『この世界の片隅に』を見なければ、この先も当分はアーカイブしたままだったかもしれません。映画を見に行った直接的な理由は「のんが主演だから」ということですが、連続的にこれら2作品を見ることができたのは、まさに最高のタイミングであったと思います。
人類史上最強にして最悪の兵器「核爆弾」――それがもたらす被害がどれほどのものなのかは、私もよくわかります。人間を最も苛烈に傷つけ、死に至らしめるものが、それであると思います。
しかし、そんな壊滅的な被害をこうむりつつ、わずか3日後に電車が走り出した――しかもその電車を運転したのが十代の女の子であったという「実話」があります。これはそのことをドラマで再現したものです。
今どきのアニメやライトノベルの話ではありません。70年前、現実の日本で実際にあった話です。
そのことに私はただただ「すげえなあ」とうなだれるしかありませんでした。
詳しいあらすじとかはほかの方に任せるとして、ひとまず手短に感想を書きます。特に、「この世界の片隅で」のすずと共通点があるのかな? と思ったので、そのことをメモがてら書きます。
主人公であるトヨちゃんこと雨宮豊子は、物語の中ではとてもクールというか、あまり笑ったり泣いたりするシーンが多くないように感じました。まあ、生き残った人々の中では割と軽傷で済んだため、重傷者の看護とか何とかといった「やらなくちゃいけないこと」が多すぎたからだと思いますが。
特に原爆投下後は、背中にガラスが突き刺さって半死半生になっている友達を無理やり歩かせようとして「トヨちゃんは鬼じゃ」と糾弾され、それに対して「ここがもう地獄じゃ!」と切り返すシーンが印象的です。あとは阿部寛とモロ師岡に電車を運転するよう頼まれた時に、
「友達が死にそうになってる時に、電車を運転しろっていうんじゃね!」
と広島弁で返すシーン。これはかつての朝ドラ『てっぱん』での瀧本美織以来の激しさですね。おばあちゃんは、うちがどこに行ってもええんじゃね! っていうシーン。
二人とも、戦っていたんでしょうね。銃を握りしめたり飛行機に乗っていたりしたのではなく、自分たちの日常生活を守るための闘い。自分を押さえつけ、何とか今日という日を生き抜こうとした二人。それはまさに戦いだったと思います。
12/18 追記
ここからはドラマとしての感想。
やっぱり阿部寛さんは格好いいですね。もちろん私よりもずっと年上なのですが、どちらかというと年齢が近いのは主人公よりもこちら。広島電鉄の中間管理職として、現場の人間と上層部の人間との調整に苦しむ(「また板挟みか…」とつぶやくシーンが重い)前編と、投下後に一刻も早く電車を走らせるため超熱血モードで人々を説得していくシーンに感動しました。先述したように、本当はそれどころでない豊子もその一歩も引かない情熱に役目を引き受けたんだと思います。
豊子の親友・幸子は投下後、背中にガラスが刺さって重傷を負っていました。映像では白い下着が赤黒く染まったことでその傷の深さを表現しており、それが「リアルでない」と評する向きもありましたが、だからそういうのはいいんですって。心で感じれば、それでいいんだから。
それから、モロ師岡さんという人は、たまたま何かのバラエティ番組で見て知りました。本人は役者バカというか、とにかくやりたいことだけやって暮らしているような雰囲気で、それを奥さんが頑張って支えていると。行列の出来る法律相談所だったかな。本作では豊子が通う学校の先生として出演していましたが、なんというか。この人もきっと終戦によって大きくショックを受けていたのかなって気がしました。戦争中は厳しい口調で怒鳴り散らしていたのに、豊子の通う学校が閉鎖する時はトーンダウンしていたし。
ちなみにこのシーンを見た時、私は千葉真一さんが主演した大昔の映画「少林寺拳法」を思い出しました。
終戦70周年を記念したドラマと70年代に公開された娯楽映画を比べてどうするんだという話ですが、思い出したんだから仕方がありません。
ドラマが終わった後、登場人物のモデル(というか本人)となった豊子さんと幸子さんがイベントに出られたシーンがありました。ともに80代でありますが、お元気そうで何よりです。
死ぬような目に遭っても、ある意味死ぬよりもつらい世界を生きることになっても、命ある限り明日はやってくる。私たちはそれを生きなければいけない。ふたつの広島を舞台にした映画を通じて、私はそんなことを思いました。
正直、今回『この世界の片隅に』を見なければ、この先も当分はアーカイブしたままだったかもしれません。映画を見に行った直接的な理由は「のんが主演だから」ということですが、連続的にこれら2作品を見ることができたのは、まさに最高のタイミングであったと思います。
