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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。


 ようやくユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』を読了しひと段落したので、今月あったことを混ぜ込みつつ、いくつか書きたいことを書きたいと思います。時系列も何もメチャクチャです。書きたいことから書くんです。ランダムアクセスメモリーズです。そう言いつつ何でダフトパンクじゃなくて好きさこの街がなのかと言えば、今日はまさに仙台の商店街の話だからです。

 2022年3月から仙台市民になり今日に至るわけですが、ようやくここが『私の街』になってきたかな、って気がしました。そういう気持ちになれる嬉しい出来事がありました。

 それは11月25日のことです。この日はとても寒かったのですが、消耗品のマスクが在庫僅少だとかなんだとかで、しぶしぶ街に出ました。ええ私はいまだに外出する時はマスク着用しています。そしてマスクを買う時はいつも一番町商店街のお店で買っているのです。何でかといえマスク50枚1箱210円というドン・キホーテも絶対にまねできない超絶破格で売られているからです。

 箱にはアルファベットしか書いていない海外産のもので、たぶん緊急事態宣言でマスクが一時的に品切れになった頃入荷したんだろうな……とは思いますが、別にマスクに消費期限はないですからね。全く気にせず無くなるたびに購入しています。

 そうしていつものようにマスクをレジに持っていき、袋入り用ですかそのままで結構ですといういつもの会話を経て代金を支払ったあと、お店のおばちゃんに、

 「いつもありがとうございます」

 という一言をプラスして、かけてもらったのですね。

 顔を覚えてもらえたんだ! ということが、とても嬉しかったです。私もこの街の住人になりたくて、一番町商店街とか近所の商店街とかを可能な限り利用するようにしていて……ずっとそういう誰にも気づかれないし誰も気にしないし自分でもあえて言わない地味で地道な努力がついに報われたんだ! ってね。

 思えば去年の2月頃、ようやく仙台に住む夢がかなうことになって、住まい探しのついでに「ちょっと街を歩いてみようか」と思ってハピナ名掛丁からクリスロードに向かった時、人出の多さに気絶しそうになりました。その後、実際に住み始めてからも青葉通と広瀬通の位置関係がわからなかったり仙台駅西口から東口までの行く道がわからなかったり苦労の日々が続きましたが、今は南町通から定禅寺通までまっすぐ行けるようになりました(アーケードを端から端まで突き抜けるだけ)。

 この1年半あまり、とにかく街歩きをしまくり、写真を撮りまくり、ピカピカの新しいビルと昭和感爆発の商店街が混在する仙台という街が大好きになりました。波長が合うんですよね。生まれ故郷の盛岡も、当然ながら落ち着く街ではあるのですが、仙台はそれにプラスして楽しみもたくさんあるし。そして、この街に来たことで出会った人たち……私のことを助けてくれた、多くの人たち……。

 何度言っても言い足りないし、何度言ってもいいと思うので言います。

 仙台に来てから出会った全ての人たちに感謝しています。私はこの街が大好きです。

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