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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
前回のエントリ(前回の休日)と今回のエントリの間に、4月22日より正式に青森県十和田市の施設で働くことが決定した私。昨日は午後8時から午前4時までのロングロング送別会を開いていただき夏目漱石の『坊っちゃん』に出てきたうらなり先生の気持ちを味わって来ました。

その後部屋の荷物をまとめて掃除をし、かれこれ8ヶ月以上過ごしてきた寮の部屋を後にしました。もう二度とあの部屋に戻ることはないでしょう。そして、ひょっとしたら二度と花巻を訪れることもないかもしれません(明日、諸手続き? のためにいったん会社に行きますけど)。

色々なことがありました。何もかもが初体験で勝手がわからず苦労しましたし、色々な意味で自分はこういった仕事に向いていないと痛感することもしばしば。それだったら正直なところ「いつ辞めてやろうか」ということばかり考えながら仕事をしていた時期もありました。

今でも若干そういう気持ちがあることは否定しませんが、ある程度何とか仕事をこなせるようになったからなのか、そこまで強くは思わなくなりました。『もう辞めるしかない』と思い込もうとすると、「打つ手は無数にある」ともう一人の私が諫めます。まあ辞めさせられるのは仕方がないとしても、自分から辞めることはしないようにしよう。そう考えるようになっています。


新しい勤務先は、皆様口を揃えて「超・大変」であると言います。何やら非常に厳しい人がいて、何人もの新入社員が辞めさせられたという伝説を聞いております。お前みたいなのが行ったら散々叩きのめされたあげく辞めちゃうんじゃないの、と。

そういったヨミを完全否定できるほどの自信がないので、不安感がどんどん増大しているのが感情的な部分なんですが、その一方で「なにくそ」根性がムクムクと起き上がっています。小林よしのり先生がデビューしたての頃親戚中から「漫画家なんかやめろ」と言われたのに激昂し異常天才っぷりを大爆発させたように、私も何とか最低の下馬評をひっくり返してやりたいと思います。

実際、今の会社に就職する直前に3日ほど仕事をした会社の人から、

「お前には、正社員なんか務まるはずがない」

と言われたことがありました。

ついでに言えば昨日まで働いていた担当部署の上司からも「どうせ3ヶ月くらいで辞めるんだろ」と言われたことがありました。

口では『いつ辞めてやろうか』と言いつつ8カ月半も仕事をし続けることができたのは、そういう人たちの思惑通りになりたくないという20年来のひねくれ根性・天邪鬼気質がいい方向に転がったのかもしれません。

あとは、簡単に辞めてしまったら、送り出してくれた人たちにも申し訳ないやら恥ずかしいやら……という思いもあるからです。


一旗揚げてやろうとか、ここでのし上がってやろうとか、そういう大きなことを言うつもりはありません。ただ、一日でも二日でも長く仕事ができるように。そんな気持ちでこれから頑張って行きたいと思います。


今後はあまりちょくちょくと実家に帰ってこれないので、更新頻度がどうなるかわかりません。スマートフォンとBruetoothキーボードを駆使して毎日更新できるようになれば理想ですが……ま、ともかく新しい環境に馴染むまで、しばらくお待ちください。

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