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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
とかくこの街はそういうものが多いような気がします。すでにこの街に移り住んで半年あまりが過ぎた犬神です。

初めて来た時から「さすが青森だ、岩手にはないコンビニがたくさんあるぜ!」と胸をワクワクさせ、何かと理由をつけては立ち寄り、激しいカルチャーショックを受けると同時に、

「せっかく来たから何かしら買っていきたいんだけど、どうしよう?」

と頭を悩ませてしまうようなことがしばしばありました。


共通するのはたいてい「地酒コーナー」が充実している、ということですね。なかなかレアな? 銘酒が何本もスチールラックに陳列されているさまはある意味壮観でありますが、私はそこまで酒豪ではないのでね。それらを片っ端から買いあさり飲み比べてみる・・・などというまねはできません。そういうわけで、「どうしよう」と悩んでしまうのです。

もうひとつは、いわゆる店内BGMがまったくないこと。普通コンビニといえば新商品の案内とか流行の音楽とか、何かしらBGMがあるものですが、そういうのが一切ない。シーンとした状況で、レジのところに立つ店員さんの視線をどうにかやり過ごしながら店内をうろつく・・・謎のプレッシャーです。そういうのをヒシヒシと感じるので、「どうしよう??」といっそう悩みが深まります。

仕方がないので東スポを買ってみたり(意外と、売っているコンビニがあったりなかったりするので)、今まで一度も吸ったことのないラッキーストライクを買ってみたりして、何とか切り抜けているのですが・・・いやはや、参った参ったという感じです。

でも、それもまた楽しからずや、ですけどね。全国どこに行っても同じ品揃えの大手コンビニチェーンというのは、もちろん絶対的な安心感があるのですが、この「何があるのか、入ってみないとわからない」雰囲気。外装は一応コンビニ風だけど中は個人商店感爆発! ギャフン! みたいな感じを味わえるし、何よりもその温かみというか。

「ここで何かを買うことが、この街を支える地元民のためになるんだ」

というワケのわからない義侠心を刺激されるわけです。だから、まあちょくちょく立ち寄る・・・というわけにはいかなくても、時々は立ち寄って缶コーヒーでも何でも買って、ちょっぴりでも売り上げに貢献できればいいかな、と思った今日この頃です。


本日の酒量:ハイボール1缶+ビール的な飲料3缶(いずれも350ml)

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