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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 世の中の様々な事象および私自身の業務上の事象により、心の状態がどうも重くて鈍くてイマイチな状態が続く私。……そんな状況を打破するべく、というかなんというかわかりませんが、昔に公開していた記事をまた引っ張り出して来ました。

 ひとつは夢について考えたことで、もうひとつは、え~と……何て言うんだろうこれ、半分、自動書記みたいな感じで書いた文章。いずれも2003年、私が大学4年生の頃にかかれた文章だと思います。

 『バニヤン、セプティマス、犬神』というタイトルは、ロラン・バルトの『サド、フーリエ、ロヨラ』の向こうを張ってつけてみたのですが、自分が夢で見たこと(※)を書いたという形式を取っている『天路歴程』の作者であるバニヤンはともかく、セプティマスはあんまり夢を見ているという感じではありませんよね。外側から見れば悪夢というか妄想の世界の住人ですけど。

 って、今日はそういう話じゃないんですよ。

 要するに、どんなに否定しようとしても私が培ってきたもの、書いてきたものは、私のものだし、私という人間を形作るピースのひとつになってるんだなということ。

 イタいとか中二病っぽいとか、私はその言葉の意味がちょっと不確かなのであまり使いませんが、そういう文章もあるかもしれません。でも、かの文豪・三島由紀夫も『若書き』といわれるような作品を初期の頃は発表していたのだし。最低限の注釈というか、30歳になった今の感想を付け加えるくらいはさせていただきますが、これからも順次、再公開していきたいと思います。


 *


 さて、今日はアメリカ同時多発テロ事件から10年、そして東日本大震災から半年。

 これはもちろん、忘れようったって忘れられるようなものではありません。つらいですが、忘れるべきではないでしょう。

 というか、震災の方は、今もまだ続いていますからね。

 政治に期待できない気持ち。いまだに心無いことを言うどこかの誰かへの気持ち。昨日も書きましたが、そういった情報を耳にすると、何がなんだかわからなくなってしまいます。

 だから、とにかく、目の前のことをやるしかない。生きていかなきゃいけないんだから。

 そして、少しずつではあるものの、実際に前に進んでいる。そんなニュースを聞くたびに、落ち込んでいた気持ちがちょっと晴れやかになります。


 とりあえず、動きが鈍くなってしまいがちですけど、私も頑張ります。過去を振り返れば、まだまだ使えそうなものがいっぱい放り込まれていそうですからね。


 (※ 夢で見たことというのは神からの啓示と考えられていた)

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