「カクトウログ」さんで取り上げないので、私が取り上げます。代わりにはなりませんが、一応、私の気持ちをログしたいということで。
ミノワマンという人は、美濃輪育久のころから知っていました。総合格闘技の世界で、何かやってる人だなあ、って程度ですが。
最近リングネームが「ミノワマン」になって、おいおい、どうなっちゃうんだ? と、ちょっと心配な気持ちになったのですが、総合格闘技の世界でプロレスの技を繰り広げる「リアル・プロレスラー」というのを標榜し、実際に強いのだから、なんかかっこいいなあと本格的に興味を持ち現在に至るというところです。
そんなミノワさんが、かつての道場の先輩とはいえ、よりにもよって世界一タチの悪い鈴木みのると戦うというニュースを大分前にスポーツナビで見て、
「こりゃ完全にギタギタにされるな」
と思いました。
ギミックの上で本気の戦いを繰り広げるプロレスという世界を自分なりに理解したうえで、私はこの鈴木みのるというレスラーが好きです(正反対のポリシーを持つ小島聡さんも好きですが)。
とにかく口が悪く、試合前は相手をけなしてけなしてバカにしまくって、試合中もからかっておちょくって最後に踏み潰して、試合後にはその踏み潰した足をグリグリしながらダメ押しの口撃。凶器をほとんど使わずにヒールな試合を組み立て、さらに勝ってしまうのだから、とにかくこの人はスゴイと思うのです。
特にそう思ったのが、凶器攻撃や反則を織り交ぜるヒールレスラーに完勝した時の、
「顔面もまともに殴れねえやつが、ヒール名乗ってんじゃねぇ!」
という試合後のマイクパフォーマンス。言われた相手はショックのあまりその日の最後の試合終了後に引退を表明、今月いっぱいでレスラーを辞めることになりました(本当にそれが原因かどうかは不明)。
で、試合内容の詳細はスポーツナビが詳しいのでそちらをご覧いただければと思うのですが、驚いたのは、この人がミノワマンのことを認める発言をしていたこと。てっきり顔面を土足で踏みにじるがごときマイクパフォーマンスをするのかと思えば、なんだかそうでもない感じ。やはりただの極悪ヒールなんじゃなく、高い志と高い実力に裏打ちされた「プロレスラー」だからなんでしょうね(これは週刊プロレスのコラムを読んでもよく理解しているつもりです)。
プロレス的に考えれば、やっぱり強い人、試合に勝った人だったら何を言っても正論なんです。だからモハメド・アリも正しいのです。アサショーが問題なのは「相撲はスポーツじゃない」から。そして某ボクサー兄弟が気に入らないのは「実績がない」から。やくみつるとテレビ番組で口論するくらいなら、早くチャンピオンになって50回くらい防衛するべきだと思います。そうしたら、ビッグマウスも好意的に受け取られるでしょうから。
ミノワマンという人は、美濃輪育久のころから知っていました。総合格闘技の世界で、何かやってる人だなあ、って程度ですが。
最近リングネームが「ミノワマン」になって、おいおい、どうなっちゃうんだ? と、ちょっと心配な気持ちになったのですが、総合格闘技の世界でプロレスの技を繰り広げる「リアル・プロレスラー」というのを標榜し、実際に強いのだから、なんかかっこいいなあと本格的に興味を持ち現在に至るというところです。
そんなミノワさんが、かつての道場の先輩とはいえ、よりにもよって世界一タチの悪い鈴木みのると戦うというニュースを大分前にスポーツナビで見て、
「こりゃ完全にギタギタにされるな」
と思いました。
ギミックの上で本気の戦いを繰り広げるプロレスという世界を自分なりに理解したうえで、私はこの鈴木みのるというレスラーが好きです(正反対のポリシーを持つ小島聡さんも好きですが)。
とにかく口が悪く、試合前は相手をけなしてけなしてバカにしまくって、試合中もからかっておちょくって最後に踏み潰して、試合後にはその踏み潰した足をグリグリしながらダメ押しの口撃。凶器をほとんど使わずにヒールな試合を組み立て、さらに勝ってしまうのだから、とにかくこの人はスゴイと思うのです。
特にそう思ったのが、凶器攻撃や反則を織り交ぜるヒールレスラーに完勝した時の、
「顔面もまともに殴れねえやつが、ヒール名乗ってんじゃねぇ!」
という試合後のマイクパフォーマンス。言われた相手はショックのあまりその日の最後の試合終了後に引退を表明、今月いっぱいでレスラーを辞めることになりました(本当にそれが原因かどうかは不明)。
で、試合内容の詳細はスポーツナビが詳しいのでそちらをご覧いただければと思うのですが、驚いたのは、この人がミノワマンのことを認める発言をしていたこと。てっきり顔面を土足で踏みにじるがごときマイクパフォーマンスをするのかと思えば、なんだかそうでもない感じ。やはりただの極悪ヒールなんじゃなく、高い志と高い実力に裏打ちされた「プロレスラー」だからなんでしょうね(これは週刊プロレスのコラムを読んでもよく理解しているつもりです)。
プロレス的に考えれば、やっぱり強い人、試合に勝った人だったら何を言っても正論なんです。だからモハメド・アリも正しいのです。アサショーが問題なのは「相撲はスポーツじゃない」から。そして某ボクサー兄弟が気に入らないのは「実績がない」から。やくみつるとテレビ番組で口論するくらいなら、早くチャンピオンになって50回くらい防衛するべきだと思います。そうしたら、ビッグマウスも好意的に受け取られるでしょうから。
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