人類史上最強にして最悪の兵器「核爆弾」――それがもたらす被害がどれほどのものなのかは、私もよくわかります。人間を最も苛烈に傷つけ、死に至らしめるものが、それであると思います。
しかし、そんな壊滅的な被害をこうむりつつ、わずか3日後に電車が走り出した――しかもその電車を運転したのが十代の女の子であったという「実話」があります。これはそのことをドラマで再現したものです。
今どきのアニメやライトノベルの話ではありません。70年前、現実の日本で実際にあった話です。
そのことに私はただただ「すげえなあ」とうなだれるしかありませんでした。
詳しいあらすじとかはほかの方に任せるとして、ひとまず手短に感想を書きます。特に、「この世界の片隅で」のすずと共通点があるのかな? と思ったので、そのことをメモがてら書きます。
主人公であるトヨちゃんこと雨宮豊子は、物語の中ではとてもクールというか、あまり笑ったり泣いたりするシーンが多くないように感じました。まあ、生き残った人々の中では割と軽傷で済んだため、重傷者の看護とか何とかといった「やらなくちゃいけないこと」が多すぎたからだと思いますが。
特に原爆投下後は、背中にガラスが突き刺さって半死半生になっている友達を無理やり歩かせようとして「トヨちゃんは鬼じゃ」と糾弾され、それに対して「ここがもう地獄じゃ!」と切り返すシーンが印象的です。あとは阿部寛とモロ師岡に電車を運転するよう頼まれた時に、
「友達が死にそうになってる時に、電車を運転しろっていうんじゃね!」
と広島弁で返すシーン。これはかつての朝ドラ『てっぱん』での瀧本美織以来の激しさですね。おばあちゃんは、うちがどこに行ってもええんじゃね! っていうシーン。
二人とも、戦っていたんでしょうね。銃を握りしめたり飛行機に乗っていたりしたのではなく、自分たちの日常生活を守るための闘い。自分を押さえつけ、何とか今日という日を生き抜こうとした二人。それはまさに戦いだったと思います。
12/18 追記
ここからはドラマとしての感想。
やっぱり阿部寛さんは格好いいですね。もちろん私よりもずっと年上なのですが、どちらかというと年齢が近いのは主人公よりもこちら。広島電鉄の中間管理職として、現場の人間と上層部の人間との調整に苦しむ(「また板挟みか…」とつぶやくシーンが重い)前編と、投下後に一刻も早く電車を走らせるため超熱血モードで人々を説得していくシーンに感動しました。先述したように、本当はそれどころでない豊子もその一歩も引かない情熱に役目を引き受けたんだと思います。
豊子の親友・幸子は投下後、背中にガラスが刺さって重傷を負っていました。映像では白い下着が赤黒く染まったことでその傷の深さを表現しており、それが「リアルでない」と評する向きもありましたが、だからそういうのはいいんですって。心で感じれば、それでいいんだから。
それから、モロ師岡さんという人は、たまたま何かのバラエティ番組で見て知りました。本人は役者バカというか、とにかくやりたいことだけやって暮らしているような雰囲気で、それを奥さんが頑張って支えていると。行列の出来る法律相談所だったかな。本作では豊子が通う学校の先生として出演していましたが、なんというか。この人もきっと終戦によって大きくショックを受けていたのかなって気がしました。戦争中は厳しい口調で怒鳴り散らしていたのに、豊子の通う学校が閉鎖する時はトーンダウンしていたし。
ちなみにこのシーンを見た時、私は千葉真一さんが主演した大昔の映画「少林寺拳法」を思い出しました。
終戦70周年を記念したドラマと70年代に公開された娯楽映画を比べてどうするんだという話ですが、思い出したんだから仕方がありません。
ドラマが終わった後、登場人物のモデル(というか本人)となった豊子さんと幸子さんがイベントに出られたシーンがありました。ともに80代でありますが、お元気そうで何よりです。
死ぬような目に遭っても、ある意味死ぬよりもつらい世界を生きることになっても、命ある限り明日はやってくる。私たちはそれを生きなければいけない。ふたつの広島を舞台にした映画を通じて、私はそんなことを思いました。
『この世界の片隅に』を見に行ったのは、主演声優としてのん(能年玲奈)が出ているからです。わざわざ岩手までやってきて、「第二の故郷です」と言ってくれるのんのために、よし見に行ってやるかと言うのが動機。戦前~戦後にかけての広島が舞台だと言うことは、全然知らなかったわけではありませんが、それが目的ではありませんでした。
ただ、目的ではありませんでしたが、興味が無いわけではありません。高校の修学旅行とその後に1回、計2回広島に行ったことがあります。原爆ドームも見たし資料館も見ました。さらに言えば高校の文化祭で原爆の被害に関する企画展をやりました。70年前の8月6日に投下されたアレがもたらした物的人的被害のすさまじさは、十分に知っています。
