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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 大手町にあるGallery TURNAROUNDで「にがつのねこといぬ」展を見てきました。
 これは2月のはじめ、「私の推し展」を見た時に開催のことを知りました。当然の如くポストカードもいただいてきたのですが、今になって見てみると、私が色んなイベントで出会い好きになった人が何人もいらっしゃるんですよね。
 昨年10月のアンデパンダン展で初めて作品を拝見し、12月のブックハンターセンダイではご本人に感想をお伝えすることができた「かくらこう」さん、仙台藝術舎/creekの成果発表展で見て作品とその制作主旨に共感し手書きの感想を残してきた「イトウモモカ」さん、そして『胎に刺さったリボン』展~東北生活文化大学の卒展と続けざまに見て「女性性」に共鳴した「さかいふうか」さん……いずれも私が大好きな人たちです。
 何でしょうね、こう、「道中で出会った仲間が最終決戦前に再集結してクライマックスになだれ込む」みたいな……ここ半年くらいの美術遍路旅の、ひとつのマイルストーンになりそうだと思って……開催期間ギリギリになりましたが、何とか馳せ参じました。

  *

 実際に行ってみてどうだったか。「イトウモモカ」さんと「さかいふうか」さんの作品はパッと見て「ああ、これだ」とすぐにわかりました。眺めていて幸せな気持ちになりました。その一方でこのようなテキストも読みました。

 保護猫の問題というのはテレビCMなどで見て「そういうのがあるんだなあ」という知識を入れ込む程度に過ぎなかったのですが、実際の地域住民にとっては非常に難しい問題であることを知りました。私なんかは猫好きだから、ニャアニャア鳴いているのを見るとつい餌付けのひとつもしてやりたくなるものですが、そうすることによって「望まれない命」が増えるのであれば、これは厳に慎むべきでしょう。だからと言って片っ端から駆除すればいいのかというと、十和田にいた頃に殺処分される動物たちの話を見た私としては「そんなわけないだろう」と全力で反対します。  
 ではどうすればいいのかというと、「猫好きにも猫嫌いにも『気にならない』存在」として生活してもらう……望まれない命が殖えることないよう去勢する……つまりこの保護猫活動というのが、人類/猫類の共存の道であると私も考えます。そういう思いに賛同したので、今回も「かくらこう」さんの本を買って賛同の意志を示しました。会場の写真も撮ったつもりだったのですが、良い感じの写真がなかったので文章で説明させていただきます。

 今日は猫の日(にゃんにゃんにゃん)。私が行ったのは会期最終日(20日)でしたが、アートとブンゲイ、両面から大好きを楽しむことができて良かったです。Instagramにも「会場に行った証拠」として写真を上げましたが、それが上記のテキストを2枚に分けたものだからたまりません。「さかいふうか」さんの絵の写真でも共有すれば「いいね」がつくのかもしれませんが……もとよりとってもパーソナルな楽しみですからね。知らない誰かと気持ちを共有したいと思わないこともないのですが……だから「ああ、会場に行ったんだな」ということがわかればいいかな、という程度の投稿はしてみたものの……もう、私なんかがそれをSNSで伝えたって誰にも伝わらないと思うんです……描き手に感想を伝えたいなら会場に行って直接(アンケートを書くなどして)伝えれば済む話だし。「さかいふうか」さんは3月に個展があるから、またその時に感想を伝えられればいいかな。

おまけ【本日のコーデ】

 今日は久々にパンツルックでお出かけました。正直暑いのか寒いのかよくわからなかったので薄手のバックボタンブラウスと、使い道が今一つよくわからなかった「ビスチェ」というのを着用……これに例のダウンジャケットを合わせてみました。出先で写真を撮影するのを忘れたので、家に帰ってきてから撮影しました。
 ちょっとビスチェの使い方が分かった気がします。これから春夏コーデも考えていかなければなりませんからね。まずは色々試してみます。

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