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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんにちは

 山登りごっこ、冒険ごっこをしてきました

 高杉です。


 以前ツーリングマップルを開いてオートバイ旅をしていた時に、

 「夏梨子山」

 という場所があるのを見ました。



 (百田)夏菜子ではありません。夏梨子です。じゃあこっちでしょうか。いえ違います。これは「なつなしやま」と読みます。「りこ」じゃなくて「なし」なんです。

 そのうえで、こんな写真を撮ってきました。



 スクールアイドルが夏梨子山をジャックして「梨子山」にしてしまった、というテイです。まあスクールアイドル界随一の引っ込み思案で地味でおとなしくて目立たなくてだがそれがいい梨子ちゃんは絶対にそんなことしないと思いますが。


 そして、一応こういう写真を撮りたくて登った、という名分がありますが、実際に得たものはそれ以上でした。

 まず、きちんと頂上まで整備された道がある山しか上ったことがなかったので、「どこが頂上なのか」を探す体験を初めてしました。このように山の名前が書かれたプレートがあることは、事前に情報として知っていたので、それを探していたのですが……極度の方向音痴たる私には、どうもそれがよくわからない。道なき道を切り開いて分け入って、東も西もわからない状態に。そんな私が目的を果たし、そして無事に下山することができたのは、google mapのおかげでした。

 目的地のピンめがけて歩くのは当然ですが、周囲の建物ではなくコンパスを見て自分の方向を知り、歩いていく。

 たぶん私の方向音痴の原因は、ここにあったんじゃないかなと思いました。自分の中のコンパスを使わずに、建物とか看板とか、目に見える情報をもとに生きてきたから、いつも混乱して、間違っちゃったんです。きっと。

 「来るとき、こんな景色の場所、歩いてきたっけ」「〇〇が見えるから、あっちに向かって歩けばいいんじゃないの」

 そんな風に、いつもの自動思考システムが私の行動を決めようとします。直感で動いて失敗したから、ちゃんと考えて行動しなくちゃ。それが私の基本理念らしいのですが、どこを見渡しても同じような景色の中で、本当にそういう景色があったのかどうかさえ怪しいです。

 そこで帰り道は、先ほどコンパスを見て落とし込んだ自分の方向感覚を信じ、まとわりついてくる思考をたたきつけてねじ伏せて歩き続けました。そのおかげで今、自宅でこの記事を書くことができています。


 これがいわゆる「勘が働く」という状態なのかもしれません。理で行動を決めることも大事ですが、最後はやはり直感で動くのがいいようです。そして、それはサバイバルとは言わないまでも、自分の意識を自然に近づける必要があるのかもしれません。そうすれば寝覚めもいいですからね。

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