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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 このところはジミー・ペイジの来日に芸能ニュースは持ちきりですが、1981年生まれの私はちょっと調べないと「元レッドツェッペリンの人」ということがわかりませんでした。しかも、そのレッドツェッペリンも「名前しか知らない」とか、そういうレベルなのです。

 そんな私ですから、音楽的なことよりも『ドラえもん』のジャイアンが先に思い浮かびました。……少々マニアックな話になってしまうのですが、作中で何度か「L・Z」とか「L.zepp」とかって書かれたシャツを着ているんです。のび太をラジオ化させた時は「ロックは嫌い」とか「歌謡曲を入れろ」とか言ってるのに。ご自身の曲もあまりロックな感じじゃないのに。

 まあ、私もそうであるように、「英語がプリントされていてカッコイイから」とか、そういったシンプルな理由で着ているだけなのかもしれませんが。そもそもあれがロックバンドの名前であることに気づいたのも、21世紀に入ってからネット上で誰かが書いているのを見た時だし。

 
 *


 そんなロックスターな要素があまりないジャイアンですが、音楽的センスはそこそこあるものだと思われます。

 それというのは誕生日プレゼントにドラえもんがプレゼントした『メロディーお玉』の話。 楽譜が読めなくても鼻歌で何とかメロディーにしてくれるというものなのですが、これを利用して作曲したオリジナル曲を試聴したドラのびが、涙を流してそれに聴き入っているんですね(ちょっとうろ覚えですが)。

 また、『声もんキャンディー』の話では、天地真理の声になったとはいえ全国ネットのテレビ番組のオーディションを通過しているのですから、一般的な『歌が下手』とはちょっと違うような気がするんですね。声量とか、そういう技術的な問題だと思うんです。


 後の時代ではカラオケは趣味であり、スーパーマーケットを経営しているジャイアンですが、もしもボイストレーニングをちゃんとやれば、あるいは紅白に出場するという夢がかなったかもしれません。『ジャイアン殺人事件』の話で声をかけた音楽学校の先生が、もっと有能な人だったら……なんて、しょうもないことを思った秋の日でした。

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