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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
まんず、どうもね~

 今日も仕事でがおった

 高杉だっちゃ~。


 ……と、このノリで最後まで通すのは難しいので、いつもの言葉に戻ります。「がおった」っていうのは「疲れた」って意味です。ええ、仙台弁です。

 それぞれ皆様お住まいの土地にも「地言葉」というのがあろうかと思います。東京だって下町のおじいさんなんかは「あの角をシだりに曲がってまっツぐ行ったところにあらあな」なんて、いわゆるべらんめえ口調を話しますよね。

 テレビからでもなんでも影響を受けやすい気質であることも手伝って――かなり変な言葉遣いをしている自覚があります。まぁそれはナチュラルな言葉というよりも、ドラマのセリフを真似して言っているだけ、くらいの認識ですが。

 
 それでも南部弁、津軽弁、そして仙台弁あたりは割と意識的に使うようにしていました。

 南部弁は本当に私の生まれ育った岩手県の地言葉だし、津軽弁は7年も青森にいるうちに自然と耳になじみ、自分でも口にするようになりました。今だから言いますが、青森の人は結構みんな訛りが強いんです。少なくとも言葉のアクセントは結構、影響を受けました。

 今は仙台に来ました。東北のニューヨークともいわれている仙台ですから、みんなきれいな言葉を使っています。少なくとも私の職場にいる人は誰も仙台弁を使いません。「さすがだなあ」と思っていたのですが、プライベートで近所のスーパーなどに出かけるとバリバリの仙台弁が聞こえてきてビックリしてしまいました。

 あとは何よりも『仙台弁こけし』さんの影響ですね。こっちに引っ越してきて、『OH!バンデス』とか『サンドのぼんやり~ぬTV』といった宮城ローカルの名物番組を見ていると、地元の薬屋さんが開発した健康食品『ケンビタ』のCMで、すっかり仙台弁の響きに魅了されてしまいました。こちら、公式ホームページで動画を見ることができます。


 それで、今日はがおったので早寝します。そのために短く書き出します。すなわち「私が好きな仙台弁ダイジェスト」。

 1.「いぎなり」

 急に、ということではありません。「とても」とかって意味です。「いぎなりいいぜ」とか「いぎなり東北産」とかと、街中を歩いているとよく目にします。ばってん少女隊のOisaばかり聞いていますが、せっかく地元のアイドルがいるんだから、せめて曲の一つも聞かなくちゃいけませんね。

 2.「がおる」

 仙台弁こけしさんも言っていますが、「疲れた」という意味です。「いぎなりがおった」といえば「とても疲れた」という意味になります。また「気が重い」とか「憂うつだ」という精神的な疲労感があるときに「がおるなや~」というと、なんだか不思議と心が和んでしまいます。ほぼ毎日使っています。ただ、まだ職場で使ったことはありません。みんなきれいな言葉で話すんだもん。

 3.「なぬまず」

 これは「なんてことだ」という意味合いの言葉です。津軽弁でいう「わいは」みたいなもんだと思いますが、アクセントがわからないのでまだ話したことはありません。なんとなく私なりに「こんな感じなのかな」という想像はありますが、ここは今度藤沢智子さん(※)に教えてもらいましょう。

 そんなわけで、今日はそろそろ寝ます。明日も元気出してイグスぺ!

 元TBCアナウンサー、現在は関連会社TBC Azの代表取締役社長(!)。こないだまで岩手県民だった私は時々「ぼんやり~ぬTV」に出ているところを見たことしかありませんでしたが、まさか社長になられていたとは。そして私のツイートにいいねをしてくださったことが、とてもうれしかったです! もっとも~っと仙台弁を使いこなせるように精進します!

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