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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日は……まあ、朝は雨が降っていましたが、それでも日中はいくらか持ち直して、日もさしてきたのでよかったですね。

 ただ、風がとても強かった! のですね。

 雨が降って、さらに強風が吹いたのでは、せっかく咲いた桜の花があっという間に散っちゃうじゃねぇか! と自然に対する憤りを覚えたりもしましたが、散るからこそ美しいと歌っていた人たちもいました(古いなあ)。もちろん風が吹くのも雨が降るのも、大きな流れのひとつに過ぎないのだから、とばかりに楽しんでいるのですが。


 さて昨日は弟者のリクエストで、北上市の『万代書店』に。

 そのあと中心地にある『さくら野百貨店』に車を置き、町の中核地帯である諏訪町の商店街を歩いて見ました。

 『愛とほほえみの街』というキャッチコピーを掲げた商店街、そしてアーケード街を歩いてみたのですが、これが何とも寒々した、殺伐とした、味気ない商店街だったのですね。

 入り口のところにあるパチンコ店は、建物はそのままに1階のフロアをぶち抜いて現在は駐車場となっていますし、それ以外にもシャッターの閉じた商店ばかり。おまけにアーケード街なのに自動車の通行が規制されてないものだから、ひっきりなしに車が行き来するわ、路上駐車するわ、平和も秩序もありません。

 唯一目を引いたのは、アーケードの一角に陣取った『似顔絵描き』のコーナー。こういう商売が本当にあるんだ! と、ちょっとだけ興味を惹かれてしまいました(ただし、実際の絵師がどこにもいなかったのですが)。


 盛岡市肴町のように活気に満ち溢れているわけでもなく、花巻市のようにどことなく心地よいわびしさがあるわけでもなく、ただ危なっかしくて陰気な雰囲気。ついでにアーケードを見上げたらところどころ屋根がなくなってるし(!)、ダメだこりゃって感じですよ。

 ま、それでも、自分がよそ者であることを認識しながら、ふわふわした気持ちで街を歩くのは、それなりに楽しいのですが……。

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 そういえば、先日から車検に出していた私の愛車・ワゴンRが帰ってきたので、じつに2週間くらいぶりに乗ってみました。

 ドアを開けてえいっと飛び込むと、思わず大塚明夫さんのモノマネで「ぐぉああああー!」と叫んでしまいました。なぜか、車内に充満する接着剤のにおい! もうね、即座に窓全開ですよ。

 何でこんなになっちゃったの? と首をかしげるところですが……まあ、それはともかく。久々にパワステのある車に乗ったので、ハンドルが妙に軽く感じられました(私のもうひとつの愛車はパワステが故障したので取っ払っている)。

 あとは、久々のマニュアル車。左手/左足が本格的に動かせるのは、実に楽しいのです。

 やれショックアブソーバーが壊れてるだの、ボディが言葉どおり腐ってるだの、満身創痍の有様でしたが、すべてリフレッシュ! あとはせいぜいブレーキの調整とか、その程度だったので、思いのほか安く仕上がったのは嬉しかったです。


 あと、もうひとつ嬉しくなったのは、楠みちはる先生のエッセー『お前の話はクルマばかり』内の言葉。

 「マニュアル車だったら、10年乗りつづければいつかはどんな車でもスポーティになる」(大意)

 高速道路を300キロオーバーで走るマンガを描き、自身が乗り回すクルマの性能もそれを乗りこなす腕も私のそれの10万倍以上はあろう楠センセイですから、ワゴンRに乗っている私がその言葉を読んで自信を得たとしても、

 「は? オマエのは軽(自動車)でしょ? そんなもんクルマじゃねえよ」

 と一笑に付されて終わりだとは思いますが、それでなくてもやはりマニュアル車は楽しい。形はどう考えても高速走行には向きませんが(空力で言えば車高が低いアルトの方が有利な気がする)、マニュアル+4WDという組み合わせはラリー大好きな犬神としては最高の組み合わせ。

 一方でもう一台の愛車・アルトは確かにFF/ATの超イージードライブ仕様ですが、先に申し上げたようにノンパワステで、キャブレター仕様のエンジンは最高に調子がいい! のです。この実にアナログな組み合わせがたまらない。いかにも昔の車! って感じがいとおしいのです。


 だから、この2台を魔獣合成(@女神転生)。マニュアルで4WDでノンパワステで最高のエンジン! という組み合わせなら、これ以上ないくらいすばらしい車になるのですが……ま、そうじゃないから、どちらも乗れるのかな。

 なんだかんだ言って、やっぱり車が好きなのかな、私はね。

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 昨日は……風邪気味で、やや悪いコンディションの中、飲み会に参加して……もう、今日は、かなり具合悪くて……。

 ……というわけで! 自分のことは見ない振りして、別なことを書きたいと思います(笑)。


 昨日は全日本プロレスの後楽園ホール大会。

 ジュニアタッグリーグの決勝戦、船木誠勝&鈴木みのるの初タッグなど、何かと盛りだくさんな一日ですが、犬神の一番の関心事はやはり小島聡さん。太陽ケア選手とのシングルマッチ、そして退団に関しての挨拶。

 すでに東スポで退団に関しての一報は流れていましたし、小島さんのブログでもそれなりに触れていたのですが、この大会での挨拶が正式な発表。わかっていたこととはいえ、こうして正式に小島さんの口から語られると、何だか寂しいような……。


 退団に関して、いくつかのプロレス系サイトを見てみましたが、批判的なスタンスの方もいれば擁護的な立場の人もいて、……それぞれの人がそれぞれの意見をもつのは当然だとは思いますが、素直に小島さんのことを擁護してしまう犬神は間違ってるのかな? とかとも思ってしまいました。

 まあ、間違ってるのかもしれません。

 ですが合ってるのか間違ってるのかと言うのはコアなファンの人たちに任せることにして、犬神としては前にも申し上げたように、これからもずっと応援したいです。それゆえに、今度は一体どこのリングに上がるのか? と考えた時、考えつかなくて心配になってしまうのです。

 キャリア18年。その間にはIWGPヘビー級王者になったこともあれば三冠ヘビー級王者になったこともあり、さらにタッグでも大活躍。実績は十分すぎるのですから、中途半端な団体には出ないで欲しいという気持ちがあります。だとすれば『古巣』新日本プロレスか、はたまたNOAHかといったところなのでしょうが、新日本に小島さんが入る余地があるのかな? という心配があります。

 「今の新日本には、お前の居場所なんかないんだよ」

 とは、同じように新日本を飛び出してまた戻ってきた佐々木健介選手に永田さんが言い放った台詞ですが(このあと、かの名言「いいんだね、殺っちゃって」が飛び出した)、そう言われても仕方がないような気がします。

