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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 百万回の言葉よりも分かり合えること

 いぬがみです。


 私の弟の友人に、とてつもない金額を車にかける人がいます。具体的にどれくらいかかっているのかわかりませんが、インテグラ・タイプR(DC5)を事故で全損させ、そのローンが残っているのにもかかわらずシビック・タイプR(EK9)を現在の愛車とし、それを思いっきり飾り立てています。外側から見ただけでも、

 ・カーボンボンネット(ピン止め)
 ・カーボンミラー
 ・リアウイング
 ・カナード(前翼)
 ・追加メーターいっぱい

 って感じですから、たぶん中身もすごいことになっていることでしょう。ちなみに給料全額つぎ込み+借金までしてチューンしているそうです。私はその姿勢を心から称賛します。


 それに刺激を受けたというか。まあ昔から『頭文字D』だの『湾岸ミッドナイト』だのといった漫画を愛読し、車のゲームを何百時間もプレイし、「自分でもやってみたい」と思っていたのは変わりないのですが……。

 今回、私のスビー(スバル車のアメリカ的な愛称)、ちょっぴりだけチューンしました。すなわちエアクリーナーをHKS製の純正交換タイプにしたんです。エアクリーナー「だけ」ね。だって、私のNAインプレッサ用マフラーって、なかなか売っていないんだもの。稲田製作所のシゲさんなら1本1万円で作ってくれるかもしれませんが、大阪まで行かなきゃいけないし、そもそも直管じゃうるさくて街を走れないしなあ……。


 はい、「吸気と排気、一緒に変えなきゃ意味がない」わかります。「エアクリーナー変えたくらいじゃ何も変わらない」わかりました、わかりました。「そもそもエンジンっていうのは」……

 すべて、わかっています。たぶん車って何も手を加えないのが一番バランスが取れているんです。それに手を加えることによってバランスが崩れる。それを一段上のレベルで調整する。そうすることでバランスを取ったとしても、やはり失うものも多いでしょう。

 それでもあえて、私は手を加えました。

 やっぱり、わかりたいからです。

 何かが変わるのか。それとも本当に何も変わらないのか。

 自分のお金も時間もかけず、ネット上で誰かの言葉を読み、それをそのまま「そういうものだ」と思う。それは賢いかもしれませんがズルいと思うし、私が今まで敬愛して来た人たちへの侮辱であるような気がするのです。

 現実問題として、私はそこまで思い切ったコストをつぎ込むことはできませんが、ようやく改造しがいのある車に乗れたこともあるし。少しだけでも、少しずつでも、新しい何かを探してみたいと思います。

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