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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 こういうことを言うと変だと思われるかな、と思って、あまり言わないようにしていたのですが、自動販売機が好きです。

 もっとも、どんな自販機でも好きだと言うわけではなく、レトロなやつが好きです。あと、当たりくじつきのやつ。

 これをふたつ統合すると、昔はよくあった、「当たりくじ」専用の設備がついている自販機が好き、ということになります。抽選の間、ちょっとした音楽が流れたりすると、さらにいいですね。

 めったに当たるものではないのですが、それだけに当たった時はとてもうれしいです。


 昨日の夜、仕事帰りにコーヒーを買ったら、当たってしまいました。10年ぶり(かそれ以上)の快挙です。

 私が利用した自販機は専用のインジゲータがあるわけではなく、投入金額を表示するデジタル部分を利用するもので、左側から数字が流れてきて、その数字がそろったら当たりというシステムでした。

 たいてい「7……7……8!」とかってなって、テント師匠の人間パチンコのオチみたいに「なんのこっちゃ!」と言って立ち去るのですが、昨日は「7……7……7!」とそろってしまって、「ピーッ!」と音が鳴り出しました。

 「うわっ、当たっちゃったよ! どうしよう!」

 0.1秒単位で「2本目はどれにしようか」と考え、最終的にペプシネックスを選択した私。右手にボス無糖ブラック、左手にペプシネックスを抱えて、その日は帰途につきました。

 最近は色々あって、つらいなと思ったこともありましたが、昨日のそのことでいっぺんに気持ちが晴れました。だから生きていこう。そう思いました。


 余談:私が小学生のころにコロコロコミックで連載されていた『電脳ボーイ』というマンガで、自販機の当たりくじインジゲータの「当たりのランプが光ったとき」に商品確定ボタンを押せば当たる! と描かれていて、友人らと早いの遅いのと言いながらやっていました。そのためか、今でもそういった自販機でジュースを買う時は、ランプが光った時に押してしまいます。

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