 ……こんな時、せめて天山さんがいれば……。

 とか何とかかんとかって、アレコレ想像したり空想したりできるのが、やっぱりプロレスですよね。

 だからプロレスは面白い。


 ※ 小島さん退団関連で、新日本時代からの付き合いであり社長と所属レスラーの関係でもある武藤さんが言い放ったコメントがすごくドライで笑ってしまいました。いわく「しょうがねえよな」「小島も生きていかなくちゃいけないんだし」だって。さすが!(笑)

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 更新を休んだのは久しぶりではないのですが、ちょっと風邪を引いてしまったのですね。

 このところは風邪だ何だと我が社でも休む人たちが多く、「やれやれ、体調管理がなってないねぇ」などと余裕を決め込んでいたのですが、昨日から鼻と喉が痛くて……バッチリ風邪を引いてしまったようです。古いゲームのモノマネで言えば、『龍虎の拳2』のキングのようにフンッ情けないと言ってやりたい感じです。


 しかも今日は大切な日。全日本プロレスの後楽園ホール大会で小島聡さんが退団に関する挨拶をする日……って、それもそうなんですが、今日は飲み会なんです。

 体調不良を理由に欠場すればよさそうなものなのですが、今日の主催は私が普段から世話になっている上司の人。そしてサプライズゲスト(ということになっている)が、来る5/24のビッグマッチの場をセッティングしてくれたプロモーターの人だと言います。

 そういった戦略的な意味もこめて、やはり今回はいつもの飲み会とは少し重さが違うのです。


 まあ、こんなことを言いつつも、少し喉が痛いとか少し鼻水の量が多いとか、その程度で抑えられているので、大丈夫かなとは思うのですが。……でもカラオケとかになったらちょっとキツいかも(苦笑)。

 そんなわけで今日はちょっと少なめで恐縮ですが、このくらいにしておきましょう。

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 昨日は、去年の11月以来連絡を絶っていた唯一の『友人』と会ってきました。

 奇しくも昨日はその友人の誕生日。「ものすごい困ってるから、すぐ連絡くれ!」なんてメールが来たので、一体何事だ!? と思いきや、まあ……彼の住まいから20キロくらい離れたオートバックスで数年前に作った会員カードの更新のために、私に乗せてもらいたいという話だったんですね。

 そんなもん自分で行けばいいじゃん。と思う方もいらっしゃると思うのですが、あいにく彼の愛車であるホンダ・レジェンドは諸般の事情(主に金銭的問題)によりここ数年ノー車検状態なので、私や彼の後輩などが運んでいくしかないのです。

 たまたま私も休みでしたし、こういう機会でもないとなかなか会わないので、やれやれと言いつつ内心では結構前向きに行って来ました。


 で、その帰りに「もりしげ」という焼肉屋で冷麺と焼肉・ホルモン定食を食べました。

 この「もりしげ」という店は、少なくとも20年以上前から国道四号線沿いに建っていて、正直なところ外観はボロいし店内は狭いし肉を焼くのはガスだし……と、そういうところにこだわる人は嫌なのかもしれませんが、ところがどっこい。店はこんな感じですが、そこで出される肉も冷麺もすごくうまいのです!

 どれほどうまいのかというと、何と『ぴったんこカンカン』で石塚「まいう~」英彦さんと安住紳一郎アナウンサーが来たり、世界の大泉YO……洋さんが『おにぎりあたためますか』来たり、とまあそんな感じでテレビに出るくらいなのです。

 今回はその『おにぎりあたためますか』のファンである友人のリクエストで行って来ました。私も大泉さんは結構好きですし、TBSの安住さんもかなり好きなので、

 「ああ、これがあのテレビスターたちが食べたのと同じ味なんだ」

 と思うと、何だか感慨もひとしおと言う感じでした。

 とりあえずその場での会計はふたり分まとめて私が支払い(こういう特別な日でもないと、恥ずかしくてこんなことできないので)、そのあとゲーセンでしばらく遊んだあと、解散と言うことになりました。

 
 国道四号線をずっと北上(または南下)するとすぐにわかる朱色の屋根のボロい建物の「もりしげ」。椅子掛けのテーブルが2脚と、座敷におかれたテーブルが3脚や色あせた手書きのメニューなどなど。テレビで紹介された割にあんまり綺麗じゃない、人を選ぶ、それゆえ気軽に食べられるお店ですので、一応紹介させていただきます。

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 先日(参照)メールをもらって、ついに5/24にタイトルマッチだオリャー! てなもんで日々を生きてきた犬神ですが、昨日プロモーターから、

 「(彼女が)メールの返事がこないって言ってたよ」

 というコメントがとどき、すっかり面食らってしまいました。

 確かに「5/24でお願いします」というメールは来ましたが、それに対しての返事は書いていません。てっきりそれでいいんだろうなと、了承の意志だと思って受け入れていたのですが……携帯電話の未送信メールの中に、当日送ろうと思っていた文章があったことから、要するにすぐに返事を書くのが恥ずかしくてもじもじしているうちに送り忘れてしまったのですね。

 もうね、すぐに長めのメールを書いて送りましたよ。

 まあゲームじゃないんだから、この程度のエラーですぐに状況が悪化するとは思いません。その日のうちにフォローしたんだしね。


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 で、今回改めて思ったことは、やっぱりお互いに今のところメールでしかコミュニケーションが出来ない状態だから、

 「言いたいことがあったら、ちゃんと伝えないとダメだよね」

 ということ。

 生来とてつもなく内気で、なおかつ「寅さん」とか高倉健さんとかが好きな犬神、想う気持ちがあってもそれを胸の中のみに抱いて生きるのがかっこいい! と思って生きてきたのですね。

 あとは、これまで生きてきた中で目の前に転がってきた数少ないチャンスに出くわしても、が結構ナチュラルに「べ、別にあんたが好きなわけじゃないんだからね! か、勘違いしないでよね!」と言った趣旨の感情を抱いてしまうのです。

 した、かな。過去形。今は大分変わって、最初からクライマックスだぜ! とは言わないまでも、大事なことはちゃんと伝わるように言葉を選びますし。映画だったら見ている人はそのあたりの気持ちをわかるだろうけど、実際の相手に伝わらなきゃ、意味がないですもんね。


 って、初めてその大事さに気づいたのは、今からもう10年以上も前のことになるのですが。

 当時、創刊されたばかりの幻冬舎アウトロー文庫の中にあった『Coming out!』というエッセイがきっかけ。



随分とねじれていた高校生時代の犬神が『レズビアン』という単語に惹かれて買ってしまったという、むしろ私自身のカミングアウト発言ともとられかねない動機だったのですが、今にして思えば内容は著者のすごくまじめな恋愛観が書かれていて。

 それがタイトルにもした、『伝えなきゃ、伝わらない』ということだったのです。


 それがわかってはいたものの、自分に自信がないものだから、なかなか前に出て行けない。それで、何度かやってきた(はずの)チャンスを、みすみす逃してしまって。

 ……でも、もう時間もありません。10年前に手相を見てもらった時のタイミングはもう過ぎてしまいました(「27歳の時に、運命の相手と出会う」と言われた)。日暮れて道遠しという言葉もありますが、私ももう夕日が山の裾にかかりつつあります。

 だとすれば、今まで生きてきて最大級の自己アピールを。就職活動の時以上のモチベーションで。……ただし、出来るだけライトに。

 さあ、がんばろう。


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 今から10年ほど前、文学に浸かりきって世をすねていたようなところのあった犬神。その頃は今の10倍くらい、つげ義春のマンガが好きでした。

 『ゲンセンカン主人』『海辺の情景』『ある無名作家』『大場電気鍍金工業所』……まあ、これらのタイトルは、何もせずに思い出したものです。タイトルはちょっと思い出せないけど好きな作品と言えば、もっともっとあると思うのですが、とにかく読むたびにその昭和な世界の雰囲気を満喫し、読み終えた後には日曜日の夕方に遊園地から自宅に戻る時のような寂しさを感じてしまうのです。たとえが下手だなあ。


 まあ、そんなたとえの下手さはさておき(笑)、昨日新潮文庫版で出ていたものを買ってきた『貧困旅行記』は、その頃大学の図書室で見つけて読んだ記憶があります。

 一つ目の日記のタイトルが……『蒸発旅日記』。素敵なタイトルです。

 『るるぶ』とか『たびまる』とか、そういったガイド誌とは一切無縁、本当に身ひとつでふらりとどこかに赴いて、その土地の空気を味わうというつげ先生のスタイルは、本当に憧れでした。休みの日となれば特に何を見に行くとか、そういうことでもないのにフラリと旅に出たくなるのは、結局この頃に読んだ旅行記の影響があるのかもしれません。

 
 10年経って、憧れをそこそこ実現させられるような立場になった犬神は、果たして何を思うのか。ちょっと検索していると、なんか10年前に見たことのあるような記事を見つけちゃったような予感もあり、その辺のこともまとめて後ほど追記したいと思います。


 (つ づ く)

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 昨晩……というか、厳密に言うと今日の1時頃まで寝付けず、そのくせ5時台にはもう起きて準備をしなければならないので、こうして記事を書いている犬神です。今はまだいいのですが、絶対にこれ、キツイと思います、今日(苦笑)。

 それというのは、かねてよりプレイし続けていた「ときメモ3」のせい。とりあえずゲームを「楽しむ」と言う当初の目的が何度かクリアするうちに「クリアする」ということに移り、そのために起床直後に就寝前と、空き時間のほとんどをプレイにささげると言う『やらなきゃの呪い』にかかってしまったのです。

 そして、その展開のうまくいかなさに本気で苦しんでしまい、文字通りなかなか夜も寝付けないような状態に陥ってしまったのでした。

 でも、何とかそれも振り切って。

 今日からはまた、通常どおりの気持ちで。このところは半分以上あっち側の人間になっていましたが、またこっち側の住人として、生きていけそうな気がします。その方が絶対に健康にいいですからね。


 さて、昨日の業務は……なんかね、もうビックリするような感じでした。

 朝行くと、どうも妙に人が少ない。話を聞くと、私のグループの人たちは私を除いて全員が休みだという。

 今までひとりかふたり休むことはあるにせよ、5人中4人が一気に休むなんて、この職場で働くようになって以来の危機的状況でした。万が一私が休んだら、どうなっていたんだろうと思うと、もうゾッとしてしまいます。

 さすがに昼過ぎには遅番の人たちが出てきたので、終盤までひとりという最悪の事態は免れたものの、早番で出てきて中番の人たちの分まで仕事をしなければならない羽目に。しかもやたらとめんどくさい仕事ばかり入ってくるし……。


 まったくもって、くじけてしまいそうな状況です。

 そんな中、あえて私はこんな風に思うことにしました。


 「ヒーローは、いつだって困難な状況に追い込まれてしまうもんだからな」


 仮面ライダーにせよ、ウルトラマンにせよ、普通だったら負けてしまうようなひどい状況に追い込まれても、そこから一発逆転して私たちに感動を与えてくれるものです。プロレスでもリーグ戦で最初に二連敗くらいして優勝は絶望的と思わせておいて、そのあと大逆転を果たした『スーパースター』真壁刀義という人もいます。

 昔の自分なら「どうせ自分はヒーローになんてなれないから……」などと賢い人の振りをしていたでしょうが、元々のベースがない犬神の場合、それだと人並みにさえ振舞うことが出来ないのですね。

 だから、どうせなら昔の自分が引いてしまうぐらい、思いっきり主役意識で行こうと思うのです。ひがみ根性を捨てて、見た目を気にせず、思いっきりやってやる! という気持ち。

 そうしたら何とか仕事も回せたし、精神的にも極めて良好のまま業務終了することが出来たのですね(その後「ときメモ3・やらなきゃの呪い」に苦しんだのは冒頭の通り)。

 そんなこんなで、みんな主役で行きましょう。

 ……しかし、何か流行りの歌の歌詞みたいなこと言ってるな私も(笑)。

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 気が付けば3日も更新せずに来てしまいました。

 実はこのところ、先日あれほどけなした「ときめきメモリアル3」にかかりきりなのです。……まあ、どういう経緯でそうなってしまったかは、改めて書くとして……昨日「カクトウログ」さん経由で東スポの情報を見て、とてつもないショックを受けてしまいました。

 小島聡が退団へ。全日本プロレスは5月限りに〜29日後楽園ホール大会でファンに報告【追記有】: カクトウログ

 まあ「引退」ではなく「退団」ですから……とはいったものの、私にとっては小島さんあっての全日本プロレス。もちろん武藤社長は象徴ですし、ここ最近注目していたのはパンクラスの鈴木みのる選手でありミノ様こと稔さんでしたが、もし小島さんが退団となれば……私のFirefoxのブックマークも外さなければならないでしょう。


 まあ最初は確かにインタビューでの「10倍だぞ」発言(※1)でしたが、そのあと少しずつプロレスに興味を持ち始め、新日本プロレスの天山さんとの「リング上でもプライベートでも仲のいいタッグ」の快進撃にたくさん勇気をもらいました。そしてプロレスって何かスゴイ! オモシロイ! と興奮してしまいました。

 天山さんとの共闘、全日本プロレス内におけるユニット「F4」の活躍。明るく楽しい、でも強くてかっこいいプロレスというものを犬神にバンバンと食らわせてくれました。

 もっとも、それだけではないのですが。……ひいき目に見ても、何だかちょっと物足りないなあと感じてしまうことはありました。せっかく三冠王者になったのに、他団体のチャンピオンみたいに、キッチリ強さを見せ付けて防衛っていうシーンが少ない気がして。大好きな選手だけに、これは本当に寂しい気持ちでした。

 そこに来て、今回のこのニュース。もうね、本当にガッカリ来ちゃいました。


 退団理由としては、ケガの治療で長期離脱するからだというから、なおさら心配です。もっとも、かつても「引退かもしれない」とまで言われたほどのケガから復帰してきたほどのパワーの持ち主ですから、必ずまたリングに立ってくれるだろうとは思うのですが、これからはどこのリングでその姿を見ることになるのでしょう。

 まあ、まだ1ヵ月と少々は、「全日本プロレスの」小島さんですしね。退団しても小島さんのことを、犬神はずっと応援し続けます!


