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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 (注:今回の記事は、いつもよりも漫画からの引用せりふなどが多めになっています)


 この犬神も、まもなく31歳になろうとしている成人男性ですからね。過去にはいわゆる『成人指定』コミックのたぐいを手にしたこともあります。まあ、一番ドキドキしていたのは中身を読む前だったのですが。

 全身にある種のエナジーをみなぎらせながらページを開いてみたものの、あまりの低俗さ加減と、そんなものを手に取ってしまった自分自身への嫌悪感で精神的に大ダメージを受け、3日間最低テンションな状態ですごしてしまった苦い思い出があるのです(それ以来、好んで読むことはしていない)。

 そんな犬神ですから、漫画の女の子にドキドキするのは少年誌などの健全なものがメインとなります。『ONEPIECE』のナミさんとか、『めだかボックス』の生徒会長様とか。

 そのせいか、ちょっとしたことでも照れくさい気持ちになってしまって。『めだかボックス』なんかは、その……あの、制服? のデザインが……好意を持ちつつも思わず「こ、このハレンチ娘が!」といってパウリーばりに赤面しつつ目を背けたくなってしまうような、31歳らしくない感情を持ってしまうのです。

 おそらく昔の両さんだったら「それがちゃんとした服か!(4文字削除)ほうりだしてるじゃないか!」と突っ込みを入れることでしょう。それに対して会長様が「ほうりだすっていうのは……」とかと行動に出られたら、全力で止めますが(詳細は『こち亀』11巻を参照)。


 さて、ずいぶんと前口上が長くなりましたが、要するに少年コミックと成年コミックの国境は「女性が胸を放り出すかどうか」というところだと思うのです。まあシャワーシーンなど、服を着ていることが不自然な場面もあるでしょうが、それなら背中から描くとか、バストアップで描くとか、そういうことをしてもらいたいと思うのです。

 それなのに!……今回の少年ジャンプでは、女の子たちが露天風呂に入るシーンで、タオルとかで覆い隠すこともなく、堂々と正面から描いている漫画があったんですね。

 こんなことをされたのでは、さすがの犬神も「バ、バカ!何やってんだハレンチ娘!」と大慌てでツッコミを入れるしかありません。胸を隠せ! 胸と腹を!

 かつての少年チャンピオンでもやらなかったことを、あっさりやってのける少年ジャンプ。ジャンプだけに「そこにシビれるあこがれるぅ!」と言えばいいのかもしれませんが(むしろ「ナイスハレンチ……!」かな)、私にはちょっとばかり刺激が強すぎます。変わってしまったな……。

 「お前らが乱れた社会を作るんだ!」とまでは言いませんが、やはり少年誌である以上、もっとマイルドに表現してもらいたいものです。……ずいぶんと古くさい感覚であることは十分、承知の上ですが、モラルがあるでしょうモラルが。

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