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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今回も、例によってプロレスラーの人たちの言葉に引っ張られ、救われました。

 
 ネットが復旧してからも何日かは、自分でも気持ちが定まらなくて、それまで毎日見ていたハヤブサさんのブログや、鈴木(みのる)さんのブログ、それに「スポーツナビ」などを見る気がしなかったのですが、実際に見てみると……

 「ああ、これでいいんだ」

 と思いました。これ、というのは、私が復帰した「日常」というか……。

 要するに、

 「自分は色々出来る方の人間だから、やりたくても出来ない人たちのために、出来ることをやろう」

 そう思ったのでした。


 で、ハヤブサさんのブログは毎日、2回以上見ています。

 世の中、震災から日にちが経って、何の被害もなかった人たちと被害があった人たちの間にズレが出てきて。そのズレにイライラしたりした時にも、スーッとその気持ちを解消させてくれる言葉に出会ったり。

 とにかく、一歩先に踏み出すことさえためらうような今の私の手を引いてくれる、素敵な言葉ばかりなのです。


    *


 プロレス関連のニュースも見ました。20日に開催された新日本プロレスの大会、そして21日に開催された全日本プロレスの大会。それぞれの選手がそれぞれの言葉で、被災地の人たちに向けてメッセージを送っていて、それがとても心強いものばかりなのですね。

 その中から、かつて、私がものすごいパワーを(かってに)もらった真壁刀義選手の言葉。

 「……。あとよ、いま言えることは、オイ、東北の連中よ、俺はうまい言い回しはできねーけどよ、念じて、信じて、下向かねーで、一緒に這い上がろうぜ。俺様が言ってるのは、それだけだ。ゼロからのスタート? マイナスからのスタート? だから、なんだよ? 負けること考えたら、何も始まらねーだろ? そんだけだ。俺もまたマイナスからのスタートだ。一緒に這い上がろう。ただ、それだけだ」

 上(先輩レスラー)から叩かれ、叩かれ、それでも潰されずに這い上がってチャンピオンにまで上り詰めた真壁選手だから、私はこの言葉を信じます。

 あと、同じ新日本プロレスの、中邑真輔選手の言葉。

 「歩き続ければ、明日は来る、必ず。コケて何かをこぼしても、また拾い集めて立ち上がればいい。いつもそうだった。何度も何度も立ち上がる……それがプロレス、それが俺たち日本人でしょ? 必ずまた立ち上がり、歩き続ける」

 前はそれほど好きなレスラーではありませんでしたが、その言葉はとても鋭く、そして胸を打つ言葉なのです。いつのまにか、少しずつ惹かれているようです。


 そんなこんなで、今日も頑張っていこうと思います。

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