 (※1) いつだったかのインタビューで言い放った「1+1は2じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ。10倍だぞ10倍!」というコメント。後に「10倍……じゃなくて100倍でした」とブログで当時のことを振り返っていました。何年も経ってからちゃんと訂正するあたりは、さすが小島さん!

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 さて、来る5月24日にビッグマッチを控えた犬神。その日までずっとその関係の話題で埋め尽くされるのかな? となぜか他人事のように思っていたところですが、さすがにこんな早く入れ込んでいたら疲れてしまいますからね。それほど話題豊富なわけでもないし、いつものように思ったことを片っ端から書きたいと思います。


 昨日は、盛岡市では「市内一周継走」というイベントが行われました。

 盛岡の中心部から少し北に行ったところにある運動公園(盛岡最強の陸上競技場)をスタート/ゴール地点として、各学校(中学/高校)および一般人から選び抜かれたアスリートたちが名誉をかけて走りまくると言うこの企画、今回ですでに65回目という、伝統あるイベントなのです。

 私は走ることが大苦手で、短距離を走ればどんなにがんばってもスローモーションのようになってしまい、長距離を走れば息はハアハア脚はガクガクになってしまうヤローなので、もちろんこのイベントに「直接」携わったことは一度もないのですが……。


 それでも、中学の頃クラスメイトがこのイベントの選手として参加していた、というのは覚えています。

 男子の方は成績優秀スポーツ万能、サッカー部に所属して学級委員長もやっていて毎朝別なクラスの彼女と教室でイチャイチャする出木杉君みたいなやつで、女子の方は陸上部に所属する根っからのアスリート。小柄でしたが身体能力は学校の中でもトップクラスであったと思います。

 勉強の方は中の下、スポーツについてはス○ート○レイン社の社長から「下の下以下ですね」と言われかねないような最低レベルの能力だった犬神にとって、走るのが速いことをアイデンティティとしていた彼女は、それだけで輝いて見えました。

 そんなすばらしい身体能力にふさわしい強い気持ちを持った彼女と、当然のようにヘボいダメダメな気持ちしか持ち得なかった私とではなかなか接点もなく、あったとしてもきっといい感情を持ってもらえなかったとは思うのですが、今なお陸上競技やその世界で活躍する選手に憧れを持つのは、そういったことがあったからなのだろうと思っています。


 当時のクラスメイトが、どこでどうしているのか。過去を次々と切り捨て、住所も電話番号も変えてしまった今では、もはや全然知りません(交通事故のニュースで名前を見たことは、一度だけありました。その時はさすがに、にわかに信じることが出来ませんでした)。

 もう13年も前のことですし、何より目の前にもっとリアルな形での対象があるので、当時と同じような気持ちになることはさすがにありませんが、それでも毎年この時期になると、その子のことを思い出すのです。ついでに言うと、ゲームとかアニメとかを見ていても、そういうスポーツ少女が何となく好きになってしまうのです。

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 いちいち「おことわり」を入れるのも面倒になってきたので、今回はもうストレートに行ってしまいます。いっちゃうぞバカヤローって感じです(※1)。


 かねてより日程の調整に色々してきたところですが、このたび! 5月24日に! いよいよ! 行くことが決まりましちゃったのでしたってばよぉなのです!!!

 もうね、ドキドキしすぎて何言ってんだかわかんないですけど、そんな感じなんですよ! 


 ……コホン、それでは気を取り直して。

 彼女(三人称)から来たメールによれば、どうやら今回の試合……じゃなくて出会いの席では、彼女だけでなく向こうの店舗のスタッフも何人かいらしてくれるとのこと。すなわちタッグマッチというか、むしろアントニオ猪木vsはぐれ国際軍団の1対3変則マッチのような様相になりそうです。って古いなあ。

 いくらなんでもいきなりシングルマッチはありえないだろうと(2~3パーセントくらいは期待しつつも!?)考えていたところだったので、これはありがたいことです。私はたぶん大丈夫ですが、先方があまり緊張するといけませんしね。まあリラックスした雰囲気で、私という人間がどれほどのものなのか、しっかりアピールしていきたいと思います。あまり気負うようなものではないですしね。


 とはいえ、とはいえ。現在格闘技の世界で活躍している私と同い年の格闘家・菊野克紀選手がスポナビのインタビューで言うところによれば、あんまりリラックスしすぎてもダメだといいます。自分はそのせいで前回負けた。だから今回(といっても、3月の話ですが)ある程度の緊張の中に身を置いたら、1ラウンドで勝った、とのこと。

 私は毎日菊野選手のブログを見るほどのファンなので、その言葉にはフムフムと素直にうなずいてしまいます。あまり緊張しすぎて固くなっても本来のパフォーマンスが発揮できないでしょうが、格闘技で相手を倒すためには力を込めて叩いたり蹴ったりしないといけないでしょうし。

 面白いなあ、と思うのです。つい私は格闘技やプロレスに置き換えて考えてしまうのですが、やはり本当に面白いなあ、と思うのです。


 さて、このあと返事と称してまた彼女(三人称)にメールを送ります。そしてその日まで1ヵ月、このカテゴリの記事も割合多くなってしまうかもしれませんが、「やれやれしょうがねえな」とドラえもんのごとくあたたかい目で見守ってください。

 
 
 ……原作の方は、本当に「あたたかい目」だったのに、アニメになったら何か……怖い(苦笑)。




 ※1 プロレスラー・小島聡さんの決め台詞。この台詞のあと、コーナーからのダイビングエルボーで相手は悶絶必至。ただし阻止されることもしばしば。

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 [ お こ と わ り ]

 基本スタンスとして、「誰かが読むこと」を前提に上手な記事を書くよう心がけている当ブログですが、やっぱりこのカテゴリの記事は少し情の入った記事になってしまいます。

 まあプロレスで言えばストロングスタイルに対するハードコアスタイルと言いましょうか、いつもよりも自分自身、ストレートな記事になってしまったような気がします。

 ただ、せっかくのこういう話ですし、あんまり取り繕うのも得意ではないし……。

 そんな感じの内容です。あらかじめご了承の上、よろしければ続きをどうぞ。と言う内容をこれから毎回入れていこうと思います。

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 5月中旬に会いませんか? というメールをもらい、会社に行くなり即座に予定表をチェックした犬神。その日は……おお、理想どおり早番でした! しかし次の日も早番でした!! ギャアアアア!(棚橋弘○ふうに)

