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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
昨日(12月7日)は二十四節気のひとつ「大雪」でした。言葉通りここから本格的な冬が来るぞ冬が来るぞということを暦の上で意識づける日です。そして12月下旬の「冬至」に向かって冬将軍が驀進する……かと思いきや、昨日も今日も明日も暖かくなるみたいですね。

 昨日も? そう、午前中はね。

 

 昨日から『秋保の杜 佐々木美術館&人形館』で新しい企画展が始まったので、久々にオートバイで出かけたのですが、秋保の道路の温度計は18度を示していました。こんなに暖かいなら、ここまで厚着をしてこなくてもよかったな……なんて思いつつ、今回も開館直後に突入しました。そして色々なことを感じ、ひたすらメモしてきました。メモしてきたのでその点についてはまた稿を改めて書きたいと思います。ここでは展示以外のことについて、まとめて書きます。

 一通り展示を眺め、なんだか今にも雨が降り出しそうな雰囲気を心配しながら我が愛車小虎号(カワサキ・Dトラッカー125)に戻ると、2匹の犬を連れて来た白人男性が。そして門矢士のごとき通りすがりのライダーにすぎない私なんかに、
 「何ccデスカ?」
 と話し掛けてくれたのです。さらに、
 「タイヤ、小サイネ」
 「モトクロス、ヤラナイ?」
 などとたくさんお話をさせてもらって……私も自分のオートバイのことを聞かれるのが嬉しいので、とっても楽しい気分になれました。
 
 看板だけは去年初めて訪れた時に写真を撮っていたので、たぶんここの方なんだろうなというアタリはついていましたが、やはりSteveさんだったのですね。公式ホームページもぜひチェックしてみてください! ThanksですSteveサン!(お前はいったい何国人だ)

   *

 その後の天候はどうかといえば、多少の強弱こそあれ、しっかり雨でした……そして雨よりも大変だったのは風です。元より仙台は杜の都ならぬ『風の都』との異名もあるくらい風が強くて冷たいのですが、午前中の陽気をすべて吹き飛ばしてしまうような雨風になすすべなくやられまくり、ゲームで冷気系の魔法を食らった時というのはこんな感じなんだなと思いました。こちらも冷気系ダメージを軽減する装備をしているから「効果はいまひとつだ……」なんですが、それだって地味に体力は削られていきます。久々の気力勝負でした。

 それでも、こんな日だからこそ見られた景色もありました。せーの、ドン!

 撮ってみて、その出来栄えに「写真にはうつらない美しさがあるから……」という歌を思い出しました。私の印象としてはもっときれいに見えたんですが。まあとりあえず「久々に虹を見た」という事実だけ伝われば幸いです。
 そして体力を削られつつも無事に帰ってきたところ、私の部屋の隣に住まう人もちょうどお仕事から帰ってこられたようで、久々にご挨拶をさせて頂きました。近所付き合いがない私ではありますが、最も近い隣人ですからね。これもまた、すべてのタイミングが合ったからこその出会いでしょう。

   *

 というわけで、12月7日の出来事をまとめてみました。やはり対面で誰かと話すのは楽しいです。決して話し上手なわけではないし、誰彼構わずすぐに打ち解けられるようなことはありませんが、こういう小さな経験を積み重ねて、ゆるやかに心を成長させていければと思います。

 すべてが大切な出会い。
 (久保ユリカの1stアルバムのタイトル締め)

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