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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日は休みだったので、いくつか雑用を済ませるために出かけてきました。

 大体同じエリアだったので、いつもなら車で移動するところを、あえて徒歩で移動してみました。ある場所の駐車場に車を止めて、そこを拠点にってね。

 これで結構、歩くのが好きな私。やはり車だと景色を見る余裕もないし(するべきでもないし)、色々なことを考える時間もできるので、それも含めて、結構よかったかなと思います。

 その中で立ち寄った古雑貨店。いつものようにゲームソフトのコーナーを軽く見て回り、美少女モエモエグッズのコーナーを割りとゆっくり見て回り、結局なにも買わずに帰ろうとしたのですが、コミックコーナーに立ち寄った時に思わず足を止めてしまいました。

 そこにあったのは、コミック版の『ハッピーバースデー』……。

 13年前の記憶が、甦ります。


 一応1997年に発刊された児童書版がもともとのベースらしいのですが、私にとってはアニメ映画のCMばかりが記憶に残っています。

 「あんたなんか、生まれてこなければよかった」

 実の母親にそんなことを言われて、ショックで声が出なくなってしまった女の子の物語、だということは、わかっていました。あとアニメ映画らしく、女の子も結構可愛い感じでした。

 ただ、だからといって高校3年生の私が、おいそれと手を出すわけには行きません。

 正直なところ、恐かったのです。本を手に取るなり映画を見るなりして、その場面に立ち会うことが。

 以来、その件に関しては触れないようにして、これまで過ごしてきたのですが……まさか、コミック版が刊行されていたとは。そして、このタイミングで出会ってしまうとは。13年前に感じた痛みが再び甦ってしまったのです。

 その痛みを隠すために、目に付いた『哭きの竜 外伝』1巻を手に取った私。そうしたところ、これはこれで気持ちが暗くなってしまいました。もはや私のメンタルは、暴力団同士の抗争を見ることに耐えられなくなっているみたいです。


 そんなこんなで、極端なふり幅の大きさもあり完全にグロッキー状態になっていた私。最終的には『ハッピーバースデー』の方を手に取っていました。今から4年以上前になりますが、同じようなトラウマ・マンガだったコミック版『パラサイド・イヴ』も何とか攻略したし。やってみれば何とかなるだろうと思うのです。

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