 プロモーターの人は「18日休みじゃなかったら、休みにして前日の夜から来て」とムチャな話を突きつけられていたのですが(苦笑)、これは本当にそうしなければいけないのか!? とりあえず、そうしなくてもいい日にちをいくつかリストアップし、これをいい機会なので彼女(三人称)に送りました。

 それぐらい、会社を休むと言うことに抵抗があるのですね。最低線の人数でまわしているので、ひとり休むだけでも負担が大きいし、時給制なので収入も明らかに減るし、私がいない時に重大なヘマをして、それをフォローできずに誰かが困るのも嫌だし……だから、今まで5年間社会人をやってきて、自分の意志で会社を休んだのは2回しかありません(葬儀に出席するためなので、それさえも自分の意志100パーセントではありませんが)。


 ただ、今回はもしかするともしかするかも。初めて遊びのために休むことになるかもしれません。そうするだけの大きなヤマ場だということですね。

 振り返れば今年の1月4日、東京ドームで新日本プロレスの興行が行われていた頃、その熱気がこれっぱかしも伝わってこない厳寒の地で仕事をしていた私のところに舞い込んできた一本の電話。そのあと猛吹雪の日に会いに行ったあの日。

 それから延び延びになって、季節は冬から春へ。まあ真冬の深夜に泥酔状態で出歩くと本当に冷凍になってしまいかねないので、そういう意味では状況は悪化していないと思うのですが、そろそろ頭の中だけでなく、実際に同じ空気を共有したい。そう犬神にはこの「同じ空気を共有する」という体験が極端に少ないのです。

 だからこそ、早く会いたいという気持ちでワクワク、ドキドキ、まるで流行ドラマの女の子みたいな感じになってしまうのですが、こういうモチベーションを相手も持ってくれているのかな? と時々不安になってしまいます。

 
 ま、あんまり前に出すぎるとオーバーラン、相手にするりとかわされて土俵にヘッドスライディングしてしまうので、ほどほどにね。今のところはこのドキドキが仕事に対するモチベーションにつながってるし、いいところもあるのですが。


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 [ お こ と わ り ]

 基本スタンスとして、「誰かが読むこと」を前提に上手な記事を書くよう心がけている当ブログですが、やっぱりこのカテゴリの記事は少し情の入った記事になってしまいます。

 まあプロレスで言えばストロングスタイルに対するハードコアスタイルと言いましょうか、いつもよりも自分自身、ストレートな記事になってしまったような気がします。

 ただ、せっかくのこういう話ですし、あんまり取り繕うのも得意ではないし……。

 そんな感じの内容です。あらかじめご了承の上、よろしければ続きをどうぞ。

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 いよいよ具体性を帯びてきた私自身のときめきメモリアルの日。とりあえず自分の都合のいい日にちを調べて、プロモーターの人にメールで送りました。

 それと同時に、当事者である彼女(べ、別にそういう意味ではなく、ただの三人称としてですから)にも、「楽しみにしています!」とうメールを送りました。

 飢えたジャッカルのような犬神、本当はドコモユーザーではありますがもっと土屋アンナのようにガンガンメールしたい、というか電話したい、と考えているのですが……とりあえず1回きちんと会って話して、それでそれなり以上の手応えを得てからの方がいいだろう、と理性で何とか引き止めているという状況。

 だから、とにかくメールを送る口実があれば、そのたび少しでも気持ちを伝えたい! と、そんな風に考えているのですね。


 で、昨日になってメールの返事がやってきました。

 奇しくもその日の朝はセガサターンの『ときめきメモリアル』をオールクリアして完全にモエモエした気分だっただけに、専用着信音が鳴った時はすぐに見ることが出来ませんでした。何となく、申し訳ない気持ちがあったからです。

 で、その日の業務終了後にようやく気持ちの整理もつき、見ることが出来ました。

 ……5月中旬に会いませんか? という内容でした。

 5月かぁ、遠いなあ~。と思いましたが、岩手の夜はこの時期でも結構寒くて、外でメールの返事を書こうと思うと手がかじかんでしまうほど。関東の方はにわかに信じがたいかもしれませんが、外で夜桜で飲み会なんてとてもとてもなのです(笑)。

 5月決着というのも、そんな気温と私のことを配慮してのものとのこと。確かに会場は室内だからいいものの、そのあとがちょっとね……。ここは自重、はやる気持ちを何とか抑えつけて、チャンスをうかがうことにしましょう。

 ただ5月だと、またシフトがどうなってるかを確認しないといけないんだよな~。普天間基地はどうなるか知りませんが、私のコレも早期決着というか、次のステップに進みたいものです。

 
 あ、メールの返事はその日のうちにしました。

 用件だけを伝えるのは味気ないので、ほんの少しだけ、気持ちを込めて……ね。

 プロモーターの話やメールを見ると、少しは私に気がありそうなので、「このくらいなら大丈夫かな」と熟考の上、短い言葉で。

 ゲームみたいに選択肢が出るわけではないですが、その代わりパターンにはまった答えが返ってくるわけでもない。気持ちと立ち回り方で何とでもなるでしょうから、熱い気持ちを上手にコントロールして、5月中旬の決着を目指したいと思います。


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 今日は雪。

 ということで今朝、弟者を車で学校まで送ってきました。

 10年前であれば吹雪だろうと凍結路だろうと自転車でガンガン走っていったものですが、まあまだ慣れてないしね。それに10年前とはコースも違うし、雪の量も違うし……

 そもそも、朝は10年前も犬神自身、よく送ってもらっていたし。


 当時はうちの親父が今とは違う仕事をしていて、大量のダンボール箱に詰まった荷物を運ぶ関係上、日産ホーミーという長方形の車に乗っていました。

 荷物室がカラなら自転車ぐらいは余裕で乗せられるので、学校の前まで送ってもらい、着いたらガードチェイサー出動!(※1)とばかりに登校……と相成るわけでございます。

 そういったことを思うと、まあ強く言えないよなと思って、乗せていきました。ただしあいにくと今の私の愛車はワゴンRであり、帰りも迎えに行かなきゃならないというのが少々めんどくさいのですが(苦笑)。


 それにしても、10年前は『乗せてもらって』あの場所に行っていたのに、今は『乗せてあげて』あそこまで行くことになるとは。

 単純に時間が経ったということだけではなく、また同じ高校に行くことになるというのが、何だか不思議な縁を感じます。私の兄者が通っていたというのもあるし。

 
 これからはもっと、こういうことを書くことが増えてくるのでしょう。ちょっと、楽しみな感じもします。


 (※1 『仮面ライダーアギト』に出てきた、人間が作った強化スーツ「G3」専用バイク。第1話では現場近くまで運ばれたあと、Gトレーラーという司令室を兼ねた大型車両の荷台から出動していた)

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 先日、岩手日報の『気になるこの一冊』……正式タイトルは少し違ったと思いますが、ともかく最近の本についての書評を読んでいた時、「うんッ!?」としばし新聞を広げたまま硬直してしまったことがありました。

 何気なく目を通していたその本のタイトルは『カリコリせんとや生まれけむ』そして著者名は『会田誠』……。

 

 記事をよく読んでいくと、どうも私の知っている会田誠と言う人らしい。ゼロ戦がらせん状に米本土上空を舞い爆撃する絵とか、女子高生が集団切腹する絵とか(これはまだ見たことがない気がします)っていうから、間違いなく「あの」会田誠という人なのだろう、と確信しました。


 今から10年と少し前、確かまだ高校生の頃だったと思うのですが、兄者がこの人の作品集『孤独な惑星』と『ミュータント花子』を買ってきたことがありました。

 一体どういう経緯で兄者がこれを買ってきたのかはわかりませんが、前衛芸術家として同氏が創りあげた作品は、とにかく大変な衝撃でした。

 
 具体的にどの作品に衝撃を受けたのかを書こうと思ったのですが、ありふれた日常をつづるこのブログにはあまりふさわしくないので、それは差し控えることにします。

 その代わり強引に短い言葉で纏め上げると、『怖いほどの感動』。ひそかに憧れながら常識とか良識とかで覆い隠したものを、強引に壊して引きずり出されて目の前に突き出されたような気分だったのです。

 たまらなく魅力的で刺激的なのはよくわかっています。ただ、実際にその果実を口にすると、私が持ち合わせる常識とか良識とかをすべてかなぐり捨てて、「そっち側」の人間にならなければいけない。

 高校生、大学生ならそれもよろしい。そっち側に行っても、帰ってくることが出来るから。ただ今の犬神はいけない。もうこっち側の世界にそれなりに自分を構えてしまったから。


 ……で、かれこれ10年以上、記憶の底に封印していた名前なのですが……そうか、岩手日報にレビューが載ってしまったか……。

 なんか、『AKIRA』で言えば、せっかく地下深くに28号(少年アキラ)を封印したのに再び地上に現れてしまったような気分です。たぶん大佐もこんな感情だったのでしょう(?)。

 まあ、見てしまったのは仕方がない。近々買って来て、きちんと28歳の今、この人の世界と向き合いたいと思います。

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 最近こそ毎日『ときめきメモリアル』をプレイして、仮想世界の3年間をキラークイーンのスタンドで繰り返している外道衆のごとき犬神ですが、それでも実人生での「ときめき」をあきらめたわけではございません。

 お互い同じ高校に通ってるとか、せめて学生同士だとか、そういう話であればよいのですが、私たちはお互いに変動休日制の身。しかも距離も離れているし、なかなか会おうったって会えないのが現実的なところ。

 ここは『雌伏の時』……激しい嵐のような繁忙期を何とか切り抜けて、やってくるであろうチャンスをうかがう時だと自分に言い聞かせ、もうギリギリのところまで追い込まれながら、それでも毎日踏みとどまって。


 ……そうしたら昨日プロモーターの方から、もう少し突っ込んだ感じの話が出てきました。

 具体的にいつ頃行けるかというのをメールで教えて、っていう話なんですね。

 これはもう、最終段階でしょう。場所も決まったし(相手の方の友達が開いたスナック)、いつ行くかの日にちさえ決まれば、私が実際に行動を起こすだけ。やっとそういう段階までたどりついたのです。

 業務終了後にそのまま数十キロ離れた北上市に行き、そこでシコタマ飲んだあと、市内の健康ランドに宿泊……という、完全に「そのためだけに」行くような形になるのですが、28年生きてきて初めて訪れたこんなチャンスですから、たとえこれが仙台だろうと八戸だろうとがんばって行きます。


 いや、まあ、これはあくまでも五分五分というか。正直なところチラッと顔を合わせたくらいで、具体的な話も何もしていないので、今度のタイトルマッチで私の本性(?)を知った相手の気持ちが冷めてしまう可能性も少なくありません。そういった不安はどうしてもつきまとってしまいます。

 ただ、ここで冷めてしまうようなら、このあとだってうまく行きっこないだろうし、その時は真にふさわしい殿方を見つけていただくよう祈って朝風呂の後に帰宅することといたします。

 女の子の好みに合わせてとか、そういったことではなく、ナチュラルな自分を。偽ったり取り繕ったりするのは性に合わないので、前に見せることが出来なかった自分のパーソナリティを、どれほどの時間になるのかわかりませんが、見て欲しいと思います。


 とにかく、私の生命力と言うか、生きることへのモチベーションが急速に高まりました。ゲームで恋するのもいいのですが、やはり私は私の人生で恋しないとね。それも大人は大人らしく、もうちょっとガツガツした感じでね。

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 最近、どうも今ひとつ調子がよくない犬神です。

 忙しいのはもう仕方がない。ということで何とかがんばっているのですが、ただ数が多いだけではなく、色々と難しいことが毎日あるのですね。

 で、そういったもののひとつひとつに神経をすり減らして、大汗かいてフラッフラになってしまうような毎日。そういうことがないように、余計に交感神経ビンビンに働かせるものだから、さらに気持ちがガクガクになっちゃって……。

 だから、プライベートな時間は全力でリラックス。相対性理論のアルバムは一日に一度(以上)聴きますし、ゲームも出来るだけやります。あとは、会社に行く時の音楽は力が入るような気合が入るような音楽を聴いていきます。

 まあ、そんな感じでした。


 あれ? 今日はちょっと、他に言葉が思い浮かばないな。

 すみません、そういうことで、今日はちょっと面白くありません。……普段もだろ、なんて言わないでくださいね(苦笑)。

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 このところ、様々なプレッシャーに弱くなっていたのは、休みの日ならともかく会社に行く時まで相対性理論(バンド)などの優しい音楽を聴いていたからでしょう。いい悪いと言うか、TPOがふさわしくないのだろう、と。

 ただ、久々に何度も何度もたくさん聴きまくりたいと思うアーティストなのですね。だからついつい、日々の生活が「やくしまるえつこ」という人の声とともに組み立てられるようになる。以前ならプロレスの入場曲とかドラゴンへの道のテーマ(しかもメタルアレンジ版)とかだったのに。

 
 さる7日には新アルバム「シンクロニシティーン」発売と言うことで、「犬神28歳CD発売されたら即購入スペシャル」と言いましょうか、とにかく生まれて初めての超スピードでCDを買って来ました。

 前のアルバムと比べて今回は……とかって、専門的なイメージが言葉に出来るほど聴いていないし言葉も知らない犬神、とりあえずあまり難しいことは考えずに聴いているのですが、楽曲を聴いていて思ったことがあったので、とりあえず。

 なんか、香港っぽいと言うか中国っぽいと言うか、そんな楽曲が多いなと思いました。『チャイナアドバイス』って、そのままのタイトルの楽曲はもちろん、このたび公式ホームページでPVが公開された『ミス・パラレルワールド』なんかも、そう聴こえるのです。

