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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。


 本当はこのことは死ぬまで誰にも言わずにおこうと思ったのですが、今朝、自分の心の中にある「女性性」と生来肉体に具わっている「男性性」の和合を果たすためには、私が2月末に体験したことについて書かなければならないと思ったので、今日はそのことを書きたいと思います。
 
 個人的にはLGBT……例えば私が男性なので言いますが、男性同士が愛し合い抱き合うことは自然なことだと思います。私は男性よりも女性が好きに性的志向があるので自分とは違いますが、それは全く問題ないことだと思います。
ただ、それはお互いを尊重し理解し合う関係であることが前提です。相手の同意なく性的行為を迫るのは論外ですし、SNS上のメッセージのやり取りだけで肉体関係を持つというのも私の倫理観にはかなわないことです。
それにも関わらず、私は……。
はっきり申し上げます。
 私は今年の2月末に、人生で初めてSNS(mixi)で知り合った男性と連れ込みホテルに行き性行為を行いました。何度かメッセージのやり取りはしたものの相手がどんな人間であるのかわからず、一方では行けばどういうことになるのかわかっていながら行きました。同意の上の性行為であることは明白なんですが、とにかくそういうことをしてしまいました。
心の淋しさに耐え切れず、また肉体を通じて得られる自分ひとりでは決して知りえない「体験」を一生に一度でいいからする必要に駆られた、というのが私の言い分です。これまでもサドの小説から昨今の社会的な風潮まで、保守的な「男女関係」以外のものを全て罪悪または性的倒錯として矯正すべきものであるという認識に抗ってきた私ではありますが、
「果たして実際にやってみると、どのようなものなのか?」
それを知らなければこの先にはたどり着けないと思い、あえて衆道、ソドムの民に身を堕としてしまったのです。心からお互いを尊重し愛し合うのではなく、肉体的な快楽を求めて他人に身を任せるという大罪を犯してしまったのです。……
 その後、3月に入ってからはそんな自分の穢れをそそぐためにmixiを退会。自分の心のなかにある「女性性」を追求……たくさんのアートに出会うことで心が浄化され、「きれいな感情」として花開いたのですが……今朝になってそこからさらに気持ちが進み、
 「あまり無理に自分の心を変える必要も無いんじゃないか」
 そういう穏やかさで心が満たされました。
 これからは、私の女性らしさを「可愛い」と言ってくれた人たちのためにも、もっと「きれいな感情」を磨いて……いつもそういう気持ちで生きられるようにしなくちゃいけないな、と。そう思いました。



 私は自分のことを可愛いと思います。可愛いものが大好きで、可愛いものや綺麗なものを追い求めて生きていたいと思います。それを他人が見てどう思うかは関係ありません。私は私の美の世界を確立させればいいのです。そのあたりの考え方は森茉莉さんの本を読んだ影響が強いのかな。
 男性でも女性でも、どっちでもよくない?
 私は私。
 そういうことなんです。

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