トーベ・ヤンソン生誕100周年記念・ムーミン展に行って来ました。
これは全国10箇所をキャラバンして原画等々200点を展示していくイベントなんですが、どういうわけか東京・大坂・札幌といった大都市に混じって盛岡市が入っているので、いかに貴重なことなのかというのを今更理解しました。
正直なところ私はムーミンというものに対して、そこまで熱い思いを抱いていなかったからです。一応、兄者が大好きだったので、その代理で行ってみるか……といった程度のものだったのです。
ただ、せっかくお金を払って見るのですから、何かしら持って帰ろうという思いはありました。基礎知識がないということは、逆にとてもフレッシュな状態で触れることができるだろうから、つってね。
果たして私もまた……まあ、突然大好きになったとか、そういうわけではないのですが、原作の方は意外とシリアスな話なんだな、ということはわかりました。たぶんアニメ『楽しいムーミン一家』とか、そういうイメージしかなかったからでしょうね。原画の繊細なタッチと、物語の鋭さに胸を突かれました。
今も強く印象に残っているのは、彗星が落ちてくる話。原作を知っている方ならすぐにわかると思うのですが、哲学者のジャコウネズミの存在は、私にムーミンの何たるかを強く印象づけました。ああ、そうか、ムーミン物語というのは、かくも真剣かつ緩やかに描かれたものだったんだな……と。
物販コーナーでは、一応、図録を買いました。私のためと言うよりは兄者のために。
それにしても平日の午後という時間の割には、人がたくさん来ていました。一般人だけじゃなく制服姿の女子高生なんかもいたし。学校が終わってすぐに駆けつけたのかな。
そんな人々と同じ絵を眺めながら、「ここにいる他の人たちは、きっとおれよりもず〜っとムーミンが好きだから、ここにいるんだろうな」などという気後れを感じた水曜日の午後でした。
これは全国10箇所をキャラバンして原画等々200点を展示していくイベントなんですが、どういうわけか東京・大坂・札幌といった大都市に混じって盛岡市が入っているので、いかに貴重なことなのかというのを今更理解しました。
正直なところ私はムーミンというものに対して、そこまで熱い思いを抱いていなかったからです。一応、兄者が大好きだったので、その代理で行ってみるか……といった程度のものだったのです。
ただ、せっかくお金を払って見るのですから、何かしら持って帰ろうという思いはありました。基礎知識がないということは、逆にとてもフレッシュな状態で触れることができるだろうから、つってね。
果たして私もまた……まあ、突然大好きになったとか、そういうわけではないのですが、原作の方は意外とシリアスな話なんだな、ということはわかりました。たぶんアニメ『楽しいムーミン一家』とか、そういうイメージしかなかったからでしょうね。原画の繊細なタッチと、物語の鋭さに胸を突かれました。
今も強く印象に残っているのは、彗星が落ちてくる話。原作を知っている方ならすぐにわかると思うのですが、哲学者のジャコウネズミの存在は、私にムーミンの何たるかを強く印象づけました。ああ、そうか、ムーミン物語というのは、かくも真剣かつ緩やかに描かれたものだったんだな……と。
物販コーナーでは、一応、図録を買いました。私のためと言うよりは兄者のために。
それにしても平日の午後という時間の割には、人がたくさん来ていました。一般人だけじゃなく制服姿の女子高生なんかもいたし。学校が終わってすぐに駆けつけたのかな。
そんな人々と同じ絵を眺めながら、「ここにいる他の人たちは、きっとおれよりもず〜っとムーミンが好きだから、ここにいるんだろうな」などという気後れを感じた水曜日の午後でした。
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