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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 去る28日、会社に行く前のわずかな時間に弟者の文化祭に行ってきました。

 心情的なモニャモニャは別なところで書いたので、こちらでは割とあっさり書きますが、いや~さすが現役高校生は元気ですね。

 って、こんなことを言うと自分が妙に歳をとったみたいで嫌なのですが……でも、本当に29歳だからしょうがないか(苦笑)。冷静に考えてみれば、私が16歳の頃、担任の人は28歳だったもんね。この時点で『先生と生徒』くらいの隔たりがあるのだから、しょーがないですよね本当にね。

 それに、実際に文化祭に行ってみて痛感したのは、やっぱり女の子のノリには勝てねぇな、ということ。……これは別に私が女の子ばかり見ていたというわけでは決してなく(!)、そもそも我が母校は元々が女子高だったことが影響しているのかいないのか、男子と女子であれば女子の方がやや多いのです。

 それでなくても、ずっと昔に石野卓球という人が語っていたのですが、やっぱり若い女の子って率先してガンガン行くもんですよね。主導権をガッチリ握ってて、ヤローどもはそれに続くって言う感じで。30分くらいで(仕事に行かなきゃいけないので)出てきてしまったのですが、そのわずかな間にもそんな風に感じたのだから、それがどれほどのものか……。

 私が現役の頃は偏屈で内向的で女の子と話すのが苦手だった(それだけで恥ずかしくてガチガチになってしまう)のですが、それから10年以上経って、アニメとかもたくさん見るようになったし、今なら渡り合えるという気持ちも少しはありました。

 でも、やっぱりダメでした。無理に大人ぶることもないのですが、反対にがんばって16歳の気持ちになろうとしても、それはそれで無理でした。ならぬものはならぬのです。

 今回の結論:「時代を逆行させることは誰にもできない
          思い出は懐かしむだけにしておくことだ」
『ゴルゴ13』 百人の毛沢東 より



 *


 こんな体験をしたせいか、またしても高校生になった夢を見ました。

 今回は1年生で、他の生徒がみんな自己紹介を終えていて、今度は私の番というシチュエーション。とりあえず先生に促されてみんなの前に出て、29歳の脳で

 「え~と、確かこういう時は、こんな感じで挨拶するんだよな……」

 と考え、黒板に名前を書いたりと、どこか古めかしい挨拶をぎこちなくこなす。

 ……やっぱり私ダメですわ(苦笑)。  


 *


 あ、今、思い出したことがあります。

 昨日は弟者の友達が通っている私立の高校の文化祭に行ったそうですが、そこで企画担当(生徒会所属なのです)として激しいカルチャーショックを受けたそうです。そっちの高校は力が入っていたというか、なんと言うか……詳細は知りませんが、なんだかコスコスプレプレで非常に華やかなところだったようです。

 そして弟者の高校は、何とそういったコスコスプレプレが禁止だというから驚きました。確かに制服か、クラスマッチの時のオリジナルTシャツくらいで、基本的には普通のコーコーセーって感じでしたね。

 「その方が高校生らしくていいよ。あくまで『文化』祭なんだからさ」

 要するに、どこにアクセントを置くか。ある意味、昨日弟者が行って来たのは、

 文『化祭』

 といえるのかもしれませんね。

 でも、どんなコスプレの子がいたんだろう。『けいおん』?『エヴァ』?『Fate』?……って、コミケじゃないんだから(笑)。

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