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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 先日、弟者が攻略本を買ってきてしまったことで、再び『風雲 新撰組』をプレイしているところですが……あえてゲーム専門サイトの方ではなくこちらで書きます。

 攻略本によれば、序盤であまりサクサク進めすぎるとステータスがあまり上がらず、そのため後半きつくなってくるということで、今回は第一章から不逞浪士らをバッサバッサと斬りまくり、精進を重ねているところなのであります。

 ただ、このゲームはどうやら何百人何千人と薩長の不逞浪士を斬ったとしても、大きな歴史の流れは変えられないようで……そうなると後に思想性の違いで脱退したり最悪切腹したりする人も出てくるということなのでしょう。これはもう現実の歴史がそうなってしまってるから仕方がない(誰がどうなるかはWikipediaなり何なりでご参照願います)。

 また、何せ私は明治新政府の流れを組む近代国家の時代に生まれ育った人間ですから、新撰組に所属しているとはいえ心情的には桂小五郎や坂本竜馬といった人たちに惹かれてしまうのも事実。


 桂小五郎を斬りに行った時は「おれは長州藩が武力で京都に攻め込まないように抑えてるんだ、そんなおれを斬ったら戦争になっちゃうよ」と諭され、坂本竜馬を斬りに行った時も「外国に目を向けて、協力しなきゃいかんぜよ」といった趣旨のことを言われて。

 その通りだろう、とは思います。

 ただ、その時代に果たしてそのことに気づけたのかというと、犬神は「たぶん、無理だろうな」と思います。それに、それが正しいこととわかっていても、やっぱり新撰組を抜けることはないんだろうな、と思います。

 ……そう思わないと、ゲームのストーリー進められないじゃないですか(苦笑)。


 少なくとも今の段階(芹沢鴨局長を暗殺したあたり)では、こちらに正義があると思います。近藤局長や土方副長、それに諸先輩方へも、素直に心服しています。

 最終的にこれが正しいのか、間違っていたのかは、とりあえずゲームを最後までクリアしてから。それまではあくまでも壬生浪士組時代からの古参平隊士・犬神龍一郎として、精一杯生きていきたいと思います。そしてこちらが一区切りついてから続編(『風雲 幕末伝』)でめいっぱい維新志士たちとしてがんばりたいと思います。

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