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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは。

 コンピュータの世界に入ってみたい

 いぬがみです。


 いや、ただ、「そういうのって、格好いいよね」と思うからです。ほら「ソウルハッカーズ」とか「レイクライシス」とか、そういうゲームいっぱいやってきたから。

 ということで『マトリックス』を見ました。実はこれが初見です。20年近く経って、ようやく見たんです。ほら最近『S-Fマガジン』とかを読みまくって、『トータル・リコール(新しい方)』とか『ブレードランナー(新しい方)』とかって、S-F強化キャンペーンをやってますから。

 
 まあ公開から20年近く経ってますし、今更ネタバレも何もないとは思いますが、逆につらつらとあらすじを書いていくほどの強烈なインパクトは受けませんでした。

 「なるほど、こういう感じか……」

 決してつまらなかったわけではありません。当時から山のようにパロディが量産されたワイヤーアクションとかバレットタイムとかに関しては、やはり本物が一番です。現実世界と電脳世界を行ったり来たりする――私が思い描く最高の――サイバー設定も、香港映画大好き野郎にはたまらないカンフーアクションも、銃弾の雨がコンクリートをバキバキ破壊する中をクルクル側転しながら回避したり持てるだけの武器をもって使い捨てていくジョン・ウー的なアクションも、実においしくいただきました。ごちそうさまでした。

 西洋的な技術世界と東洋的な思想世界をgotta mix して超一級の娯楽映画に仕立て上げた『マトリックス』、うん、面白かったです。

 二丁拳銃の現実的な云々とか、何人もの兵隊があれだけライフルだのショットガンだのを乱射しているのに、クルクルと側転したりなんだりして、どうして弾に当たらないんだとか、そんなこたぁどうでもいいんです。『ランボー』とか『コマンドー』とかと一緒です。とにかく色んなものがバキバキ破壊されて、主人公がドカドカ銃を撃ちまくって、ハデハデで気持ち良けりゃそれでいいんです。

 それでも納得がいかない? それならこう答えましょう。

 「すべてはマトリックスの世界だから」

 見ている私にはわかりませんが、ネオは超反応ですべてをわかっているんです。「このタイミングでこの場所に弾丸が飛んでくるから、このスピードでここに飛べば当たらない」とかって、すべてを理解しているんです。だからMP5を両手で乱射しても人間に当たるし、ヘリコプターからガトリング砲をものすごい勢いで撃ちまくってもモーフィアスには当たらないんです。


 たびたび私の心に沸き起こる感覚をその都度たたき伏せて、最後まで見ました。

 「よし、観た」

 私の中にあった、「全米No.1大ヒットで日本でも大ヒットしたのにまだ見てないの? と言われそうな映画リスト」のひとつを消化しました。

 消化しました。

 以上、とても有意義な時間でした。

 さて、次に消化するべき映画は、やはり続編の『マトリックス リローデッド』かしら。

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