だから、この物語もすごく良かったです。涙があふれるという感じではなく、じわわ~んと心に染み入る感じで。それは主人公のすずが、常に「当たり前の日常を、当たり前に生きる」ことを願って生きていたからでしょうね。
自分でも子どもの頃から「ボーッとしていて……」と言い、いつもマイペースで行動し周囲の人たちをあきれさせていたすず。そこに戦争が割り込み、彼女と彼女が嫁いだ家族たちが住まう呉市にも爆弾が落ちます。そして迎える8月6日――。
1981年生まれの私は、リアルタイムに戦争を知っている世代ではありません。私にとって戦争は70年前の『歴史』です。だから8月6日に広島に新型爆弾が投下されることも知っているし、8月15日に戦争が終結することも知っています。心のどこかではその前提でスクリーンを眺めているので、余計に胸が苦しくなることがありました。
そういった感情がポンと解き放たれたのが、多分8月15日なんだろうな、と。
戦争が終わった。日本は負けた。私としては、ただそれだけなんですが、果たしてリアルタイムにその時代を生きていた人はどう感じたのでしょう。
映画の中での8月15日のシーンを思い返すたび、その日を迎えたすずを思い返すたび、色々な感情がわきあがってきて、それを整理するのが大変です。このブログも、気持ちを整理する目的で書いています。
この映画は、多くの人たちの寄付、いわゆるクラウドファウンディングってやつですか? 何やらそれでようよう完成した映画だそうです。メインの舞台が広島市ではなく呉市なので? 投下直後の街の様子とか、そういう『はだしのゲン』的な描写はありません。それをリアルでないという人もいるでしょうが、私から言わせれば「そんなのどうでもいいんだ」という感じです。これは目で見て知る映画ではなく心で感じる映画だから。
戦争があろうと無かろうと、何を失おうと、生きている限り明日はやってくる。私たちはその日々を生きていかなければいけない。そういう、当たり前のことを当たり前に生きるすずに、そのキャラクタのイメージに日本でもっとも合致するのんに、すっかり感じ入ってしまったいぬがみでした。よし、何とかまとまったかな?
ただ、目的ではありませんでしたが、興味が無いわけではありません。高校の修学旅行とその後に1回、計2回広島に行ったことがあります。原爆ドームも見たし資料館も見ました。さらに言えば高校の文化祭で原爆の被害に関する企画展をやりました。70年前の8月6日に投下されたアレがもたらした物的人的被害のすさまじさは、十分に知っています。
だから、この物語もすごく良かったです。涙があふれるという感じではなく、じわわ~んと心に染み入る感じで。それは主人公のすずが、常に「当たり前の日常を、当たり前に生きる」ことを願って生きていたからでしょうね。
自分でも子どもの頃から「ボーッとしていて……」と言い、いつもマイペースで行動し周囲の人たちをあきれさせていたすず。そこに戦争が割り込み、彼女と彼女が嫁いだ家族たちが住まう呉市にも爆弾が落ちます。そして迎える8月6日――。
1981年生まれの私は、リアルタイムに戦争を知っている世代ではありません。私にとって戦争は70年前の『歴史』です。だから8月6日に広島に新型爆弾が投下されることも知っているし、8月15日に戦争が終結することも知っています。心のどこかではその前提でスクリーンを眺めているので、余計に胸が苦しくなることがありました。
そういった感情がポンと解き放たれたのが、多分8月15日なんだろうな、と。
戦争が終わった。日本は負けた。私としては、ただそれだけなんですが、果たしてリアルタイムにその時代を生きていた人はどう感じたのでしょう。
映画の中での8月15日のシーンを思い返すたび、その日を迎えたすずを思い返すたび、色々な感情がわきあがってきて、それを整理するのが大変です。このブログも、気持ちを整理する目的で書いています。
この映画は、多くの人たちの寄付、いわゆるクラウドファウンディングってやつですか? 何やらそれでようよう完成した映画だそうです。メインの舞台が広島市ではなく呉市なので? 投下直後の街の様子とか、そういう『はだしのゲン』的な描写はありません。それをリアルでないという人もいるでしょうが、私から言わせれば「そんなのどうでもいいんだ」という感じです。これは目で見て知る映画ではなく心で感じる映画だから。
戦争があろうと無かろうと、何を失おうと、生きている限り明日はやってくる。私たちはその日々を生きていかなければいけない。そういう、当たり前のことを当たり前に生きるすずに、そのキャラクタのイメージに日本でもっとも合致するのんに、すっかり感じ入ってしまったいぬがみでした。よし、何とかまとまったかな?