 「そんなわけないだろ」っていわれるかもしれませんが、とにかくそう思ったのだから仕方がない。なんか、昔の香港映画のテーマ曲みたいだな、という感想を持ってしまったのです。


 戦う時はソルジャー、といえば『仮面ライダーBLACK』ですが、やはり仕事に行く時は気合の入る音楽がよろしい。その代わり、こうして記事を書いている時やリラックスする時は、相対性理論などをバンバン聴けば効果的でしょう。

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 今日は、何だか面倒くさいことばかりが積み重なって、気持ちがすっかりねじれてしまいました。なので私のことは書かず、朝に書こうと思っていたことを書きます。

 
 昨日、私が朝から成年向けの記事を書いていた頃……ではありませんが……ともかく弟者は高校の入学式でした。

 小学校の入学式、中学校の入学式とも違うのは、やはり自分できちんと試験を受けて入ったと言うこと。そしてそれゆえに、やることもやれることも小中学校とは段違いに多いと言うこと。

 振り返って犬神が同じ盛岡市立高等学校に入学した時は……どうだったかな。あんまり覚えていません。

 ただ、やはり高校生の頃と言うのは、それ以前ともそれ以後とも違う、独特の楽しさがあったような気がするのです。これは今まさに「ときめきメモリアル」をやっているからでは、決して、ありません。ありません!(大事なことだから二度言いました)

 
 ちなみに弟者の担任となった先生は、去年(というか今年の3月か)までは別な高校で教えていて、これが初めての市立高校で受け持つ担任のクラスだそうで……まあ、さすがに10年前も教えていた先生はいないか。残念ですが、仕方がありませんね。

 始まったばかりの高校生活、正直、最初の一年間は何もかも初めてでとにかく大変だとは思いますが、せいぜい満喫してくれやがれといったところです。それは心からそんな風に思います。

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 昨日も……非常に忙しかったです。やはりまだ新生活な人たちの需要があるのかな。

 それでも、先日よりは気持ちと行動がうまくシンクロして、何とか一定以上のクオリティでしのぎきることができたので、それはよかったかな。

 というのは、かつて私の恩師が人事異動で東京本社に行ってしまう時、その去り際に言った言葉を思い出したから。

 「周りを見ないで、自分のことだけ考えてろ。周りを見ると、ワケわかんなくなる」

 ……で、昨日は周りの人が何をしてようが一切気にせず、とにかく自分の目の前にある仕事をひたすらこなしたのでした。


 まあ、そうは言っても会社の業務と言うのは、私ひとりで100パーセントこなしているわけではありません。それはもちろん、わかっています。私が対応できない時に誰かが代わりに対応してくれることもあるので、その反対のことも当然、やります。

 ただ、思ったのは、「自分の仕事もきちんと出来ないのに、誰かの仕事の手伝いなんてできっこない」ということ。そのためには、やはりあえて周りを見ず、自分の仕事に集中してさっさと片付けてしまえということ(無論それなりのクオリティを維持したまま)。

 
 山積みの仕事を片付けて、ようやく身が軽くなったと思ったら、また山積みに。そんな繰り返しで、なかなか気持ちがつらいところではありますが、何とかがんばって行きたいと思います。

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 昨日、ちょっとだけ触れた『相対性理論(バンド)』について。

 
 あまり流行りの音楽は聴かないし、興味もない犬神なのですが、どうしてなのかと言えば、それは暗い青春時代(笑)を送っていた中高生の頃までさかのぼります。

 当時は『筋肉少女帯』『戸川純とヤプーズ』『人間椅子』など、反社会的・破壊的な歌詞の音楽をたくさん聴きまくり、

 「誰が好きとか愛してるとか、ありきたりの歌詞をありきたりの音楽に載せて歌っている楽曲に、何の意味があるの?」

 という思想にとりつかれてしまったからなのです。


 ただ、その一方で、100回くらい読み返したオーケンこと大槻ケンヂさんのエッセイでこんなことを書いていたのも読みました。

 「女性ヴォーカルの歌を聞いて好きになるのは、歌詞に共感しているとかではなくその人のセクシャルなアピールに心動かされているのだ」(大意)

 要するにこれが、「声に惚れる」ということでしょう。

 だから犬神は、上野洋子さんの声が聞きたくてザバダックのCDを買い、新居昭乃さんのCDを見かけ次第次々と買いあさっているところです。ついでに言えばアニメも好きなので、「いや~、この○○っていう声優さん(の声)が大好きなんだよね~」とかとのたまうこともあります。

 (まあ、それはあくまでも「声」に惹かれているのであって、声優がアイドルみたいに着飾って積極的にヴィジュアルを出してくるのは好きではないのですが)

 
 でも、1分かそこらしか聴いていないのに(それもボウリングの準備をしながら)その日のうちにタワーレコードでCDを2枚も買ってしまうなんてことは、過去にはなかったことです。

 声に惚れたのはもちろんですが、誰が好きとか何とかと言う歌詞を、(ある程度)受け入れられるようになったのでしょう。

 最近は逆に、あまり筋肉少女帯の歌とかを聴かなくなりました。

 「かなわない夢もある」「がんばったけどダメ」などなど、ダメな自分を肯定してくれる歌を10年間聴き続けて、その結果、心療内科にも行くことになってしまって。

 「かなわなくても夢を見るのは結構楽しいし、夢を見なきゃ一歩も前に進めない」

 「すぐに結果が出なくても、がんばってれば結構何とかなる」

 ということを、体験的に理解して。実際にどうにかなってきましたし。

 筋少があったから10年間生きてこられた。それは事実ですが、次の10年は別なものを食べてみようかな。そんな気持ちもあって、今は『LOVEずっきゅん』という楽曲を聴いています。

 『相対性理論』 公式ホームページ

 上記HPにて、同曲のPVを見ることが出来ます。そんなもんyoutubeでちょちょっと検索すれば出てくるとは思うのですが、オフィシャルなものがあったので、一応こちらにリンクを貼りたいと思います。

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 昨日は、つい口を滑らせて言ってしまったからとはいえ、弟者と久々にボウリングに。

 実に何年振りでしょう。少なくとも過去の記事を検索しても出てこなかったので、やったのは2005年以前ということになりましょうか。

 とりあえず犬神のボウリングにおける心構えは、一言で言えば『破壊力』。フックとかスライスとかというのは初めから考え(られ)ず、とりあえずボールをまっすぐに転がす。そして勢いでピンを吹っ飛ばして、それでストライク、スペア、または高得点を狙っていく。

 そのため使用するボールは、そのボウリング場で最高に重いものを使用します。昨日行ったところは15ポンドでした。

 これを力任せに放り投げる。

 そうしたところ、4番ピンと7番ピンの間くらいにボールが激突したのに、なぜか10番ピンが倒れるなどの怪奇現象が多発しました。これぞパワーボウリング、破壊力のなせる技といったところでしょう。

