忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
昨日は、どうも調子のよくない日でした。

 相手の言っていることがきちんと理解できない。自分の気持ちをきちんと伝えられない。それで決定的なミスはもちろん起こらなかったのですが、何となく動きが鈍くて、少しずつ痛い感じがしました。

 これというのは、たぶん『裸の女房』とかをその前の日の夜から再読していたからなのだろうな、と思いました。……もちろん伊藤文学さんのせいではなく、その鮮烈な世界を受け止めきれなかった犬神のキャパシティの足りなさのせいなのですが。


 で、そんな中で思い出したのは、映画『ハイキック・ガール』のこと。

 今年の3月だか、そのぐらいだかにその存在を初めて知り、いつ盛岡で上映するんだろうと思っていたのも数ヵ月前。気が付いたら7月3日までとかって言われて、そもそも盛岡に来たのかどうかもよくわからず(むしろ街の方で終わってから、そのフイルムがこっちの方に回ってくるのかしらん)。

 妙にこの映画が気になるのは、『美少女x空手』というありきたりなコンセプトで作られた宣伝ばかり賑やかな安い映画ではなさそうだから。ヒロインも本気で空手をやっている人だし、確か小林由佳さんも出てたんじゃなかったかな。


 昨年(08年)、とある女優が何ヵ月とかトレーニングを積んで撮影した、美少女カンフーものの映画が公開されましたが、やはり女優がどこまでやっても女優でしかないと思うのです。もちろんそうやって準備すること自体もスゴイと思いますし、むしろその女優は大好きなひとではあるのですが、少なくとも『本気の強さ』ではないよなとも思うのです。


 私は自分でどこかの道場に通ったりとか、そういうことをしているわけではありませんが、空手(をやっている人)から勇気をもらって、少しずつ生き方が変わった気がします。だからこそ格闘技、ならともかく、武道に関しては、いつも本気のものを見たいと思うのです。

 もしも盛岡で上映する機会があるのなら、それは逃さずに見たいと思いますし、もしも映画館で見ることが出来ないのであれば、DVDを買ってきちんと見てみたい。映画として面白いのかどうかは、見てみないとわからないのですが、少なくとも本気の空手を見ることができるのでしょうから。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック