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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 一回だけパラッと読んだきりの感想なので、ちょっと違うかもしれませんが、改めて『輪廻のラグランジェ』の印象をまとめておきたいと思います。


 鴨川高校『ジャージ部』の京乃まどかが、部活動の一環として困っている少女を助ける(巨大ロボットに乗って戦うこと)かたわら、新入部員獲得に向けて奮闘するという物語です。とりあえず私はそのように認識しました。

 日産のデザイナーさんが相当がんばったのか、オールドタイプな私にとっては非常に難しいロボットのデザインで、ロボットが変形した時に今ひとつ何がどうなったのかよくわからないのですが(※)、ともかく強いと言うか……相手に組み付いてスープレックスを決めるロボットマンガ・アニメなんて初めて見ました。バックドロップなのかジャーマンスープレックスなのかは、後で確認してみますが、ともかく私自身もピンフォール負けです。

 そうなれば、あとは試合後に握手をして共闘という流れになるのは言うまでもありません。私もまた全国三千万の『ジャージ部』の一員となったわけです(ただし、まだ仮入部ですが)。


 あとは、京乃まどかの底知れぬ隣人愛、地元愛、そういうものを感じましたね。

 困っている人がいたら助けずにはいられない。そして地元・鴨川を愛してやまない。そんな愛情がコミックス1巻を読んだだけでも強く感じられました。


 「私がやらないと、ランは困る?」
 「困るわ」
 「鴨川に来たのはいつだっけ?」
 「?……昨日よ」
 「じゃあ、鴨川のいいところ全然知らないね」
 「……ええ」

 「じゃあ――答えはひとつだ!」


 このやり取りがすべてです。フィニッシュホールドはスープレックスでしたが、試合(?)が動いたのはここの会話シーンでした。このやり取りを見て、「この子はいいなあ」と思ったのです。

 そういうわけで、結構よかったです。まだまだ読まなくちゃいけない本はたくさんありますが、今日にも第二巻を買って来たいと思います。




 (※ Zガンダムが人型形態からWR形態に変形するメカニズムもよくわからない)

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