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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 最近、映画の話題がたくさん出ている当ブログですが、昨夜は弟者が借りてきた「電影版ゲキレンジャー・ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦!」を見ました。

 そもそも仮面ライダー電王と同時上映だから短いのなんのって。30分くらいで終わってしまったのですが、とにかく面白かったです。もっとも、私は本編をあまり詳しく知らないので、石橋雅史さんが出ているから見た、という次第なのですが。


 物語は、香港のメディア王・ヤン(石橋雅史)が世界中から格闘家を集めて、世界一強いやつを決める大会を開くという「燃えよドラゴン」のような出だしから始まります。とりあえず予選を難なく突破し、その夜はねぎらいのパーティに招待されるのですが、そこで驚くべき正体が明かされます。

 実は石橋雅史はサイボーグ武術家であり、格闘家の精神エネルギーを吸収して力を高めるために大会を催したのでした。そして石橋雅史の秘書であり、チャイナドレスが妙に色っぽいミランダ(インリン・オブ・ジョイトイ)もまたサイボーグ武術家であり、普段はいがみ合っているメンバーがひとまず共通の敵ということで一時停戦、力を合わせてバチバチ戦いあうという流れです。

 
 まあ、私の場合そういったストーリィはどうでもよく、ただ実際にクンフーをやっている石橋雅史さんが見たかったわけで、途中でメカメカしい外観になってしまった時は思わずため息をもらしてしまいました。いや、これは「女必殺拳」じゃなくて「ゲキレンジャー」だからそれが当然なのですが。

 一方ほかのゲストは、まあ私がゴチャゴチャいうべきではないのかもしれませんが、小野真弓はどうも薄っぺらいというか、まじめなんだかお笑いなんだかよくわからない、中途半端な感じがしてあまり好きではありませんでした。そしてインリン様は画面に映るだけでもうその役割を果たしているといった感じです。なんか、もう、ごちそうさまでした! というか。


 随分バカなことばかり書いてきましたが、私はここ最近の赤いヒーローの中ではこのゲキレッドことジャンが好きです。同郷(岩手県)の土だから、というか、ある意味私の理想的ヒーローである「バカだけど熱血で正義感は人一倍!」をもっともわかりやすい形で体現しているように感じたからです。

 でもってなおかつこの物語、敵も味方もクンフーを使うんですね。……武器や飛び道具メインじゃなくて、アクションが中心の殺陣は、それこそ香港映画大好きな犬神はとても気に入ってしまいました。


 95年の「餓狼伝」では、実際には戦わないことと板垣恵介の漫画のイメージが強すぎてあんまり強そうに見えなかった石橋雅史さんですが、こちらでは結構バリバリ動いています。空手ではなくクンフーではありますが、やはり強いのです。以上、石橋雅史客演映画「ゲキレンジャー」のレヴューでした。

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