 ただ、ブランクがありまくることを差し引いてもガーターなどミスも多く、最終的には『総合成績』『ゲームごとの成績』『ストライク/スペアの割合』など、ありとあらゆる点において弟者に負けると言う、惨敗いや完敗を喫してしまったのでした。

 おまけに3ゲームを1時間弱でこなしてしまったために、肘から下がもう……夜にフロに入った時に、お湯をすくった洗面器を片手で支えられないくらい、握力がなくなってしまいました(苦笑)。


 そういえば、ここのフロアに来た時に流れていた音楽なんですが。

 犬神が小学生の頃ならパイオニアの『レーザージューク』なんていうものがあって、それで店内に音楽をかけていたのですが、ここはUSENなのかな、MTVなのかな、よくわかりませんがとにかく今流行りと思われる音楽が流れていました。

 そこで、初めて聴いたのに何だか、

 「一耳惚れ」

 ……まあ、そんな言葉はありませんが、一瞬でものすごく好きになってしまった歌手の歌がありました。

 ほとんど歌も終わりかけていたので、曲名と歌手名を必死で記憶しようと思って、テレビ画面を凝視して、その日のうちにタワーレコードでCDを買って来ました。

 『やくしまるえつこ』という人なのですが、新居昭乃さんとか上野洋子さんの歌を初めて聞いた時のような感覚ですね。「ああ、綺麗な声だなあ」って。

 あとは、その声が乗っかっている楽曲も。こちらは何かSOFT BALLETとか、カリガリを初めて聞いた時のような、犬神がものすごく内面的なものを追求していた時代に、ものすごく強い力で引き戻されたような衝撃を覚えました。

 とりあえず、この人の声がたくさん収録されている『相対性理論』というバンドのCDを2枚、買ってきました。

 どちらかというと、こういう音楽は私の兄者が得意とするジャンルだとは思うのですが、とにかく私は私の意志でこのCDを買いました。そしてこれからも聴き続けたいと思います。

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 昨日は1ヵ月の締めくくりということで、時給換算の私たちは1カ月分どれだけ働いたかを『○時間○○分』という数字で計算して提出するのですが……

 最近入社した女の子が私に、

 「計算が出来ない」

 と言って来ました。時間内、時間外の区別がわかりづらいとか、そういうことなのだろうと思い、

 「うん? ああ、ここの数字を足していけばいいんですよ」

 と私。

 しかしながら、そうすると、こんな返事が返ってきました。

 「でも、足し算が出来ないんです!」

 ……絶句(苦笑)。

 詳しく聞いてみると、分の位をすべて足した「685分」という数字を、時間の位にうまく変換できない(電卓でそのまま計算しても、当然割り切れない)とのことで、改めてそこを説明。事なきを得ました。

 今どきというのか、『めざましテレビ』のもっとイマドキに出てきそうな女の子だなとは思っていたのですが……「足し算が出来ない」って……

 島田紳○さんもこんな気持ちだったんかな、と思いました(笑)。

 と、まあ殺伐とした私の一日ではありましたが、最後の最後でほんの少しほのぼのしたことがありました。だから毎日、生きていける。

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 昨日はあんなことを書いたのですが、それっていうのはネオ・ヴェネツィアとかのような穏やかな流れの中であれば……という話。利根川の激流のごとき犬神の職場では、そんな優しい気持ちは通用せず、結局またもや精一杯オールを漕ぎまくりました。

 そして、努力だけではもうどうにもならない時があるのだ、ということを確信。120点や150点を目指すのではなく、確実に60~70点くらいを取ろうという方針に転向、そのおかげで何とかしのぐことが出来たのでした。

 まあ、そうはいっても私の目の前に突き出された課題は、トータルで180点分くらいの問題数なので、それなりにこなしていけばおのずと110点くらいにはなってしまうのですが。


 「何で自分ばかり、こんなにしんどい(=忙しい)思いをしなきゃいけないの」

 という気持ちは、こう思うことにしました。

 「まあ他の人がやらないのだから、自分ががんばるしかないだろう」

 実際に、自分の仕事のほかに、他の担当の仕事を手伝ったりしています。自分の方の仕事にある程度のめどをつけて、エクストラステージ感覚でお手伝い。だから、実際に他の人より成果を上げている自負はあります。

 まあ、これくらいしないと、次の3ヵ月、雇ってもらえないかも知れないので。


 そんなわけで、今日は休み。

 休みなのですが昨晩はどうも寝つきがよくなくて、新居昭乃さんの『ソラノスフィア』を聴きながら何とか就寝。

 ただし、しばしば夢の中では仮面ライダーのごとく誰かと戦ってしまう『仮面ライダー・ドリーム』の犬神、気が付くとベッドの上でファイティングポーズを取っていたことがあります。また別な時には、「エア拳銃」とでも言いましょうか、両手で空気の拳銃を構えた状態で起きたこともありました。

 頭の中と体のイメージがかなりシンクロしているらしい犬神の一部始終を、誰か録画してもらえないでしょうか。もしかしたら、一人芝居みたいなことをベッドの上でやってるかもしれません(笑)。

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 今日は、平成21年度最後の日。

 3月に決算と言うものが存在するからなのか、はたまたそうでもないのか(そうでもないような気がしますが)、とにかく今月はメチャ忙しかった! と思うのです。


 自分が持っている能力以上のことは出来ない。どんなにがんばったって、あまり背伸びをすればバランスを崩して転んでしまうだけだから、ちゃんと自分のペースで。

 ……それが理想ですし、結果的にその方がミスも少ないから、誰かに迷惑をかけることも少ない。そう思っているのですが、現実に目の前に押し寄せてくる「やらなきゃいけないこと」をさばくためには、そんな平和なことを言っていられない。ちゃんと自分をコントロールできる許容量を超えて、ひたすらがんばる。

 そうすると、取りこぼしや勘違いが起こるので、それをさらにがんばってフォローする。

 そして気持ちが擦り切れていく。こんな感じになってしまうのです。


 感情としてこんな風に思ってしまったのは、とりあえず仕方がありません。

 ただ、理屈ではなくて、そういった悪い感情を持つのは気持ちよくないので、これを抑えつけるのではなくて、うまく気持ちを転換させようと思って。

 そうやって考えて、思いついたこと。

 「大きな流れに無理やり逆らってオールを漕いでるから、疲れるしあまり効率もよくないのだろう」

 「流れに乗れば時々休んでも、前に進めるから、その方がいいんじゃないかな」


 これも理想です。ただし空想ではありません。何となく出来そうな感じもしますし、出来れば現実をよりいい方向に持っていけそうな感じもします。

 やっぱり、自分が立っているところがフラットじゃないと、見えるものも見えなくなっちゃうからダメですよ。 

 さて、今日もがんばろう。……ほどほどに、ね。

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