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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは。

追悼: 吉良知彦さん(ZABADAK)

「森のキュイジーヌ」管理人のいぬがみです。


こないだは森岡賢さん(元ソフトバレエ)が急逝し、今度は吉良知彦さんですか。…そして、またしても私のような人間がこんなことを書いていいのかどうかわかりませんが、この機会にちょっと自分とZABADAKのことについて、まとめておきたいと思います。


まず、初っ端からコアなファン並びに現在進行形でずっとZABADAKのファンである皆様には申し訳ありませんが、私にとってのザバダックは上野洋子さんがあってのものなんです。一応20周年記念アルバムは持っていますが、それを除けば『桜』で止まっています。ええ、上野洋子さんが在籍している時に発売された、最後のアルバムです。

そのくせ、私が初めて聞いたザバダックの曲は新居昭乃さんがヴォーカルを務めている『城』だったりします。今から15年ほど前のことでしょうか、新居さんの歌をなんでも聞きたい! と思い少々イリーガルな方法(某有名P2Pソフト)で音楽をかき集めていた時代のことです。

その後地元のCDショップで「創世記」という名のベストアルバムを発見し、試しにとばかりに聞いたところ、上野洋子さんの透明感あふれる歌声に衝撃を受け、以来ファンになる…という次第です。


だから、私自身よくわからない部分もあるんですよね。やっぱり吉良さんが歌っているトラックよりも上野洋子さんの歌っている楽曲の方が好きな気もするし、でもアルバム全体を通して聴いてみると「両方あってのザバダックだよな」と思うし、今書いたように最初にザバダックを好きになったのは新居さんの歌だったし…と。

ま、アレですよね。電気グルーヴとかも、初めて知った時代が三人体制(砂原「まりんジェット吉」良徳さんがいたころ)だから、やっぱりその頃のアルバムがしっくりくるけど、基本的な軸は2人体制になってもブレないし。CDとかを買うほどではないけど、いつまでも第一線で活躍してほしいという気持ちで…ね。応援する気持ちは変わりありません。

だから、その。

新しいアルバム、新しい楽曲は聞いていません。でも私にとってザバダックは、とても大好きな音楽です。私の二十代前半を支えてくれた、とても重要な音楽です。それだけに今回、ザバダックそのものともいえる吉良さんの急逝は、心の一部を切り取られたようなショックを受けています。

でも、これからもずっと、この位置づけは変わりありません。吉良さんがこの世を去っても、上野洋子さんが2008年の「TOKYO HUMMING」以来全然CDを出さなかろうと(?)、私は永遠にザバダックのファンです。

心より冥福を。R.I.P.

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