nkyさんのところのブログで、ガチャガチャのことについて触れられていたので、私もちょっと。
犬神が小学生の頃は、まだ「コスモス」の自動販売機がありました。
ここで言う自動販売機というのは、100円を入れてハンドルを回してカプセルを……というものではなくて、小さい箱型の玩具が出てくるタイプのもの。
これはwikipediaから引っ張ってきた画像なので、私の家の近くにあったものとは少し違います。私のところにあったのは、なぜか100円玉を入れるところが5ヵ所もあったタイプでした。
「一番左ならあたりが出る」「いや真ん中だ」とかと、アレコレ噂していたのですが、いくら硬貨投入口が5ヵ所あっても箱を押し出すボタンが1つしかないんだから別に意味がないんですよね。……というのは、21世紀になってからわかった話。当時は真剣そのものだったのです。
見本の商品が欲しくて100円玉をつぎ込んでも、見本通りのものが出るのは100回に1回あるかないか?……というのは古今東西いつでもどこでも同じことですが、一方で1回あたりのコストが高い代わりに、確実に見本通りのものが(バリエーションの違いがあるとはいえ)出てくるガチャガチャも出てきました。
私が知る最初のものは、「武者ガンダム」のデジタル時計。これが1回200円でした。……まあ、私も一個しか買わなかったし、他の人がどうだったかと言う話も聞きませんが、多分同じものが出たのでしょう。とにかく見本どおりの商品がきちんと出てきたことはなぜか衝撃的でした。
その後、しばらくガチャガチャに手は出さなかったのですが、高校生の頃に好きになってしまった某カードのキャプターな女の子のやつは、かなりやりました。
この頃はもう1回200円は当たり前。その代わり綺麗に彩色されたフィギュアが出てくるのも当たり前ってなわけで、そうなると「このコスチュームのやつが欲しい」などと極めて贅沢な欲望が出てきてしまうのですね。
学生の頃はあまり金銭的余裕もないし、時たま1回か2回くらいやる程度だったのですが、社会人になってから一度だけ、すべての種類を揃う(か財布の中のお金がなくなる)までやろうと決意、次々とやりまくったことがありました。そのために選んだのはもちろん? カードをキャプターする女の子のやつですよ。
カチャ、ガチャガチャ、ゴトン。カチャ、ガチャガチャ、ゴトン。
こんなことをひたすら繰り返して、とにかく揃うまで。途中で機械のカプセルがすべてなくなってしまったので、別な店に移動してまたカチャ、ガチャガチャ、ゴトン……。
激しい消耗戦の末、ついに全6種類をコンプリートしました。
ただ、そのあと胸によぎったのは、それらをコンプリートした嬉しさというよりは、
「これでもう、全種類集めたいという気持ちに苦しめられることもないだろう」
という、変な安堵感でした。
実際、この1件以降、時たまやることはあっても、そこまで本気でコンプリートを目指すことはありませんでしたし、これからもないと思います。
……確かに晃さんは好きなのですが、「もみ子」がいないと、やっぱりね……。あと綾波はこんな格好しないでしょう。体育着とかエプロンドレスとかサンタの服とかも見たことありますけど……。
犬神が小学生の頃は、まだ「コスモス」の自動販売機がありました。
ここで言う自動販売機というのは、100円を入れてハンドルを回してカプセルを……というものではなくて、小さい箱型の玩具が出てくるタイプのもの。
これはwikipediaから引っ張ってきた画像なので、私の家の近くにあったものとは少し違います。私のところにあったのは、なぜか100円玉を入れるところが5ヵ所もあったタイプでした。
「一番左ならあたりが出る」「いや真ん中だ」とかと、アレコレ噂していたのですが、いくら硬貨投入口が5ヵ所あっても箱を押し出すボタンが1つしかないんだから別に意味がないんですよね。……というのは、21世紀になってからわかった話。当時は真剣そのものだったのです。
見本の商品が欲しくて100円玉をつぎ込んでも、見本通りのものが出るのは100回に1回あるかないか?……というのは古今東西いつでもどこでも同じことですが、一方で1回あたりのコストが高い代わりに、確実に見本通りのものが(バリエーションの違いがあるとはいえ)出てくるガチャガチャも出てきました。
私が知る最初のものは、「武者ガンダム」のデジタル時計。これが1回200円でした。……まあ、私も一個しか買わなかったし、他の人がどうだったかと言う話も聞きませんが、多分同じものが出たのでしょう。とにかく見本どおりの商品がきちんと出てきたことはなぜか衝撃的でした。
その後、しばらくガチャガチャに手は出さなかったのですが、高校生の頃に好きになってしまった某カードのキャプターな女の子のやつは、かなりやりました。
この頃はもう1回200円は当たり前。その代わり綺麗に彩色されたフィギュアが出てくるのも当たり前ってなわけで、そうなると「このコスチュームのやつが欲しい」などと極めて贅沢な欲望が出てきてしまうのですね。
学生の頃はあまり金銭的余裕もないし、時たま1回か2回くらいやる程度だったのですが、社会人になってから一度だけ、すべての種類を揃う(か財布の中のお金がなくなる)までやろうと決意、次々とやりまくったことがありました。そのために選んだのはもちろん? カードをキャプターする女の子のやつですよ。
カチャ、ガチャガチャ、ゴトン。カチャ、ガチャガチャ、ゴトン。
こんなことをひたすら繰り返して、とにかく揃うまで。途中で機械のカプセルがすべてなくなってしまったので、別な店に移動してまたカチャ、ガチャガチャ、ゴトン……。
激しい消耗戦の末、ついに全6種類をコンプリートしました。
ただ、そのあと胸によぎったのは、それらをコンプリートした嬉しさというよりは、
「これでもう、全種類集めたいという気持ちに苦しめられることもないだろう」
という、変な安堵感でした。
実際、この1件以降、時たまやることはあっても、そこまで本気でコンプリートを目指すことはありませんでしたし、これからもないと思います。
……確かに晃さんは好きなのですが、「もみ子」がいないと、やっぱりね……。あと綾波はこんな格好しないでしょう。体育着とかエプロンドレスとかサンタの服とかも見たことありますけど……。
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