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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
私が持っている中国の、ものすごく古いイメージ――歴史的な意味ではなく、私自身が人生で最初に持ったイメージは、

「中国の人はみんな自転車に乗っている」

ということでした。朝の通勤ラッシュは道路が自転車で埋め尽くされる――そんなイメージ。

無論、爆裂モータリゼーションが突き進む現代中国では、自転車の代わりに自動車が走りまくっています。というのは前回のエントリで書いた通りです。

むしろ自転車を、あまり見かけませんでしたね。…うん、ちょっと記憶にはありません。

その代りバイク、それも「電動バイク」とでもいうべき乗り物が、多く見受けられました。ほとんど音がせず、シャーッと快速で駆け抜けていく様はなかなかカッコイイなという感じがしました。まあ歩行者天国のような場所でいきなり後ろから来られると怖いんですけどね。

やはり中国、いくら自分たちが一番(=中華思想)といっても環境に配慮して、みんな排気ガスの出ない電動バイクに乗ってるんだな…と感心しましたが、これまたWikipediaに拠る話なのですが、なんか国内事情もあるみたいですね。すなわちオートバイには色々と規制があるのに対し、電動自転車は面倒なことがないから、爆発的に普及した…と。

ただ、その規制云々というのも都市単位で決まっているようで? 言われてみれば今回訪れたハルビンやチチハルでは、郊外を旧来のガソリンエンジン型バイクで爆走している人たちがいました。確かに郊外の、果てしなく広がる不整地を走るには、エンジン付きバイクの方が似合います。「AKIRA」で言えば甲斐のバイクですね。…あれ? でも甲斐のバイクも超伝導か。じゃあジョーカーですか? 誰が電飾ブタだ!

まあ、それはともかく。「電動バイク」という響きは、とても格好いいものがあります。さすがにAKIRAの世界に出てくるような、「そんなのに乗ってる方の気が知れねぇぜ」とか「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」というような超高性能モデルは出ていないようですが(出ていたら大変だ)ある部分では、中国の方が日本よりも先を行っているような? そんな気がしました。

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