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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

この1か月は色々ありました

「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです。


もうすぐ出勤なので手短にブログを書きます。

この1か月(私が2015年4月までいた花巻ホテルへの出張)は私にとって非常に困難な時期でした。物理的に仕事はキツいし、心から人を信じることができないし。共に働く仲間なのに、何でも話せないというのはつらいものがあります。

「自分が目の前の人に話したことは、ほかのすべての人にも伝わる」

そういう前提で言葉を選んでいるので、なかなかあけっぴろげな話ができないんですよね。


一方で、11月から日本に来ているうちの嫁さんと同居できるのはよいことです。生活の便宜上、今は花巻にある伯母夫婦のところに居候しながら日本語の勉強をしているので、十和田ホテルに勤める私とは離れ離れになっていたのですね。それが、毎日一緒にご飯を食べたり話したりすることができるのは、よいことです。ただし12月初旬から今月下旬まで中国に帰省中であり、嫁さんが帰ってくる頃には十和田に戻らなければいけないんですけどね(ガクッ)。


ずっと憧れていた結婚生活というのは、なるほど、なかなか難しいものです。ただ、よい方に考えれば、自堕落の極みのような生活をしていた私にとっては真人間へと更生する機会を与えられたのだと思います。

嘘をつかない。酒を飲みすぎない。身だしなみをきちんとする。部屋を片付ける。当たり前のことばかりです。そういうのを、まあ実家暮らしが長かったこともあり、きちんとできないまま結婚してしまったので、なかなか苦労しています。

ちなみに私が嫁さんについた嘘というのは、「翌日仕事の日はお酒を飲むな」と言われたのにビールを飲みまくったのに、それを「飲んでいない」と言ったことです。えれぇ怒られました。そして、

「あなた、誠実であれ」

といった意味合いのことを言われました。誠実。すなわち誠一文字であり、新選組であり、土方さんです。その言葉を言われた時、私はすごくショックを受けました。堕落しきった私の心に、和泉守兼定をすらりと構えた土方さんの姿がフラッシュバックし、一気に目が覚めた気がしました。

そう思ったとたん、何となく心の中に降り積もっていたモヤモヤが軽くなった気がしました。フワッと一陣のさわやかな風が流れ込んだというか(これはそのまま土方さんの人物評でもあります。証拠は函館奉行所にあります)。


さて、そろそろ出勤時間なので、締めくくります。

職場が変わろうとパートナーができようと、やはり私の目標は土方さんなんです。常にかっこよくありたい。さわやかな風を感じていたい。

「士道に背く間敷事」

道を誤りそうになったら、その言葉を思い出して、今日も生きていきます。

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