「この世界の片隅で」をレイトショーで見てきました。
ずっと前に録画していたNHKの戦後70年スペシャルドラマ「一番電車が走った」を見ました。
酒をのみまくりました。
無条件降伏です。
私は全てを受け入れます。
世界平和に花束を。ダスビダーニャ、スネゴバ!
ずっと前に録画していたNHKの戦後70年スペシャルドラマ「一番電車が走った」を見ました。
酒をのみまくりました。
無条件降伏です。
私は全てを受け入れます。
世界平和に花束を。ダスビダーニャ、スネゴバ!
おはようございます。
今度こそ久しぶりの2連休
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(今は花巻ホテルに出張中)。
仕事のほうは相変わらず23時24時までの勤務ですが、それに関しては何も言いません。仕事に関して感じたことは、非公開ローカルファイルとして保存しているテキスト、あるいは手書きのメモ帳にすべて書いているからです。
だからこそ、こっちのブログのほうは少々おろそかになってしまったのですが、だからこそ。こっちでは思い切り趣味の話をしたいと思います。そう写真です。
といっても、まだαスイートの中に撮りきれていないフィルムが残っているので、α―7+AF24-105mmF3.5-4.5(D)のミノルタ時代最後のミレニアム標準セットでの撮影行は実施できないのですが。
もっとも、「とりあえず」ハードオフのジャンク品コーナーで540円で買った適当なレンズで撮影したものはあります。ちょうどその日は盛岡城址公園(別名:岩手公園)でイベントがあり、誰かの食べ残した焼き魚をもさもさ食べている黒猫がいたので、それを15枚くらいね。
久々のAF撮影だったので、基本的にカメラのピントが合ったらバシバシ撮りました。そうやって仕上がったところ・・・・・・あれれ? なんかピンボケ気味の写真ばかりだ!? おいおい、やっぱり雑にぶっ転がっていたジャンクレンズじゃこんなものか? それともやっぱり機械任せじゃダメなのかな? とかと、いつものようにカメラのせいにしようとする責任転嫁野郎の私。
いや、もちろんカメラは機械的にきちんと判断してるでしょうから、最終的にシャッターを切る私の判断ミスであることは言うまでもありません。ピントが合っているのは間違いないのでしょうが、「どこにピントを合わせるのか」がダメだったんでしょうね。
たとえばゲーム機・・・・
ゲーム機はソフトを映す機械(ハード)だよナ
ソフト次第でAにもBにもなれる・・・・
パソコンもそうだろ ソフトあってのハードだ
ソフトがなければただの箱だ
でもカメラは違うだろ やっぱり・・
いくらCPU制御が進んでいっても 結局ソレはサポートだろう?
カメラを動かすソフトは ドコまでいっても撮り手じゃないのか・・
今も昔も そしてこれからも
撮り手次第だろう・・
(湾岸ミッドナイト32巻収録 「CALL(指名)」よりコピペ改変)
*
そんな中αスイート発売当時に日本カメラ社から刊行された「α-sweet写真入門」という本で、写真日記の薦める記事がありました。日常生活の中でふと気にとまった光景をパチリ。他人からしてみれば他愛のない、「なんじゃこりゃ」と超~テンションの低いジーパン刑事のようなリアクションをされるような写真でもいいんだ、数年後に自分が後で見返して「ああ、そういえばこんなんだったっけ」と思えればいいんだって。そういうことをおっしゃっているんですね。
すなわち「感じたままに写す」。
今でこそスマートフォンで手軽に撮影できるから、私もやっているのですが、これをフィルム時代にやっていたら、結構コストが大変だろうなと思いました。あるいは1998年当時であれば、私もフィルムは部の備品をほぼ無限に利用できたので、そういうのも気楽にできたかもしれませんが。
別に誰かに言われたからやっているわけではありませんが、そう、写真はそこまで構えなくてもいいんです。まずは気軽に、感じたままに撮る。それでいいんです、きっと。そうしているうちに自分で「もっと上手に写真を撮りたいな」と思うでしょうから。そうすれば、いわゆる写真入門書に書かれているような理論もフムフムと消化できるでしょうから。
ここまで来るのに随分と時間がかかりましたが、ようやく少しずつ写真が楽しめるようになってきた。そんな今日この頃です。
今度こそ久しぶりの2連休
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(今は花巻ホテルに出張中)。
