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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
現在、私が働いている職場――狭い意味で言えばホテルの宴会・レストラン部門ですが、ここでは私を含めて4人のメンバーがいます(あとは、パート従業員1人と、忙しい時だけ来てくれるジョシコーセーが1人)。

 この中での私のポジションは「業界のキャリアは一番浅いけど、人生のキャリアはそこそこ」というもの。4人中2人は20代なので、二人は「年下の先輩」という関係になるのですね。

 去年の8月、私が初めてこのホテル業界に入った時も、仕事を教えてくれたのは自分より一回り以上も若い子らでした。その頃は私も生真面目というか、プロレスの道場と同じようなもので「年齢よりも、先に入門した方が絶対的な先輩」だと思っていたので、敬語も気も遣って仕事をしていました。

 しかしながら、入社3ヵ月後の面談(本採用になるかならないかの瀬戸際)の時に「人生の先輩なんだから、もうちょっとフランクに接したほうがいいんじゃないの」と言われたことを機に少しずつ性格改造に着手。今では「○○君、これってどうするの?」「いや、オレわかんねーからさ」と臆面もなく問いただしながら進めるようになりました。

 感覚的には「年の離れた友達」みたいな感じです。

 確かに時々「お前いい加減にしろよコノヤロー」と思うようなこともあります。明日私が早朝勤務だっていうのに部屋に上がりこんできて「麻雀しましょうよ~」と言って来たり、社員として当然するべき仕事をすっぽかしてレストランを大混乱に陥れたり。

 ・・・でも、ね。そうはいっても、今年の8月にようやく20歳になったばかりのワカゾーですから。それに、そんなヤツでも風邪を引いて元気がなさそうにしているのを見ると、ちょっとかわいそうな感じもしてきます。わざわざドラッグストアで風邪薬を買ってきてやったり、世話を焼きたくなります。


・・・という人々に囲まれて オレは楽しくやっているわけだ。

え? オレ?

いまさら それはないじゃないか・・・。

(いきなり『時のすぎゆくままに』風オチ)

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