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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
本当はこの「リアル」という言葉もあまり好きではないんですが、なんとなく響きがいいのでこういう言い方をしました。あと、これは私が今考えていることをまとめた手記なので、これをもって何かを訴えかけるものではありません。共感も批判も自由ですが、そこだけはご了承願います。

「クロヒョウ2阿修羅編」をクリアして一夜明けた今日。ゲームの内容について色々と回想しているうちに、どうも頭がおかしくなりそうになりました。

理由は、たぶんコレに限らず最近のゲーム全般に対して思っていたことだと思うのですが、ゲームと現実の区別がつかなくなってきたからだと思います。

……ちょっと前の時代であれば、現実の世界においてゲームと同じような感覚で生きることが問題となりましたが(今もそうなのかな)、私の場合、ゲームの世界においても現実と同じような感覚でしか捉えられなくなってしまったのです。たぶん、適当なところでセーブしてやめることがなかなかできなかったのも、そういうことなんでしょう。

「これはゲームなんだから」とクールに割り切ればいいんでしょうが、そうすると「これはゲームじゃないんだ」と真剣な表情で言うゲームの中の登場人物に失礼な感じがするんですよね。物語にも感情移入できないし、だったら初めからプレイしなければいい。そういうことになってしまいます。

そういう意味では、私は、昔のゲームの方が好きです。ヴィジュアルの至らなさは想像で補えるし、場合によっては何十倍にも膨らませられるからです。それに、明らかに私たちの現実とは異なるので、余計なことを考えず素直に楽しめるからです。「これはゲームなんだから」と言って思い切り物語の世界にも入り込めるし。

これが真理だとは思っていません。たぶん時間が経てば、また新しい何かに気づき、考え方が変わるでしょう。というか、そういうのに出会いたいといつも思っています。こんな私の横っ面を張り飛ばすような強烈な刺激を与えてくれる何かを。

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