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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
(鳴瀬桜華近影)

 3連休の2日目は小雨~中雨(?)が降るあいにくの天気でした。しかも1月だから風も冷たいし。傘をさす手も冷え切って、外歩きには全く不向きの天候ではありましたが、前日に購入した『盛岡タイムス』などで情報を仕入れ、行ってみたい場所に行ってきました。
 書きたいことがたくさんあるので、とりあえずどこに行ったかということをまとめます。

 その1:もりおか町家物語館
 盛岡の良さがわかる絵画や写真などを展示した「MACHIYART2023 エニナルモリオカ」を見た後、別棟で「浜藤の酒蔵ZINEマーケット」というイベントが開催されていることをたまたま知り、行ってきました。こないだのブックハンターセンダイみたいなものですね。帆布ブックカバーとポストカード、それにZINEを数冊購入しました。もちろん作家さんとのお話もさせていただきました。やはり作家と直接に触れあえるのが楽しいですね! あと常設展で、以前SNSで拘留させていただいたイラストレーター「滝沢市葉」さんのイラスト集も買えたのがいぎなり嬉しかったです!

 その2:もりおか啄木・賢治青春館
 紫波町在住の画家・加藤祐子さんの個展「楽論Ⅴ」を見てきました。2022年の3月に萬鉄五郎記念美術館に行った時、隣にある八丁土蔵ギャラリーで初めて見て……仙台のSARPで開催された時にも行っていて……そのくらい好きなので今回も行ってきました。正直パッと見て「おおっ!」と心が躍るような雰囲気ではないのですが、何か見ているとざわざわと心が波立つのです。そのあたりをもう少しはっきりと言葉にしたくて行ってきました。会場には加藤さんもいらしていて、ご挨拶をさせていただきましたが、緊張のあまり上手に話せませんでした……もうちょっと、話すことをまとめておけばよかったなあ……。

 その3:akashiya yoggy
 雑居ビルの3階にあるハンドクラフトのお店です。「(タイヤ)チューブ」をもとにバッグや小物類を製作し販売する一方、様々なアーティストの作品などを委託販売したり、実用品とアートな精神を掛け合わせた企画「暮らしとアート市」を主催したりしています。店内の写真撮影はNGです。私のような「自分では何もやらないけどこういうのが大好き」な人類は珍しいと思うのですが、そのことを一生懸命伝えたらわざわざ引き出しからフライヤーを一枚分けてくれました。私も自閉スペクトラム症で自分からポンポンと会話を切り出して盛り立てるのは苦手なんですが、気持ちを通わせることができた気がして嬉しかったです。

 この辺りが、メインイベントでしょうか。その合間合間の移動時間も街の景色を眺めながら、自分の記憶とすり合わせ、この店が新しくなったとか無くなったとか相変わらず元気にやっているとかっていうのをいちいち総点検。そのあたりの事実を補強するために写真を撮りまくり、AIがかってに補正したものを精査した後に残った写真は271枚! わずか1日で560MBものデータをパソコンのHDDに放り込んだのでした。取れ高はバッチリです。書きたいことがいっぱいできたので、それらを記憶が薄れる前に……あるいは時間をかけて醸成させてから……書きたいと思います。
 その前に、忘れると嫌なので、私なりに思った「盛岡」というものをまとめておきます。
 盛岡は、やはり「昔の雰囲気を大切にする街」であると思いました。確かに無くなるお店や建物はありますが、新しい建物も昔の雰囲気を可能な限り再現しようとしている感じがしました。今日1番目に行った「もりおか町家物語館」も、元はと言えば「岩手川」という酒蔵の建物だったわけですし。やはり一度、外に飛び出したからこそわかることもあるのか……。
 うん、そういうところも含めて何回かに分けて、ゆっくりまとめていきたいと思います。

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