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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

良いお年を

「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです(まだ早い)。


今日はこれから出勤です。お客さんがギッシリ入っているので、たぶん夜まで休憩ナシなんじゃないかなとか思っています。まあ、多くの人に来ていただけることは大変ありがたいのでね。年に何度もあるわけじゃないし、頑張ります。

さて、そんな時間がそれほどないこのタイミングで何を書くのかといえば、私のスマートフォンのgoogleアプリで飛び込んできた戸川純さんの35周年インタビューに、全身の血が沸騰するような熱さを覚えたから。

何度かチラチラと書いていましたが、私の青春時代は筋肉少女帯・人間椅子そして戸川純といった、壮絶極まりない音楽とともにありました。内向きのベクトルではありましたが、その内部では激しすぎるエネルギーが渦巻いていました。だから、色々あったけど生きてこられたのかな。時間がないのであまり多くは語りませんが、一言で表せば。

「ツラい思いをたくさんしたけど、その1.2倍くらい、エネルギーをもらっていた」

そういう感じです。


そんな私も少しずつマイルドな音楽を聴くようになり、社会人として上手に生きていくことができるようになり、最近は宇多田ヒカルの最新アルバムを毎日聴いていたりするのですが(これはこれで、なかなかパーソナルな歌詞が良いんですけどね)、久々に引き戻されました。

35周年。私の全人生と重なるキャリアを、音楽や舞台など表現活動にささげてきた戸川純さん。激しいようで冷静な、不安定なようで緻密なお人柄を感じさせる言葉を読んで、今すごく久しぶりに戸川純さんの歌を聞いています。

それは私にとって、求めても求めても手に入らないものばかりだったアオハルの時代を思い出すカギです。その扉を開ければ、社会人としての責任ある生活を求められる今の私には少々もてあますほどの激しい感情が沸き上がっています(現在進行形)。

今となってはそのアオハルこそ、もう絶対に戻れない幸福な思い出の時代です。思い出すほどつらいだけなので、なるだけ思い出さないようにしようとしていたのですが、戸川純さんが今なお精力的に活動し、このたびのCDでは12年ぶりの新曲も発表されたということなので、私も思い出と共存していくことにします。そのために戸川純さんの音楽を、もう一度聞きこむことにします。


2017年のテーマは「過去との共存」。今年もカメラなど、私が今まで生きてきた過去の思い出とリンクするようなものを35歳になった現在と結びつける作業をしてきましたが、来年はそれをさらに推し進めて、過去と現在をしっかりつなげていきたいと思います。

前しか向かねぇとか言っている人たちもいますけど、それだと何も積み上げられないのでね。せっかく長く生きてきたんだし、使えるものは直して使う。3年サイクルの1年目なので、そういった下積みをメインに、暮らしていこうと思います。ちょうど酉年、すなわち私の年ですしね。


それでは皆様改めて、よいお年を。

『森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみでした。

A happy new year !

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