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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは。

 やっぱり私は今もプロレスファンです

 いぬがみです。


 プロレスラーが一般メディアに露出するのは、とてもうれしいです。

 古くは徳光和夫氏に四の地固めをかけて悶絶させたデストロイヤー氏、クイズ番組で回答権を得るためのボタンを破壊してしまったジャイアント馬場さん。現代であれば仮面ライダー好きが高じて本編にも出演してしまった棚橋選手に、今にも暴れまわりそうな凶暴さを振りまきつつ大好物のモンブランを差し出されると「わかってるじゃねえか」と笑顔になる真壁選手。はたまた『Q~わたしの思考探究』というNHKの番組で「死について」というテーマで真剣に向き合い語った中邑真輔選手。

 『Q~わたしの思考探究』は、東日本大震災の影響でいったん放送が延期となったのですが、その後8月に放送されたのを見ました。ハードディスクに録画していましたが、そのハードディスクが壊れてしまったので、今は記憶の中にしかありません。それでも私の心に深く刻み込まれました。


 ただ、そういった一部の人たち以外が出るとすれば、それはたいてい訃報であることが多いような気がします。

 バイクで移動中に交通事故に遭って亡くなったとか、試合中の事故で亡くなったとか。

 やっぱり、こたえるんですよね、そういうの。

 私にとってプロレスラーって「超人」ですから。どんなに激しく痛めつけられても立ち上がって、執念で勝利をもぎ取る人たち。そういうイメージですから。

 ましてや試合中の事故とか交通事故とかじゃない何かによって命を落とし、そのあとも根掘り葉掘り繰り返し何度も何度も報道されるような状況には、とても耐えられません。だからSNSから国会まで百花斉放百家争鳴している状況を私は無視します。オンラインでもオフラインでも無視します。

 そのうえで、自分自身を再確認するために書きます。

 たとい最近のプロレス界の動向が良くわからないとか、選手の名前を知らないとか、そういうことはあっても、私はすべてのプロレスラーと言う職業の人たちに一目置いています。男子も女子も同じです。現代の「若手レスラー」よりもその両親のほうに年齢が近くなってしまった自分に少々ショックを受けたりしていますが、これが現実だから仕方ありません。

 だからプロレスラーは、いつでもどこでも「一番スゲー存在」でいてほしいと思うのです。至らなさすぎる私の幻想を思いっきり投影できる存在で居続けてほしいのです。そのうえで時折「人間らしさ」を見せてくれるのであれば、それはいっそう親近感がわくのでいいんですが、もうプロレスラーとしての表現ができなくなってしまった人の「人間らしさ」を延々とほじくり返すようなことは……興味ありません。繰り返しますが、無視します。以上です。

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