仕事のほうは相変わらず23時24時までの勤務ですが、それに関しては何も言いません。仕事に関して感じたことは、非公開ローカルファイルとして保存しているテキスト、あるいは手書きのメモ帳にすべて書いているからです。
だからこそ、こっちのブログのほうは少々おろそかになってしまったのですが、だからこそ。こっちでは思い切り趣味の話をしたいと思います。そう写真です。
といっても、まだαスイートの中に撮りきれていないフィルムが残っているので、α―7+AF24-105mmF3.5-4.5(D)のミノルタ時代最後のミレニアム標準セットでの撮影行は実施できないのですが。
もっとも、「とりあえず」ハードオフのジャンク品コーナーで540円で買った適当なレンズで撮影したものはあります。ちょうどその日は盛岡城址公園(別名:岩手公園)でイベントがあり、誰かの食べ残した焼き魚をもさもさ食べている黒猫がいたので、それを15枚くらいね。
久々のAF撮影だったので、基本的にカメラのピントが合ったらバシバシ撮りました。そうやって仕上がったところ・・・・・・あれれ? なんかピンボケ気味の写真ばかりだ!? おいおい、やっぱり雑にぶっ転がっていたジャンクレンズじゃこんなものか? それともやっぱり機械任せじゃダメなのかな? とかと、いつものようにカメラのせいにしようとする責任転嫁野郎の私。
いや、もちろんカメラは機械的にきちんと判断してるでしょうから、最終的にシャッターを切る私の判断ミスであることは言うまでもありません。ピントが合っているのは間違いないのでしょうが、「どこにピントを合わせるのか」がダメだったんでしょうね。
たとえばゲーム機・・・・
ゲーム機はソフトを映す機械(ハード)だよナ
ソフト次第でAにもBにもなれる・・・・
パソコンもそうだろ ソフトあってのハードだ
ソフトがなければただの箱だ
でもカメラは違うだろ やっぱり・・
いくらCPU制御が進んでいっても 結局ソレはサポートだろう?
カメラを動かすソフトは ドコまでいっても撮り手じゃないのか・・
今も昔も そしてこれからも
撮り手次第だろう・・
(湾岸ミッドナイト32巻収録 「CALL(指名)」よりコピペ改変)
*
そんな中αスイート発売当時に日本カメラ社から刊行された「α-sweet写真入門」という本で、写真日記の薦める記事がありました。日常生活の中でふと気にとまった光景をパチリ。他人からしてみれば他愛のない、「なんじゃこりゃ」と超~テンションの低いジーパン刑事のようなリアクションをされるような写真でもいいんだ、数年後に自分が後で見返して「ああ、そういえばこんなんだったっけ」と思えればいいんだって。そういうことをおっしゃっているんですね。
すなわち「感じたままに写す」。
今でこそスマートフォンで手軽に撮影できるから、私もやっているのですが、これをフィルム時代にやっていたら、結構コストが大変だろうなと思いました。あるいは1998年当時であれば、私もフィルムは部の備品をほぼ無限に利用できたので、そういうのも気楽にできたかもしれませんが。
別に誰かに言われたからやっているわけではありませんが、そう、写真はそこまで構えなくてもいいんです。まずは気軽に、感じたままに撮る。それでいいんです、きっと。そうしているうちに自分で「もっと上手に写真を撮りたいな」と思うでしょうから。そうすれば、いわゆる写真入門書に書かれているような理論もフムフムと消化できるでしょうから。
ここまで来るのに随分と時間がかかりましたが、ようやく少しずつ写真が楽しめるようになってきた。そんな今日この頃です。
おはようございます。
朝9時出勤→24時30分過ぎ退勤
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は休み)。
現在は旧職場である花巻市内のホテルにて仕事をしています。物理的な拘束時間がどうこうというよりも、まあ、その・・・いや、いいや。悪いことは言いません。
最近は写真を趣味として周りの人に言えるくらいのレベルまで引き上げたいと思い、オフのときにどこかへ出かける際は、ちゃんとカメラを持ち歩くようにしています。
随分前の話ではありますが、青森県立美術館で沢田教一さんの写真展を見てきたことも、要因のひとつだと思います。さすがにライカM3を買い入れるような無茶はしませんが、私の愛機であるペンタックスSPが、いっそういとおしく思えるようになって来ました。一度フィルム巻上げレバーが動かなくなりましたが、盛岡市内にあるカメラ店で修理をしてもらい、もう一度現役復帰しましたし。
