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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんにちは

 ついに、この日がやってきました

 高杉です(記事は25日に書いています)。


 実家を離れて一人暮らしするのも、生まれ育った岩手県の外で仕事をするのも初めてではないのですが、今回については、ちょっと気持ちが違います。戸籍も何もかも仙台に移すので、感覚的には、故郷を捨てて新天地に行きます、みたいなところがあります。

 そういうわけで一冊、本を買おうと思ったのです。何が読みたいというわけではなく、「この日に盛岡で買った本」という記憶を定着させるために。


 こういうの、何回か、やってるんですよね。メモリアルな時に本を買うって。

最初は1998年、鳥取県米子市に行った時のことでした。帰りの電車が来るまでのわずかな自由時間で商店街の古本屋に行き、本棚の上の方にあった筑摩書房のルイス・キャロル詩集です。



 次は――いつ買ったかは忘れましたが、村山早紀先生の『竜宮ホテル』。これはブックカバーもあるので確実ですが、上野の明正堂書店で買ったものです。のちにサブタイトルがついた徳間文庫版を買ってしまったのですが、ちょっとすさんだ生活を送っているうちに続編がいくつか出ていたのですね。今回はうちにあるものを持っていきますが、もう一度読んで、さらに続きを買おうと思います。

 あとは、広島に旅行に行った時は駅で『AQUA』の1巻を買いました。天野こずえ先生の『ARIA』の前作に当たるものですね。これほど心が清らかで穏やかになる漫画は読んだことがありません。本当に大好きな作品です。


 そんな私が生まれ育った岩手県を離れるにあたって買ったのは、やはり村山早紀先生の人気シリーズ『コンビニたそがれ堂』シリーズの最新作です。

 


 どんなに心がすさんでも、不安になってもつらくても、風早の街に来ると元気になれるんです。そして、かつてはちゃんと向き合えなかった物語についても、時間が経った今なら和解できるような気がしてきました。2013年は130冊くらい読みましたが、それに近づければいいなあ。


おまけ



本日うかがった東山堂三ツ割店にあったクレーンゲームです。元々ゲームソフトを売っていた場所が、ちょっとしたプライズゲームのコーナーになっていたのですが…なんとスクールアイドル界のレジェンド「μ's」のぬいぐるみがありました!

しかもアームの力も、ちゃんとつかんで持ち上げられるレベルの強さ! 一般の人でも少し頑張ればなんとかなる、とても良心的な設定です。いや本来クレーンゲームって、こういうもんですよね。

というわけで最後の盛岡みやげとして、本と一緒に高坂穂乃果・小泉花陽両名のぬいぐるみを獲得。最高の思い出と景品を獲得することができたとさ。どんとはれ。

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