東北学院大学写真部の皆さんによるふたつの写真展を見てきました。ひとつは在学生(2年生中心)による三月展で、もうひとつはいわゆる卒展ですね。4年生、すなわち今年卒業する人たちによる成果の発表展ということで、私も結構気負って行ったのですが……。
実際行ってみると、それほど気負うものでもなかったかな、という印象でした。
こないだ見た写真展は結構マジメな雰囲気だったので、今回も結構気合いを入れて「見て書くぞ!」と思っていたのですが……むしろお祭り的な会場の雰囲気でした。
いわば「学園祭」の雰囲気ですね。スタッフもお客さんも何だかウキウキワクワクして、若干テンション高めで……最序盤こそ「あれ?」と思いましたがすぐに心のチューニングを施し、
「ああ、こういう感じで楽しんじゃえばいいんだ」
そして、
「懐かしいなあ」
といって……二十数年前、私が現役大学生だったころに感じていた学祭感が蘇ってきて、結構それなりに楽しんでしまいました。その代わり、あまりこのブログでカッチリした文章を書かなくちゃって気負う必要も無いと思ったので、これに関しては気ままにサクサク書きます。そして明窓浄机、心の中の雑多なアレコレを整理して、ピュアな気持ちで……全身全霊をささげて、「さかいふうか」さんの個展について書きたいと思います……。
写真展という性質上、展示作品を片っ端から写真に撮るというのがためらわれたので、基本的には私の感想となります。ただ、その写真の感想だって、会場の雰囲気がね……ゆっくりじっくり見て回るというよりは、「こんな感じで、みんな楽しくやっていたんだなあ」っていうのを感じればいいかなって……そういう雰囲気でしたから。
同じ大学写真部の写真展にしても、3/9に東北工業大学一番町ロビーで見た写真展は、また違った感じだったんですけどね。まあその点は学校のカラーということでしょうかね。
(参考)
まあ、そういう雰囲気だったとはいえ、せっかく会場まで行ってアンケート用紙を渡されたからには全力で向き合います。初めはざっくりと眺めるだけ眺めて、2周目以降は感想を書くためにしっかり向き合い……そして感じたことを簡潔に書いていき……最終的にこんな感じになりました。
こちらは在学生による写真展の感想でしたが、一方の卒展の方は特にアンケート用紙を渡されることはありませんでした。その代わり大きなスケッチブックがドン! とあって、そこに感想を書きこんでください! とあったので、個人的な思い(※)を込めて書いてきました。
……まあ、たまにはこういうのもいいのかなあ……このところ結構、大真面目に取り組んできたことばかりだしなあ……。
いや、実際こういう雰囲気も嫌いじゃないですけどね。むしろ私もドサクサに紛れて、寄せ書きにサササッと書き込ませてもらったから、ちょっと嬉しかったです。
改めて、ご卒業おめでとうございます! Félicitations !
※ 25年前……私が高校3年生だったころの話なのですが、実は盛岡からこの東北学院大学に指定校推薦(=無試験!)で入学する機会がありました。その時は生活費等経済的な事情から断念せざるを得なかったのですが、それ以来ず~っと「あの時、もし東北学院大学に入っていたら……」という思いを抱きながら生きてきました。そういう悔しさはこうして仙台市民になれたことで半分以上消滅していたのですが、今回(こういう形とはいえ)接点を持つことができて……わずかに残っていた心のわだかまりも消え去った気がします……そういう意味では私にとって重要なイベントでした……東北学院大学の(写真部の)皆さんありがとうございましたぁ!
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