それに加えて、前々から憧れていたミノルタ銀塩一眼レフの極致『α-7』を購入。ヤフオクで当時の標準レンズであるAF24-105mmF3.5-4.5(D)まで手に入れてしまって、もう一台の愛機として生かすことに。プロの写真家でさえデジイチを使う時代に銀塩AF一眼レフを使う意味ってあるの? と言われそうな気がしますが、そういう部分を探すためにも、私は使い続けようと思います。
あとはペンタックスSP用の『アトムレンズ』・・・かな。こないだハードオフで買ったSMCタクマー50mmF1.4は、黄変がないから多分非アトムレンズでしょうし。どういう画像が映るかはF値とかによって決まるので、コレクターでもない私がわざわざ同じミリ数同じF値のレンズをもう一本買い入れる必要はないような気がしますが、一応・・・ね。
※ それを使ってどんな写真が撮られたかはさておきね。
朝9時出勤→24時30分過ぎ退勤
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(今日は休み)。
現在は旧職場である花巻市内のホテルにて仕事をしています。物理的な拘束時間がどうこうというよりも、まあ、その・・・いや、いいや。悪いことは言いません。
最近は写真を趣味として周りの人に言えるくらいのレベルまで引き上げたいと思い、オフのときにどこかへ出かける際は、ちゃんとカメラを持ち歩くようにしています。
随分前の話ではありますが、青森県立美術館で沢田教一さんの写真展を見てきたことも、要因のひとつだと思います。さすがにライカM3を買い入れるような無茶はしませんが、私の愛機であるペンタックスSPが、いっそういとおしく思えるようになって来ました。一度フィルム巻上げレバーが動かなくなりましたが、盛岡市内にあるカメラ店で修理をしてもらい、もう一度現役復帰しましたし。
それに加えて、前々から憧れていたミノルタ銀塩一眼レフの極致『α-7』を購入。ヤフオクで当時の標準レンズであるAF24-105mmF3.5-4.5(D)まで手に入れてしまって、もう一台の愛機として生かすことに。プロの写真家でさえデジイチを使う時代に銀塩AF一眼レフを使う意味ってあるの? と言われそうな気がしますが、そういう部分を探すためにも、私は使い続けようと思います。
あとはペンタックスSP用の『アトムレンズ』・・・かな。こないだハードオフで買ったSMCタクマー50mmF1.4は、黄変がないから多分非アトムレンズでしょうし。どういう画像が映るかはF値とかによって決まるので、コレクターでもない私がわざわざ同じミリ数同じF値のレンズをもう一本買い入れる必要はないような気がしますが、一応・・・ね。
※ それを使ってどんな写真が撮られたかはさておきね。
こんばんは。
明日は17連勤明けの休日
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(あさっては朝6時出勤)。
おかげさまで我がホテルは超・大勢のお客様にご来店いただき、忙しいと言う字は小さくなって亡くなると書くのだということを身をもって知った次第です。この後は冬の寒さが身にしみる閑散期に入るので、さしずめこの超絶繁忙期は冬を越すための支度と言ったところです。とにかくお客さんが来てくれることは、とにかくありがたいことです。
・・・ただ、今日、遠路はるばる十和田までやってくる人たちが何を見ているのか? それを見極めるために帰りがてら奥入瀬~十和田湖のゴールデンルートを自ら見てみました。そうしたところ、もう晩秋の装いと言うか、ベストシーズンは過ぎてしまいましたが、確かにすばらしい景色でした。
こと十和田湖畔と言うのは、たぶんに昭和の雰囲気が色濃く残る観光地であると思います。
謎のファンシーイラストで彩られた湯のみ、『十和田』という文字が入っただけのクッキー、そして昭和なお土産のド定番として逆にもてはやされている? ペナント・・・。
と、その程度でも私のアナクロ的な(あるいはVOW的、みうらじゅん的な)感覚をワクワクさせてくれるのですが、私がこの十和田湖畔の土産物屋を愛してやまない決定的なポイントは、どういう購買層を見込んで取り扱っているのかわからないグッズが、どのお店にもチラホラ見えること。
『ドキドキ!プリキュア』のシステム手帳があるのは、まだわかります。小さい女の子が、別に十和田湖とは何の関係がないにしても、プリキュアだから欲しい! と手を伸ばすことを想定してでしょう。私自身そういう観光地のおもちゃが大好きな子どもだったので、よく理解できます。
また郷土の昔話をたくさん収録した本も、ある意味地方色がある(?)ので、みやげ物としてはギリギリ成立するでしょう。
