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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 さて、クリスマスも終わって、いよいよ年末年始モードも本格化するか……という今日この頃ですが、ちょっと心が温かくなる出来事があったので書きます。
 というのは、遠く北海道は函館から速達でお手紙が届いたんですね。差出人は、私の弟が函館の大学に通っていた頃懇意にしてもらった方で、毎年年賀状やクリスマスカードの交換をしているんですが……今年は色々あって忘れていました。これをもらって思い出したという感じです。

 素敵なプレゼントを頂きました。スーパーでコツコツ買い集めたチキンとかピザとかワインとかケーキとかでソロクリスマスを満喫しようと思っていたのですが、こうした心の温かくなるプレゼントを頂けて……本当に嬉しいです。
 私自身も学生の頃、新聞の「文通相手募集」のコーナーを見て遠く離れた女の子に手紙をだし、やり取りをかわしたことがあるくらい手紙好きなんですが、今年は文芸関係でも手紙の話について触れたことがありましたね。
「文体。」(三島由紀夫の手紙について)
「書本。」(森茉莉/早川茉莉さんの手紙について)
 何せ手紙というのは気持ちがこもります。さらに手元に置いといて、時々読み返すことができます。手に取れる形で相手の気持ちがあるというのは嬉しいものです。そうして相手が手に取って読むことを思うと、便箋や封筒それにペンの太さや書きつけるインクの色なんかにも気を配りたくなります。私の勝手な楽しみかもしれませんが、文房具店でアレコレ見て回るのも楽しいです。
 そういう人間なので、こないだ別な人に手紙を書きました。気持ちは目いっぱい込めましたが、あえてシンプルな横書き便箋と茶封筒で送りました。とにかく読んでもらえるように。……何だったら、読んでもらえなくてもいいんです。こうして手紙に書いて送る。勇気を出して手紙を出す。それだけで、ある意味こちらの行動は終わっているのですから。
 ……でも……読んでもらえたらいいなあ。私のヒーロー手帳(違)は無くなっちゃったけれど、気持ちはちゃんと書ききれたと思うので……。
 

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