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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今朝の岩手日報を読むと、岩手・秋田および宮城にまたがる栗駒山の山頂付近で18日、木々が霧氷で白く染まる光景が見られた……という報道がありました。

 霧氷ですよ霧氷。こういいながら霧氷というのがあんまりよくわかっていないのですが、どうやら空気中の水蒸気が冷やされて、それによって生じた氷が木に張り付く現象である……と、そういったことのようですね。

 まだ紅葉もロクに楽しんでいないのに、もう冬の話ですか。……と思ったものの、まあ、写真を見るとなかなか幻想的です。アレかな、こうしてあったかい室内で写真で見る分にはいいのかな。

 一言で言えば、寒くない冬がいい。……なんか、『海に入らずに海底散歩がしたい』級のムチャクチャを言っていますが、それが理想かな。いや、もちろん生まれてこの方30年近く岩手の冬を体感している犬神にとっては、厳しい寒さも含めて岩手……ですから、受け入れる用意はあるのですが。

 でも、今はまだ秋の空気を楽しみたいなあ。


 おまけ:今週の読書野郎


 先ごろ、犬神の半生における最重要物語であるヴァージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」を再読、読了して以来、本格的に読書野郎に復帰した犬神。……むしろ、妙なこだわりがなくなって、本屋の目立つところに平積みにされている本とかにも興味を持つようになったから、前よりも広く本を読むようになったのかもしれません。10年前だったら、西尾維新なんて絶対に手にとらなかったと思います。

 で、それにともない、以前ならパッと見て「くだらん」の一言で切り捨て見向きもしない、または意図的に目をそらすようにしていたジャンルの本も、とりあえず手にとって少し読んでみよう、と思うようになったのです(今はやりの『ドラッカー』などビジネス本を除く。あくまでも物語方面中心)。

 とにかく読んでみれば、「面白い!」と新たな世界を開くことができるかもしれないし、逆に「なんじゃこりゃ~!」となっても、どういう理由でなんじゃこりゃ~! だったのか、ということを自分のものにできるのなら、それは大いに結構なこと。良くも悪くも自分のものになるのですから。


 今、気になっているのは……チラッと見ただけなので、正式なタイトルは失念してしまいましたが、なんか、帝国海軍に女の子が入って活躍するって言うやつ。どちらかというと私は帝国陸軍に詳しいのですが、いずれにしても女人禁制のはず。それなのに……!?

 と、まあ、以前なら「くだらん」の一言で終わっていたのですが、今は「どんなものか、読んでやろうじゃねえか」と、興味を惹かれて仕方がありません。批判するにも糾弾するにも、やっぱりちゃんと読んでからじゃないとね。

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