ただよ、ただだ! (真壁さんの物まねで)
どうしてはるばる十和田湖まで来て、一般の人が自分の家で買っているウサギの写真を撮りためた写真集を買わなければいけないのか。可愛いのは可愛いですけど、『ピンボケ写真集』とかって表紙に堂々とうたっている本を買わなければいけないのか。店頭で思わずのけぞってしまいました。
誰が買うんだよ! 私が買います。
おそらく30年以上(昭和61年刊行)十和田湖の季節の移り変わりを見届けてきたであろうその本。想像通り誰も買うことなく、すっかり表紙が色あせてしまったその一冊。ここまで来れば、ある意味『十和田湖の土産物屋に行った記念』として成立するでしょう。というわけで買ってきた次第です。
しかしながら、今この記事を書いているのは岩手の実家で、その本は十和田の社員寮にあるので、写真はまた後日アップロードしたいと思います。
明日は17連勤明けの休日
『森のキュイジーヌ』管理人のいぬがみです(あさっては朝6時出勤)。
おかげさまで我がホテルは超・大勢のお客様にご来店いただき、忙しいと言う字は小さくなって亡くなると書くのだということを身をもって知った次第です。この後は冬の寒さが身にしみる閑散期に入るので、さしずめこの超絶繁忙期は冬を越すための支度と言ったところです。とにかくお客さんが来てくれることは、とにかくありがたいことです。
・・・ただ、今日、遠路はるばる十和田までやってくる人たちが何を見ているのか? それを見極めるために帰りがてら奥入瀬~十和田湖のゴールデンルートを自ら見てみました。そうしたところ、もう晩秋の装いと言うか、ベストシーズンは過ぎてしまいましたが、確かにすばらしい景色でした。
こと十和田湖畔と言うのは、たぶんに昭和の雰囲気が色濃く残る観光地であると思います。
謎のファンシーイラストで彩られた湯のみ、『十和田』という文字が入っただけのクッキー、そして昭和なお土産のド定番として逆にもてはやされている? ペナント・・・。
と、その程度でも私のアナクロ的な(あるいはVOW的、みうらじゅん的な)感覚をワクワクさせてくれるのですが、私がこの十和田湖畔の土産物屋を愛してやまない決定的なポイントは、どういう購買層を見込んで取り扱っているのかわからないグッズが、どのお店にもチラホラ見えること。
『ドキドキ!プリキュア』のシステム手帳があるのは、まだわかります。小さい女の子が、別に十和田湖とは何の関係がないにしても、プリキュアだから欲しい! と手を伸ばすことを想定してでしょう。私自身そういう観光地のおもちゃが大好きな子どもだったので、よく理解できます。
また郷土の昔話をたくさん収録した本も、ある意味地方色がある(?)ので、みやげ物としてはギリギリ成立するでしょう。
ただよ、ただだ! (真壁さんの物まねで)
どうしてはるばる十和田湖まで来て、一般の人が自分の家で買っているウサギの写真を撮りためた写真集を買わなければいけないのか。可愛いのは可愛いですけど、『ピンボケ写真集』とかって表紙に堂々とうたっている本を買わなければいけないのか。店頭で思わずのけぞってしまいました。
誰が買うんだよ! 私が買います。
おそらく30年以上(昭和61年刊行)十和田湖の季節の移り変わりを見届けてきたであろうその本。想像通り誰も買うことなく、すっかり表紙が色あせてしまったその一冊。ここまで来れば、ある意味『十和田湖の土産物屋に行った記念』として成立するでしょう。というわけで買ってきた次第です。
しかしながら、今この記事を書いているのは岩手の実家で、その本は十和田の社員寮にあるので、写真はまた後日アップロードしたいと思います。
こんばんは。
「君の名は。」を見てきた。という話の続きです。
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(絶賛連勤中)。
まあ、見終わった直後は色々と書きました。感じるところはあるけれど、なかなか共感しづらい。それが率直な感想でした。
でも、時間をかけてその感情を撫でまわしているうちに、少しずつ気持ちが変わってきました。小林秀雄的な感覚で言えば、時間が経つことによって「余計な思いをさせない」ということかもしれません。
そう、よい意味で忘れること、さらには様々な雑音に惑わされないことが、時間をかけることによって少しずつできてきたのです。
実際、映画を見た後、私の仕事に磨きがかかりました。ちょっとネタバレになってしまうようで申し訳ありませんが、私もレストランで仕事をするいち社会人として、書かせていただきます。
主人公がアルバイトとして、とある飲食店(イタリアンかな)で働くシーンがありました。ある事情により色々と失敗――周りの人間からすれば、普段はできているのに今日はどうしてできないの? と思ってしまうくらいトンチンカンなこと――をしてしまうのですが、物語の中ではそれにもくじけず全力で頑張ります。そして、その頑張りが周りの人の心を動かしていく……というシーンがあります。
たぶん、それを見たからなのかな。私もまた、毎日の仕事にものすごく心のハリをもって取り組んでいます。その代償として、仕事が終わる直前には桃色吐息……じゃなくて青息吐息なんですが、自分をそこまで追い込み、そこまで頑張れるのは、きっと映画で目の当たりにした主人公の少年少女たちのおかげなんだろうと思います。
自分はもう若くない。彼らと同じようにするべきではない。それはわかっているものの、彼ら彼女らのような気持ちの良い熱さを私も持ちたい――そう思って、実際に仕事に生かしています。
私が私自身で考える良いところに、「物事を自分の都合のいいように解釈し、これを取り込む」ことがあると思います。これは元をたどれば『餓狼伝』なんですけどね。どんな思いでも、それでパンチが1グラムでも重くなるのなら、何でもいいんだって。
昨日食べたラーメンがうまかったこと。あいつを憎いと思ったこと。「君の名は。」を見て感じたこと。大勢のお客さんの前で思いっきり胸を張ってしゃべったこと。仕事が終わった後にのんだビールがおいしかったこと。その適度に酔っぱらった頭で彼ら彼女らのことを考えた時に、とてもいとおしい気持ちが沸き上がったこと。何でもいいんです。
まあ、私は明日5時起き6時出勤の日なので、そろそろ寝ますが…「君の名は。」のこと、もう少し時間が経つと、もっとちゃんと書けるようになると思います。それでは、また。
「君の名は。」を見てきた。という話の続きです。
「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(絶賛連勤中)。
まあ、見終わった直後は色々と書きました。感じるところはあるけれど、なかなか共感しづらい。それが率直な感想でした。
でも、時間をかけてその感情を撫でまわしているうちに、少しずつ気持ちが変わってきました。小林秀雄的な感覚で言えば、時間が経つことによって「余計な思いをさせない」ということかもしれません。
そう、よい意味で忘れること、さらには様々な雑音に惑わされないことが、時間をかけることによって少しずつできてきたのです。
実際、映画を見た後、私の仕事に磨きがかかりました。ちょっとネタバレになってしまうようで申し訳ありませんが、私もレストランで仕事をするいち社会人として、書かせていただきます。
主人公がアルバイトとして、とある飲食店(イタリアンかな)で働くシーンがありました。ある事情により色々と失敗――周りの人間からすれば、普段はできているのに今日はどうしてできないの? と思ってしまうくらいトンチンカンなこと――をしてしまうのですが、物語の中ではそれにもくじけず全力で頑張ります。そして、その頑張りが周りの人の心を動かしていく……というシーンがあります。
たぶん、それを見たからなのかな。私もまた、毎日の仕事にものすごく心のハリをもって取り組んでいます。その代償として、仕事が終わる直前には桃色吐息……じゃなくて青息吐息なんですが、自分をそこまで追い込み、そこまで頑張れるのは、きっと映画で目の当たりにした主人公の少年少女たちのおかげなんだろうと思います。
自分はもう若くない。彼らと同じようにするべきではない。それはわかっているものの、彼ら彼女らのような気持ちの良い熱さを私も持ちたい――そう思って、実際に仕事に生かしています。
私が私自身で考える良いところに、「物事を自分の都合のいいように解釈し、これを取り込む」ことがあると思います。これは元をたどれば『餓狼伝』なんですけどね。どんな思いでも、それでパンチが1グラムでも重くなるのなら、何でもいいんだって。
昨日食べたラーメンがうまかったこと。あいつを憎いと思ったこと。「君の名は。」を見て感じたこと。大勢のお客さんの前で思いっきり胸を張ってしゃべったこと。仕事が終わった後にのんだビールがおいしかったこと。その適度に酔っぱらった頭で彼ら彼女らのことを考えた時に、とてもいとおしい気持ちが沸き上がったこと。何でもいいんです。
まあ、私は明日5時起き6時出勤の日なので、そろそろ寝ますが…「君の名は。」のこと、もう少し時間が経つと、もっとちゃんと書けるようになると思います。それでは、また。