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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 漫画がアニメになる、とか、小説が映画になる、というのはわかるのですが、映画や漫画をわざわざ小説にするというのが私はよくわからないのですね。……というか、そういう風に思っていたのですね。

 特に漫画を小説化する理由が理解できなかったのですね。

 漫画は絵があるから面白い。――特に「ジョジョの奇妙な冒険」なんかはあの異様なほどに描き込まれた絵と台詞回しがあるから面白いのだし、DEATHNOTE」も私は正直に申し上げてミサが可愛いから読み始めました。

 それをわざわざ活字にするなんて、「誰が読むんだこんなもん」などと、本屋でそのあたりのコーナーを眺めるたびにギャグマンガ日和ばりに「ハッ」と笑っていたのですが……。


 「ARIA」のノベライズを見た時、「読みたい」と思ってしまったのですね。

 加えて私が初めてまじめに最後まで読み通した小説は、それこそゲームのノベライズ版でなおかつライトノベルの「パワードール」でした。後に読み返して思わず「どひゃあ」と天を仰ぐような内容であれ、中学2年生の犬神は大真面目にコレを読み、感じ入って、それまでほとんど読んだことのない「小説」というものを濫読するようになったのだからその効果は認めざるを得ない、と言ったところでしょうか。挙句の果てには大学に行ってまで文学をやっていたのだからなおさらですね。

 参考:「ノベライズ」の項(wikipedia)

 まあ、そういうことですね。SFにやたら造詣の深い兄者もかつてはスニーカー文庫やら富士見ドラゴンノベルズやらを大量に読んでいたようですし、少年少女は大いに読むべきです。ただし20代後半になってライトノベル「だけ」しか読まないようでは少々恥ずかしいと感じるべきだと思う……というのが犬神の率直な感想です。


 ※ ノベライズとは違うのですが、なぜかひとつの漫画を別な漫画家さんが描いているという事象があり、首を傾げてしまうことが時々あります。それも同人とかパロディではなく、大真面目に描いているのだからよくわからない。まあ、掲載誌の年齢設定が違うので、より広い層に受け入れてもらうために……とか、そういうことなのでしょうが、私のような人間は買うべきかどうか随分と悩んでしまうのですね……。

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