忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 これは今から10年ほど前、『日本興亜損保』という保険会社のCMで言っていたものです。

 最初は石原軍団の面々が社名の入ったパネルを持って、ひとりずつ「日本!」「興亜!」「損害!」「保険!」と言っていったのですが、ここで渡社長から「いまどきは損保でしょ」と提案が。それを後押しするように舘ひろしさんが続けたのがその言葉でした。

 「いまどきは何でも略すでしょ。ワタテツ、カンマサ、タチヒロシ……」

 自分の名前だけは略してないのがこのCMのオチャメなところですが、人の名前とかを短縮して呼んでいるのを見ると、いつもこのCMを思い出します。

 昨日もそういうことがありました。IBCラジオで夜8時から放送している「マカタトSTUDIO3600」の一コーナーである「ようこそみさきのHomeland」です。


 昨日も先週に引き続いて、さる8日に盛岡復興支援センターにおいて行われたイベントの様子を放送していました。歌よりも質問コーナーがメインですね。

 そこで臼澤みさきちゃんが級友たちから「うすみさ」と呼ばれていることが発覚。

 ワタテツ、カンマサ、ウスミサ、タチヒロシ……。ああ、今なら「タカミナ」って言えばいいですか。まあともかく、そういった愛称で呼ばれているんだな……ということがわかって、なんだか面白かったです。


 そういった質問コーナーの後は、観客のアンコールにこたえて「外山節」を熱唱。あの震災の直後、避難所にいる人たちの心を癒した、ある意味では臼澤みさきという歌手の原点と言える歌です。

 あくまでも民謡なので、臼澤みさきちゃんのパートは完全に民謡の歌い方なのですが、そこに姫神のアレンジが加わり、現代的な楽曲になっています。「リズムアンド演歌」ならぬ「リズムアンド民謡」といった感じです。

 そのように口当たりをよくした上で味わう臼澤みさきちゃんの声は……やはり、すばらしいものがあります。綺麗な声だけど、しっかりとした強さがあるのですね。ただのアイドルグループの歌がパンとすれば臼澤みさきちゃんの歌は餅です。それほど密度が高く強いんです。しかもしなやかなんです。


 アイドルグループを否定するつもりはありませんが、その程度の歌じゃ偏屈・偏狭きわまりない犬神の心には響きません。でも、臼澤みさきちゃんの歌は、私の心に響きました。思いっきり響いて響いて響き渡りました。そういうことなのです。

 年末にはIBC岩手放送で臼澤みさきちゃんの特集番組が放送されるようですし、これは今から楽しみで仕方がありません。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック